2017年5月10日 2019年1月31日
2019年３月期
第３四半期
決算説明資料
（東証一部／証券コード 3341）
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Ⅰ.2019年3月期 第３四半期 連結決算ハイライト
連結 損益計算書
連結売上高は、調剤報酬改定や薬価改定の影響を受けながらも、前年同期比で増収を確保。
連結営業利益は、医薬品製造販売事業の業績回復により、期初計画を達成。
（単位：百万円） 17/3 18/3 19/3 19/3 前年同期比 前年同期比 計画比
3Q実績 3Q実績 3Q計画 3Q実績 増減額 ％ ％
売上高 166,051 180,250 187,662 183,404 3,154 101.7% 97.7%
売上原価 137,190 147,146 157,279 152,731 5,585 103.8% 97.1%
売上総利益 28,860 33,103 30,383 30,672 △2,431 92.7% 101.0%
対売上比（％） 17.4% 18.4% 16.2% 16.7% ― ― ―
販売管理費 22,759 24,775 26,522 26,287 1,511 106.1% 99.1%
対売上比（％） 13.7% 13.7% 14.1% 14.3% ― ― ―
消費税等 8,845 9,199 9,326 9,733 533 105.8% 104.4%
研究開発費 1,581 2,013 2,213 1,871 △141 93.0% 84.5%
営業利益 6,101 8,328 3,860 4,385 △3,942 52.7% 113.6%
対売上比（％） 3.7% 4.6% 2.1% 2.4% ― ― ―
経常利益 5,773 7,988 3,673 3,855 △4,132 48.3% 105.0%
対売上比（％） 3.5% 4.4% 2.0% 2.1% ― － ―
親会社株主に帰属する四半期純利益 3,307 5,015 2,347 2,369 △2,646 47.2% 100.9%
対売上比（％） 2.0% 2.8% 1.3% 1.3% ― ― ―
1株あたり
206.81 313.61 146.77 150.51 △163.10 48.0％ 102.5％
四半期純利益（円）
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連結 貸借対照表
長期借入金の減少により、固定負債を56.0億円圧縮。固定負債の圧縮に伴う、現金及び預金の減少等により、総資産は57.4億
円減少。純資産は８月からの自己株式取得などにより、12.4億円減少したものの、総資産の圧縮もあり、自己資本比率は前年同
期比0.8%改善。
（単位：百万円） 18/3 18/3 19/3 前期末比 前期末比
3Q末 期末 3Q末 増減額 ％
流動資産 85,480 81,613 78,967 △2,645 96.8％
固定資産 102,121 104,956 101,857 △3,099 97.0%
有形固定資産 74,437 75,662 72,835 △2,826 96.3%
無形固定資産 17,863 17,952 17,743 △209 98.8%
投資その他 9,820 11,341 11,278 △63 99.4%
資産合計 187,601 186,569 180,824 △5,744 96.9%
流動負債 73,574 70,310 71,416 1,106 101.6%
固定負債 73,607 74,752 69,145 △5,607 92.5%
負債合計 147,181 145,062 140,562 △4,500 96.9%
純資産合計 40,419 41,506 40,262 △1,244 97.0%
自己資本 40,419 41,504 40,260 △1,244 97.0%
自己資本比率 21.5% 22.2% 22.3% ― ―
※18/3期末については、税効果会計に係る会計基準の一部改正に伴う遡及適用後の数値です。
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調剤薬局事業 損益計算書
調剤報酬改定、薬価改定の影響はあるものの、処方箋単価の低下（1.8%）を処方箋枚数の増加（3.5％）でカバーした。着実
な出店実績により、改定年度ながら増収を確保。一方利益面は、薬価引き下げ、並びに厳しい調剤報酬改定、流通改善ガイドライ
ンに基づく価格交渉、人件費を中心とした販売管理費の増加などにより、売上総利益・営業利益ともに、前年同期比減益、期初計
画を下回る実績となった。
（単位：百万円） 17/3 18/3 19/3 19/3 前年同期比 前年同期比 計画比
3Q実績 3Q実績 3Q計画 3Q実績 増減額 ％ ％
売上高 140,758 152,799 157,318 155,703 2,903 101.9% 99.0%
売上原価 119,717 128,167 134,762 133,346 5,179 104.0% 98.9%
売上総利益 21,041 24,632 22,556 22,356 △2,275 90.8% 99.1%
対売上比 14.9% 16.1% 14.3% 14.4% ― ― ―
販売管理費 14,341 15,581 16,094 16,321 739 104.7% 101.4%
対売上比 10.2% 10.2% 10.2% 10.5% ― ― ―
営業利益 6,699 9,050 6,461 6,035 △3,014 66.7% 93.4%
対売上比 4.8% 5.9% 4.1% 3.9% ― ― ―
期末店舗数(店舗) 553 580 624 597 17 102.9％ 95.7％
1店舗あたり売上高※ 260 268 259 263 △3 98.6% 101.4％
※1店舗あたり売上高：調剤セグメント売上高/期中平均店舗数
処方箋枚数と処方箋単価 前年同期比（％）
処方箋枚数 10,613千枚 103.5%
処方箋単価 14,431円 98.2%
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医薬品製造販売事業 損益計算書
薬価引き下げによる減収要因を、内部販売の拡大によりカバーし、前年同期比13.6億円の増収を実現。一方利益面は、つくば第二
工場の生産開始に伴う減価償却費等、経費の増加により、2.1億円の営業損失の期初計画であったが、11.8億円の黒字確保（計
画比13.9億円上振れ）。来期以降のV字回復に確実な手応え。
（単位：百万円） 17/3 18/3 19/3 19/3 前年同期比 前年同期比 計画比
3Q実績 3Q実績 3Q計画 3Q実績 増減額 ％ ％
売上高 27,634 29,300 31,534 30,664 1,364 104.7％ 97.2%
売上原価 22,769 24,180 27,719 25,755 1,575 106.5% 92.9%
売上総利益 4,865 5,120 3,814 4,909 △211 95.9% 128.7%
対売上比 17.6% 17.5% 12.1% 16.0% ― ― ―
販売管理費 3,454 3,689 4,027 3,723 34 100.9% 92.4%
対売上比 12.5% 12.6% 12.8% 12.1% ― ― ―
営業利益 1,410 1,431 △212 1,185 △245 82.9% ―
対売上比 5.1% 4.9% ― 3.9% ― ― ―
前年同期比増減要因
◆売上高 ◆営業利益
①内部販売：調剤薬局事業における数量ベース伸展、及び新 ①増収と流通改善ガイドラインに基づいた採算性重視の販
規出店効果（売上増） 売戦略による増益効果（利益増）
②外部販売：採算性を重視した販売戦略継続（売上微減） ②最新鋭製造設備を備えたつくば第二工場の生産開始
に伴う減価償却費等経費の増加（利益減）
受託事業の拡大等による外部売上高のさらなる伸展に注力 採算性を重視した販売戦略が奏功し、赤字の計画から
、大幅な黒字の実績を確保。
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医療従事者派遣・紹介事業 損益計算書
売上高については、薬剤師派遣・紹介事業、医師紹介事業がともに着実に伸展したことにより、前年同期比7.5億円の増収。一方利益面は、
医師紹介事業拡大のための先行投資による販売管理費の増加が大きく影響し、前年同期比3.6億円の減益となった。計画比では、薬剤師事
業における紹介事業の構成割合が、期初計画を下回ったことにより、下振れとなった。
（単位：百万円） 17/3 18/3 19/3 19/3 前年同期比 前年同期比 計画比
3Q実績 3Q実績 3Q計画 3Q実績 増減額 ％ ％
売上高 7,675 8,948 9,908 9,706 758 108.5％ 98.0%
売上原価 4,661 5,471 5,861 6,058 587 110.7% 103.4%
売上総利益 3,014 3,477 4,046 3,647 170 104.9% 90.1%
対売上比 39.3% 38.9% 40.8% 37.6% ― ― ―
販売管理費 1,788 2,060 2,633 2,591 530 125.8% 98.4%
対売上比 23.3% 23.0% 26.6% 26.7% ― ― ―
営業利益 1,225 1,416 1,413 1,056 △360 74.6% 74.7%
対売上比 16.0% 15.8% 14.3% 10.9% ― ― ―
前年同期比増減要因
◆売上高 ◆営業利益
①薬剤師の不足状況が継続、派遣事業を中心に着実に ①増収による増益効果（利益増）
伸展（売上増） ②派遣原価上昇（売上総利益率低下）
②医師紹介事業が拡大、拠点整備・人員増加等の効果 ③医師紹介事業拡大に向けた先行投資（利益減）
発揮（売上増） ⇒広告宣伝強化、拠点整備、人員増強
高度な薬剤師教育システムによる質の高い薬剤師の育成 利益率の高い薬剤師紹介事業における成約数（売上高の先
・確保が、薬局ニーズに合致。 行指標）が、9月以降増加。営業利益率は、第2四半期の
9.9％から、第3四半期の10.9％と回復傾向。
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連結 前年同期比増減要因（売上高・営業利益）
売上高は調剤薬局事業における新店、前年新店、他の２事業セグメントともに増加し、連結ベースで増収を確保。
営業利益は厳しい改定の影響、及び各事業セグメントにおける積極的な先行投資により大幅な減益であるが、期初
計画通りに進捗。
（単位：億円、単位未満四捨五入）
売上高 製造事業 営業利益
増収
+14
前年新店 人材事業
寄与 増収 Ｃ型肝炎
+29 +0
技術料単価
低下
新店 既存店 +8
▲9
24店舗 減収
調整額
▲7
+16 ▲27 消費税含む
経費増他
▲18 人材事業 製造事業
減益
減益
調整額
▲4 ▲2
▲7
1,834
44
83
1,803
18/3 3Q 19/3 3Q 18/3 3Q 19/3 3Q
実績 実績 実績 実績
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連結 計画比増減要因（売上高・営業利益）
連結売上高は、計画比43億円の未達。一方、営業利益は事業セグメントごとのばらつきはあるものの、連結では期初計画を達成。
調剤薬局事業では、改定の影響による処方箋単価の減少を、処方箋枚数の増加でカバーする期初計画であったが、計画比、処方箋単価が上振れ、処方
箋枚数が下振れした。医薬品製造販売事業では、採算性を重視した販売戦略により、外部売上高が下振れした一方、内部売上高は上振れした。
（単位：億円、単位未満四捨五入）
売上高 営業利益
製造
技術料単価 上振れ
上振れ
+14
+6
Ｃ型肝炎
上振れ
新店 調整額
+8
▲11
前年新店 ▲1
▲6 経費節減等
既存店 +3
製造事業
▲7 人材事業
▲9
▲2
枚数未達
人材事業
調整額 ▲13
▲4
▲16
44
1,834
1,877 39
19/3 3Q 19/3 3Q 19/3 3Q 19/3 3Q
計画 実績 計画 実績
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Ⅱ.日本調剤グループの事業概況
調剤薬局事業
（単位：百万円）
出店戦略 調剤薬局事業
質の高い医療サービスの提供 調剤薬局事業
医薬品製造
医薬品製造販売事業の拡大 販売事業
医療従事者
医療従事者派遣・紹介事業の拡大 派遣・紹介事業
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出店戦略 店舗ポートフォリオ
ハイブリッド型薬局は首都圏・大阪・名古屋を中心に着実に出店。前期の２倍を超える出店ペースで進捗。
M&Aの基準は一貫して変更なく、将来性のある案件を中心に、厳密な基準で実施。
出店数（店舗ポートフォリオ別）
18/3 19/3 3Q 地域 18/3月末 18/12月末 増減数
北海道 46 44 -2
出店 36 24
東北 44 43 -1
門前※ 20 11 ※門内２店舗を含む 関東 287 295 8
ハイブリッド型 6 13 甲信越 24 23 -1
東海 52 53 1
閉店 8 12 高度薬学管理機能
の更なる強化 関西・北陸 61 65 4
期末店舗数 585 597 中国・四国 35 37 2
（物販店舗3店舗を含む） 九州・沖縄 36 37 1
合 計 585 597 12
出店状況推移（店舗数）
14/3 15/3 16/3 17/3 18/3 19/3 3Q
出店 37 29 27 42 36 24
自力出店 33 28 22 21 23 20
M&A 4 1 5 21 13 4
閉店 9 12 11 12 8 12
期末店舗数 494 511 527 557 585 597
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出店戦略 堅実な出店
将来性のある店舗を確実に出店することにより、増収を確保。既存店においても、処方箋枚数、処方箋単価ともに回
復傾向にあり、業績に寄与。
調剤薬局事業の増収率 処方箋枚数と処方箋単価 前年同期比（％）
増収率
処方箋枚数 10,613千枚 103.5%
C型肝炎薬
の大幅増加
処方箋単価 14,431円 98.2%
25.0%
20.8%
20.0%
過度に、M&Aに依存しない着実な自力店舗開発力
堅実な出店実績 改定の影響を相対的に受けにくい
15.0%
10.0% 8.2% 8.4% 持続的な増収 出店期別 前年同期比（％）
C型肝炎薬
の大幅減少
5.0% 特例拡大 調剤売上高 処方箋枚数 処方箋単価
再算定 1.9%
0.0% 既存店 99.3% 99.7% 99.6%
-0.8%
前年出店 234.7% 294.7% 79.6%
-5.0%
15/3 16/3 17/3 18/3 19/3
全店 101.6% 103.5% 98.2%
3Q累計
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調剤薬局事業
（単位：百万円）
出店戦略 調剤薬局事業
質の高い医療サービスの提供 調剤薬局事業
医薬品製造
医薬品製造販売事業の拡大 販売事業
医療従事者
医療従事者派遣・紹介事業の拡大 派遣・紹介事業
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質の高い医療サービスの提供 健康サポート機能
健康チェックステーションは、62店舗と順調に増加。「健康相談システム」の活用や管理栄養士による栄養指導により
、地域住民の未病・予防を強化した結果、地域住民の来局が増加傾向。
健康サポート機能：健康チェックステーション設置店舗数 「健康相談システム」を開発
17/3末 18/3末 19/1末
「健康相談システム」 2017年11月開始
健康チェック
ステーション※ 3店舗 37店舗 62店舗
※健康チェックステーションは、日本調剤の登録商標です。
健康相談 機器の測定結果 受診勧奨の有無 イベント参加履歴
管理栄養士が中心となり、健康イベントを実施
健康相談を含めた様々な情報を集約化
ICTを活用し、
①管理栄養士による食事や運動へのアドバイス
地域住民の未病・予防を能動的にサポート
②健康フェア開催により地域住民の利用を促進
③健康保持・増進に関する専用ブース
④血圧計、体組成計など各種測定機器による健康維持
⑤市販薬や健康食品などを500品目以上揃え、セルフメディケーションに対応
⑥症状に応じて受診勧奨・医療機関紹介
地域住民の来局が増加傾向
（“処方箋を持たない方”も増加）
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質の高い医療サービスの提供 かかりつけ薬剤師・薬局/在宅医療
過去最高の新卒採用実績により一時的にかかりつけ薬剤師比率が低下したものの、引き続き積極的な取り組みを
継続。在宅医療実施件数は大幅に増加しており、１店舗あたり在宅医療実施件数は、前期を大きく超えるペース
で推移。
かかりつけ薬剤師・薬局（2019年1月16日時点） 質の高い在宅医療の推進
■かかりつけ薬剤師比率 ■かかりつけ薬剤師在籍店舗割合
（件） ■１店舗あたりの在宅医療実施件数
400
327
300 在宅医療
300 282
実施店舗割合
228
35.5 81.5 200 90.3%
％ 45.9％ ％ 87.6％
143
年間12件以上実施店舗
100
96.3%
0 年間1件以上実施店舗
15/3 16/3 17/3 18/3 19/3
3Q
■1店舗あたりのかかりつけ薬剤師数
在宅医療推進を支える主な取組み
1.6 名
87.6％
・在宅医療部によるサポート体制 ・無菌調剤室の設置 ・在宅マネージメントシステムと
※かかりつけ薬剤師比率＝かかりつけ薬剤師数/全薬剤師数 調剤システムの連携による効率化
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質の高い医療サービスの提供 主要３項目の状況
「患者のための薬局ビジョン」実現に向け各種取り組みを強化。 ※新規店舗を含む全店舗を集計対象としております。
後発医薬品調剤体制加算３の店舗割合：38%(4月)→43%(6月)→50%(9月)→57％(12月)
11% 1%
4%
調剤
49% 18/12月末 48%
基本料 18/3月末
■ 基本料1 （41点）
■ 基本料1 （41点） ■ 基本料2 （25点）
85% ■ 基本料2 （25点） 2% ■ 基本料3-ロ （15点）
■ 基本料3 （20点） ■ 特別基本料 （10点）
基準調剤 加算ありの店舗割合が9月
末より2％上昇
加算 42%
36%
↓ 18/3月末 18/12月末
58%
地域支援 64%
体制加算 ■ 加算あり （32点）
■ 加算なし
■ 加算あり （35点）
■ 加算なし
4%
10% 6%
12% 加算３の店舗割合が9月末
後発医薬品 より7％上昇
調剤体制加算 18/3月末 18/12月末
57%
25% ■ 加算３ 85%以上 （26点）
■ 加算２ 75%以上 （22点） ■ 加算２ 80%-85%（22点）
86% ■ 加算１ 65%-75%（18点） ■ 加算１ 75%-80%（18点）
■ 加算なし ■ 加算なし
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質の高い医療サービスの提供 医療費の増加抑制に向けた取り組み
ジェネリック医薬品の使用促進により、政府目標の80%を全社平均にて既に達成済。
ジェネリック医薬品の数量ベース使用割合は、86.7％と止まることなく増加。
ジェネリック医薬品数量ベースの推移
（%）
86.7％
90.0 日本調剤 全国 ※
86.7
85％を突破！
83.6
85.0
81.6
80%
80.0 80％政府目標を達成済み
79.0 74.5
73.9
75.0
ジェネリック医薬品使用促進による医療費
68.6
削減額（18年3月期 年間）
70.0
65.0 62.7 63.1 237 億円
87.6％
60.0 58.4
19年3月期3Q：189億円
55.1
55.0
全国：2013年3月以前の新基準適用データなし
50.0 ※ 厚生労働省 調剤医療費の動向 後発医薬品割合 数量ベース（新指標）
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q
13/3 14/3 15/3 16/3 17/3 18/3 19/3
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医薬品製造販売事業
（単位：百万円）
出店戦略 調剤薬局事業
質の高い医療サービスの提供 調剤薬局事業
医薬品製造
医薬品製造販売事業の拡大 販売事業
医療従事者
医療従事者派遣・紹介事業の拡大 派遣・紹介事業
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医薬品製造販売事業の拡大
薬価改定による薬価の引き下げによるマイナス要因があるものの つくば第二工場の減価償却費負担により、前年同期比減益と
、内部売上高が大きく増加したことで増収を確保。 なったが、各種経費などの見直しも奏功し、計画比では約14億
円と大幅な上振れとなった。
■売上高 ■営業利益
一時的
な開発
（百万円）
費増加
45,000
（百万円） 価格
競争
40,000 2500
計画 2,201
つくば第
35,000 実績 二工場
30,664 2000 稼動
29,300
30,000
24,354 1,447 1,410 1,431
25,000 23,634 1500
20,603 1,185
20,000 17,275 1000
15,000
427
500
10,000 8,232 212
5,000 0
0
-212
13/3 14/3 15/3 16/3 17/3 18/3 19/3 20/3 21/3 -500
3Q 3Q 3Q 3Q 3Q 3Q 3Q 3Q 3Q 13/3 14/3 15/3 16/3 17/3 18/3 19/3 20/3 21/3
薬価改定 薬価改定 薬価改定 薬価改定 3Q 3Q 3Q 3Q 3Q 3Q 3Q 3Q 3Q
計画
薬価改定 薬価改定 薬価改定 薬価改定
計画
※20/3 3Q計画、21/3 3Q計画は、年度計画を四半期に等分したもの
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医薬品製造販売事業の拡大
調剤薬局事業におけるジェネリック医薬品の数量ベース使用割合の増加、新規出店による店舗数増加により内部
売上高が、期初予想を超えて増加。
■内部売上高 調剤薬局事業
ジェネリック医薬品推進→ジェネリック医薬品の使用数量増加
（百万円）
約 2.8倍
14,000
内部売上高 （%） ジェネリック医薬品 数量ベース使用割合
12,475 ジェネリック
医薬品の供給 90 86.7
12,000
83.6
10,436 81.6
9,615 79.0
10,000 9,249
80
73.9
8,000 6,925 A A
70
5,650
6,000
4,421 62.7
4,000 60 55.1
内部売上高
2,000
の増加 50
13/3 14/3 15/3 16/3 17/3 18/3 19/3
3Q 3Q 3Q 3Q 3Q 3Q 3Q 13/3 14/3 15/3 16/3 17/3 18/3 19/3
3Q
卸販売ルートの流通改善
自力出店・M&A→ジェネリック医薬品の使用数量増加
■外部売上高
13/3 3Q 約4.8倍 19/3 3Q 13/3
131店舗増加 19/3 3Q
3,811 百万円 18,188 百万円 466 店 597 店
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医薬品製造販売事業の拡大
引き続き利益率の高い自社製造品目の内製化を促進。つくば第二工場完成、つくば研究所の移転に伴う減価償
却費の増加はあるものの、設備投資のピークアウトにより、固定費が安定して推移。売上高増加による増収効果で、
営業利益額のV字回復が着実に進行しつつある。
■販売品目数 ■研究開発費（連結ベース） ■設備投資額と減価償却費
■自社製造品目
自社グループ承認 自社製…
（品目） 自社グループ承認 他社委… （億円） 設備投資額
800 ■他社委託品目 187
■導入品 200
700 668品目 （億円）
29
（計画） 102
30 87
600 27 100 57
37
253 25
500
23
0
400 373品目
（億円） 固定費は安定推移
21 34
300 208 19 40
108 20 19
17 34
（計画）
200
15 ■減価償却費
244 30
100 207 26 27
0 22
20
13/3 19/3 10 20
3Q 12
11
10
■12月発売の新製品
医療用医薬品 8成分14品目を新発売
トアラセット配合錠「JG」 ミグリトール錠50mg「JG」
0 0
ドルモロール配合点眼液「日点」 ミグリトール錠75mg「JG」
ビマトプロスト点眼液0.03%「日新」 ミルタザピン錠15mg「JG」 14/3 15/3 16/3 17/3 18/3 19/3 14/3 15/3 16/3 17/3 18/3 19/3 20/3 21/3
エレトリプタンOD錠20mg「アメル」 ミルタザピン錠30mg「JG」
炭酸ランタン顆粒分包250mg「JG」 イルベサルタン錠50mg「JG」
炭酸ランタン顆粒分包500mg「JG」 イルベサルタン錠100mg「JG 計画
ミグリトール錠25mg「JG」 イルベサルタン錠200mg「JG」
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医療従事者派遣・紹介事業
（単位：百万円）
出店戦略 調剤薬局事業
質の高い医療サービスの提供 調剤薬局事業
医薬品製造
医薬品製造販売事業の拡大 販売事業
医療従事者
医療従事者派遣・紹介事業の拡大 派遣・紹介事業
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医療従事者派遣・紹介事業の拡大 薬剤師事業
薬剤師紹介事業の強化に向けた営業社員の増員後、紹介者数が順調に増加。営業社員の教育強化・戦力化によ
り成約数が増加させた。ストック事業である派遣事業の安定性を基盤に、収益性・成長性が高い紹介事業を拡大。
粗利益額比率 薬剤師の紹介者数 成約数
薬剤師紹介
■薬剤師紹介 薬剤師紹介者数
薬剤師派遣 （人） （人） 2018
■薬剤師派遣
2,000
270 262
44.4% 1,500 250
粗利益額 230
比率 1,000
210
55.6% 1,447
1,610
1,383
1,135 190
500
170
16.0%
売上高 0 150
比率
16/3 17/3 18/3 19/3 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月11月12月
84.0%
3Q
19/3 3Ｑ
引き続き利益率の高い 薬剤師紹介者数が増加傾向 売上高の先行指標である成約数
紹介事業を強化 が増加傾向
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医療従事者派遣・紹介事業の拡大 医師事業
医師事業拡大に向けた先行投資として、営業拠点の追加・営業社員の増員・広告宣伝費の増額を実施。増員し
た社員の早期戦力化により、順調に医師事業の売上高・営業利益が拡大。
医師事業 売上高 医師事業強化の取り組み
17/3 3Qの売上高を100%とした売上高の推移
売上高 新たな拠点を追加
・札幌
700%
584% 営業拠点 ・名古屋
600% ・大阪
・福岡
500%
400%
317%
300% 営業社員 ・倍増
200%
100%
100%
0% ・WEBサイト
17/3 3Q 18/3 3Q 19/3 3Q 広告宣伝
・ソーシャルメディア
医師事業が大幅に拡大 医師事業拡大に向けた先行投資
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Ⅲ.参考資料
トピックス①
国家戦略特区（愛知県）における遠隔服薬指導の認可を取得
2018年11月22日 https://www.nicho.co.jp/corporate/info/20216/
国家戦略特区（愛知県）における JA愛知厚生連知多厚生病院と連携
した遠隔服薬指導の開始について
■認可薬局について
国家戦略特区（愛知県）における遠隔服薬指導の認可を受けた薬局は、日本調剤 瀬戸薬局となります。
愛知県では「愛知県薬剤遠隔指導事業」の登録申請の受付を
2018年6月18日（月）から開始しており、日本調剤ではその申
請要項に従い、特定区域内に居住し、かつ所定範囲内に薬局が
ない患者さまで遠隔服薬指導をご希望されている方がいらっしゃった
ため、愛知県医薬安全課に登録申請し、このほど認可されました。
今後は、特定処方箋※を交付する医師と連絡体制をとり、遠隔
服薬指導を実施します。
なお日本調剤では、2018年8月13日（月）付で福岡市にお
ける遠隔服薬指導の事業者登録も認可取得しており、今回の愛
知県からの認可により、国家戦略特区2特区での遠隔服薬指導
事業を展開することになりました。
※特定処方箋 ：オンライン診療等により、医師から対面以外の
方法による診察に基づいて発行された処方箋
トピックス②
日本ジェネリックが、初の一般用医薬品を新発売
2018年12月7日 https://www.nicho.co.jp/corporate/info/20258/
日本ジェネリック初の一般用医薬品「ミノキシジル」5％配合の
『ミノキシジルローション5％「JG」』新発売
■商品概要：
商品名：ミノキシジルローション5％「JG」
分類：第1類医薬品
発売日：2018年12月7日（金） ※店頭販売開始
容量：60mL
有効成分：ミノキシジル5g（100mL中）
効能・効果：壮年性脱毛症における発毛、育毛及び脱毛（抜け毛）の進行予防
用法・用量：成人男性（20歳以上）が、1日2回、1回1mLを脱毛している頭皮に塗布
『ミノキシジルローション5％「JG」』は、発毛効果のエビデンスがある有効成分「ミノキシジ
ル」を5％配合しており、壮年性脱毛症における発毛、育毛および脱毛（抜け毛）の進行
予防を目的とした一般用医薬品です。
日本ジェネリックは2005年の創業以来、有効性と安全性が確立され、かつ経済性に優
れたジェネリック医薬品の普及に努め、医療用医薬品をおもに製造販売してまいりましたが、
このほど、初の一般用医薬品を販売することとなりました。
『ミノキシジルローション5％「JG」』は、全国の日本調剤の薬局で販売しております。ミノキ
シジル製品を初めてお使いになる方でも、薬剤師の指導のもと安心してお試しいただけま
す。また、処方薬を服用されている方であれば、組み合わせや気になる症状を含めて、薬剤
師に相談しながらご使用いただけます。
『ミノキシジルローション5％「JG」』
トピックス③
「Forbes JAPAN WOMEN AWARD 2018」 に入賞
2018年12月20日 https://www.nicho.co.jp/corporate/info/20302/
日本最大規模の女性アワード「Forbes JAPAN WOMEN AWARD 2018」
日本調剤が企業部門（1,000 人以上の部）で第 10 位に入賞
～調剤薬局・ドラッグストア業界で初受賞～
2018年12月20日（木）に開催された
「Forbes JAPAN WOMEN AWARD 2018」
表彰式において、企業部門（1,000人以上の
部）の上位10位が発表され、1,000社の企業
の中から、日本調剤が第10位に入賞しました。な
お、調剤薬局・ドラッグストア業界では当社が初め
ての受賞となります。
■日本調剤での取り組み：
日本調剤は、社員の約6割が薬剤師で、そのう
ち約7割を女性が占めています。そのため、企業の
成長にとって女性が能力を最大限発揮できる仕
組みづくりと、男女区別のない活躍機会の提供が
不可欠と考えています。
日本調剤では、女性リーダーの育成や女性が
■受賞の概要： 活躍できる風土・環境づくりを推進し、薬剤師に
「Forbes JAPAN WOMEN AWARD」とは、意欲ある女性が働きやすい環境づくりを積極的に行っ 限らず幅広い職種を対象としたキャリアアップ研修
ている企業と、自ら道を切り拓き活躍している女性を表彰するアワードで、経済誌「Forbes JAPAN」が
2016年に創設したものです。女性の転職支援サービスを幅広く展開している株式会社LiBの協力のも
や、マネジメント層を対象とした講演会、女性の
と、1,000名の働く個人、1,000社の企業の中から選出・表彰しています。 早期復職をサポートする両立支援策の実施等に
URL：https://forbesjapan.com/womenaward/ 積極的に取り組んでいます。
会社概要
企業理念
商 号 日本調剤株式会社 「真の医薬分業」の実現
設 立 1980年3月
東京都千代田区丸の内一丁目9番1号
本 社 ｸﾞﾗﾝﾄｳｷｮｳﾉｰｽﾀﾜｰ37階
ビジネスモデル
（事業間のシナジー）
03-6810-0800（代表）
代 表 者 三津原 博 医療機関との
連携
日本調剤の 業容の拡大
資 本 金 39億5,302万円 ブランド力
発行済
株式総数 16,024,000株
（自己株式を含む）
調剤薬局事業
決 算 期 3月
証券コード 3341
保険調剤薬局ﾁｪｰﾝの経営
事業内容 ジェネリック医薬品等の製造・販売 薬剤師事業
のシェア拡大
総合ヘルスケア
※ｸﾞﾙｰﾌﾟ連結 医療従事者の派遣・紹介事業 カンパニーへ
情報提供・コンサルティング事業 等
4,876名 (’18/3月末)
従業員数
※パートを含む、グループ連結、パートは8時間換算 医師・看護師
など事業分野
医療従事者 医薬品製造 内部売上高
調剤薬局 597店舗 の拡大 派遣・紹介事業 販売事業 の拡大
店 舗 数
物販店舗 3店舗 (’18/12月末)
連結売上高・連結営業利益の推移
■ 連結売上高推移
（億円）
2,412
2,500
2,192 2,234
2,000 1,818
1,653
1,500 1,394
1,300
1,121
982
1,000 858
500
0
09/3 10/3 11/3 12/3 13/3 14/3 15/3 16/3 17/3 18/3
■ 連結営業利益推移
（億円）
製造・派遣
120 事業の成長
104 105
後発医薬品 による増益
100 調剤体制加算開始
85
（調剤報酬増加）
80
66
60 47
54
47
40 35 32
22
20
0
09/3 10/3 11/3 12/3 13/3 14/3 15/3 16/3 17/3 18/3
改定年度 改定年度 改定年度 改定年度 改定年度
注意事項
本資料に掲載されている日本調剤株式会社及び同社子会社の業績目標、計画、事業展開等に関しましては、本資料の
発表日現在において入手可能な情報に基づき作成されたものであり、事業等のリスクや不確実な要因によっては、大きく変
化する可能性があります。またその達成を当社として約束する趣旨のものではありません。実際の業績は様々な要因によって
予想数値と異なる場合がありますことをご承知おきください。また、本資料は投資勧誘のために作成されたものではありません。
投資を行う際には、投資家ご自身の判断で行うようお願い申しあげます。
【IRお問い合わせ先】
〒100-6737
東京都千代田区丸の内一丁目９番１号
グラントウキョウノースタワー37F
Tel ： 03-6810-0800（代表）
E-Mail ： ir-info@nicho.co.jp
IR専用ページ ： https://www.nicho.co.jp/corporate/ir/
担当 ： 経営企画部 IR担当まで