3328 BEENOS 2020-02-14 15:00:00
(訂正・数値データ訂正)「2020年9月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」の一部訂正について [pdf]

 
                                                                     2020年2月14日
 各   位
                                        会 社 名   BEENOS株式会社
                                        代表者名    代表取締役社長       直井     聖太
                                                (コード:3328、東証第一部)
                                        問合せ先    執行役員     松田   久典
                                                (TEL.03-5739-3350)


         (訂正・数値データ訂正)「2020年9月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」の
             数値データ訂正)            四半期決算短信 日本基準
                            一部訂正について

     2020年2月5日   13時00分に発表した表記開示資料について一部訂正すべき事項がありましたのでお知らせしま
    す。また、数値データにも訂正すべき事項がありましたので訂正後の数値データも送信します。
      
                                    記


 1.訂正理由
     「2020年9月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」の提出後に、在外子会社の税金計算に誤りがあること
    が判明したため、訂正を行うものであります。


 2.訂正箇所
     サマリー情報        1. 2020年9月期第1四半期の連結業績(2019年10月1日~2019年12月31日)
                   (1)連結経営成績(累計)
     サマリー情報        1. 2020年9月期第1四半期の連結業績(2019年10月1日~2019年12月31日)
                   (2)連結財政状態
     添付資料2ページ      1. 当四半期決算に関する定性的情報
                   (1)経営成績に関する説明
     添付資料4ページ      1. 当四半期決算に関する定性的情報
                   (2)財政状態に関する説明
     添付資料5~6ページ    2. 四半期連結財務諸表及び主な注記
                   (1)四半期連結貸借対照表
     添付資料7ページ      2.四半期連結財務諸表及び主な注記
                   (2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
                     四半期連結損益計算書
                      第1四半期連結累計期間
     添付資料8ページ      2.四半期連結財務諸表及び主な注記
                   (2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
                     四半期連結包括利益計算書
                      第1四半期連結累計期間


 3.訂正内容
     訂正後と訂正前のサマリー情報及び添付資料をそれぞれ添付し、訂正箇所に下線を付しております。


                                                                          以   上
      【訂正後】


                      2020年9月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
                                                                                                                  2020年2月5日

上場会社名 BEENOS株式会社                                                                                  上場取引所                    東
コード番号 3328    URL https://www.beenos.com
代表者      (役職名) 代表取締役社長兼グループCEO                                (氏名) 直井 聖太
問合せ先責任者 (役職名) 執行役員                                            (氏名) 松田 久典                          TEL 03-5739-3350
四半期報告書提出予定日       未定
配当支払開始予定日         ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 :           有
四半期決算説明会開催の有無            :   有 (アナリスト向け)

                                                                                                                 (百万円未満切捨て)

1. 2020年9月期第1四半期の連結業績(2019年10月1日∼2019年12月31日)
(1) 連結経営成績(累計)                                                                                    (%表示は、対前年同四半期増減率)
                                                                                                      親会社株主に帰属する四
                              売上高                  営業利益                          経常利益
                                                                                                         半期純利益
                              百万円        %             百万円          %            百万円              %          百万円            %
2020年9月期第1四半期                 8,129    53.1        2,366        ―                2,367    ―                  1,594     ―
2019年9月期第1四半期                 5,309   △1.1         △314         ―                △288     ―                  △200      ―
(注)包括利益 2020年9月期第1四半期  1,641百万円 (―%) 2019年9月期第1四半期  △424百万円 (―%)
                                                       潜在株式調整後1株当たり四半期
                          1株当たり四半期純利益
                                                             純利益
                                                円銭                                   円銭
2020年9月期第1四半期                                 133.60                    ―
2019年9月期第1四半期                                 △16.46                    ―

(2) 連結財政状態
                              総資産                      純資産                  自己資本比率                     1株当たり純資産
                                      百万円                        百万円                          %                            円銭
2020年9月期第1四半期              19,769                               11,598                    50.4                         834.30
2019年9月期                   18,811                               10,171                    45.3                         713.16
(参考)自己資本     2020年9月期第1四半期 9,958百万円                       2019年9月期 8,512百万円


2. 配当の状況
                                                               年間配当金
                  第1四半期末              第2四半期末                   第3四半期末                    期末                       合計
                                 円銭                円銭                       円銭                     円銭                      円銭
2019年9月期                  ―                        0.00             ―                             18.00                 18.00
2020年9月期                  ―
2020年9月期(予想)                                       0.00             ―                             18.00                 18.00

(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無



3. 2020年 9月期の連結業績予想(2019年10月 1日∼2020年 9月30日)
                                                                                                          (%表示は、対前期増減率)
                                                                                     親会社株主に帰属する 1株当たり当期
                  売上高                  営業利益                      経常利益
                                                                                       当期純利益      純利益
                 百万円             %      百万円              %       百万円             %        百万円               %              円銭
    通期           26,000         2.9     3,000          75.7      3,000       75.1         1,800           67.1         150.81
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
     【訂正後】

※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
     新規 ― 社 (社名)               、   除外  ― 社  (社名)

(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
     ① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更  : 無
     ② ①以外の会計方針の変更         : 無
     ③ 会計上の見積りの変更          : 無
     ④ 修正再表示               : 無

(4) 発行済株式数(普通株式)
     ① 期末発行済株式数(自己株式を含む)   2020年9月期1Q   12,332,600 株 2019年9月期     12,332,600 株
     ② 期末自己株式数             2020年9月期1Q      396,747 株 2019年9月期        396,747 株
     ③ 期中平均株式数(四半期累計)      2020年9月期1Q   11,935,853 株 2019年9月期1Q   12,185,672 株

※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です

※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、そ
の達成を当社として約束する趣旨のものではございません。
また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
                                           BEENOS株式会社(3328)
 【訂正後】                                     2020年9月期 第1四半期決算短信




○添付資料の目次



         1.当四半期決算に関する定性的情報 ………………………………………………… 2
         (1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………… 2
         (2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………… 4
         (3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………… 4
         2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ………………………………………………… 5
         (1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………… 5
         (2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………… 7
            四半期連結損益計算書
             第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………… 7
            四半期連結包括利益計算書
             第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………… 8
         (3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………… 9
            (継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………… 9
            (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………… 9
            (セグメント情報等) …………………………………………………………… 9
            (重要な後発事象) ………………………………………………………………10




                              1
                                              BEENOS株式会社(3328)
 【訂正後】                                        2020年9月期 第1四半期決算短信



1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
   当社グループは、テクノロジーとインターネットをベースにグローバル領域において新しい市場を創造するため
  に、コアバリューであるEコマース事業の「ノウハウ・データ」とインキュベーション事業の「グローバル投資ネッ
  トワーク」を掛け合わせ、日本と世界を繋ぐプラットフォームを生み出し続ける「グローバルプラットフォーマ
  ー」を目指しております。
   今期は当社グループ全体で既存事業の進化と新規事業の創造に積極的に取り組んでおり、従来の「クロスボーダ
  ー」「バリューサイクル」「リテール・ライセンス(エンターテイメント)」に、新たに「インバウンド」を加え
 た4つの事業ドメインにおいて「日本の商品・二次流通の海外展開」「エンターテイメント領域の課題解決の一元
 的サポート」「データとAIを活用したトラベル(インバウンド)プラットフォームの構築」の実現を目指しており
  ます。Eコマース事業セグメントにおいては、クロスボーダー部門の前年同期からの大幅増益及び、バリューサイク
  ル部門の戦略見直しによるコスト削減によって、前年同期の126,396千円の営業損失から、216,795千円の営業利益
  となりました。また、インキュベーション事業セグメントにおいては2020年3月末までに2019年3月末時点の営業
  投資有価証券含み益の20%(約43億円)の投資回収を行いポートフォリオの入れ替えを図るという方針のもとに、
 当社および当社の連結子会社が保有する営業投資有価証券の一部を売却し、前連結会計年度の下半期に約20億円、
 当第1四半期連結累計期間に約27億円の営業投資有価証券の売却益を計上しました。
   その結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は8,129,205千円(前年同期比53.1%増)、営業利益は2,366,612
 千円(前年同期は営業損失314,181千円)、経常利益は2,367,991千円(前年同期は経常損失288,634千円)、親会社
  株主に帰属する四半期純利益は1,594,594千円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失200,621千円)とな
 りました。
   なお、当社が経営指標として重視している流通総額(国内外における商品流通額)につきましては、当第1四半
 期連結累計期間で111億円(今期の計画は510億円)となりました。


   事業のセグメント別の業績は、次のとおりであります。


①Eコマース事業
   1-1   クロスボーダー部門
   「海外転送・代理購入事業(FROM JAPAN)」におきましては、株式会社メルカリと業務提携し、代理購入サービ
  ス「Buyee」が翻訳・海外発送・お問い合わせ対応などをサポートすることで、「メルカリ」に出品された商品が世
 界100以上の国・地域のお客さまに販売可能となりました。さらに、戦略的重点エリアのひとつである台湾における
 コンビニ受け取り利用時の手数料の見直しを行い、圧倒的安さを追求することでお客さまの満足度向上に努めまし
  た。また、代理購入手数料の無料キャンペーンなどの販売促進施策を効率的に実施した結果、当第1四半期連結累
  計期間の流通総額、売上高、営業利益は好調に推移しました。
   「グローバルショッピング事業(TO JAPAN)」におきましては、継続的なSEO施策やお客さまに合わせたマーケテ
 ィングの実施により売上高の向上を図るとともに、自動化の推進や物流の見直しによる利益体質の強化を積極的に
  行いました。
   以上の結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は1,231,162千円(前年同期比5.8%増)、営業利益は282,770千
  円(前年同期比201.0%増)となりました。


   1-2   バリューサイクル部門
   「ネット買取販売事業」におきましては、買取面では広告手法の見直しを行い、これまで投下費用の比率が高か
 ったマス広告からターゲティング広告へシフトし、広告宣伝費の費用対効果の改善を図った結果、買取金額、売上
  高は前年同期比では減少したものの、営業損失は大幅に改善しました。また、当社はネット買取販売事業ブランデ
  ィアを運営する株式会社デファクトスタンダードを、2020年1月14日をもって簡易株式交換により完全子会社化し、
 当社グループ全体の経営資源の徹底活用、長期的な視点による事業戦略の策定、迅速な意思決定の実現により、同
 社の再成長による企業価値の増加を図っております。(詳細は2019年11月21日当社発表の「BEENOS株式会社による
 株式会社デファクトスタンダードの簡易株式交換による完全子会社化に関するお知らせ」をご覧下さい。)




                               2
                                            BEENOS株式会社(3328)
【訂正後】                                       2020年9月期 第1四半期決算短信


  「酒類の買取販売事業」におきましては、買取価格を業界最高値とする基本方針を継続したことで、買取申し込
み件数が増加しております。また、一般的にはオークションサイトでしか流通されないような高級酒・希少酒を、
「今すぐほしい」「競りは手間に感じる」という多くのお客さまの声に応えるため、ワンプライスで販売する酒類
 ECサイト「moment」をオープンしました。また、当社グループのtenso株式会社が運営する代理購入サービス
「Buyee」とシステム連携することで、これらのニーズが高い海外のお客さまにも便利に購入いただけるようになり
 ました。
  以上の結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は3,148,677千円(前年同期比6.1%減)、営業損失は27,607千
円(前年同期は営業損失229,923千円)となりました。


  1-3   リテール・ライセンス部門
  「グローバルプロダクト事業」では、2018年7月に販売開始したポケモンコスメシリーズは、WEBやSNSでも広く
拡散され、全国のバラエティショップのほか空港などでも販売をしており、訪日観光客にも好評をいただき、シリ
 ーズ累計100万個を突破しました。また、フレグランスボディケアブランドSWATi(スワティー)では、ポップアッ
プの展開や、商品取扱店舗の拡充を行いブランド認知の拡大に努めました。
  以上の結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は864,504千円(前年同期比10.7%増)、営業損失は38,367千円
(前年同期は営業利益9,578千円)となりました。


  Eコマース事業全体では、当第1四半期連結累計期間の売上高は5,244,344千円(前年同期比1.0%減)、営業利
 益は216,795千円(前年同期は営業損失126,396千円)となりました。


②インキュベーション事業
  「投資育成事業」におきましては、新興国のオンラインマーケットプレイス企業やオンライン決済企業への投資
 と、日本国内のインバウンド消費関連市場のスタートアップ企業への投資を進めており、投資先の事業進捗に合わ
せて、適時適切なタイミングで投資回収も図っております。当第1四半期連結累計期間においては、リアルタイム
 のビッグデータから人工知能技術を活用することで、ホテル、レンタカー、駐車場等の業界向けの需要予測やダイ
ナミックプライシング事業の展開や、宿泊事業者に特化した管理ツールの提供、ニュース配信を行っているメトロ
 エンジン株式会社への追加出資を行いました。
  「新規事業」におきましては、「エンターテイメント」「インバウンド」の事業ドメインにおいて「エンターテ
イメント領域の課題解決の一元的サポート」「データとAIを活用したトラベル(インバウンド)プラットフォーム
 の構築」の実現に向けた新規事業の創造に積極的に取り組んでおり、2019年11月には、ライブ会場でのイベントグ
ッズ販売所や飲食店などの商品を並ばなくても手に入れることができるSaaS型モバイルオーダー・決済サービス
 「narabee(ナラビー)」の提供を開始しました。さらに、台湾最大級の訪日旅行メディアサイト「旅行酒吧(トラベ
ルバー)」の事業を譲受けインバウンド事業に参入するための子会社BEENOS Travel株式会社を設立いたしました。
  また、2019年10月には、台湾・東南アジアの最大級ECモール「Shopee」と業務連携し、Shopeeのパートナーとし
 て日本企業のShopee出店をサポートすることで、海外販売を増やし日本企業の可能性を広げる機会を提供するとと
 もに、海外企業との連携も視野に入れ、海外販売における市場の拡大を図っております。
  以上の結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は2,913,932千円(前年同期は売上高14,980千円)、営業利益は
2,445,973千円(前年同期は営業損失87,125千円)となりました。




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                                              BEENOS株式会社(3328)
 【訂正後】                                        2020年9月期 第1四半期決算短信


(2)財政状態に関する説明
 ①財政状態の分析
 (ⅰ)資産
   当第1四半期連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末と比べ958,661千円増加し、19,769,947千円となり
  ました。
   内訳といたしましては、流動資産合計が17,365,771千円となり、前連結会計年度末と比べ958,455千円の増加とな
  りました。その主な要因は、増加要因としては、現金及び預金2,153,074千円、未収入金489,159千円、営業投資有
  価証券107,373千円の増加であり、減少要因としては、受取手形及び売掛金1,920,224千円の減少であります。
   また、固定資産合計は、2,404,175千円となり、前連結会計年度末と比べ205千円の増加となりました。その主な
  要因は、増加要因としては、投資有価証券140,271千円の増加であり、減少要因としては、繰延税金資産106,499千
 円の減少であります。


 (ⅱ)負債
   当第1四半期連結会計期間末の負債合計は8,171,156千円となり、前連結会計年度末と比べ468,659千円の減少と
  なりました。
   内訳といたしましては、流動負債合計が7,599,426千円となり、前連結会計年度末と比べ559,665千円の減少とな
  りました。その主な要因は、増加要因としては、預り金405,297千円、未払法人税等402,537千円の増加であり、減
 少要因としては、短期借入金900,000千円、未払金450,358千円、支払手形及び買掛金135,603千円の減少でありま
  す。
   また、固定負債合計は、571,730千円となり、前連結会計年度末と比べ91,006千円の増加となりました。その主な
  要因は、繰延税金負債90,589千円の増加であります。


 (ⅲ)純資産
   当第1四半期連結会計期間末の純資産合計は11,598,790千円となり、前連結会計年度末と比べ1,427,320千円の増
  加となりました。その主な要因は、利益剰余金1,379,748千円の増加であります。


(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
   連結業績予想につきましては、2019年11月7日に決算短信で公表いたしました通期の連結業績予想に変更ありま
  せん。




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                                               BEENOS株式会社(3328)
 【訂正後】                                         2020年9月期 第1四半期決算短信


2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
                                                        (単位:千円)
                           前連結会計年度             当第1四半期連結会計期間
                          (2019年9月30日)           (2019年12月31日)
資産の部
 流動資産
   現金及び預金                          5,175,775               7,328,850
   受取手形及び売掛金                       2,527,865                 607,641
   営業投資有価証券                        4,176,825               4,284,199
   商品                              2,689,382               2,784,935
   未収入金                              862,433               1,351,592
   その他                               975,034               1,008,553
   流動資産合計                         16,407,315              17,365,771
 固定資産
   有形固定資産
     建物及び構築物                        603,067                 603,236
      減価償却累計額                      △256,794                △269,383
      建物及び構築物(純額)                   346,272                 333,853
     車両運搬具                            9,614                   9,628
      減価償却累計額                       △7,753                  △8,014
      車両運搬具(純額)                       1,861                   1,613
     工具、器具及び備品                      192,338                 197,882
      減価償却累計額                      △122,589                △128,391
      工具、器具及び備品(純額)                  69,748                  69,491
     有形固定資産合計                       417,882                 404,957
   無形固定資産
     のれん                             303,842                 283,066
     その他                             150,753                 153,973
     無形固定資産合計                        454,596                 437,040
   投資その他の資産
     投資有価証券                          887,065               1,027,336
     繰延税金資産                          215,992                 109,492
     その他                             428,433                 425,348
     投資その他の資産合計                    1,531,491               1,562,177
   固定資産合計                          2,403,970               2,404,175
 資産合計                             18,811,286              19,769,947




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                                            BEENOS株式会社(3328)
【訂正後】                                       2020年9月期 第1四半期決算短信


                                                     (単位:千円)
                        前連結会計年度             当第1四半期連結会計期間
                       (2019年9月30日)           (2019年12月31日)
負債の部
 流動負債
   支払手形及び買掛金                      384,508                 248,905
   短期借入金                        3,550,000               2,650,000
   未払金                          2,956,824               2,506,466
   預り金                            714,796               1,120,094
   未払法人税等                          89,157                 491,694
   その他                            463,805                 582,265
   流動負債合計                       8,159,091               7,599,426
 固定負債
   繰延税金負債                         287,680                 378,270
   資産除去債務                         193,043                 193,459
   固定負債合計                         480,724                 571,730
 負債合計                           8,639,815               8,171,156
純資産の部
 株主資本
   資本金                          2,775,840               2,775,840
   資本剰余金                        2,542,577               2,542,577
   利益剰余金                        3,966,442               5,346,191
   自己株式                         △567,835                △567,835
   株主資本合計                       8,717,025              10,096,774
 その他の包括利益累計額
   その他有価証券評価差額金                 △314,461                △270,244
   為替換算調整勘定                       109,571                 131,608
   その他の包括利益累計額合計                △204,890                △138,636
 新株予約権                             46,677                  47,840
 非支配株主持分                        1,612,657               1,592,812
 純資産合計                         10,171,470              11,598,790
負債純資産合計                        18,811,286              19,769,947




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                                                  BEENOS株式会社(3328)
 【訂正後】                                            2020年9月期 第1四半期決算短信


(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
 第1四半期連結累計期間
                                                            (単位:千円)
                          前第1四半期連結累計期間            当第1四半期連結累計期間
                            (自 2018年10月1日           (自 2019年10月1日
                            至 2018年12月31日)          至 2019年12月31日)
売上高                                   5,309,337               8,129,205
売上原価                                  2,793,368               3,053,395
売上総利益                                 2,515,969               5,075,810
販売費及び一般管理費                            2,830,150               2,709,197
営業利益又は営業損失(△)                         △314,181                2,366,612
営業外収益
 受取利息                                        28                       10
 為替差益                                     3,907                       -
 持分法による投資利益                              19,936                      390
 助成金収入                                    2,621                    2,706
 投資事業組合運用益                                   -                    68,632
 その他                                      8,907                   16,359
 営業外収益合計                                 35,401                   88,100
営業外費用
 支払利息                                     3,456                    2,512
 為替差損                                        -                     3,450
 支払手数料                                      819                   80,415
 投資事業組合運用損                                5,308                       -
 その他                                        270                      342
 営業外費用合計                                  9,854                   86,721
経常利益又は経常損失(△)                          △288,634                2,367,991
特別利益
 新株予約権戻入益                                    -                     5,200
 特別利益合計                                      -                     5,200
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期
                                       △288,634                2,373,191
純損失(△)
法人税、住民税及び事業税                              7,222                  600,563
法人税等調整額                                 △25,515                  197,879
法人税等合計                                  △18,292                  798,443
四半期純利益又は四半期純損失(△)                      △270,341                1,574,748
非支配株主に帰属する四半期純損失(△)                     △69,719                 △19,845
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主
                                       △200,621                1,594,594
に帰属する四半期純損失(△)




                           7
                                           BEENOS株式会社(3328)
【訂正後】                                      2020年9月期 第1四半期決算短信


四半期連結包括利益計算書
 第1四半期連結累計期間
                                                     (単位:千円)
                    前第1四半期連結累計期間           当第1四半期連結累計期間
                      (自 2018年10月1日          (自 2019年10月1日
                      至 2018年12月31日)         至 2019年12月31日)
四半期純利益又は四半期純損失(△)               △270,341               1,574,748
その他の包括利益
 その他有価証券評価差額金                    △61,773                   44,145
 為替換算調整勘定                        △87,248                   21,499
 持分法適用会社に対する持分相当額                 △5,059                      609
 その他の包括利益合計                     △154,081                   66,253
四半期包括利益                         △424,422                1,641,002
(内訳)
 親会社株主に係る四半期包括利益                △354,703                1,660,848
 非支配株主に係る四半期包括利益                 △69,719                 △19,845




                     8
                                                                         BEENOS株式会社(3328)
 【訂正後】                                                                   2020年9月期 第1四半期決算短信


(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
    該当事項はありません。


(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
    該当事項はありません。


(セグメント情報等)
Ⅰ   前第1四半期連結累計期間(自             2018年10月1日     至   2018年12月31日)
  1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
                                                                                          (単位:千円)
                                    報告セグメント
                                                                                             四半期連結
                          Eコマース事業                                                  調整額       損益計算書
                                                            インキュ
             クロス        バリュー リテール・                         ベーション         合計        (注)1        計上額
            ボーダー        サイクル ライセンス                小計         事業                               (注)2
              部門         部門    部門
売上高
 外部顧客への
            1,160,567 3,353,146     780,643   5,294,357      14,980    5,309,337        ―    5,309,337
 売上高
 セグメント間
 の内部売上高        2,797           ―        647        3,445         ―        3,445    △3,445           ―
 又は振替高
      計     1,163,365   3,353,146   781,290   5,297,802      14,980    5,312,783   △3,445    5,309,337
セグメント利益
           93,949 △229,923 9,578 △126,396 △87,125 △213,521 △100,659 △314,181
又は損失(△)
(注) 1.セグメント利益又は損失(△)の調整額△100,659千円には、セグメント間取引の消去△391,529千円、各報
      告セグメントに配分していない全社収益482,117千円及び全社費用△191,247千円が含まれております。全社
      収益は、主にグループ会社からの受取手数料であります。全社費用は、主に当社におけるグループ管理に係
      る費用であります。
    2.セグメント損失は、四半期連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。


Ⅱ   当第1四半期連結累計期間(自             2019年10月1日     至   2019年12月31日)
  1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
                                                                                          (単位:千円)
                                    報告セグメント
                                                                                             四半期連結
                          Eコマース事業                                                  調整額       損益計算書
                                                            インキュ
             クロス        バリュー リテール・                         ベーション         合計        (注)1        計上額
            ボーダー        サイクル ライセンス                小計         事業                               (注)2
              部門         部門    部門
売上高
 外部顧客への
            1,223,387 3,148,677     864,422   5,236,486    2,892,718   8,129,205        ―    8,129,205
 売上高
 セグメント間
 の内部売上高        7,775           ―        82        7,857      21,213       29,071   △29,071          ―
 又は振替高
      計     1,231,162   3,148,677   864,504   5,244,344    2,913,932   8,158,276   △29,071   8,129,205
セグメント利益
          282,770 △27,607 △38,367 216,795 2,445,973 2,662,768 △296,155 2,366,612
又は損失(△)
(注) 1.セグメント利益又は損失(△)の調整額△296,155千円には、セグメント間取引の消去6,158千円、各報告セ
      グメントに配分していない全社収益100,796千円及び全社費用△403,110千円が含まれております。全社収益
      は、主にグループ会社からの受取手数料であります。全社費用は、主に当社におけるグループ管理に係る費
      用であります。
    2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。




                                              9
                                         BEENOS株式会社(3328)
【訂正後】                                    2020年9月期 第1四半期決算短信


(重要な後発事象)
 (共通支配下の取引等)
 (株式交換による完全子会社化)
  当社は、2019年11月21日開催の取締役会において、当社を株式交換完全親会社とし、当社の連結子会社である
 株式会社デファクトスタンダード(以下「デファクト社」という。)を株式交換完全子会社とする株式交換(以
 下「本株式交換」という。)を行うことを決議し、同日付で株式交換契約を締結しました。
  なお、本株式交換は、当社においては会社法第796条第2項の規定に基づき、簡易株式交換の手続きにより、株
 主総会の承認を得ずに、デファクト社においては2019年12月19日に開催の定時株主総会において承認を得たこと
 で、2020年1月14日を効力発生日として実施いたしました。
  また、本株式交換の効力発生日に先立ち、デファクト社の普通株式は、株式会社東京証券取引所市場第一部に
 おいて2020年1月9日に上場廃止(最終売買日は2020年1月8日)しております。
  当該企業結合の概要は以下のとおりであります。


   1 企業結合の概要
   (1) 結合当事企業の名称及びその事業の内容
       被取得企業の名称 株式会社デファクトスタンダード
       事業の内容      ブランド品・アパレル買取販売事業
   (2) 企業結合を行う主な理由
         両社の経営資源のより迅速、かつ、円滑な相互活用を可能とする体制を構築し、グループ全体としての
       投資・事業戦略をスピーディに実施することが可能となることで、デファクト社の企業価値の更なる向上、
       ひいては当社グループ全体の企業価値の更なる向上が期待できるという認識を共有するに至りました。
         また、完全子会社化によりもたらされる企業価値の向上をデファクト社の株主の皆様にも享受いただく
       ためにも、現金を対価として交付する方法ではなく、当社の株式を対価として交付する本株式交換の方法
       により、デファクト社の少数株主の皆様にも本株式交換後も引き続き当社の株主となっていただくことが
       最適な選択であるという認識を共有するに至ったことから、2019年11月21日開催の両社の取締役会におい
       て、本株式交換を行うことを決議し、同日、両社の間で本株式交換契約を締結いたしました。
   (3) 企業結合日
       2020年1月14日
   (4) 企業結合の法的形式
       株式交換
   (5) 結合後企業の名称
       変更はありません。
   (6) 取得後の議決権比率
       100%
   (7) 取得企業を決定するに至った主な根拠
         当社が本株式交換によりデファクト社の議決権の100%を取得し、デファクト社が完全子会社となること
       によるものであります。


   2 株式の種類別の交換比率及びその算定方法並びに交付する株式数
   (1) 株式の種類別の交換比率
         デファクト社の普通株式1株に対して、新たに発行した当社の普通株式0.29株を割当交付いたしまし
       た。
   (2) 株式交換比率の算定方法
         当社及びデファクト社は、上記の交換比率その他、本株式交換の公正性・妥当性を確保するため、当社
       は大和証券株式会社を、デファクト社は株式会社AGSコンサルティングを、それぞれ両社から独立した第三
       者算定機関として選定し、また、当社は西村あさひ法律事務所を、デファクト社はシティユーワ法律事務
       所をそれぞれリーガル・アドバイザーとして選定いたしました。
         当社およびデファクト社は、それぞれの第三者算定機関から得た株式交換比率の算定結果及び助言並び
       にそれぞれのリーガル・アドバイザーからの助言を参考に、両社それぞれの財務状況、業績動向、株価動
       向、上場親会社による上場子会社の完全子会社化を目的とした他の株式交換事例における株式交換比率に
       付与されたプレミアムの水準等を勘案し、協議・検討を重ねた結果、本株式交換比率は妥当であると判断
       いたしました。
   (3) 交付した株式数
       1,003,395株




                           10
                                           BEENOS株式会社(3328)
【訂正後】                                      2020年9月期 第1四半期決算短信


   3    実施する会計処理の概要
         「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 2019年1月16日)及び「企業結合会計基準及び
        事業分離等会計基準に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第10号 2019年1月16日)に定める共通
        支配下の取引等に該当し、これに基づく会計処理を実施する予定であります。




                             11
      【訂正前】


                      2020年9月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
                                                                                                                  2020年2月5日

上場会社名 BEENOS株式会社                                                                                  上場取引所                    東
コード番号 3328    URL https://www.beenos.com
代表者      (役職名) 代表取締役社長兼グループCEO                                (氏名) 直井 聖太
問合せ先責任者 (役職名) 執行役員                                            (氏名) 松田 久典                          TEL 03-5739-3350
四半期報告書提出予定日       未定
配当支払開始予定日         ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 :           有
四半期決算説明会開催の有無            :   有 (アナリスト向け)

                                                                                                                 (百万円未満切捨て)

1. 2020年9月期第1四半期の連結業績(2019年10月1日∼2019年12月31日)
(1) 連結経営成績(累計)                                                                                    (%表示は、対前年同四半期増減率)
                                                                                                      親会社株主に帰属する四
                              売上高                  営業利益                          経常利益
                                                                                                         半期純利益
                              百万円        %             百万円          %            百万円              %          百万円            %
2020年9月期第1四半期                 8,129    53.1        2,366        ―                2,367    ―                  1,421     ―
2019年9月期第1四半期                 5,309   △1.1         △314         ―                △288     ―                  △200      ―
(注)包括利益 2020年9月期第1四半期  1,468百万円 (―%) 2019年9月期第1四半期  △424百万円 (―%)
                                                       潜在株式調整後1株当たり四半期
                          1株当たり四半期純利益
                                                             純利益
                                                円銭                                   円銭
2020年9月期第1四半期                                 119.13                    ―
2019年9月期第1四半期                                 △16.46                    ―

(2) 連結財政状態
                              総資産                      純資産                  自己資本比率                     1株当たり純資産
                                      百万円                        百万円                          %                            円銭
2020年9月期第1四半期              19,769                               11,426                    49.5                         819.84
2019年9月期                   18,811                               10,171                    45.3                         713.16
(参考)自己資本     2020年9月期第1四半期 9,785百万円                       2019年9月期 8,512百万円


2. 配当の状況
                                                               年間配当金
                  第1四半期末              第2四半期末                   第3四半期末                    期末                       合計
                                 円銭                円銭                       円銭                     円銭                      円銭
2019年9月期                  ―                        0.00             ―                             18.00                 18.00
2020年9月期                  ―
2020年9月期(予想)                                       0.00             ―                             18.00                 18.00

(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無



3. 2020年 9月期の連結業績予想(2019年10月 1日∼2020年 9月30日)
                                                                                                          (%表示は、対前期増減率)
                                                                                     親会社株主に帰属する 1株当たり当期
                  売上高                  営業利益                      経常利益
                                                                                       当期純利益      純利益
                 百万円             %      百万円              %       百万円             %        百万円               %              円銭
    通期           26,000         2.9     3,000          75.7      3,000       75.1         1,800           67.1         150.81
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
     【訂正前】

※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
     新規 ― 社 (社名)               、   除外  ― 社  (社名)

(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
     ① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更  : 無
     ② ①以外の会計方針の変更         : 無
     ③ 会計上の見積りの変更          : 無
     ④ 修正再表示               : 無

(4) 発行済株式数(普通株式)
     ① 期末発行済株式数(自己株式を含む)   2020年9月期1Q   12,332,600 株 2019年9月期     12,332,600 株
     ② 期末自己株式数             2020年9月期1Q      396,747 株 2019年9月期        396,747 株
     ③ 期中平均株式数(四半期累計)      2020年9月期1Q   11,935,853 株 2019年9月期1Q   12,185,672 株

※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です

※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、そ
の達成を当社として約束する趣旨のものではございません。
また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
                                                 BEENOS株式会社(3328)
 【訂正前】                                   2020年9月期 第1四半期決算短信




○添付資料の目次



         1.当四半期決算に関する定性的情報 ………………………………………………… 2
         (1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………… 2
         (2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………… 4
         (3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………… 4
         2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ………………………………………………… 5
         (1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………… 5
         (2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………… 7
            四半期連結損益計算書
             第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………… 7
            四半期連結包括利益計算書
             第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………… 8
         (3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………… 9
            (継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………… 9
            (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………… 9
            (セグメント情報等) …………………………………………………………… 9
            (重要な後発事象) ………………………………………………………………10




                              1
                                                   BEENOS株式会社(3328)
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1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
   当社グループは、テクノロジーとインターネットをベースにグローバル領域において新しい市場を創造するため
  に、コアバリューであるEコマース事業の「ノウハウ・データ」とインキュベーション事業の「グローバル投資ネッ
  トワーク」を掛け合わせ、日本と世界を繋ぐプラットフォームを生み出し続ける「グローバルプラットフォーマ
  ー」を目指しております。
   今期は当社グループ全体で既存事業の進化と新規事業の創造に積極的に取り組んでおり、従来の「クロスボーダ
  ー」「バリューサイクル」「リテール・ライセンス(エンターテイメント)」に、新たに「インバウンド」を加え
 た4つの事業ドメインにおいて「日本の商品・二次流通の海外展開」「エンターテイメント領域の課題解決の一元
  的サポート」「データとAIを活用したトラベル(インバウンド)プラットフォームの構築」の実現を目指しており
 ます。Eコマース事業セグメントにおいては、クロスボーダー部門の前年同期からの大幅増益及び、バリューサイク
  ル部門の戦略見直しによるコスト削減によって、前年同期の126,396千円の営業損失から、216,795千円の営業利益
  となりました。また、インキュベーション事業セグメントにおいては2020年3月末までに2019年3月末時点の営業
  投資有価証券含み益の20%(約43億円)の投資回収を行いポートフォリオの入れ替えを図るという方針のもとに、
 当社および当社の連結子会社が保有する営業投資有価証券の一部を売却し、前連結会計年度の下半期に約20億円、
 当第1四半期連結累計期間に約27億円の営業投資有価証券の売却益を計上しました。
   その結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は8,129,205千円(前年同期比53.1%増)、営業利益は2,366,612
 千円(前年同期は営業損失314,181千円)、経常利益は2,367,991千円(前年同期は経常損失288,634千円)、親会社
  株主に帰属する四半期純利益は1,421,954千円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失200,621千円)とな
 りました。
   なお、当社が経営指標として重視している流通総額(国内外における商品流通額)につきましては、当第1四半
 期連結累計期間で111億円(今期の計画は510億円)となりました。


   事業のセグメント別の業績は、次のとおりであります。


①Eコマース事業
   1-1   クロスボーダー部門
   「海外転送・代理購入事業(FROM JAPAN)」におきましては、株式会社メルカリと業務提携し、代理購入サービ
  ス「Buyee」が翻訳・海外発送・お問い合わせ対応などをサポートすることで、「メルカリ」に出品された商品が世
 界100以上の国・地域のお客さまに販売可能となりました。さらに、戦略的重点エリアのひとつである台湾における
 コンビニ受け取り利用時の手数料の見直しを行い、圧倒的安さを追求することでお客さまの満足度向上に努めまし
  た。また、代理購入手数料の無料キャンペーンなどの販売促進施策を効率的に実施した結果、当第1四半期連結累
 計期間の流通総額、売上高、営業利益は好調に推移しました。
   「グローバルショッピング事業(TO JAPAN)」におきましては、継続的なSEO施策やお客さまに合わせたマーケテ
 ィングの実施により売上高の向上を図るとともに、自動化の推進や物流の見直しによる利益体質の強化を積極的に
  行いました。
   以上の結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は1,231,162千円(前年同期比5.8%増)、営業利益は282,770千
  円(前年同期比201.0%増)となりました。


   1-2   バリューサイクル部門
   「ネット買取販売事業」におきましては、買取面では広告手法の見直しを行い、これまで投下費用の比率が高か
 ったマス広告からターゲティング広告へシフトし、広告宣伝費の費用対効果の改善を図った結果、買取金額、売上
 高は前年同期比では減少したものの、営業損失は大幅に改善しました。また、当社はネット買取販売事業ブランデ
 ィアを運営する株式会社デファクトスタンダードを、2020年1月14日をもって簡易株式交換により完全子会社化し、
 当社グループ全体の経営資源の徹底活用、長期的な視点による事業戦略の策定、迅速な意思決定の実現により、同
 社の再成長による企業価値の増加を図っております。(詳細は2019年11月21日当社発表の「BEENOS株式会社による
 株式会社デファクトスタンダードの簡易株式交換による完全子会社化に関するお知らせ」をご覧下さい。)




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                                                  BEENOS株式会社(3328)
【訂正前】                                     2020年9月期 第1四半期決算短信


  「酒類の買取販売事業」におきましては、買取価格を業界最高値とする基本方針を継続したことで、買取申し込
み件数が増加しております。また、一般的にはオークションサイトでしか流通されないような高級酒・希少酒を、
「今すぐほしい」「競りは手間に感じる」という多くのお客さまの声に応えるため、ワンプライスで販売する酒類
ECサイト「moment」をオープンしました。また、当社グループのtenso株式会社が運営する代理購入サービス
「Buyee」とシステム連携することで、これらのニーズが高い海外のお客さまにも便利に購入いただけるようになり
 ました。
  以上の結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は3,148,677千円(前年同期比6.1%減)、営業損失は27,607千
円(前年同期は営業損失229,923千円)となりました。


  1-3   リテール・ライセンス部門
  「グローバルプロダクト事業」では、2018年7月に販売開始したポケモンコスメシリーズは、WEBやSNSでも広く
 拡散され、全国のバラエティショップのほか空港などでも販売をしており、訪日観光客にも好評をいただき、シリ
ーズ累計100万個を突破しました。また、フレグランスボディケアブランドSWATi(スワティー)では、ポップアッ
プの展開や、商品取扱店舗の拡充を行いブランド認知の拡大に努めました。
  以上の結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は864,504千円(前年同期比10.7%増)、営業損失は38,367千円
(前年同期は営業利益9,578千円)となりました。


  Eコマース事業全体では、当第1四半期連結累計期間の売上高は5,244,344千円(前年同期比1.0%減)、営業利
 益は216,795千円(前年同期は営業損失126,396千円)となりました。


②インキュベーション事業
  「投資育成事業」におきましては、新興国のオンラインマーケットプレイス企業やオンライン決済企業への投資
 と、日本国内のインバウンド消費関連市場のスタートアップ企業への投資を進めており、投資先の事業進捗に合わ
せて、適時適切なタイミングで投資回収も図っております。当第1四半期連結累計期間においては、リアルタイム
のビッグデータから人工知能技術を活用することで、ホテル、レンタカー、駐車場等の業界向けの需要予測やダイ
ナミックプライシング事業の展開や、宿泊事業者に特化した管理ツールの提供、ニュース配信を行っているメトロ
 エンジン株式会社への追加出資を行いました。
  「新規事業」におきましては、「エンターテイメント」「インバウンド」の事業ドメインにおいて「エンターテ
イメント領域の課題解決の一元的サポート」「データとAIを活用したトラベル(インバウンド)プラットフォーム
の構築」の実現に向けた新規事業の創造に積極的に取り組んでおり、2019年11月には、ライブ会場でのイベントグ
ッズ販売所や飲食店などの商品を並ばなくても手に入れることができるSaaS型モバイルオーダー・決済サービス
「narabee(ナラビー)」の提供を開始しました。さらに、台湾最大級の訪日旅行メディアサイト「旅行酒吧(トラベ
 ルバー)」の事業を譲受けインバウンド事業に参入するための子会社BEENOS Travel株式会社を設立いたしました。
  また、2019年10月には、台湾・東南アジアの最大級ECモール「Shopee」と業務連携し、Shopeeのパートナーとし
 て日本企業のShopee出店をサポートすることで、海外販売を増やし日本企業の可能性を広げる機会を提供するとと
もに、海外企業との連携も視野に入れ、海外販売における市場の拡大を図っております。
  以上の結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は2,913,932千円(前年同期は売上高14,980千円)、営業利益は
2,445,973千円(前年同期は営業損失87,125千円)となりました。




                               3
                                                  BEENOS株式会社(3328)
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(2)財政状態に関する説明
 ①財政状態の分析
 (ⅰ)資産
   当第1四半期連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末と比べ958,661千円増加し、19,769,947千円となり
  ました。
   内訳といたしましては、流動資産合計が17,365,771千円となり、前連結会計年度末と比べ958,455千円の増加とな
  りました。その主な要因は、増加要因としては、現金及び預金2,153,074千円、未収入金489,159千円、営業投資有
  価証券107,373千円の増加であり、減少要因としては、受取手形及び売掛金1,920,224千円の減少であります。
   また、固定資産合計は、2,404,175千円となり、前連結会計年度末と比べ205千円の増加となりました。その主な
  要因は、増加要因としては、投資有価証券140,271千円の増加であり、減少要因としては、繰延税金資産106,499千
 円の減少であります。


 (ⅱ)負債
   当第1四半期連結会計期間末の負債合計は8,343,796千円となり、前連結会計年度末と比べ296,019千円の減少と
  なりました。
   内訳といたしましては、流動負債合計が7,772,066千円となり、前連結会計年度末と比べ387,025千円の減少とな
  りました。その主な要因は、増加要因としては、預り金405,297千円、未払法人税等575,177千円の増加であり、減
 少要因としては、短期借入金900,000千円、未払金450,358千円、支払手形及び買掛金135,603千円の減少でありま
 す。
   また、固定負債合計は、571,730千円となり、前連結会計年度末と比べ91,006千円の増加となりました。その主な
  要因は、繰延税金負債90,589千円の増加であります。


 (ⅲ)純資産
   当第1四半期連結会計期間末の純資産合計は11,426,151千円となり、前連結会計年度末と比べ1,254,680千円の増
  加となりました。その主な要因は、利益剰余金1,207,109千円の増加であります。


(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
   連結業績予想につきましては、2019年11月7日に決算短信で公表いたしました通期の連結業績予想に変更ありま
  せん。




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                                                 BEENOS株式会社(3328)
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
                                                       (単位:千円)
                           前連結会計年度             当第1四半期連結会計期間
                          (2019年9月30日)           (2019年12月31日)
資産の部
 流動資産
   現金及び預金                          5,175,775              7,328,850
   受取手形及び売掛金                       2,527,865                607,641
   営業投資有価証券                        4,176,825              4,284,199
   商品                              2,689,382              2,784,935
   未収入金                              862,433              1,351,592
   その他                               975,034              1,008,553
   流動資産合計                         16,407,315             17,365,771
 固定資産
   有形固定資産
     建物及び構築物                        603,067                603,236
      減価償却累計額                      △256,794               △269,383
      建物及び構築物(純額)                   346,272                333,853
     車両運搬具                            9,614                  9,628
      減価償却累計額                       △7,753                 △8,014
      車両運搬具(純額)                       1,861                  1,613
     工具、器具及び備品                      192,338                197,882
      減価償却累計額                      △122,589               △128,391
      工具、器具及び備品(純額)                  69,748                 69,491
     有形固定資産合計                       417,882                404,957
   無形固定資産
     のれん                             303,842                283,066
     その他                             150,753                153,973
     無形固定資産合計                        454,596                437,040
   投資その他の資産
     投資有価証券                          887,065              1,027,336
     繰延税金資産                          215,992                109,492
     その他                             428,433                425,348
     投資その他の資産合計                    1,531,491              1,562,177
   固定資産合計                          2,403,970              2,404,175
 資産合計                             18,811,286             19,769,947




                      5
                                              BEENOS株式会社(3328)
【訂正前】                                 2020年9月期 第1四半期決算短信


                                                    (単位:千円)
                        前連結会計年度             当第1四半期連結会計期間
                       (2019年9月30日)           (2019年12月31日)
負債の部
 流動負債
   支払手形及び買掛金                      384,508                248,905
   短期借入金                        3,550,000              2,650,000
   未払金                          2,956,824              2,506,466
   預り金                            714,796              1,120,094
   未払法人税等                          89,157                664,334
   その他                            463,805                582,265
   流動負債合計                       8,159,091              7,772,066
 固定負債
   繰延税金負債                         287,680                378,270
   資産除去債務                         193,043                193,459
   固定負債合計                         480,724                571,730
 負債合計                           8,639,815              8,343,796
純資産の部
 株主資本
   資本金                          2,775,840              2,775,840
   資本剰余金                        2,542,577              2,542,577
   利益剰余金                        3,966,442              5,173,551
   自己株式                         △567,835               △567,835
   株主資本合計                       8,717,025              9,924,134
 その他の包括利益累計額
   その他有価証券評価差額金                 △314,461               △270,244
   為替換算調整勘定                       109,571                131,608
   その他の包括利益累計額合計                △204,890               △138,636
 新株予約権                             46,677                 47,840
 非支配株主持分                        1,612,657              1,592,812
 純資産合計                         10,171,470             11,426,151
負債純資産合計                        18,811,286             19,769,947




                   6
                                                    BEENOS株式会社(3328)
 【訂正前】                                      2020年9月期 第1四半期決算短信


(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
 第1四半期連結累計期間
                                                            (単位:千円)
                          前第1四半期連結累計期間            当第1四半期連結累計期間
                            (自 2018年10月1日           (自 2019年10月1日
                            至 2018年12月31日)          至 2019年12月31日)
売上高                                   5,309,337               8,129,205
売上原価                                  2,793,368               3,053,395
売上総利益                                 2,515,969               5,075,810
販売費及び一般管理費                            2,830,150               2,709,197
営業利益又は営業損失(△)                         △314,181                2,366,612
営業外収益
 受取利息                                        28                       10
 為替差益                                     3,907                       -
 持分法による投資利益                              19,936                      390
 助成金収入                                    2,621                    2,706
 投資事業組合運用益                                   -                    68,632
 その他                                      8,907                   16,359
 営業外収益合計                                 35,401                   88,100
営業外費用
 支払利息                                     3,456                    2,512
 為替差損                                        -                     3,450
 支払手数料                                      819                   80,415
 投資事業組合運用損                                5,308                       -
 その他                                        270                      342
 営業外費用合計                                  9,854                   86,721
経常利益又は経常損失(△)                          △288,634                2,367,991
特別利益
 新株予約権戻入益                                    -                     5,200
 特別利益合計                                      -                     5,200
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期
                                       △288,634                2,373,191
純損失(△)
法人税、住民税及び事業税                              7,222                  773,202
法人税等調整額                                 △25,515                  197,879
法人税等合計                                  △18,292                  971,082
四半期純利益又は四半期純損失(△)                      △270,341                1,402,109
非支配株主に帰属する四半期純損失(△)                     △69,719                 △19,845
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主
                                       △200,621                1,421,954
に帰属する四半期純損失(△)




                           7
                                             BEENOS株式会社(3328)
【訂正前】                                2020年9月期 第1四半期決算短信


四半期連結包括利益計算書
 第1四半期連結累計期間
                                                     (単位:千円)
                    前第1四半期連結累計期間           当第1四半期連結累計期間
                      (自 2018年10月1日          (自 2019年10月1日
                      至 2018年12月31日)         至 2019年12月31日)
四半期純利益又は四半期純損失(△)               △270,341               1,402,109
その他の包括利益
 その他有価証券評価差額金                    △61,773                   44,145
 為替換算調整勘定                        △87,248                   21,499
 持分法適用会社に対する持分相当額                 △5,059                      609
 その他の包括利益合計                     △154,081                   66,253
四半期包括利益                         △424,422                1,468,363
(内訳)
 親会社株主に係る四半期包括利益                △354,703                1,488,208
 非支配株主に係る四半期包括利益                 △69,719                 △19,845




                     8
                                                                              BEENOS株式会社(3328)
 【訂正前】                                                                2020年9月期 第1四半期決算短信


(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
    該当事項はありません。


(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
    該当事項はありません。


(セグメント情報等)
Ⅰ   前第1四半期連結累計期間(自             2018年10月1日     至   2018年12月31日)
  1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
                                                                                          (単位:千円)
                                    報告セグメント
                                                                                             四半期連結
                          Eコマース事業                                                  調整額       損益計算書
                                                            インキュ
             クロス        バリュー リテール・                         ベーション         合計        (注)1        計上額
            ボーダー        サイクル ライセンス                小計         事業                               (注)2
              部門         部門    部門
売上高
 外部顧客への
            1,160,567 3,353,146     780,643   5,294,357      14,980    5,309,337        ―    5,309,337
 売上高
 セグメント間
 の内部売上高         2,797         ―         647        3,445         ―         3,445   △3,445           ―
 又は振替高
      計     1,163,365   3,353,146   781,290   5,297,802      14,980    5,312,783   △3,445    5,309,337
セグメント利益
           93,949 △229,923 9,578 △126,396 △87,125 △213,521 △100,659 △314,181
又は損失(△)
(注) 1.セグメント利益又は損失(△)の調整額△100,659千円には、セグメント間取引の消去△391,529千円、各報
      告セグメントに配分していない全社収益482,117千円及び全社費用△191,247千円が含まれております。全社
      収益は、主にグループ会社からの受取手数料であります。全社費用は、主に当社におけるグループ管理に係
      る費用であります。
    2.セグメント損失は、四半期連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。


Ⅱ   当第1四半期連結累計期間(自             2019年10月1日     至   2019年12月31日)
  1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
                                                                                          (単位:千円)
                                    報告セグメント
                                                                                             四半期連結
                          Eコマース事業                                                  調整額       損益計算書
                                                            インキュ
             クロス        バリュー リテール・                         ベーション         合計        (注)1        計上額
            ボーダー        サイクル ライセンス                小計         事業                               (注)2
              部門         部門    部門
売上高
 外部顧客への
            1,223,387 3,148,677     864,422   5,236,486    2,892,718   8,129,205        ―    8,129,205
 売上高
 セグメント間
 の内部売上高         7,775         ―          82       7,857       21,213      29,071   △29,071          ―
 又は振替高
      計     1,231,162   3,148,677   864,504   5,244,344    2,913,932   8,158,276   △29,071   8,129,205
セグメント利益
          282,770 △27,607 △38,367 216,795 2,445,973 2,662,768 △296,155 2,366,612
又は損失(△)
(注) 1.セグメント利益又は損失(△)の調整額△296,155千円には、セグメント間取引の消去6,158千円、各報告セ
      グメントに配分していない全社収益100,796千円及び全社費用△403,110千円が含まれております。全社収益
      は、主にグループ会社からの受取手数料であります。全社費用は、主に当社におけるグループ管理に係る費
      用であります。
    2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。




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                                              BEENOS株式会社(3328)
【訂正前】                                 2020年9月期 第1四半期決算短信


(重要な後発事象)
 (共通支配下の取引等)
 (株式交換による完全子会社化)
  当社は、2019年11月21日開催の取締役会において、当社を株式交換完全親会社とし、当社の連結子会社である
 株式会社デファクトスタンダード(以下「デファクト社」という。)を株式交換完全子会社とする株式交換(以
 下「本株式交換」という。)を行うことを決議し、同日付で株式交換契約を締結しました。
  なお、本株式交換は、当社においては会社法第796条第2項の規定に基づき、簡易株式交換の手続きにより、株
 主総会の承認を得ずに、デファクト社においては2019年12月19日に開催の定時株主総会において承認を得たこと
 で、2020年1月14日を効力発生日として実施いたしました。
  また、本株式交換の効力発生日に先立ち、デファクト社の普通株式は、株式会社東京証券取引所市場第一部に
 おいて2020年1月9日に上場廃止(最終売買日は2020年1月8日)しております。
  当該企業結合の概要は以下のとおりであります。


   1 企業結合の概要
   (1) 結合当事企業の名称及びその事業の内容
       被取得企業の名称 株式会社デファクトスタンダード
       事業の内容      ブランド品・アパレル買取販売事業
   (2) 企業結合を行う主な理由
         両社の経営資源のより迅速、かつ、円滑な相互活用を可能とする体制を構築し、グループ全体としての
       投資・事業戦略をスピーディに実施することが可能となることで、デファクト社の企業価値の更なる向上、
       ひいては当社グループ全体の企業価値の更なる向上が期待できるという認識を共有するに至りました。
         また、完全子会社化によりもたらされる企業価値の向上をデファクト社の株主の皆様にも享受いただく
       ためにも、現金を対価として交付する方法ではなく、当社の株式を対価として交付する本株式交換の方法
       により、デファクト社の少数株主の皆様にも本株式交換後も引き続き当社の株主となっていただくことが
       最適な選択であるという認識を共有するに至ったことから、2019年11月21日開催の両社の取締役会におい
       て、本株式交換を行うことを決議し、同日、両社の間で本株式交換契約を締結いたしました。
   (3) 企業結合日
       2020年1月14日
   (4) 企業結合の法的形式
       株式交換
   (5) 結合後企業の名称
       変更はありません。
   (6) 取得後の議決権比率
       100%
   (7) 取得企業を決定するに至った主な根拠
         当社が本株式交換によりデファクト社の議決権の100%を取得し、デファクト社が完全子会社となること
       によるものであります。


   2 株式の種類別の交換比率及びその算定方法並びに交付する株式数
   (1) 株式の種類別の交換比率
         デファクト社の普通株式1株に対して、新たに発行した当社の普通株式0.29株を割当交付いたしまし
       た。
   (2) 株式交換比率の算定方法
         当社及びデファクト社は、上記の交換比率その他、本株式交換の公正性・妥当性を確保するため、当社
       は大和証券株式会社を、デファクト社は株式会社AGSコンサルティングを、それぞれ両社から独立した第三
       者算定機関として選定し、また、当社は西村あさひ法律事務所を、デファクト社はシティユーワ法律事務
       所をそれぞれリーガル・アドバイザーとして選定いたしました。
         当社およびデファクト社は、それぞれの第三者算定機関から得た株式交換比率の算定結果及び助言並び
       にそれぞれのリーガル・アドバイザーからの助言を参考に、両社それぞれの財務状況、業績動向、株価動
       向、上場親会社による上場子会社の完全子会社化を目的とした他の株式交換事例における株式交換比率に
       付与されたプレミアムの水準等を勘案し、協議・検討を重ねた結果、本株式交換比率は妥当であると判断
       いたしました。
   (3) 交付した株式数
       1,003,395株




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                                                BEENOS株式会社(3328)
【訂正前】                                   2020年9月期 第1四半期決算短信


   3    実施する会計処理の概要
         「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 2019年1月16日)及び「企業結合会計基準及び
        事業分離等会計基準に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第10号 2019年1月16日)に定める共通
        支配下の取引等に該当し、これに基づく会計処理を実施する予定であります。




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