（東証一部／証券コード 3341）
2022年3月期
第2四半期
決算説明資料
2021年11月5日
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1
決算
ハイライト
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1 決算ハイライト
決算ハイライト
調剤薬局 処方箋枚数や薬剤料収入が増加したことに加え、前期に出店した
事業 29店舗が寄与したこと等により増収増益
医薬品 2020年度以降の新規薬価収載品が牽引したこと等により増収と
製造販売 なった一方、長生堂製薬株式会社の品質問題による製品回収及び
事業
製造遅延の影響等により減益
医療従事者 新型コロナウイルスワクチン接種関連業務の需要が継続し、医師
派遣・紹介 紹介の実績が拡大した一方、薬剤師の派遣・紹介が減少したこと
事業
等により売上高・営業利益ともに減少
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1 決算ハイライト
連結 損益計算書
新型コロナウイルス感染症の影響が継続する中、既存店の処方箋枚数が増加したことに加え、前期に出店した29店舗の業績への
寄与等により、売上高は前年同期比7.5％増加したものの、医薬品製造販売事業の減益を受け、営業利益は前年同期比
12.9％減、予想比では19.5%減となった。
20/3 21/3 22/3 22/3 予想比 予想比 前年同期比
（単位：百万円） 2Q実績 2Q実績 2Q予想 2Q実績 増減額 増減率 増減率
売上高 130,297 135,999 142,200 146,202 4,002 2.8% 7.5%
売上原価 107,858 112,726 116,200 121,007 4,807 4.1% 7.3%
売上総利益 22,439 23,272 25,900 25,194 △705 △2.7% 8.3%
対売上比 17.2% 17.1% 18.2% 17.2% ― ― ―
販売管理費 18,373 20,498 22,800 22,778 △21 △0.1% 11.1%
対売上比 14.1% 15.1% 16.0% 15.6% ― ― ―
消費税等 6,890 9,109 9,700 9,900 200 2.1% 8.7%
研究開発費 1,372 1,349 1,700 1,793 93 5.5% 32.9%
営業利益 4,066 2,774 3,000 2,416 △583 △19.5% △12.9%
対売上比 3.1% 2.0% 2.1% 1.7% ― ― ―
経常利益 4,001 2,665 3,000 2,528 △471 △15.7% △5.1%
対売上比 3.1% 2.0% 2.1% 1.7% ― ― ―
親会社株主に帰属する当期純利益 2,094 1,555 1,400 1,340 △59 △4.2% △13.8%
対売上比 1.6% 1.1% 1.0% 0.9% ― ― ―
1株あたり当期純利益（円）※ 69.85 51.89 46.69 44.71 △1.98 △4.2% △13.8%
©︎2021 NIHON CHOUZAI Co., Ltd. All rights reserved. ※ 当社は、2020年4月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。2020年3月期の期首に当該株式分割が行わ 3
れたと仮定して、1株当たり当期純利益を算定しております。
1 決算ハイライト
連結 貸借対照表
資産の主な増減要因は、現金及び預金の減少約51億円。
負債の主な増減要因は、長期借入金の減少約101億円。
20/3 21/3 22/3 前期末比 前期末比
（単位：百万円） 期末 期末 2Q末 増減額 増減率
流動資産 87,414 89,246 87,088 △2,158 △2.4%
現金及び預金 32,254 32,893 27,758 △5,135 △15.6%
固定資産 98,137 97,015 97,275 259 0.3%
有形固定資産 66,082 64,785 64,383 △402 △0.6%
無形固定資産 19,425 18,952 18,909 △43 △0.2%
投資その他 12,628 13,277 13,982 704 5.3%
資産合計 185,551 186,262 184,363 △1,899 △1.0%
流動負債 70,107 87,720 93,931 6,210 7.1%
1年内返済予定の長期借入金 9,406 27,966 26,766 △1,200 △4.3%
固定負債 68,370 48,673 39,587 △9,086 △18.7%
長期借入金 62,963 42,997 34,014 △8,983 △20.9%
負債合計 138,478 136,394 133,518 △2,875 △2.1%
純資産合計 47,072 49,868 50,844 976 2.0%
自己資本 47,072 49,868 50,844 976 2.0%
自己資本比率 25.4% 26.8% 27.6% ― ―
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1 決算ハイライト
連結 キャッシュ・フロー計算書
営業活動によるキャッシュ・フローは税金等調整前当期純利益と償却費の合計額が、投資活動によるキャッシュ・フローをカバー出来
る水準を維持。長期借入金の返済により財務活動によるキャッシュ・フローのマイナスが拡大。
20/3 21/3 22/3 前年同期比
（単位：百万円） 2Q 2Q 2Q 増減額
営業活動によるキャッシュ・フロー 9,866 2,434 10,718 8,284
税金等調整前当期純利益 3,745 2,662 2,352 △309
減価償却費 3,036 3,064 3,162 98
のれん償却額 730 868 898 30
売上債権の増減額（△は増加） 342 2,903 2,673 △230
棚卸資産の増減額（△は増加） △2,281 △4,847 △5,685 △837
仕入債務の増減額（△は減少） 5,889 2,496 7,140 4,643
投資活動によるキャッシュ・フロー △3,506 △3,158 △4,993 △1,834
有形固定資産の取得による支出 △2,797 △2,750 △3,180 △429
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出 ― － △597 △597
事業譲受による支出 △603 △841 △178 663
財務活動によるキャッシュ・フロー △6,944 △882 △10,861 △9,979
長期借入れによる収入 8,600 8,000 500 △7,500
長期借入金の返済による支出 △14,589 △8,122 △10,683 △2,560
現金及び現金同等物の増減額（△は減少） △584 △1,606 △5,135 △3,528
現金及び現金同等物の期首残高 29,749 32,254 32,893 639
現金及び現金同等物の期末残高 29,165 30,647 27,758 △2,889
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1 決算ハイライト
調剤薬局事業
処方箋枚数や薬剤料収入が増加したことに加え、前期に出店した29店舗が寄与したこと等により、売上高は前年同期比8.9%
増、営業利益は前年同期比39.1％増、予想比では5.0％増となった。
20/3 21/3 22/3 22/3 予想比 予想比 前年同期比
2Q実績 2Q実績 2Q予想 2Q実績 増減額 増減率 増減率
（単位：百万円）
売上高 111,763 118,236 123,900 128,749 4,849 3.9% 8.9%
売上原価 95,609 100,875 104,100 108,520 4,420 4.2% 7.6%
売上総利益 16,153 17,361 19,800 20,229 429 2.2% 16.5%
対売上比 14.5% 14.7% 16.0% 15.7% ― ― ―
販売管理費 11,745 13,736 15,000 15,188 188 1.3% 10.6%
対売上比 10.5% 11.6% 12.1% 11.8% ― ― ―
営業利益 4,408 3,624 4,800 5,041 241 5.0% 39.1%
対売上比 3.9% 3.1% 3.9% 3.9% ― ― ―
期末店舗数 611 665 684 685 1 0.1% 3.0%
1店舗あたり売上高 184 179 183 190 7 3.8% 5.7%
・単位未満切り捨て
・各期末店舗数は物販店舗を含む
・1店舗あたり売上高：調剤セグメント売上高/期中平均店舗数
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1 決算ハイライト
医薬品製造販売事業
売上高は、2020年度以降の前期及び本年6月の新規薬価収載品が牽引したこと等により、前年同3.8%増となった。営業利益
は、長生堂製薬株式会社の品質問題による製品回収及び製造遅延の影響等により、前年同期比83.2％減、予想比では
82.2％減となった。
20/3 21/3 22/3 22/3 予想比 予想比 前年同期比
2Q実績 2Q実績 2Q予想 2Q実績 増減額 増減率 増減率
（単位：百万円）
売上高 21,040 22,812 24,700 23,669 △1,030 △4.2% 3.8%
売上原価 17,643 19,394 20,900 20,988 88 0.4% 8.2%
売上総利益 3,397 3,417 3,800 2,680 △1,119 △29.5% △21.6%
対売上比 16.1% 15.0% 15.4％ 11.3% ― ― ―
販売管理費 2,242 2,254 2,700 2,485 △214 △8.0% 10.2%
対売上比 10.7% 9.9% 10.9% 10.5% ― ― ―
営業利益 1,155 1,163 1,100 195 △904 △82.2% △83.2%
対売上比 5.5% 5.1% 4.5% 0.8% ― ― ―
・単位未満切り捨て
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1 決算ハイライト
医療従事者派遣・紹介事業
新型コロナウイルス感染症の影響により薬剤師派遣の需要が大きく減少し、減収減益となった。一方、新型コロナウイルスワクチン接
種関連業務の需要拡大に伴い、医師の紹介事業の実績は急増し高い成長力を維持、前期新たに投資した産業医事業も堅調に
推移した。
20/3 21/3 22/3 22/3 予想比 予想比 前年同期比
2Q実績 2Q実績 2Q予想 2Q実績 増減額 増減率 増減率
（単位：百万円）
売上高 6,775 5,025 3,400 3,648 248 7.3% △27.4%
売上原価 3,871 2,446 1,200 1,293 93 7.8% △47.2%
売上総利益 2,903 2,578 2,200 2,355 155 7.1% △8.6%
対売上比 42.9% 51.3% 64.7% 64.6% ― ― ―
販売管理費 1,821 1,881 2,000 1,914 △85 △4.3% 1.7%
対売上比 26.9% 37.4% 58.8% 52.5% ― ― ―
営業利益 1,082 696 200 440 240 120.3% △36.7%
対売上比 16.0% 13.9% 5.9% 12.1% ― ― ―
・単位未満切り捨て
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1 決算ハイライト
〔参考資料〕連結 前年同期比増減要因
売上高（単位：億円、単位未満四捨五入） 営業利益 （単位：億円、単位未満四捨五入）
製造事業 調剤事業
既存店 +9 +14
調整他
+78 +1
人材事業 1,462
△14
前年新店 製造事業
新店 +18 △10
20店舗 人材事業
+10 △3
28
1,360 調整他 24
△5
21/3 2Q 22/3 2Q 21/3 2Q 22/3 2Q
実績 実績 実績 実績
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1 決算ハイライト
〔参考資料〕連結 計画比増減要因
売上高（単位：億円、単位未満四捨五入） 営業利益 （単位：億円、単位未満四捨五入）
調剤事業
調剤事業
人材事業 +2
+48
+2
製造事業 調整他
△10 △0 1,462 30 人材事業
+2
1,422 調整他
製造事業 △1 24
△9
22/3 2Q 22/3 2Q 22/3 2Q 22/3 2Q
予想 実績 予想 実績
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1 決算ハイライト
連結 2022年3月期 業績予想の修正
調剤薬局事業における処方箋枚数や薬剤料収入の増加により売上高は当初予想を上回る一方、長生堂製薬株式会社に品質
問題による製品回収及び製造遅延の影響等により、各段階利益においては当初予想を下回る見込み。
20/3 21/3 22/3 22/3 修正予想 修正予想
（単位：百万円） 実績 実績 予想 修正予想 増減額 増減率
売上高 268,520 278,951 293,400 294,600 1,200 0.4%
売上原価 222,147 229,577 239,000 242,800 3,800 1.6%
売上総利益 46,372 49,374 54,400 51,800 △2,600 △4.8％
対売上比 17.3% 17.7% 18.5% 17.6% ― ―
販売管理費 38,779 41,267 45,200 44,800 △400 △0.9%
対売上比 14.4% 14.8% 15.4% 15.2% ― ―
消費税等 15,413 17,828 19,200 19,300 100 0.5%
研究開発費 2,991 2,776 3,200 3,100 △100 △3.1%
営業利益 7,593 8,106 9,200 7,000 △2,200 △23.9%
対売上比 2.8% 2.9% 3.1% 2.4% ― ―
経常利益 7,405 8,409 9,100 7,000 △2,100 △23.1%
対売上比 2.8% 3.0% 3.1% 2.4% ― ―
親会社株主に帰属する当期純利益 6,697 3,538 5,100 4,000 △1,100 △21.6%
対売上比 2.5% 1.3% 1.7% 1.4% ― ―
1株あたり当期純利益（円）※ 223.33 118.01 170.07 133.39 △36.68 △21.6%
1株あたり年間配当金（円）※ 25.00 25.00 25.00 25.00 0 0.0%
・ 業績予想数値につきましては億円未満切り捨てで表示しております。
※ 当社は、2020年4月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。2020年3月期の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、1株当たり当期純利益及び1株当たり年間配当金を算定しております。
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1 決算ハイライト
セグメント別 2022年3月期 業績予想の修正
調剤薬局事業は期初予想を上回る一方、医薬品製造販売事業においては、品質問題の影響等により売上高、利益ともに期初
予想を下回る。
20/3 21/3 22/3 22/3 修正予想 修正予想
（単位：百万円） 実績 実績 予想 修正予想 増減額 増減率
売上高 231,001 244,072 256,700 261,400 4,700 1.8%
売上総利益 34,898 38,054 42,000 42,400 400 1.0%
調剤薬局事業 対売上比 15.1% 15.6% 16.4% 16.2% ― ―
営業利益 9,785 10,585 12,700 12,900 200 1.6%
対売上比 4.2% 4.3% 4.9% 4.9% ― ―
売上高 43,072 45,699 49,800 45,300 △4,500 △9.0%
売上総利益 6,076 6,894 8,000 5,200 △2,800 △35.0
医薬品
対売上比 14.1% 15.1% 16.1% 11.5% ― ―
製造販売事業
営業利益 1,301 2,350 2,700 400 △2,300 △85.2
対売上比 3.0% 5.1% 5.4% 0.9% ― ―
売上高 12,721 8,393 6,900 6,800 △100 △1.4%
医療従事者 売上総利益 5,404 4,477 4,300 4,300 0 0.0%
派遣・紹介事 対売上比 42.5% 53.3% 62.3% 63.2% ― ―
業
営業利益 1,851 712 400 400 0 0.0%
対売上比 14.6% 8.5% 5.8% 5.9% ― ―
・ 業績予想数値につきましては億円未満切り捨てで表示しております。
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1 決算ハイライト
長生堂製薬の品質問題の影響について
長生堂製薬の品質問題による医薬品製造販売事業の通期業績に対する影響額
■品質問題の影響額について
22/3 22/3 品質問題に
増減額
期初予想 修正予想 よる影響額 ■長生堂製薬の前提条件
（単位：百万円）
・上期は実績ベース
・下期は行政処分の終了後業績が徐々に
売上高 49,800 45,300 △4,500 △4,057 回復し、出荷調整・停止の影響下にあ
ったものの、生産活動を行っていた今
期第2四半期の水準まで、2022年1月
売上原価 41,800 40,100 △1,700 △1,866 には回復を見込む。
売上総利益 8,000 5,200 △2,800 △2,191
■通期業績予想への影響額
・売上高△ 4,057百万円
対売上比 16.1% 11.5% ― ― 自社品及び受託品売上の減少、返品調整
引当金等
販売管理費 5,300 4,800 △500 △411
・売上原価△ 1,866百万円
対売上比 10.6% 10.6% ― ― 減少要因：自社品及び受託品売上の減少
増加要因：回収にかかる手数料、製品評
価損等
営業利益 2,700 400 △2,300 △1,780
・販管費△411百万円
対売上比 5.4% 0.9% ― ― 研究開発費の減少等
・単位未満切り捨て
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2
成長戦略
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2 成長戦略
長期ビジョンの達成に向けたDX戦略及びサステイナビリティ推進
グループ
全体 デジタルトランスフォーメーション（DX）戦略の策定及びサステナビリティ推進プロジェ
クトが進行
出店戦略 /出店を取り巻く環境変化と対策
調剤薬局
事業 ”門前薬局とハイブリッド型薬局”のバランスを重視した出店に加えてスマートヘルスケ
アへの対応が加速
医薬品 医薬品製造販売事業の拡大 /キャパシティの拡大
製造販売 つくば第2工場の未稼働エリアの稼働検討を開始、更なるキャパシティの拡大と利益
事業 率の改善を見込む。
医療従事者 医療従事者派遣・紹介事業の拡大
派遣・紹介
事業 新型コロナワクチン接種需要により医師紹介事業が拡大
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2 成長戦略
DX戦略 ※
長期ビジョン
大きな環境変化を乗り越え、
さらなる飛躍を可能とする強固な経営基盤を構築
デジタルトランスフォーメーション（DX）と
サステナビリティを 調剤薬局事業
経営戦略へ取り込むことにより 日本を代表する
薬局チェーン
ビジネスモデルを進化させ、持続的な成長を実現
日本調剤は、ICTを成長のための重要な要素として捉え、長期間にわたり 医療従業者 医薬品
派遣・紹介事業 製造販売事業
ICT戦略に取り組んできました。今後も、デジタルの活用によるビジネス
医療分野に特化した 良質なジェネリック
の変革に取り組み、価値を創造し、更なる成長を実現します。 人材サービス 医薬品の提供
2021年度 2030年度 Synergy
売上高 2,789億円 売上高 1兆円超
（連結） （3事業合算値予想）
3事業のシナジーを
※売上高：単位未満切捨て
※DX戦略URL: https://www.nicho.co.jp/corporate/ir/management/dx.html 最大限発揮し、事業を拡大
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2 成長戦略
DX戦略
人材と医療版DXの融合
質の高い「人材」と「医療版DX」の融合により、
既存サービスの進化と新たな医療サービスの創出
既存サービスの進化と新たな医療サービスの創出を実現し、
5大ステークホルダーに価値を提供
• スマート医療の提供
• 専門薬剤師の採用/育成
• 新たな顧客体験の創出
質の高い • データサイエンティストの計画的な育成
• 顧客満足度向上と治療効果の最大化 「医療版DX」
「人材」 • システム開発人材の採用/育成
• デジタルを活用した付加価値情報の提供
• 患者さま視点を持つ人材の育成
• 業務効率化による対物から対人業務シフト
患者さま・生活者さま 医療機関 地域社会 株主 従業員
（教育機関、自治体等）
より質の高い医療の提供・ 医療品情報収集の 医療の地域格差の 企業の持続的 業務の効率化による
利便性の向上 サポート 縮小 成長 働き方改革
価値提供
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2 成長戦略
DX戦略
5つのDX戦略
コアビジネスの変革、新規ビジネスの創出、業務プロセスの変革の各領域において、
DXによる価値創造と飛躍的な成長を実現
• オンライン服薬指導サービス「日本調剤オンライン薬局サービス」
スマート医療の提供 • オンライン診療サービス（他社提供）とオンライン服薬指導サービス
「日本調剤オンライン薬局サービス」の連携
誰もがオンラインによる診察、服薬指導、薬の受け取りまで
• 電子お薬手帳「お薬手帳プラス」
シームレスに受けられるスマート医療の提供
• 認証機能付きロッカーを活用したお薬の受け取り
コア 新たな顧客体験の創出 •
•
新たな薬局支援システムの開発
電子お薬手帳「お薬手帳プラス」
ビジネス
リアル店舗とオンラインの融合による • 在宅医療支援システム「在宅コミュニケーションシステム」
の変革 新たな顧客体験の創出 • 「健康相談システム」
顧客満足度向上と治療効果の最大化 • 電子お薬手帳「お薬手帳プラス」に患者さまと薬局が「つながる」機能の追加
「お薬手帳プラス」を活用したタッチポイント増加により、
顧客満足度向上と治療効果の最大化を実現
新規 付加価値情報の提供 • 付加価値のある医薬品情報の提供
ビジネス • 薬局における活用
医薬品情報プラットフォーム「FINDAT」による、 • 大学等での教育利用
の創出 付加価値情報の提供
業務 業務の効率化・対人業務時間の創出 • 調剤業務の機械化 • 薬局管理業務プロセスのデジタル管理化・優良事例の共有
プロセス デジタルを活用した業務の効率化による、 • オンライン資格確認 • 学習コンテンツのオンライン化・質疑応答情報のデータベース化
の変革 業務時間の削減及び対人業務時間の創出 • オンライン決済 • 音声入力システム、生体静脈認証
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2 成長戦略
サステナビリティ戦略
長期ビジョンに向けてSDGs経営を進める５つのステップを実施
プロジェクト詳細 進捗 具体的な内容
・ロードマップ策定
2021年5月~
■SDGsを理解する ・経営層・リーダー向け勉強会
2021年6月
・推進体制検討
・SDGsと事業の紐付け分析（現状分析）
2021年5月～
■優先課題を決定する ・マトリックス整理（一覧化）
2021年12月
・重要課題の決定
・価値創造ストーリー策定
■目標を設定する 来年以降 ・KPI設定
・TCFDへの取り組み
・長期ビジョンに向けた経営計画への統合
■経営へ統合する 来年以降
・経営理念・ビジョン・ミッションの再定義
・統合報告書の記載拡充
■報告とコミュニケーション 来年以降
・Webコンテンツ拡大
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2 成長戦略
出店戦略-出店を取り巻く環境変化
病院と一般診療所の患者数の推移 調剤報酬改定の動向（今後の動向）
病院 一般診療所 ・門前・敷地内薬局：減↘（減↘ ）
（千人）
・面対応・在宅医療対応薬局：増↗（増↗ ）
5,000.0 ・機能認定薬局：－ （増↗ ）
3,000.0 ・オンライン診療にかかる報酬：－ （増↗ ）
1,000.0 オンライン化に向けた環境変化
※厚生労働省「患者調査」、2020年以降は当社推計 ・シニア（60歳～79歳）のスマートフォン所有率84.7％※１
・2023年電子処方箋解禁による診療データのクラウド化
患者数の動向（今後の動向） ・全世界のオンライン診療普及率の上昇
（2019年1％→2021年５％上昇予想※2 ）
・在宅医療：増↗（大幅増↑） ・機能認定薬局： -（大幅増↑）
・オンライン：増↗ （大幅増↑)
※1 MMD研究所調べ ※2 ﾃﾞﾛｲﾄ･ﾄｰﾏﾂ調べ
日本調剤の環境変化への対応力
・機能認定薬局に向けた高度医療への対応力
→薬局所属の外来がん治療専門薬剤師の1/3強が当社所属
→ FINDAT導入による地域のDI（Drug Information）室としての情報発信力
・バランスの取れた自力出店力
→門前・敷地内薬局とハイブリッド型薬局（面対応型・MC型）による患者様のニーズを取りこぼさない出店形態
・医療のDX化・オンライン化への対応力
→自社開発システムによるオンライン薬局サービスをいち早く整備。
→DX戦略を策定し、グループのDX化を促進。
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2 成長戦略
バランスを重視した出店①
自力出店、M&Aともに大型店舗の出店と高度医療への対応を進めており、店舗あたり売上高が増加。自力出店割合を維持しつ
つ、M&Aを活用したバランス良い出店を実施。
出店数 16/3 17/3 18/3 19/3 20/3 21/3 22/3 2Q
出店 27 42 36 32 65 29 20
自力出店 22 21 23 26 35 22 15
(割合) (81.5%) (50.0%) (63.9%) (81.2%) (53.8%) (75.9%) (75.0%)
M&A 5 21 13 6 30 7 5
閉店 11 12 8 19 13 9 5
期末店舗数 527 557 585 598 650 670 685
・物販店舗1店舗を含む ※物販店舗から調剤薬局への業態変更1店舗を含む
22/3 2Q 調剤薬局事業実績 処方箋単価の推移 (円)
(前年同期比増減) 調剤売上高 処方箋枚数 処方箋単価 16,869 16,709
既存店 6.8% 7.5% △0.6% 15,479
14,739 14,458
前年出店 236.1% 215.1% 6.7%
全店 8.7% 10.4% △1.5%
処方箋枚数 7,567千枚 処方箋単価 16,709円 18/3 19/3 20/3 21/3 22/3 2Q
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2 成長戦略
バランスを重視した出店②
門前・敷地内薬局の堅実な出店に加え、地域医療を行う上で重要性が増しているハイブリッド型薬局の出店を強化し、バランスを重
視した出店を継続。
出店数 出店割合
22/3
18/3 19/3 20/3 21/3 ハイブリッド型薬局の出店割合
２Q
55.2%
出店 36 32 65※ 29 20 44.4% 50.0%
41.5%
門前・敷地内 20 16 38 13 15
ハイブリッド型 16 16 27 16 5
25.0%
閉店 8 19 13 9 5
期末店舗数 585 598 650 670 685
・物販店舗1店舗を含む 18/3 19/3 20/3 21/3 22/3 2Q
※ 物販店舗から調剤薬局への業態変更1店舗を含む
出店数 期末店舗数 期末店舗数
地域
22/3 2Q 22/3 2Q 割合
店舗割合
関東 12 318 46.4%
ハイブリッド型 門前・敷地内
33%
67% 関西 2 69 10.1%
32% 56% その他 6 298 43.5%
222店舗 179店舗
合計 20 685 100.0%
全国 1都3県
68% 44% ハイブリッド型…面対応＆医療モール
駅前や商店街などに立地し、広域の処方箋を応需する面対応薬局と、医療機関を複
463店舗 139店舗 数誘致する医療モールの要素を組み合わせた薬局
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2 成長戦略
医薬品製造販売事業の拡大①
つくば第2工場 製造キャパシティ拡大施策
2018年の稼働以来年平均70％を超える製造拡大を続けてきたつくば第2工場のさらなる製造キャパシティの向上に向けて、未稼
働エリアの稼働検討を開始。中期的には医薬品製造販売事業の営業利益率10%を見込む。
（億錠）
16.0 12.0%
つくば第2工場 生産数量 営業利益率（医薬品製造販売事業）
10.0%
14.0
10.0%
12.0
8.0%
10.0
5.1%
8.0 4.6% 6.0%
6.0 3.0% 4.0%
4.0 8.0
5.8 0.9%※ 2.0%
2.0 4.3
2.0
0.0 0.0%
19/3 20/3 21/3 22/3（見込） 中期的目標
※2022年3月期の医薬品製造販売事業の営業利益率は、
長生堂製薬の品質問題の影響を受けて期初予想の5.4％から0.9％へ下方修正。
来期以降、営業利益率は回復見込み。
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2 成長戦略
医薬品製造販売事業の拡大②
厳しい市場環境ではあるものの前期及び本年6月の新規薬価収載品の発売により売上高も堅調に推移。
売上高の推移とその内訳
四半期別売上高推移 （単位：百万円） 内・外別売上高推移 （単位：百万円）
8品目 12品目 16品目 5品目 12品目
25,000 外販 内販
13,000 発売 発売 発売 発売 発売
12,423
12,073 12,159
12,000 20,000
11,524 11,510
10,041 9,859
9,256
11,000 10,881 10,739 15,000
10,508
10,464
10,159
10,000 10,000
12,771 13,810
11,783
9,000 5,000
8,000 0
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 20/3 2Q 21/3 2Q 22/3 2Q
20/3 21/3 22/3
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2 成長戦略
新規薬価収載品目
2021年12月新規薬価収載予定品目：3品目 販売品目数
後発医薬品への変換 全販売品目 自社承認品目 自社製造品目
可能規模（推定※） 440 億円 681 677 673
663
636
名称 611
レベチラセタム錠 レベチラセタム
250mg「JG」 ドライシロップ 50%「JG」
466 473 476
449 458
レベチラセタム錠
423
500mg「JG」
※先発品の年間使用数量から当社試算
262 267
243 244 245
225
17/3 18/3 19/3 20/3 21/3 22/3 2Q
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2 成長戦略
新規薬価収載品目
新規薬価収載品を確実に発売したことが売上高に大きく寄与。今後も研究開発を行うことで売上高の確実な積み上げを実施。
25,000
398 前年同期比
…2021年薬価収載品 増減
1,381 …2020年薬価収載品 +95.0%
20,000 708 2,157 …2019年薬価収載品 △1.1%
2,180
774 …2018年薬価収載品 +2.3%
756 1,423 …2017年薬価収載品 +24.1%
1,146
1,343 …2016年薬価収載品 +4.4%
15,000 1,286
1,852 …2015年薬価収載品
2,075
1,487 …2014年薬価収載品
1,415
10,000 2,673 …2013年薬価収載品
2,293
2,220 2,604 …2012年薬価収載品
1,023 863 …2011年薬価収載品
5,000
5,335 5,512 …2010年以前薬価収載品
0
21/3 2Q 22/3 2Q
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2 成長戦略
医療従事者派遣・紹介事業の拡大①
薬剤師派遣事業の需給状況変化に伴い、薬剤師紹介事業へのシフトを推進する中、新型コロナウイルス感染症の影響で人材需
要が減少したことにより薬剤師の派遣求人は急減。また、薬剤師の紹介事業に対する需要も低下しており、取引先数を維持するも
紹介単価・件数の減少により紹介売上高は減少。
■取引先数
薬剤師紹介事業の拡大 200%
■売上高 150% 128% 126% 128%
100% 100%
200% 100%
50%
160%
150% 146% 0%
134% 18/3 2Q 19/3 2Q 20/3 2Q 21/3 2Q 22/3 2Q
103%
100% ■成約数
100% 150% 126% 118%
113%
120% 100%
89%
90%
50%
60%
30%
0%
0%
18/3 2Q 19/3 2Q 20/3 2Q 21/3 2Q 22/3 2Q
18/3 2Q 19/3 2Q 20/3 2Q 21/3 2Q 22/3 2Q
求人登録→マッチング→成約→売上
18/3期2Qの売上高・取引先数・成約数を100%とした売上高・取引先数・成約数の推移
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2 成長戦略
医療従事者派遣・紹介事業の拡大②
医師紹介事業は、新型コロナウイルス感染症による影響下においても引き続き需要は増加し、高い成長力を維持。新型コロナワクチ
ン接種関連業務の需要急増もあり、継続して事業は拡大。
■取引先数
医師紹介事業の拡大 700%
632%
600% 483%
■売上高 500% 404%
1400% 400%
1157% 191%
300%
1200% 200% 100%
100%
0%
1000%
18/3 2Q 19/3 2Q 20/3 2Q 21/3 2Q 22/3 2Q
800% 619%
564%
3000% ■成約数 2660%
600% 2500%
2000%
400% 1500%
217%
1000% 389% 380%
200% 100% 500% 100% 193%
0%
0% 18/3 2Q 19/3 2Q 20/3 2Q 21/3 2Q 22/3 2Q
18/3 2Q 19/3 2Q 20/3 2Q 21/3 2Q 22/3 2Q
求人登録→マッチング→成約→売上
18/3期2Qの売上高・取引先数・成約数を100%とした売上高・取引先数・成約数の推移
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