3328 BEENOS 2020-04-28 15:00:00
2020年9月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年9月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年4月28日
上場会社名 BEENOS株式会社 上場取引所 東
コード番号 3328 URL https://www.beenos.com
代表者 (役職名) 代表取締役社長兼グループCEO (氏名) 直井 聖太
問合せ先責任者 (役職名) 執行役員 (氏名) 松田 久典 TEL 03-5739-3350
四半期報告書提出予定日 2020年5月14日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無 : 有 (アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1. 2020年9月期第2四半期の連結業績(2019年10月1日∼2020年3月31日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する四
売上高 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年9月期第2四半期 14,286 22.2 2,616 ― 2,605 ― 1,711 ―
2019年9月期第2四半期 11,690 10.2 △18 ― 0 △99.9 △69 ―
(注)包括利益 2020年9月期第2四半期 1,605百万円 (―%) 2019年9月期第2四半期 △210百万円 (―%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2020年9月期第2四半期 138.27 ―
2019年9月期第2四半期 △5.71 ―
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2020年9月期第2四半期 19,493 11,352 57.8 877.55
2019年9月期 18,811 10,171 45.3 713.16
(参考)自己資本 2020年9月期第2四半期 11,270百万円 2019年9月期 8,512百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2019年9月期 ― 0.00 ― 18.00 18.00
2020年9月期 ― 0.00
2020年9月期(予想) ― 18.00 18.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2020年9月期の連結業績予想(2019年10月1日∼2020年9月30日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
23,500 △7.0 2,350 37.6 2,350 37.1 1,400 30.0 112.00
通期
∼31,400 ∼24.2 ∼3,140 ∼83.9 ∼3,140 ∼83.2 ∼1,900 ∼76.4 ∼152.00
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ― 社 (社名) 、 除外 ― 社 (社名)
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年9月期2Q 13,335,995 株 2019年9月期 12,332,600 株
② 期末自己株式数 2020年9月期2Q 492,450 株 2019年9月期 396,747 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年9月期2Q 12,377,430 株 2019年9月期2Q 12,098,298 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達
成を当社として約束する趣旨のものではございません。
また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
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2020年9月期 第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………… 4
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………… 5
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………… 6
(1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………… 6
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………… 8
四半期連結損益計算書
第2四半期連結累計期間 ………………………………………………………… 8
四半期連結包括利益計算書
第2四半期連結累計期間 ………………………………………………………… 9
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ……………………………………………10
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………12
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………12
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………12
(セグメント情報等) ………………………………………………………………12
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2020年9月期 第2四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当社グループは、テクノロジーとインターネットをベースにグローバル領域において新しい市場を創造するため
に、コアバリューであるEコマース事業の「ノウハウ・データ」とインキュベーション事業の「グローバル投資ネッ
トワーク」を掛け合わせ、日本と世界を繋ぐプラットフォームを生み出し続ける「グローバルプラットフォーマ
ー」を目指しております。
今期は当社グループ全体で既存事業の進化と新規事業の創造に積極的に取り組んでおり、従来の「クロスボーダ
ー」「バリューサイクル」「リテール・ライセンス(エンターテイメント)」に、新たに「インバウンド」を加え
た4つの事業ドメインにおいて「日本の商品・二次流通の海外展開」「エンターテイメント領域の課題解決の一元
的サポート」「データとAIを活用したトラベル(インバウンド)プラットフォームの構築」の実現を目指しており
ます。
当第2四半期連結累計期間においては、Eコマース事業・クロスボーダー部門の収益力の強化、及び、バリューサ
イクル部門の重点施策へのリソースの集中と業務効率化によるコスト削減を実施しました。また、インキュベーシ
ョン事業においては、2020年3月末までに2019年3月末時点の営業投資有価証券含み益の20%(約43億円)の投資
回収を行いポートフォリオを入れ替える方針に基づき、当社および当社の連結子会社が保有する営業投資有価証券
の一部を売却し、前連結会計年度の下半期に約20億円、当第2四半期連結累計期間に約27億円の営業投資有価証券
の売却益を計上しました。
その結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は14,286,146千円(前年同期比22.2%増)、営業利益は2,616,067
千円(前年同期は営業損失18,801千円)、経常利益は2,605,936千円(前年同期は経常利益909千円)、親会社株主
に帰属する四半期純利益は1,711,453千円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失69,050千円)となりまし
た。
なお、当社が経営指標として重視している流通総額(国内外における商品流通額)につきましては、当第2四半
期連結累計期間で245億円(前年同期比1.4%減)となりました。
2020年3月末時点における営業投資有価証券の簿価は41億円、その時価評価額は226億円(2019年9月末時点にお
ける簿価は41億円、時価評価額は252億円、2019年9月末以降29億円の売却を実施しており実質的には1億円増)と
なっております。営業投資有価証券の時価評価額※は上場銘柄は市場価格、未上場銘柄は直近の取引価格にて評価
した金額です。(当社が投資損失引当金を計上している銘柄については簿価にて評価)※当該金額は、当社の試算
に基づく金額であり、監査法人の監査を受けておりません。
また、新型コロナウイルス感染症の影響につきましては、セグメント別の業績をご参照ください。当社といたし
ましては、感染拡大と長期化は世界経済に重大な影響が出ることを想定し、今後も状況を注視しつつ最大限の対策
に取り組んでまいります。
事業のセグメント別の業績は、次のとおりであります。
①Eコマース事業
1-1 クロスボーダー部門
「海外転送・代理購入事業(FROM JAPAN)」におきましては、第1四半期より株式会社メルカリと業務提携し、
代理購入サービス「Buyee」が翻訳・海外発送・お問い合わせ対応などをサポートすることで、「メルカリ」に出品
された商品が世界100以上の国・地域のお客さまに販売可能となりました。また、世界中のより多くのお客様に更に
便利に安心して利用していただくために、「Buyee」のサイト翻訳機能にインドネシア語・タイ語・韓国語・スペイ
ン語・ドイツ語・ロシア語の6言語を追加し、これまでの日本語・英語・中国語繁体字・中国語簡体字を含め、全
10言語に対応いたしました。さらに、戦略的重点地域のひとつである台湾へのより安価な配送方法の導入や、ほと
んどの国と地域に対して日本郵便以外の配送手段を準備し有事の際のリスク分散を図るなどお客さまの満足度の向
上に努めております。新型コロナウイルスの影響につきましては、海外への配送を委託しているパートナーの一社
である日本郵便株式会社の一部の国・地域向け国際郵便物の一時引受停止がありましたが、日本郵便以外の代替発
送手段をすでに導入していることで、現時点では出荷への影響は軽微に留まっております。一方、世界的なデジタ
ルシフトが加速する中で、越境ECに対して売り手(国内ECサイト)も買い手(海外消費者)も需要が高まっており、
流通が拡大いたしました。
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2020年9月期 第2四半期決算短信
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の流通総額、売上高、営業利益は好調に推移しいずれも過去最高となり
ました。
「グローバルショッピング事業(TO JAPAN)」におきましては、継続的なSEO施策やお客さまに合わせたマーケテ
ィングの実施により売上高の向上を図るとともに、自動化の推進や物流の見直しによる利益体質の強化を積極的に
行い、安定的な収益構造を構築しました。新型コロナウイルスの影響につきましては、米国倉庫のあるカリフォル
ニア州でロックダウンが実施されておりますが物流施設については除外されており、現時点では影響はありませ
ん。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は2,803,329千円(前年同期比16.6%増)、営業利益は785,075
千円(前年同期比171.1%増)となりました。
1-2 バリューサイクル部門
バリューサイクル部門では、「ネット買取販売事業」におきましては、新型コロナウイルスの影響と考えられる
不要不急の買い控えが見られましたが、販管費のコントロールなどの対策を講じております。広告手法の見直しを
行い、これまで投下費用の比率が高かったマス広告からターゲティング広告へシフトし、広告宣伝費の費用対効果
の改善を図るとともに、クーポン配布等の販売促進費を機動的に投下した結果、買取金額・売上高は前年同期比で
は減少したものの、営業利益額・営業利益率が大幅に改善しました。また、2020年1月14日をもって本事業を運営
する株式会社デファクトスタンダードを完全子会社化し、長期的な視点による事業戦略の策定や当社グループの経
営リソースの配分など迅速に意思決定を行い、同社の再成長による企業価値の増加を図っております。(完全子会
社化の詳細は2019年11月21日当社発表の「BEENOS株式会社による株式会社デファクトスタンダードの簡易株式交換
による完全子会社化に関するお知らせ」をご覧下さい。)
「酒類の買取販売事業」におきましては、買取価格を業界最高値とする基本方針を継続したことで、買取金額・
買取件数が大幅に増加しました。また、買取から出品までの滞留時間を短くし、機会損失を抑えたことで売上高は
順調に推移しましたが、買取相場の高止まりから粗利益率が低下したことで営業損失を計上いたしました。また、
一般的にはオークションサイトでしか流通されないような高級ワインやウイスキーをワンプライスで販売する酒類
ECサイト「moment」をオープンし、当社グループが運営する代理購入サービス「Buyee」とシステム連携すること
で、これらのニーズが高い海外のお客さまにも便利に購入いただけるようになりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は6,337,944千円(前年同期比5.3%減)、営業利益は59,357千
円(前年同期は営業損失105,303千円)となりました。
1-3 リテールライセンス部門
「エンターテイメント事業」では、人気アーティストの新型コロナウイルスの影響によるイベントの自粛等によ
りイベント会場でのグッズ販売に影響があり、オンラインのイベント配信などを通じてECでのグッズ販売に注力す
るなどの対応をいたしましたが、売上高は減少いたしました。
「グローバルプロダクト事業」では、2018年7月に販売を開始しシリーズ累計出荷数100万個を突破したポケモン
コスメシリーズに続いて、2020年3月より国内外で人気のキャラクター「星のカービィ」のコスメグッズの販売を
全国のバラエティショップなど約1,000店舗で開始し、初回製造分約5万個が即売する人気となりました。また、フ
レグランスボディケアブランドSWATi(スワティー)では、ポップアップの展開や、商品取扱店舗の拡充を行いブラ
ンド認知の拡大に努めました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は2,218,918千円(前年同期比10.5%減)、営業損失は28,648千
円(前年同期は営業利益68,580千円)となりました。
Eコマース事業全体では、当第2四半期連結累計期間の売上高は11,360,192千円(前年同期比1.8%減)、営業利
益は815,783千円(前年同期比222.6%増)となりました。
②インキュベーション事業
「投資育成事業」におきましては、新興国のオンラインマーケットプレイス企業やオンライン決済企業への投資
と、日本国内のインバウンド消費関連市場のスタートアップ企業への投資を進め、投資先の事業進捗に合わせて、
適時適切なタイミングで投資回収も図っており、2020年3月末までに2019年3月末時点の営業投資有価証券含み益
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2020年9月期 第2四半期決算短信
の20%(約43億円)の投資回収を行いポートフォリオの入れ替える方針に基づき、当社および当社の連結子会社が
保有する営業投資有価証券の一部を売却し、前連結会計年度の下半期に約20億円、当第2四半期連結累計期間に約
27億円の営業投資有価証券の売却益を計上しました。
新型コロナウイルスの影響につきましては、世界的にデジタルシフトが加速する中、当社の出資する総合型のマ
ーケットプレイス企業では、生活必需品を中心に利用者数や受注件数が増加しており、専門型のマーケットプレイ
スでは、ファッションや車などの不要不急のカテゴリーは当面厳しい状況が続くと考えておりますが、新型コロナ
ウイルスの収束後には、一層のデジタルシフトが進展すると考えており、各企業とも既にそれに向けた各種の新サ
ービス開発に取り組んでおります。各社の資金調達の状況といたしましては、バリュエーションを上げた調達を計
画していた企業は、当面新規の投資が控えられる中、調達計画を延期せざるを得ないような状況もありますが、既
存株主中心に調達をすすめ、各社ともに12か月以上の運転資金を確保済みであるなど既に対策を講じており、現時
点では当社の投資損益や時価評価への影響はありません。しかし、投資先企業の資金調達時期の遅れなど、成長が
鈍化する可能性が想定されますので投資先企業とのコミュニケーションを今まで以上に積極的に行い、状況の把握
に努めております。
「新規事業」におきましては、「エンターテイメント」「インバウンド」の事業ドメインにおいて「エンターテ
イメント領域の課題解決の一元的サポート」「データとAIを活用したトラベル(インバウンド)プラットフォーム
の構築」の実現に向けた新規事業の創造に積極的に取り組んでおります。
また、2019年10月には、台湾・東南アジアの最大級ECモール「Shopee」と業務連携し、Shopeeのパートナーとし
て日本企業のShopee出店をサポートすることで、海外販売を増やし日本企業の可能性を広げる機会を提供するとと
もに、海外企業との連携も視野に入れ、海外販売における市場の拡大を図っております。
新型コロナウイルスの影響につきましては、インバウンド関連の新規事業は、当面訪日旅行客の減少は免れない
と考えており、マーケティング費用等の先行投資計画を後ろ倒しにするなどの対策を講じております。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は2,975,432千円(前年同期は売上高125,110千円)、営業利益
は2,248,916千円(前年同期は、営業損失72,716千円)となりました。
2020年3月末時点における営業投資有価証券の簿価は41億円、その時価評価額は226億円(2019年9月末時点にお
ける簿価は41億円、時価評価額は252億円、2019年9月末以降29億円の売却を実施しており実質的には1億円増)と
なっております。営業投資有価証券の時価評価額※は上場銘柄は市場価格、未上場銘柄は直近の取引価格にて評価
した金額です。(当社が投資損失引当金を計上している銘柄については簿価にて評価)※当該金額は、当社の試算
に基づく金額であり、監査法人の監査を受けておりません。
(2)財政状態に関する説明
①財政状態の分析
(ⅰ)資産
当第2四半期連結会計期間末の資産合計は19,493,390千円となり、前連結会計年度末と比べ682,104千円の増加と
なりました。
内訳といたしましては、流動資産合計が16,975,138千円となり、前連結会計年度末と比べ567,823千円の増加とな
りました。その主な要因は、現金及び預金1,501,741千円、流動資産のその他に含まれる預け金676,866千円の増加、
受取手形及び売掛金1,764,444千円の減少であります。
また、固定資産合計は、2,518,251千円となり、前連結会計年度末と比べ114,280千円の増加となりました。その
主な要因は、投資有価証券163,526千円、のれん148,447千円の増加、繰延税金資産199,877千円の減少であります。
(ⅱ)負債
当第2四半期連結会計期間末の負債合計は8,141,160千円となり、前連結会計年度末と比べ498,655千円の減少と
なりました。
内訳といたしましては、流動負債合計が7,569,453千円となり、前連結会計年度末と比べ589,638千円の減少とな
りました。その主な要因は、短期借入金950,000千円、未払金544,143千円の減少、未払法人税等438,248千円、預り
金276,841千円の増加であります。
また、固定負債合計は、571,706千円となり、前連結会計年度末と比べ90,982千円の増加となりました。その主な
要因は、繰延税金負債90,149千円の増加であります。
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(ⅲ)純資産
当第2四半期連結会計期間末の純資産合計は11,352,230千円となり、前連結会計年度末と比べ1,180,759千円の増
加となりました。その主な要因は、資本剰余金1,361,375千円、利益剰余金1,496,607千円の増加、非支配株主持分
1,587,555千円の減少であります。
②キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間末の現金及び現金同等物(以下「資金」という)は7,656,944千円となり、前連結会計
年度末と比べ2,178,608千円の増加となりました。
各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において営業活動による資金の増加は、3,997,700千円となりました。その主な要因
は、増加要因としましては、税金等調整前四半期純利益2,614,742千円、売上債権の減少による増加1,838,981千円
であり、減少要因としましては、未払金の減少580,724千円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において投資活動による資金の減少は、355,073千円となりました。その主な減少要因
は、事業譲受による支出160,000千円、投資有価証券の取得による支出131,592千円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において財務活動による資金の減少は、1,459,294千円となりました。その主な減少要
因は、短期借入金の減少950,000千円、配当金の支払額215,567千円、子会社の自己株式の取得による支出180,450千
円であります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
今後の見通しについて、新型コロナウイルスの影響はクロスボーダー部門では軽微ではあるものの、バリューサイ
クル部門の外出自粛に伴う買い控えの影響、リテール・ライセンス部門のイベント開催の見通しが不透明であること
に加え、インキュベーション事業の営業投資有価証券の売却機会の創出が不透明であることから、2019年11月7日に
公表した2020年9月期連結業績予想をレンジでの予想に修正いたします。尚、レンジの下限についての修正における
前提は以下のとおりであります。
・クロスボーダー部門 国際配送の物流網の維持
・バリューサイクル部門 外出自粛要請に伴う買い控えの影響による売上減少
・リテール・ライセンス部門 2020年9月期下期中のイベント全件中止
・インキュベーション事業 営業投資有価証券の売却件数減少
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2019年9月30日) (2020年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 5,175,775 6,677,517
受取手形及び売掛金 2,527,865 763,420
営業投資有価証券 4,176,825 4,120,047
商品 2,689,382 2,524,934
未収入金 862,433 1,124,746
その他 975,034 1,764,471
流動資産合計 16,407,315 16,975,138
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 603,067 600,940
減価償却累計額 △256,794 △280,309
建物及び構築物(純額) 346,272 320,630
車両運搬具 9,614 9,601
減価償却累計額 △7,753 △8,250
車両運搬具(純額) 1,861 1,350
工具、器具及び備品 192,338 200,153
減価償却累計額 △122,589 △134,618
工具、器具及び備品(純額) 69,748 65,535
有形固定資産合計 417,882 387,516
無形固定資産
のれん 303,842 452,290
その他 150,753 162,693
無形固定資産合計 454,596 614,983
投資その他の資産
投資有価証券 887,065 1,050,591
繰延税金資産 215,992 16,114
その他 428,433 449,044
投資その他の資産合計 1,531,491 1,515,750
固定資産合計 2,403,970 2,518,251
資産合計 18,811,286 19,493,390
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2020年9月期 第2四半期決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2019年9月30日) (2020年3月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 384,508 410,820
短期借入金 3,550,000 2,600,000
未払金 2,956,824 2,412,680
預り金 714,796 991,638
未払法人税等 89,157 527,405
その他 463,805 626,907
流動負債合計 8,159,091 7,569,453
固定負債
繰延税金負債 287,680 377,830
資産除去債務 193,043 193,876
固定負債合計 480,724 571,706
負債合計 8,639,815 8,141,160
純資産の部
株主資本
資本金 2,775,840 2,775,840
資本剰余金 2,542,577 3,903,953
利益剰余金 3,966,442 5,463,050
自己株式 △567,835 △603,252
株主資本合計 8,717,025 11,539,592
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 △314,461 △363,764
為替換算調整勘定 109,571 95,026
その他の包括利益累計額合計 △204,890 △268,738
新株予約権 46,677 56,273
非支配株主持分 1,612,657 25,102
純資産合計 10,171,470 11,352,230
負債純資産合計 18,811,286 19,493,390
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BEENOS株式会社(3328)
2020年9月期 第2四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第2四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年10月1日 (自 2019年10月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
売上高 11,690,188 14,286,146
売上原価 6,141,373 6,259,410
売上総利益 5,548,814 8,026,735
販売費及び一般管理費 5,567,615 5,410,668
営業利益又は営業損失(△) △18,801 2,616,067
営業外収益
受取利息 38 43
持分法による投資利益 23,043 -
助成金収入 6,401 7,925
投資事業組合運用益 - 68,795
その他 12,914 24,350
営業外収益合計 42,398 101,115
営業外費用
支払利息 7,453 4,362
持分法による投資損失 - 32
為替差損 6,104 14,799
支払手数料 2,016 91,242
投資事業組合運用損 6,789 -
その他 324 809
営業外費用合計 22,687 111,246
経常利益 909 2,605,936
特別利益
新株予約権戻入益 - 8,806
特別利益合計 - 8,806
税金等調整前四半期純利益 909 2,614,742
法人税、住民税及び事業税 112,137 655,363
法人税等調整額 △16,169 289,942
法人税等合計 95,967 945,306
四半期純利益又は四半期純損失(△) △95,058 1,669,436
非支配株主に帰属する四半期純損失(△) △26,007 △42,016
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主
△69,050 1,711,453
に帰属する四半期純損失(△)
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BEENOS株式会社(3328)
2020年9月期 第2四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第2四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年10月1日 (自 2019年10月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
四半期純利益又は四半期純損失(△) △95,058 1,669,436
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △51,446 △48,888
為替換算調整勘定 △60,575 △13,826
持分法適用会社に対する持分相当額 △3,478 △1,133
その他の包括利益合計 △115,500 △63,848
四半期包括利益 △210,558 1,605,588
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △184,551 1,647,605
非支配株主に係る四半期包括利益 △26,007 △42,016
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BEENOS株式会社(3328)
2020年9月期 第2四半期決算短信
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年10月1日 (自 2019年10月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益 909 2,614,742
減価償却費 52,627 62,449
のれん償却額 46,446 51,552
貸倒引当金の増減額(△は減少) 3,955 -
株式報酬費用 12,725 41,285
受取利息及び受取配当金 △38 △43
支払利息 7,453 4,362
為替差損益(△は益) △7,107 △539
持分法による投資損益(△は益) △23,043 32
投資事業組合運用損益(△は益) 6,789 △68,795
新株予約権戻入益 - △8,806
売上債権の増減額(△は増加) △393,902 1,838,981
営業投資有価証券の増減額(△は増加) △1,095,271 11,003
たな卸資産の増減額(△は増加) △776,643 164,389
仕入債務の増減額(△は減少) 380,756 24,395
未払金の増減額(△は減少) 574,593 △580,724
預り金の増減額(△は減少) 810,217 276,736
未払消費税等の増減額(△は減少) △10,388 40,741
その他 △51,842 △338,575
小計 △461,761 4,133,187
利息及び配当金の受取額 61,232 12,733
利息の支払額 △7,427 △4,250
法人税等の還付額 - 75,943
法人税等の支払額 △430,331 △219,913
営業活動によるキャッシュ・フロー △838,288 3,997,700
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △98,443 △7,913
無形固定資産の取得による支出 △39,877 △42,102
投資有価証券の取得による支出 △65,807 △131,592
敷金及び保証金の差入による支出 △1,710 △21,846
敷金及び保証金の回収による収入 13,626 45
投資事業組合からの分配金による収入 - 8,235
事業譲受による支出 - △160,000
その他 △219 100
投資活動によるキャッシュ・フロー △192,433 △355,073
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BEENOS株式会社(3328)
2020年9月期 第2四半期決算短信
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年10月1日 (自 2019年10月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の増減額(△は減少) 872,900 △950,000
長期借入金の返済による支出 △4,440 -
自己株式の取得による支出 △288,008 △114,857
自己株式の売却による収入 - 162
子会社の自己株式の取得による支出 - △180,450
非支配株主への配当金の支払額 △19,549 -
新株予約権の発行による収入 - 1,418
配当金の支払額 △158,580 △215,567
財務活動によるキャッシュ・フロー 402,321 △1,459,294
現金及び現金同等物に係る換算差額 △10,074 △4,723
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △638,475 2,178,608
現金及び現金同等物の期首残高 6,175,435 5,478,335
現金及び現金同等物の四半期末残高 5,536,960 7,656,944
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BEENOS株式会社(3328)
2020年9月期 第2四半期決算短信
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
当社は、2020年1月14日を効力発生日として、当社を株式交換完全親会社、当社の連結子会社である株式会社デ
ファクトスタンダードを完全子会社とする株式交換を実施いたしました。この結果、当第2四半期連結累計期間に
おいて、資本剰余金が1,545,538千円増加しております。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第2四半期連結累計期間(自 2018年10月1日 至 2019年3月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
四半期連結
Eコマース事業 調整額 損益計算書
インキュ
クロス バリュー リテール・ ベーション 合計 (注)1 計上額
ボーダー サイクル ライセンス 小計 事業 (注)2
部門 部門 部門
売上高
外部顧客へ
2,339,850 6,689,027 2,476,199 11,565,077 125,110 11,690,188 ― 11,690,188
の売上高
セグメント
間の内部売
3,952 92 3,388 7,433 ― 7,433 △7,433 ―
上高又は振
替高
計 2,403,803 6,689,120 2,479,588 11,572,511 125,110 11,697,621 △7,433 11,690,188
セグメント利
益又は損失 289,603 △105,303 68,580 252,880 △72,716 180,163 △198,965 △18,801
(△)
(注) 1.セグメント利益又は損失(△)の調整額△198,965千円には、セグメント間取引の消去△390,241千円、各報
告セグメントに配分していない全社収益573,127千円及び全社費用△381,851千円が含まれております。全社
収益は、主に当社におけるグループ会社からの受取手数料であります。全社費用は、主に当社におけるグル
ープ管理に係る費用であります。
2.セグメント損失は、四半期連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
該当事項はありません。
(のれんの金額の重要な変動)
該当事項はありません。
(重要な負ののれん発生益)
該当事項はありません。
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BEENOS株式会社(3328)
2020年9月期 第2四半期決算短信
Ⅱ 当第2四半期連結累計期間(自 2019年10月1日 至 2020年3月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
四半期連結
Eコマース事業 調整額 損益計算書
インキュ
クロス バリュー リテール・ ベーション 合計 (注)1 計上額
ボーダー サイクル ライセンス 小計 事業 (注)2
部門 部門 部門
売上高
外部顧客へ
2,794,854 6,337,944 2,218,825 11,351,625 2,934,521 14,286,146 ― 14,286,146
の売上高
セグメント
間の内部売
8,475 ― 92 8,567 40,911 49,478 △49,478 ―
上高又は振
替高
計 2,803,329 6,337,944 2,218,918 11,360,192 2,975,432 14,335,625 △49,478 14,286,146
セグメント利
益又は損失 785,075 59,357 △28,648 815,783 2,248,916 3,064,699 △448,632 2,616,067
(△)
(注) 1.セグメント利益又は損失(△)の調整額△448,632千円には、セグメント間取引の消去△1,830,481千円、各
報告セグメントに配分していない全社収益2,042,912千円及び全社費用△661,062千円が含まれております。
全社収益は、主に当社におけるグループ会社からの受取手数料であります。全社費用は、主に当社における
グループ管理に係る費用であります。
2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
該当事項はありません。
(のれんの金額の重要な変動)
該当事項はありません。
(重要な負ののれん発生益)
該当事項はありません。
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