3349 コスモス薬品 2020-07-10 15:00:00
2020年5月期 決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
株式会社コスモス薬品(3349) 2020年5月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 …………………………………………………………………………………… 2
(1)当期の経営成績の概況 ………………………………………………………………………… 2
(2)当期の財政状態の概況 ………………………………………………………………………… 3
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 …………………………………………………………… 3
(4)今後の見通し …………………………………………………………………………………… 4
(5)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当 ………………………………………… 4
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 ………………………………………………………… 4
3.連結財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………… 5
(1)連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………… 5
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 …………………………………………………… 7
(3)連結株主資本等変動計算書 …………………………………………………………………… 9
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ……………………………………………………………… 10
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………… 11
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………… 11
(追加情報) ………………………………………………………………………………………… 11
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………… 11
(1株当たり情報) ………………………………………………………………………………… 11
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………… 12
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株式会社コスモス薬品(3349) 2020年5月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当連結会計年度におけるわが国の経済は、消費税増税による消費者心理の冷え込みに加え、新型コロナウイルス
感染拡大の影響で先行きが見通せない厳しい状況となりました。
このような状況の中、当社グループは消費者にとって「安くて、近くて、便利なドラッグストア」を目指して力
を注いでまいりました。加えて、「毎日安い(エブリデイ・ロー・プライス)」政策を忠実に実行することで物流
や店舗作業の平準化を行い、ローコストオペレーションの更なる推進を図りました。これにより価格競争力を高め、
ご来店いただくお客様に「高品質な商品をより安く」販売できるように努めてまいりました。
出店戦略につきましては、自社競合による一時的な収益性の低下も厭わず、創業の地である九州地区にも出店を
継続すると同時に、新商勢圏への店舗網拡大を図ってまいりました。これにより、新規出店につきましては、関東
地区に6店舗、中部地区に14店舗、関西地区に29店舗、中国地区に8店舗、四国地区に3店舗、九州地区に20店舗
の合計80店舗となりました。また、新型コロナウイルス感染症拡大防止のための渡航制限によりインバウンド需要
の急激な減速があったため、売上高に占める同需要の比率が高かった8店舗を閉鎖しました。加えて、スクラップ
&ビルドにより7店舗を閉鎖したことで合計15店舗を閉鎖しました。これにより、当連結会計年度末の店舗数は
1,058店舗となりました。
以上の結果、当連結会計年度業績は、連結売上高6,844億3百万円(前年同期比12.0%増)、連結営業利益290億
94百万円(前年同期比17.4%増)、連結経常利益315億62百万円(前年同期比15.6%増)、親会社株主に帰属する当
期純利益214億35百万円(前年同期比11.7%増)となりました。
なお、当社グループは事業区分が単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
(出店・閉店の状況) (単位:店舗)
2019年5月期末 2020年5月期末
地区 出店数 閉店数 純増数
店舗数 店舗数
関東地区 3 6 2 4 7
中部地区 34 14 ― 14 48
関西地区 133 29 3 26 159
中国地区 167 8 ─ 8 175
四国地区 111 3 ─ 3 114
九州地区 545 20 10 10 555
合計 993 80 15 65 1,058
(販売の状況)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年6月1日 (自 2019年6月1日
区分 至 2019年5月31日) 至 2020年5月31日) 前年同期比(%)
金額(百万円) 構成比(%) 金額(百万円) 構成比(%)
医薬品 95,381 15.6 105,186 15.4 110.3
化粧品 64,222 10.5 69,568 10.2 108.3
雑貨 100,057 16.4 109,080 15.9 109.0
一般食品 343,809 56.3 392,627 57.4 114.2
その他 7,667 1.2 7,940 1.1 103.6
合計 611,137 100.0 684,403 100.0 112.0
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(2)当期の財政状態の概況
(資産)
当連結会計年度末の流動資産は、前連結会計年度末に比べて42.0%増加し、1,141億50百万円となりました。これ
は主に、現金及び預金、商品、未収入金等の増加によるものであります。(なお、現金及び預金の詳しい増減につ
きましては、10ページの連結キャッシュ・フロー計算書をご参照ください)
固定資産は、建物及び構築物、土地、工具、器具及び備品等の有形固定資産の取得により、前連結会計年度末に
比べて6.7%増加し、2,061億32百万円となりました。
この結果、総資産は、前連結会計年度末に比べて17.1%増加し、3,202億83百万円となりました。
(負債)
当連結会計年度末の流動負債は、前連結会計年度末に比べて21.6%増加し、1,619億50百万円となりました。これ
は主に、買掛金、未払法人税等、未払消費税等の増加、未払金等の減少によるものであります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べて10.2%減少し、126億57百万円となりました。これは主に、長期借入金の
減少によるものであります。
この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べて18.6%増加し、1,746億7百万円となりました。
(純資産)
純資産合計は、前連結会計年度末に比べて15.4%増加し、1,456億75百万円となりました。これは主に、利益剰余
金が193億56百万円増加したこと等によるものであります。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)は、前連結会計年度末に比べて331億円増
加し、当連結会計年度末には521億22百万円(前年同期比174.0%増)となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況と、それらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、得られた資金は654億61百万円(前年同期比90.4%増)となりました。
これは主に、税金等調整前当期純利益304億2百万円、仕入債務の増加257億36百万円、減価償却費135億62百万円
等の増加要因、たな卸資産の増加2億95百万円、法人税等の支払額83億69百万円等の減少要因によるものでありま
す。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、使用した資金は269億56百万円(前年同期比10.3%減)となりました。
これは主に、有形固定資産の取得による支出259億48百万円、敷金及び保証金の差入による支出10億40百万円等に
よるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、支出した資金は54億5百万円(前年同期比22.6%減)となりました。
これは、長期借入金の返済による支出14億86百万円、配当金の支払額20億77百万円、ファイナンス・リース債務
の返済による支出18億40百万円によるものであります。
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(参考) キャッシュ・フロー関連指標の推移
2016年5月期 2017年5月期 2018年5月期 2019年5月期 2020年5月期
自己資本比率 37.6 41.2 43.4 46.2 45.5
時価ベースの自己資本比率 194.5 205.0 185.3 124.2 191.3
キャッシュ・フロー対有利子
0.9 0.6 0.5 0.4 0.2
負債比率
インタレスト・カバレッジ・
339.7 373.9 370.1 440.5 950.3
レシオ
自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い
(注1)いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。
(注2)株式時価総額は、自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しております。
(注3)キャッシュ・フローは、営業キャッシュ・フローを利用しております。
(注4)有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象として
おります。
(4)今後の見通し
次期(2021年5月期)の見通しにつきましては、新型コロナウイルス感染症による影響がしばらく続くと推定し
ております。よって、景況感は悪化し、個人消費は低調に推移するものと思います。当社は、このような時だから
こそローコストオペレーションに磨きをかけ、「高品質な商品をより安く」販売できるように更なる努力を続けて
まいります。
また、次期の新規出店につきましては、自社競合も厭わないドミナント出店を基本として、九州地区・中国地
区・四国地区に引き続き出店を行うとともに、新商勢圏である関東地区・中部地区・関西地区への出店を拡大して
まいります。
以上により、次期の連結業績予想は、売上高7,230億円、営業利益291億円、経常利益316億円、親会社株主に帰
属する当期純利益217億80百万円を見込んでおります。
(5)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当
利益配分につきましては、株主への安定的・継続的な配当による利益還元を実現すると同時に、経営体質強化の
ために十分な内部留保を確保し、適切な再投資にあてることを基本方針としております。
上記の方針に基づき、当期につきましては、1株につき50円の中間配当を実施するとともに1株につき60円の期
末配当を予定しており、年間では前年より10円増配し、1株につき110円の普通配当を予定しております。
また、2020年5月31日を基準日として、同日最終の株主名簿に記載または記録された株主が有する普通株式を1
株につき2株の割合をもって分割いたしました。これを踏まえて、次期の配当につきましては、1株につき中間配
当27.5円、期末配当27.5円で年間55円の普通配当を予定しております。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは、現在、日本国内において事業展開をしていることなどから、当面は日本基準に基づき連結財務
諸表を作成する方針であります。
なお、今後のIFRS(国際財務報告基準)の適用につきましては、今後の事業展開や国内外の動向などを踏ま
えた上で、検討を進めていく方針であります。
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3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年5月31日) (2020年5月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 19,022 52,122
売掛金 398 108
商品 53,090 53,338
貯蔵品 199 222
前払費用 1,738 1,821
未収入金 5,255 5,771
その他 680 767
流動資産合計 80,385 114,150
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 174,884 192,419
減価償却累計額 △41,703 △49,474
建物及び構築物(純額) 133,181 142,945
機械装置及び運搬具 2,543 2,666
減価償却累計額 △1,253 △1,504
機械装置及び運搬具(純額) 1,290 1,161
工具、器具及び備品 23,685 26,326
減価償却累計額 △15,793 △18,733
工具、器具及び備品(純額) 7,892 7,592
土地 21,964 25,723
リース資産 9,434 8,724
減価償却累計額 △4,586 △4,154
リース資産(純額) 4,847 4,570
建設仮勘定 3,640 3,382
有形固定資産合計 172,816 185,374
無形固定資産
その他 287 268
無形固定資産合計 287 268
投資その他の資産
投資有価証券 4 5
繰延税金資産 1,404 1,671
建設協力金 3,803 3,671
敷金及び保証金 13,106 13,365
その他 1,753 1,775
投資その他の資産合計 20,071 20,489
固定資産合計 193,176 206,132
資産合計 273,561 320,283
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年5月31日) (2020年5月31日)
負債の部
流動負債
買掛金 110,796 136,532
短期借入金 1,486 1,486
リース債務 1,691 1,606
未払金 7,183 6,511
未払費用 4,449 5,304
未払法人税等 5,001 5,763
未払消費税等 1,383 2,843
店舗閉鎖損失引当金 104 366
その他 1,072 1,534
流動負債合計 133,170 161,950
固定負債
長期借入金 7,061 5,574
リース債務 3,637 3,455
退職給付に係る負債 1,005 1,160
資産除去債務 1,642 1,705
その他 755 761
固定負債合計 14,101 12,657
負債合計 147,272 174,607
純資産の部
株主資本
資本金 4,178 4,178
資本剰余金 4,610 4,610
利益剰余金 117,829 137,185
自己株式 △238 △238
株主資本合計 126,380 145,736
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 1 1
退職給付に係る調整累計額 △92 △62
その他の包括利益累計額合計 △91 △60
純資産合計 126,289 145,675
負債純資産合計 273,561 320,283
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(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
連結損益計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年6月1日 (自 2019年6月1日
至 2019年5月31日) 至 2020年5月31日)
売上高 611,137 684,403
売上原価 489,353 549,419
売上総利益 121,784 134,984
販売費及び一般管理費 97,008 105,890
営業利益 24,775 29,094
営業外収益
受取利息 72 65
受取手数料 703 772
不動産賃貸料 1,228 1,247
固定資産受贈益 328 382
その他 903 751
営業外収益合計 3,237 3,219
営業外費用
支払利息 77 69
不動産賃貸原価 467 445
解約違約金 - 75
その他 174 161
営業外費用合計 719 751
経常利益 27,292 31,562
特別利益
受取保険金 362 5
特別利益合計 362 5
特別損失
固定資産除却損 67 47
災害による損失 173 7
店舗閉鎖損失 171 743
店舗閉鎖損失引当金繰入額 104 366
特別損失合計 516 1,166
税金等調整前当期純利益 27,139 30,402
法人税、住民税及び事業税 8,188 9,247
法人税等調整額 △234 △280
法人税等合計 7,954 8,967
当期純利益 19,185 21,435
親会社株主に帰属する当期純利益 19,185 21,435
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連結包括利益計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年6月1日 (自 2019年6月1日
至 2019年5月31日) 至 2020年5月31日)
当期純利益 19,185 21,435
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △0 0
退職給付に係る調整額 △1 29
その他の包括利益合計 △2 30
包括利益 19,182 21,465
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 19,182 21,465
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(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2018年6月1日 至 2019年5月31日)
(単位:百万円)
株主資本 その他の包括利益累計額
その他 退職給付に その他の 純資産合計
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 有価証券 係る調整 包括利益
合計
評価差額金 累計額 累計額合計
当期首残高 4,178 4,610 100,426 △238 108,977 1 △90 △88 108,888
当期変動額
剰余金の配当 △1,781 △1,781 △1,781
親会社株主に帰属す
19,185 19,185 19,185
る当期純利益
自己株式の取得 △0 △0 △0
株主資本以外の項目
の当期変動額 △0 △1 △2 △2
(純額)
当期変動額合計 - - 17,403 △0 17,403 △0 △1 △2 17,400
当期末残高 4,178 4,610 117,829 △238 126,380 1 △92 △91 126,289
当連結会計年度(自 2019年6月1日 至 2020年5月31日)
(単位:百万円)
株主資本 その他の包括利益累計額
その他 退職給付に その他の 純資産合計
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 有価証券 係る調整 包括利益
合計
評価差額金 累計額 累計額合計
当期首残高 4,178 4,610 117,829 △238 126,380 1 △92 △91 126,289
当期変動額
剰余金の配当 △2,078 △2,078 △2,078
親会社株主に帰属す
21,435 21,435 21,435
る当期純利益
自己株式の取得 - -
株主資本以外の項目
の当期変動額 0 29 30 30
(純額)
当期変動額合計 - - 19,356 - 19,356 0 29 30 19,386
当期末残高 4,178 4,610 137,185 △238 145,736 1 △62 △60 145,675
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(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年6月1日 (自 2019年6月1日
至 2019年5月31日) 至 2020年5月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 27,139 30,402
減価償却費 12,958 13,562
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 167 195
店舗閉鎖損失引当金の増減額(△は減少) 104 366
受取利息及び受取配当金 △72 △65
支払利息 77 69
災害による損失 173 7
受取保険金 △362 △5
固定資産除却損 67 47
店舗閉鎖損失 171 743
売上債権の増減額(△は増加) △306 289
たな卸資産の増減額(△は増加) △4,725 △295
未収入金の増減額(△は増加) △719 △515
仕入債務の増減額(△は減少) 5,734 25,736
その他 1,132 3,322
小計 41,539 73,861
利息及び配当金の受取額 0 0
利息の支払額 △78 △68
法人税等の支払額 △7,503 △8,369
災害による損失の支払額 △152 △21
保険金の受取額 572 59
営業活動によるキャッシュ・フロー 34,379 65,461
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △29,040 △25,948
有形固定資産の売却による収入 412 -
建設協力金の支払による支出 △398 △214
建設協力金の回収による収入 400 398
敷金及び保証金の差入による支出 △1,446 △1,040
敷金及び保証金の回収による収入 553 486
その他 △523 △638
投資活動によるキャッシュ・フロー △30,042 △26,956
財務活動によるキャッシュ・フロー
長期借入金の返済による支出 △3,199 △1,486
自己株式の取得による支出 △0 -
ファイナンス・リース債務の返済による支出 △2,001 △1,840
配当金の支払額 △1,781 △2,077
財務活動によるキャッシュ・フロー △6,982 △5,405
現金及び現金同等物に係る換算差額 - -
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △2,646 33,100
現金及び現金同等物の期首残高 21,668 19,022
現金及び現金同等物の期末残高 19,022 52,122
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(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(追加情報)
新型コロナウイルス感染症の影響により、当社グループの取引や新規出店に一定の影響を及ぼすと見込んでおり
ます。当社グループでは、新型コロナウイルス感染症の影響は徐々に収まりつつも2021年5月期まで継続すると仮定
しておりますが、固定資産の減損会計等の会計上の見積りにおいて重要な影響を与えるものではないと判断しており
ます。
(セグメント情報等)
(セグメント情報)
当社グループは、医薬品・化粧品等の小売業という単一のセグメントであるため、記載を省略しております。
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年6月1日 (自 2019年6月1日
至 2019年5月31日) 至 2020年5月31日)
1株当たり純資産額 3,189円19銭 1株当たり純資産額 3,678円76銭
1株当たり当期純利益 484円48銭 1株当たり当期純利益 541円30銭
(注) 1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在していないため記載しておりません。
2.1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
項目 (自 2018年6月1日 (自 2019年6月1日
至 2019年5月31日) 至 2020年5月31日)
1株当たり当期純利益
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) 19,185 21,435
普通株主に帰属しない金額(百万円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する
19,185 21,435
当期純利益(百万円)
普通株式の期中平均株式数(株) 39,599,133 39,599,132
3.1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
項目
(2019年5月31日) (2020年5月31日)
純資産の部の合計額(百万円) 126,289 145,675
純資産の部の合計額から控除する金額(百万円) - -
普通株式に係る期末の純資産額(百万円) 126,289 145,675
1株当たり純資産額の算定に用いられた期末の普通株式の数(株) 39,599,132 39,599,132
4.当社は、2020年6月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。前連結会計年度
の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、「1株当たり純資産額」及び「1株当たり当期純利益」を算
定しております。
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株式会社コスモス薬品(3349) 2020年5月期 決算短信
(重要な後発事象)
(株式分割及び株式分割に伴う定款の一部変更)
当社は、2020年4月13日開催の取締役会の決議に基づき、2020年6月1日付で株式分割及び株式分割に伴う
定款の一部変更を行っております。
(1) 株式分割の目的
当社株式の投資単位当たりの金額を引き下げ、株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図ることを目的とし
ております。
(2) 株式分割の概要
① 分割の方法
2020年5月31日を基準日として、同日最終の株主名簿に記載または記録された株主の所有する普通株式を
1株につき2株の割合をもって分割いたしました。
② 分割により増加する株式数
株式分割前の発行済株式総数 20,000,400株
株式分割により増加する株式数 20,000,400株
株式分割後の発行済株式総数 40,000,800株
株式分割後の発行可能株式総数 119,200,000株
③ 分割の日程
基準日公告日 2020年5月16日
基準日 2020年5月31日
効力発生日 2020年6月1日
④ 1株当たり情報に及ぼす影響
1株当たり情報に及ぼす影響については、当該箇所に記載しております。
(3) 株式分割に伴う定款の一部変更
① 定款変更の理由
今回の株式分割に伴い、会社法第184条第2項の規定に基づき2020年6月1日をもって、当社定款第6条
の発行可能株式総数を変更いたしました。
② 定款変更の内容
変更の内容は以下のとおりであります。
(下線は変更箇所を示しております。)
現行定款 変更後定款
(発行可能株式総数) (発行可能株式総数)
第6条 当会社の発行可能株式総数は、5,960万株 第6条 当会社の発行可能株式総数は、1億1,920万株
とする。 とする。
③ 定款変更の日程
効力発生日 2020年6月1日
(4) その他
資本金の額の変更
今回の株式分割に際して、資本金の額の変更はありません。
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