1.エグゼクティブサマリ
- 好調な上期業績
- GDOグループを取り巻く事業環境の変化
- 下期以降にGDOグループが取り組むこと
2.上期業績
3.上期の取組み
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1.エグゼクティブサマリ 好調な上期業績
COVID-19パンデミックがもたらした働き⽅やライフスタイルの変化を
背景に、ゴルフ⾃体の潜在的魅⼒が再認識されて需要が増加傾向にあり、
GDOグループが提供するゴルフ総合サービスでその需要を着実に捉えた
結果、上期として過去最⾼の売上⾼及び各段階利益となった。
過去最⾼収益を記録
売上⾼ EBITDA 営業利益
190 億円 17.7 億円 9.5 億円
20年⽐ +27％ 20年⽐ +447％ 20年⽐ +14億円
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1.エグゼクティブサマリ GDOグループを取り巻く事業環境の変化
⽶国において、エンターテイメント化が進む等ゴルファーの裾野拡⼤。
COVID-19の影響で⼀部ゴルフ離れが⾒られたが、ゴルフの潜在的魅⼒で
新規参⼊が増え、ゴルファー⼈⼝は2.7百万⼈増加。
2019 U.S. Golf Participation
Accounting for On- and Off-Course Play
34.2 Total Golf Participants(Age6+)
〇 24.3M total on-course players
● 23.3M total off-course players
Offコースには、ゴルフエンターテインメント施設（Topgolf、Drive Shack等）や単独のドライビングレンジの他、
シミュレーターやスクリーンゴルフを設置している何百もの企業が含まれる。
出典：（左図）NGF「Golf Industry Report 2020 EDITION」、（右図）NGFホームページより
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1.エグゼクティブサマリ GDOグループを取り巻く事業環境の変化
国内GDOクラブ会員数の推移
491万⼈
新規会員数 ＋55万⼈（前年６⽉末⽐）
436
既存会員の稼働率 UP↑
390
3⽉ 9⽉ 3⽉ 9⽉ 3⽉ 9⽉ 3⽉ 9⽉ 3⽉ 9⽉ 3⽉ 9⽉ 3⽉ 9⽉ 3⽉ 9⽉ 3⽉ 9⽉ 3⽉
2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021
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1.エグゼクティブサマリ 下期以降にGDOグループが取り組むこと
⽇⽶ともにゴルフ需要は旺盛であり、かつ若い世代の伸びが⼤きいこ
1. とから、この需要増は当⾯持続すると想定。積極的に事業投資及び
シェア拡⼤に向けたマーケティング費⽤を投下。
2. ⽶国を中⼼に、⽶国GOLFTECの新規出店の積極化及びFC店舗の買
取りを実施。
3. ⽶国GOLFTECにおいて、物品販売の強化を実施。
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1.エグゼクティブサマリ 下期以降にGDOグループが取り組むこと
4. ゴルフの裾野拡⼤に⼤きく寄与するトップトレーサー・レンジ事業も
積極的な投資で導⼊施設の拡⼤を図る。
5. オンラインとオフラインを融合した参加型イベントの積極的な推進。
6.
ガバナンス体制の強化。プライム市場の上場維持基準（形式基準）は
充⾜。新CGコードへの対応等を踏まえQ4に上場市場を機関決定予定。
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1.エグゼクティブサマリ 2021年通期業績⾒通しを上⽅修正
2021年 2021年
2019年 2020年 修正前⾒通し 修正後⾒通し
（単位：百万円） 修正前との⽐較 2020年度⽐
（2/12 公表） （8/12 公表）
売上⾼ 34,274 33,690 37,800 40,200 ＋2,400 (+6.3%) ＋6,509 (+19.3%)
（国内） 26,842 26,723 27,800 29,000 ＋1,200 (+4.3%) ＋2,276 (+8.5%)
（海外） 7,431 6,967 10,000 11,200 ＋1,200 (+12.0%) ＋4,232 (+60.8%)
EBITDA 2,469 2,370 2,850 3,250 ＋400 (+14.0%) ＋879 (+37.1%)
（国内） 2,057 2,304 2,100 2,300 ＋200 (+9.5%) -4 ( - 0.2%)
（海外） 412 66 750 950 ＋200 (+26.7%) ＋883 (+1339.1%)
営業利益 979 838 1,100 1,450 ＋350 (+31.8%) ＋611 (+72.8%)
（国内） 1,535 1,780 1,500 1,700 ＋200 (+13.3%) - 80 ( - 4.5%)
（海外） - 556 - 941 - 400 - 250 ＋150 (−％) ＋691 (−％)
経常利益 971 907 1,090 1,440 ＋350 (+32.1%) ＋532 (+58.6%)
当期純利益 358 261 540 795 ＋255 (+47.2%) ＋533 (+204.0%)
〔前提〕
国内では、マーケティング施策、IT投資を強化実施予定、海外では上期の加速した出店及びFC店の買取の影響を反映。
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2.上期業績 PL概要
ゴルフ需要を捉えた施策と販管費の選択と集中が奏功し、より筋⾁質な
体質へ。収益、各段階利益すべて過去最⾼を記録。
（単位：百万円）
2019年上期 2020年上期 2021年上期
（2020年⽐）
売上⾼ 16,728 15,026 19,090 ＋4,064 (+27.0%)
（国内） 13,077 12,065 13,599 ＋1,533 (+12.7%)
（海外） 3,650 2,960 5,490 ＋2,530 (+85.5%)
売上総利益 6,545 5,477 8,020 ＋2,543 (+46.4%)
販管費 6,282 5,923 7,062 ＋1,138 (+19.2%)
EBITDA 986 325 1,778 ＋1,453 (+446.8%)
（国内） 844 603 1,250 ＋647 (+107.4%)
（海外） 141 -277 528 ＋805 (−％)
営業利益 262 -445 958 ＋1,404 (−％)
（国内） 591 343 983 ＋640 (+186.2%)
（海外） -329 -789 -24 ＋764 (−％)
経常利益 256 -439 963 ＋1,402 (−％)
当期純利益 80 -610 632 ＋1,242 (−％)
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2.上期業績 投資実績
IT投資、設備投資、株主還元で、上期23億円を実施
海外事業：17億円
⽶国GOLFTECの直営店+13店（FC店直営化8店含む）
海外事業 ソフトウェア開発等。
新規事業 新規事業：1.7億円
トップトレーサー・レンジの新規導⼊等
国内事業：3.3億円
国内事業 GDOのビジネスの根幹を⽀えるシステム基盤の拡充
サービス強化のための投資
株主還元 2021年12⽉期 中間配当4.0円、期末配当5.5円を予定。
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2.上期業績 国内セグメント ゴルフ場予約事業
8都道府県における送客⼈数（前年同⽉⽐）
予約タイミングの直前化の流れを汲んだ取組みが奏功し、送客⼈数は⼆桁成⻑を維持。
ネット予約の拡⼤に寄与。
80% ー GDO ー 市場
60%
40%
20%
0%
-20%
-40%
1⽉ 4⽉ 7⽉ 10⽉ 1⽉ 4⽉ 7⽉ 10⽉ 1⽉ 4⽉
2019年 2020年 2021年
© Golf Digest Online Inc. 中計テーマ 送客サービスに集中 17
2.上期業績 国内セグメント ゴルフ⽤品販売事業
受注額の推移（前年同⽉⽐）
旺盛なゴルフ需要の反⾯、5⽉以降COVID-19の影響による⽣産量の低下等が
徐々に顕在化。引き続き仕⼊れ強化に注⼒。
70% ⼀クラブ（GDO） ---クラブ（市場）
⼀ウェア（GDO） ---ウェア（市場）
50%
30%
10%
-10%
-30%
-50%
1⽉ 4⽉ 7⽉ 10⽉ 1⽉ 4⽉ 7⽉ 10⽉ 1⽉ 4⽉
2019 2020 2021
© Golf Digest Online Inc. 中計テーマ 顧客数の拡⼤と利益率改善の両⽴ 19
2.上期業績 海外セグメント インプルーブメント事業（⽶国ゴルフテック）
店舗数
Q2に、FC店の直営化を加速。
直営店 FC店 合計
2019.Q2末 111 95 206
2020.Q2末 115 93 208
2020年度末 116 91 207
- 新設 (+5) (0) (+5)
- FC店直営化 (+8) (-8) (0)
- 退店 (0) (0) (0)
2021.Q2末 129 83 212
© Golf Digest Online Inc. 中計テーマ インプルーブメント業界をリードし続ける 23
2.上期業績 BS概要
⽶国ゴルフテックにおけるFC店買収に伴いのれんを追加認識するとともに、
同社業績好調により前受⾦が増加。為替レート上昇の影響もあり、総資産・負債合計が増加。
（百万円）
2020年末 2021年 Q２ 2020年末 2021年 Q２
(構成⽐） （前期末⽐） （構成⽐） (構成⽐） （前期末⽐） （構成⽐）
現預⾦ 2,873 2,998 ＋125 買掛⾦ 2,089 2,573 ＋484
売掛⾦ 2,640 2,712 ＋72 有利⼦負債 2,138 1,942 - 196
商品 2,898 3,067 ＋169 前受⾦ 2,951 4,048 ＋1,096
その他流動資産 1,229 1,426 ＋197 その他の流動負債 3,899 4,436 ＋537
流動資産 9,640 54% 10,205 ＋564 49% 流動負債 11,078 62% 13,000 ＋1,921 63%
有形固定資産 2,882 3,420 ＋537 有利⼦負債 ー ー ＋0
無形固定資産 4,505 6,181 ＋1,675 その他の固定負債 559 717 ＋158
（うち、のれん） （2,568) (3,967) (+ 1,398) 固定負債 559 3% 717 ＋102 3%
投資その他の資産 965 918 - 47 負債合計 11,637 65% 13,718 ＋2,080 66%
固定資産 8,353 46% 10,519 ＋2,165 51% 純資産合計 6,356 35% 7,006 ＋649 34%
総資産 17,994 100% 20,724 ＋2,730 100% 負債・純資産合計 17,994 100% 20,724 ＋2,730 100%
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3.上期取組み IT・テクノロジー強化／コンテンツ強化
先進技術「オプティモーション」導⼊
業界初、ワイヤレス、センサーレス環境で、データに基づくレッスンを実現。
ニューノーマルな時代にも適合。
⽶国ゴルフテックが開発する「オプティモー
ション」は、⾼速HDカメラを搭載し、スイ
ングを3Dで計測。独⾃の⼈⼯知能モデルを
活⽤し、全てのスイングで4000以上のデー
タポイントを収集可能。
世界200以上の⽶国ゴルフテック店舗で利⽤。
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3.上期取組み IT・テクノロジー強化／コンテンツ強化
オンラインとオフラインを融合した参加型イベントを実施。
トップトレーサー・レンジでグローバルトーナメント
「9 SHOT CHALLENGE」を開催。
世界中のゴルファーとトップトレーサー・レンジを通じてリアルで対戦。
新しいゴルフの楽しみ⽅を提案。
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3.上期取組み IT・テクノロジー強化／コンテンツ強化
ゴルフ×テクノロジーの取組み
指静脈認証を⽤いた
LIQUID eKYC
決済⼿段の共同実証開始
GDOゴルフショップでのゴルフクラブ買 専⽤データベースをもとに、ゴルファー スムーズなチェックインやゴルフ場ス
取に、オンライン本⼈確認システムを導 の悩みを解決するオンラインクラブ提案 タッフの働き⽅改⾰に貢献すべく、
⼊。買取にかかる⽇数削減を実現。 サービス。 「GDO茅ケ崎ゴルフリンクス」において、
GDO、三菱HCキャピタル、⽇⽴製作所が
共同実証を開始。
「LIQUIC eKYC」とは（株）Liquidが提供する Easy Web Matching サービスURL：
オンライン本⼈確認システム。eKYCは https://shop.golfdigest.co.jp/newshop/f/conte
「electronic Know Your Customer」の略。 ntsid easywebmatching
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3.上期取組み GDOのサスティナビリティ対応状況
ESGへの取組みを積極的に推進
「多様性を認める働き⽅」の追求
（Work Fast Ver.3.0)
働く場所を【リモート/オフィス/
リモートとオフィスの混合】の中
から選択登録制へ変更。
コアタイムを撤廃し、
5：00〜22：00 のフレキシブルタ
イムを導⼊。⾮連続な働き⽅が可
能。
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株式会社ゴルフダイジェスト・オンライン
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