3323 J-レカム 2020-11-12 18:00:00
2020年9月期通期連結業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]

                                                                 2020 年 11 月 12 日

各     位
                                    本社所在地 東京都渋谷区代々木3-25-3
                                    会 社 名 レ カ ム 株 式 会 社
                                    代 表 者 名 代表取締役社長 伊 藤 秀 博
                                     (コード番号:3323 東証 JASDAQ S)
                                    問 合 せ 先 取締役執行役員CFO
                                                           兼財務本部長
                                                                砥 綿 正 博
                                               (TEL:03-4405-4566)
                                               (URL: http://www.recomm.co.jp)



              2020 年9月期通期連結業績予想の修正に関するお知らせ


 最近の業績の動向を踏まえ、2020 年5月 29 日に公表した 2020 年9月期通期連結業績予想を下記の
とおり修正しますので、お知らせいたします。


                                    記

1.業績予想の修正
 2020 年9月期通期連結業績予想の修正(2019 年 10 月1日~2020 年9月 30 日)
                                                               (単位:百万円)
                                                            親会社株主に
                                                                   1 株当たり
                          売上高       営業利益         経常利益        帰属する
                                                                   当期純利益
                                                            当期純利益
    前回発表予想(A)
                           10,300        160         190        420    5 円 71 銭
    (2020 年 5 月 29 日発表)
    今回修正予想(B)               8,730       △350       △250         320    4 円 32 銭

    増減額(B-A)              △1,570        △510       △440        △100         -

    増減率( % )              △15.2%          -          -       △23.8%         -
    (ご参考)前期実績
                            9,858        511         642        318    3 円 86 銭
    (2019 年9月期通期)

2.修正の理由
 2020 年9月期通期の連結業績は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響が想定を上回り、特に海外
法人事業においては影響が顕著なものとなりました。エネルギーソリューション事業においても前回
予想を大幅に下回る見込みとなりました。
 新型コロナウイルス感染症拡大の影響は、7月以降の売上高より平常時の水準に戻るものと想定し
ておりましたが、海外法人事業においては、7 月以降もインドやインドネシア、マレーシア、フィリ
ピンでは都市封鎖や移動制限等により営業ができない期間が生じ、また、営業再開後も顧客企業の投

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資マインドの急激な悪化の影響を受け、主力商品の受注が大幅に減少しました。さらには、海外間の
入出国制限により、日本へ一時帰国させた社員を再赴任させられない影響もありました。こうしたこ
とから、前回予想では、同事業で 2,500 百万円の売上高を見込んでおりましたが、1,700 百万円とな
り、800 百万円の計画差異が生じました。
 エネルギーソリューション事業においては、代理店支援による LED 照明の販売増と太陽光発電シス
テムを販売した顧客に対する蓄電池のアップセル推進により、売上が拡大することを想定しておりま
した。7 月以降の売上高は回復傾向にはありましたが、前回予想の想定を下回り、太陽光発電システ
ムを販売した顧客へのアップセルは計画通り推移したものの、新規開拓においては、コロナ禍で顧客
側の対面拒否傾向が強まり、商談件数を増加させることはできませんでした。こうしたことから、前
回予想では、同事業で 3,000 百万円の売上高を見込んでおりましたが、2,390 百万円となり、 百万
                                                 610
円の計画差異が生じました。
 なお、8 月以降は計画比マイナスに対して、新商材であるウイルス除去・除菌装置「ReSPR」
の販売により収益リカバリーを見込んでおりましたが、世界的な販売の急増により、商品供給が追い
つかない状況が生じ、当期中の納品遅延により売上高は見込みを下回る結果で終わりました。販売費
及び一般管理費については、少人数オペレーションの徹底、旅費交通費等の経費全般の削減や低減を
徹底して取り組みました。
 以上により、2020 年9月期連結業績予想数値の売上高は前回発表予想数値に対して、1,570 百万円
減 (△31.3%)の 8,730 百万円、営業利益は同予想数値に対して 510 百万円減の 350 百万円の損
失、経常利益は 440 百万円減の 250 百万円の損失となる見込みであります。さらに、親会社株主に
帰属する四半期純利益は、投資有価証券売却益を計上しましたが、特別損失として海外法人事業にお
ける減損損失 104 百万円を計上することにより、 100 百万円減(△ 6.7%)の 320 百万円となる見
込みであります。



                                                     以上




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(参考)2020 年9月期四半期ごとの業績推移について

 当社グループは、コロナウイルス感染症拡大に直面し、企業においてはウイルス感染症への対策が
必須となる時代を踏まえ、新たな新商材であるウイルス除去・除菌装置「ReSPR」の取扱いを開
始し、海外においては独占販売権を取得いたしました。併せて、M&A等を実施したこと等により増
加してきておりました販売管理費についても、業務や管理部門の効率化と徹底した経費の見直しを行
い、経費最小に取り組んでまいりました。
 この結果、販管費を毎四半期圧縮することができ、第4四半期においては、          「ReSPR」の売上
も一部計上できたこともあり、第4四半期(2020 年 7 月~2020 年 9 月)は 45 百万円の営業利益
(注)となりました。



2020 年9月期四半期業績推移
                                               (単位:百万円)
                   第1四半期     第2四半期     第3四半期     第4四半期
 売上総利益                 658       709       575      736
 販売費及び一般管理費            841       730       697      687
 営業損益              △183       △21     △121     45
(注)第4四半期に各期間の比較可能性を保つために、海外拠点の過去決算確定による再調整金額
   55 百万円及び投資有価証券売却に伴う租税公課 15 百万円を調整し比較しております。




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