3300 M-アンビションDX 2021-11-12 15:00:00
2022年6月期 第1四半期決算説明資料 [pdf]
決算説明資料
2021年11月12日(金)
東証マザーズ:3300
AGENDA
事業概要 P.4
新ビジョン P.9
決算概要 P.16
賃貸DX P.22
不動産売買DX P.39
不動産DX・その他 P.46
今期業績予想・配当予想 P.60
2022年6月期1Q APPENDIX P.64
2
ハイライト
2021年10月1日、
株式会社AMBITIONから
株式会社アンビションDXホールディングス
へ社名を変更
2022年6月期方針
『DX推進による既存ビジネスの変革
と不動産DX事業の成長』
3
事業概要
4
事業内容
既存の不動産ビジネス
都心デザイナーズマンションの賃貸管理事業を中心に
開発・企画・仕入れ・ 仲介・販売・保険までを
ワンストップで提供
新たな成長ドライバー
不動産ビッグデータ・AI・PRAなどを活用した
不動産DX事業に注力
5
2軸で展開するDX戦略
不動産DX事業における【社内DX・DXプロダクト】の2軸のDX戦略のうち、
まずは社内DXの強化によって既存ビジネスの変革・業績向上を目指す
1
既存ビジネスの
社内DX の構築
の強化 変革・業績向上
2
不動産DX事業
DXプロダクト の成長 業界変革へ
の外販
SaaSモデルで、黒字化後は
利益率が高い新たな成長ドライバー
6
事業構成
今期よりベンチャー投資を行うインキュベーション事業を追加
【賃貸DX】
プロパティ
マネジメント
【不動産売買DX】 (賃貸管理) 賃貸仲介 【不動産DX・その他】
少額短期
インベスト 保険
新設
セグメント構成は
不動産DX ▪プロパティマネジメント事業
海外
システム
▪賃貸仲介事業
投資事業を行う連結子会社 ▪インベスト事業
「アンビション・ベンチャーズ」 ▪その他事業
を8月に設立
7
DX推進室の設置
21年10月、DX推進室を設置。社内DX強化および不動産DX事業の成長加速へ
主力の賃貸管理を 主力事業
プロパティマネジメント事業
中心とした社内DX強化
業務効率化
賃貸管理
業績向上
優先
推進
インベスト事業 賃貸仲介事業
不動産売買 賃貸仲介
DX
推進室
不動産DX事業
の成長加速
同事業の黒字化・収益貢献
業界変革へ 不動産DX事業
不動産DX
連携プロダクト
8
新ビジョン
9
新ビジョン
DXによって不動産ビジネスを変革し、
デジタルとリアルを融合した唯一の
不動産デジタルプラットフォーマー
になる
10
我々が目指す世界観
不動産ビジネスを一気通貫で効率化できるDXプラットフォームを構築し、
快適な住まい体験を提供する
DX優先推進
・電子契約などペーパーレス化による業務効率化で楽な賃貸管理
【賃貸DX】 ・高入居率を安定継続
【不動産売買DX】 ・従業員1人あたりの管理戸数UP
不動産売買 賃貸管理 ブロックチェーン
インベスト プロパティ
を活用した安全で
事業 マネジメント事業 賃貸仲介 シームレスなデータ連携
・非対面での売買契約 ・リモート接客・内見、電子契約の強化
・地価等のデータをクラウド上で管理 ・AI×RPAツール『ラクテック』で入力業務削減
・クラウドファンディングでの物件提供 ・物件検索から契約、退去手続きまでをデータ連携
11
ビジョン達成に導く3大方針
1 DX推進による事業変革
― 既存ビジネスのバリューアップと新規事業の創出
2 M&A推進など、非連続な業容拡大への取組み
― M&Aや他社アライアンスの推進、ベンチャー投資等による業容拡大
3 新たな不動産DXプロダクトの開発・販売による業界変革
12
1 DX推進による事業変革
テクノロジーとデータ活用の進化によって
既存事業をバリューアップし、将来的には新規事業の創出へ
現在 2025 2030~
デジタル化 デジタルトランスフォーメーション
(Digitize) (DX)
電話・書類・FAX・ 基幹システム・ AI・ブロックチェーン・ビッグデータを活用した
業務ツール パソコン・メール SaaS・RPA 新システムの開発
既存事業の
新規事業の創出
バリューアップ
データが部分的にデ
データをアナログ
データ活用 のまま使用
ジタル化 データがデジタルに最適化された状態
された状態
13
2 非連続な業容拡大への取り組み
オーガニック成長に加え、
M&A・アライアンス・ベンチャー投資を加速し、業容を拡大
14
3 DXプロダクト開発による業界変革
不動産DX事業における既存サービスの機能拡充・外販強化に加え、
新たな不動産DXプロダクトの開発・販売促進が業界変革実現のカギ
BtoBサービス
【AI×RPAツールのラクテックシリーズ】
不動産管理・仲介会社
サブスクモデルで提供、今後販売強化
新サービス
【IT重説+電子契約のパッケージツール】
(下期を目途に外販開始予定) の開発
連携プロダクト
【賃貸管理における次世代管理クラウド】 アナログな業務を変革
(将来的には外販も開始予定)
お部屋探しユーザー
BtoCサービス 不動産営業マン
業界変革へ
【お部屋探しアプリ】
(来年を目途にマネタイズを想定) 非対面での接客機会を獲得
15
決算概要
16
連結 2022年6月期1Q業績
主力のPM事業は増収もインベスト事業は販売計画に沿って減収となり、
利益面においてはDX投資等もあいまった結果、1Qは減収減益で着地
(単位:百万円) 2021年6月期 2022年6月期
前年同期比
1Q実績 1Q実績
売上高 7,230 6,783 △6.2%
売上総利益 1,405 1,208
販売管理費及び
一般管理費
1,150 1,093
EBITDA※ 317 177 △44.1%
営業利益 254 115 △54.9%
経常利益 200 99 △50.4%
税金等調整前四半期純利益 199 99 △50.3%
親会社株主に帰属する
四半期純利益
100 30 △70.1%
※EBITDA=営業利益+減価償却費+ソフトウェア減価償却費+のれん償却費
17
セグメント別売上高・構成比
主力の賃貸管理事業の売上比率が約6割を占める
【不動産売買DX】 不動産DX・その他:2%
【賃貸DX】
37% 61%
PM
プロパティ
売買
37% 59% マネジメント事業
インベスト事業
仲介
賃貸仲介事業
2%
2022年6月期1Q
18
連結 売上高の推移
賃貸DX部門の繁忙期が3Qのため
連結売上高は例年下期偏重傾向
(単位:百万円)
インベスト事業で 10,171
物件をまとめて売却
した特殊要因による 9,209
7,503 7,658 7,649
7,116 7,230 7,242
6,720 6,906 6,848 6,783
6,320
6,029
5,740
5,199
4,620
3,919
3,273 3,315
2,396 2,563 2,745 2,766
2,137
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
2016年6月期 2017年6月期 2018年6月期 2019年6月期 2020年6月期 2021年6月期 2022年6月期
19
連結 営業利益の推移
例年通り賃貸DX部門が下期に大きく利益を積み上げる予定に加え
今期はインベスト事業も下期偏重の計画
(単位:百万円)
2019.6期4Qより
インベスト事業で 1250 積極的なDX投資を開始
物件をまとめて売却 引き続き適宜実施
した特殊要因による
593
539
460 482
356
営業利益率推移 272 285
231 254 224
161 144
87 108 115
56 59 4.3% 3.5%
19 37 42 2.3% 1.7%
2.6%
△ 50
△ 90
△ 182
△ 213
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
2016年6月期 2017年6月期 2018年6月期 2019年6月期 2020年6月期 2021年6月期 2022年6月期
20
連結 貸借対照表
インベスト事業の販売用不動産・土地・建物の仕入れにより総資産が増加
2021年6月期 2022年6月期
(単位:百万円) 増減
期末 1Q末
流動資産 13,079 14,057 978
固定資産 4,564 3,980 △ 584
繰越資産 4 4 0
資産合計 17,648 18,042 394
流動負債 4,728 5,981 1,253
固定負債 9,067 8,534 △ 533
純資産 3,852 3,526 △ 326
負債純資産合計 17,648 18,042 394
自己資本比率 21.7% 19.6% △2.1%
21
賃貸DX
22
【賃貸DX】
プロパティマネジメント事業
(当社事業部を中心に、ヴェリタス・インベストメント、VALORでも一部展開)
23
PM 主力のプロパティマネジメント(賃貸管理)事業の2022年6月期1Q業績
売上高 セグメント利益
KPIである管理戸数の増加により 募集コストを投下する入居率向上施策を
前年同期比+6.8%の増収 継続的に行っている他、DX投資の実施等
により前年同期比△15.2%の減益
主力ブラン
前年同期比
(百万円) +6.8%
ド (百万円)
主力ブラン
前年同期比
4,019 4,019 4,009
△15.2%
ド
3,824 3,781 3,752 3,754 390
3,571 3,512 3,551 3,613 360
3,317 3,304 326
309 306
290
257 268
227
209
187 194 185
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
2019年6月期 2020年6月期 2021年6月期 2022年6月期 2019年6月期 2020年6月期 2021年6月期 2022年6月期
24
PM KPI(重要業績評価指数):管理戸数の推移
KPIである管理戸数は右肩上がりに推移
通常、管理戸数が2万戸を超えると成長率が鈍化する傾向にあるが、
当社は独自のノウハウとネットワークにより業界平均を上回る成長率をキープすることが可能
管理戸数・サブリース管理戸数の推移
2021年6月期 2021年6月期 2022年6月期 増加戸数 前年同期 1Q末
前年同期比
1Q末 期末 1Q末 (前年同期比較)
(戸) 25,000
22,199戸
管理物件 20,575戸
20,000
全体戸数
20,575戸 21,681戸 22,199戸 +1,624戸 +7.9%
サブリース
管理戸数
11,271戸 11,914戸 12,254戸 +983戸 +8.7% 20,000
15,000
12,254戸
11,271戸 15,000
10,000
10,000
5,000
5,000
0 0
2013年6月期 2014年6月期 2015年6月期 2016年6月期 2017年6月期 2018年6月期 2019年6月期 2020年6月期 2021年6月期 2022年6月期
25
PM 入居率の推移
需要の高い東京23区内を中心にデザイナーズなどハイクオリティな物件を多数保有。
自社で賃貸仲介事業も展開しているため、業界の中でも高水準の入居率をキープ
⚫ 管理物件:デザイナーズなどハイクオリティなワンルームマンション中心
⚫ エリア:東京(23区中心)+ 神奈川・千葉・埼玉の一都三県に集中
⚫ ターゲット層:若年層向け中心
入居率の推移 前年同期 1Q末
95.6% 95.7%
100%
90
75
新規受託を除いた
60
入居率 入居率 募集コストを投下する
入居率向上施策を継続
45
2022年6月期
1Q末
97.4% 95.7% +
DX施策
30
によって
高水準をキープ
15
0
2013年6月期 2014年6月期 2015年6月期 2016年6月期 2017年6月期 2018年6月期 2019年6月期 2020年6月期 2021年6月期 2022年6月期
26
PM 物件供給パイプラインの強化
当社の 外部ネットワークと自社のインベスト事業からの供給によって
物件供給パイプライン 安定的に管理物件を獲得
投資用ワンルームマンション開発・売買
不動産証券化事業
連結子会社
デベロッパー 当社子会社
ヴェリタス・
物件購入 投資用マンション売買
インベストメント REIT
(リート) 一般家主
インベスト
部
今期はREITからの受託を拡大し、KPIである管理戸数を増加させる
ための物件供給パイプラインを今後も引き続き強化していく
27
PM 従来からのDX施策
LTVを最大化させる 電話やFAXで行っていた仲介業者様とのコミュニケーションを
独自のAIアルゴリズムを開発 WEB上で完結する
契約進捗管理システム『CPMA※』
数百万におよぶ当社の
賃貸ビッグデータを
AIにより集計・分析
物件収益の最大化に
最適な賃料・プラン
をAIが推論
当社 仲介業者様
※画像の記載データはイメージ
⚫ 空室確認、内見予約、申込進捗管理などをwebで一元管理
⚫ お客様との対応時間を増やし「顧客満足度アップ」
⚫ 働き方改革の実現
最適賃料の自動算出を実現 ※Contract Process Management Automation(契約進捗管理システム)の頭文字
をとった名称
28
PM 新たなDX施策: の構築
業界の悩み
『管理業務が煩雑』『アナログで非効率的』
当社の強み
基幹システムでは完結しない作業が多数存在・・・
不動産ビジネス
における課題認識
付箋
ベトナム子会社の
スプレッド
シート システム開発体制
ホワイト
手書き
ボード
メモ
を活かして
Excel
賃貸管理事業の次世代管理クラウド
基幹
システム を構築中
業界の悩みを解消
29
PM 新たなDX施策: の開発フロー
ベトナム子会社が
次世代管理の促進に向けた複数の管理システムを開発
開発済み 開発済み 開発済み
① ② ③
契約進捗管理システム 修繕管理システム 募集管理システム
(CPMA)
開発中 開発中 開発中
④ ⑤ ⑥
債権管理システム 退去管理システム 新規受託管理システム
基幹クラウドと連携
さらに各管理システムをAPIで連携し、
圧倒的な業務効率化を実現
30
PM 新たなDX施策: の完成イメージ図
【進捗率】 業務効率化における
キーシステム
約 50% API
①
⑥ 仲介会社
契約進捗管理
新規受託管理
システム
【今期】 システム (CPMA)
④⑤⑥の管理システム 保証会社
RPA RPA
も完成予定 API API
【来期】 ⑤ RPA RPA ② 内装会社
各管理システムを 退去管理 基幹 修繕管理
API連携させ システム クラウド システム
上期に完成予定
API API
RPA RPA 不動産オーナー
不動産オーナー
④ ③
債権管理 募集管理
システム システム
API
31
PM 来年以降のDX施策: の更なる機能拡充
来年【①契約進捗管理システム】に、弁護士ドットコム社の『クラウドサイン』
との連携プロダクト【外販モデル】をつなげて機能を大幅に拡充予定
①契約進捗管理システム 来年拡充予定の機能
契約に至るまでの進捗管理 重要事項説明 賃貸借契約
当社の 申込受付 審査承認 重要事項説明書 賃貸借契約書
賃貸管理事業 の作成・提供 の作成・締結
チャット機能
IT重説
仲介会社様
& 空室確認 オンライン説明
締結 仲介
当社の 内見予約 の実施 連携プロダクト
賃貸仲介事業 【外販モデル】
当社の
賃貸仲介事業で
お客様 お部屋探し 内容理解 電子署名 電子署名
テスト導入中
32
PM 構築によるメリット
KPIの管理戸数 入居率
【⑥新規受託管理システム】完成後 【①契約進捗管理システム】を
に好影響を見込む。 1Qでバージョンアップさせたため
顧客関係管理がしやすくなるため 今後は更なる好影響が予想される
従来以上の戸数増加が期待できる
来期以降の業績 将来的には
生産性向上 各管理システムの外販や
=社員1人あたりの 顧客企業の基幹システムとの連携サービス
管理戸数が大幅に増加
⇒営業利益率向上へ を不動産DX事業で展開予定
・今期は開発費の計上・人件費等の増加を見込むため
業績への好影響は来期以降
・自社グループのベトナム子会社がRPAを含めた全ての
業界変革へ
開発を行い内製化=開発費用は安く抑えられる
33
【賃貸DX】
賃貸仲介事業
(アンビション・エージェンシー、VALORの他、
アンビション・レント、アンビション・パートナーでも展開)
34
仲介 賃貸仲介事業の2022年6月期1Q業績
売上高 セグメント損益
リモート接客が好調である他、広告戦略の強化など 1店舗あたりの生産性向上(リモート接客強化、AI×RPAツール
WEB集客施策等によって問合せ数が大幅増と 『ラクテック』の導入による業務効率化・販管費の抑制等)により
なったことにより、前年同期比+4.2%の増収 閑散期である1Qとして初の黒字化
(百万円) (百万円)
主力ブラン
前年同期比
+4.2%
ド
321
主力ブラン
前年同期比
294 290 +22百万円
ド
232
213
186
133 135 133 149 138
103 93 94 107
57
1
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q △ 17 △6 △8 △5
△ 23 △ 20
△ 44 △ 54
2019年6月期 2020年6月期 2021年6月期 2022年6月期 △ 75
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
2019年6月期 2020年6月期 2021年6月期 2022年6月期
35
仲介 店舗数・戦略
WEB集客と実店舗、デジタルとリアルを活用した
リーシング力が強みであり
主力のプロパティマネジメント事業における高入居率の維持に貢献
現店舗数
(都内5店舗、神奈川県7店舗、埼玉県1店舗)
(アンビション・エージェンシー) (バロー)
6店舗 7店舗
PR戦略 マーケティング戦略
2021年1月~ 独自のネットワークで
ロンドンブーツ1号2号田村淳氏 唯一無二の物件掲載することにより
を起用したPR戦略を実施 高契約率を維持
36
仲介 賃貸仲介事業のDX施策
DX施策
⚫ AI×RPAツール『ラクテック』の導入により 顧客のお部屋探し体験価値向上を目的として、
入力業務の人員削減・反響数の大幅アップに成功
一部の店舗にデジタルサイネージを導入
⚫ リモート接客・VR内見を強化
⚫ 自社管理物件で、IT重説と電子契約
『クラウドサイン』の 連携パッケージの
テスト導入を8月下旬~開始
賃貸仲介事業の業績向上
および
主力のPM事業の契約数増に寄与
37
仲介 賃貸仲介事業の市場動向比較※1
当社の賃貸仲介事業はAI×RPAツール『ラクテック』の活用で問合せ数が増加
⚫ 首都圏の賃貸仲介業界全体※2 ⚫ 当社の賃貸仲介事業
前年同期比
前年同期比
問合せ数
+0.3% 問合せ数
+87.0%
コロナ禍で好調!
※1 2021年6月期4Q期間の比較
※2 出典:アットホーム株式会社、地場の不動産仲介業における景況感調査(2021年4~6月期)
https://athome-inc.jp/wp-content/themes/news/pdf/keikyoukan-2021-secondquarter/keikyoukan-2021-secondquarter.pdf 38
不動産売買DX
39
【不動産売買DX】
インベスト事業
(ヴェリタス・インベストメントを中心に、当社インベスト部でも展開)
40
売買 インベスト事業の2022年6月期1Q業績
売上高 セグメント利益
1Qの販売物件の計画に沿って 減収に伴い前年同期比△28.9%の減益
前年同期比△21.9%の減収 となったものの、計画通りの推移
(百万円) (百万円)
主力ブラン
前年同期比
6,200
△21.9%
ド
1,210
5,119
主力ブラン
前年同期比
3,677 △28.9%
ド
3,546 3,488
3,124 3,242
2,774 2,791 624
2,585 2,533
2,304
412 443 429 439 471
1,343 308 284 278 312
84
△ 52
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
2019年6月期 2020年6月期 2021年6月期 2022年6月期 2019年6月期 2020年6月期 2021年6月期 2022年6月期
41
売買 特徴・強み
自社開発の新築物件に強みを持つ子会社のヴェリタスを中心に展開
ヴェリタス・インベストメント(連結子会社) インベスト部
新築投資用ワンルームマンション販売 分譲マンションのリノベーション販売
好立地
特徴・強み 都内プレミアムエリア※ リノベーションブランド
立地を重視(都内プレミアムエリア)
好デザイン
お洒落なデザイナーズ 多様なルートからの物件仕入れ力
物件決済戸数 19戸(前年同期比△3戸)
(1Q)
62戸(前年同期比△14戸)
有名デザイナー監修による『PREMIUM CUBE』 クラウドファンディング事業も展開
シリーズの人気が高い
※都内プレミアムエリア(目黒区、渋谷区、新宿区、港区、品川区、中央区) 42
売買 ヴェリタス新築投資用デザイナーズマンション販売物件
1Q
2021年 9月 自社開発の
【PREMIUM CUBEシリーズ】
『PREMIUM CUBE 新宿中井』販売開始
「立地」「デザイン」「設備仕様」
3乗(CUBE)から、
プレミアムな資産価値の創造を実現
有名デザイナー監修 + 都内プレミアムエリア
高賃料×高入居率=高利回り
43
売買 当社インベスト部の取り組み
インベスト部
立地(都内プレミアムエリア)を重視した中古物件の『価値の最大化』が強み
⚫
《事業内容》 不動産の一棟販売
⚫ 分譲マンションのリノベーション・再販《中古》
⚫ 不動産売買仲介
DX施策 分譲マンションのリノベーション販売における重要な現場進捗を効率化。
リノベーションパートナーとのコミュニケーションにDXソリューションを活用し、
一人当たりの管理業務工数の削減を実現
工事情報の管理が煩雑で 工事情報の一元管理
コミュニケーションコスト・移動時間が過多 移動時間・メールや電話時間を削減
44
売買 クラウドファンディング事業
不動産投資クラウドファンディングサービス「A funding」はオンラインで1口1万円~
少額での不動産投資が可能。業界平均を上回る高利回り・スピーディーな配当を実施
優先劣後スキーム(当社が劣後出資)
仮に投資対象の不動産価格が値下がりしても、
投資家様の
当社出資分でカバー。
投資家様の
優先 出資分 出資分 投資家の皆様の出資分を優先的に保護する仕組み
投資家の皆様 のため、低リスクな金融商品として人気
値下がり
募集開始直後(最短2分)で
劣後 当社の キャンセル待ちが
出資分
インベスト部 当社の 多数発生するなど好評
出資分
45
不動産DX・その他
46
【その他事業】
■ 不動産DX事業(Re-Tech RaaS)
■ 海外システム事業(アンビションベトナム)
■ 少額短期保険事業(ホープ)
■ ホテル事業(当社)
■インキュベーション事業(アンビション・ベンチャーズ)
47
その他 その他事業の2022年6月期1Q業績
売上高 セグメント利益
保険事業が新規契約増により増収となった一方、 保険事業が責任準備金積立方式の変更に伴い
新型コロナの悪影響を大きく受けたホテル事業が 赤字となった他、ホテル事業の赤字、DX投資の
苦戦し、前年同期比△0.2%の微減収 実施等により前年同期と同程度の赤字
(百万円) 主力ブラン
前年同期比
(百万円)
△0.2%
ド
127 139 124
106
115 主力ブラン
前年同期比
102 105 102
98 +0.2百万円
ド
78 78
50
42
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q △5 △7
△ 23
△ 30 △ 35
2019年6月期 2020年6月期 2021年6月期 2022年6月期 △ 44 △ 49
△ 58 △ 61
△ 68
△ 74 △ 71 △ 70
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
2019年6月期 2020年6月期 2021年6月期 2022年6月期
48
DX サブスクモデルのAI×RPAツール『ラクテック』
AI × RPA × BPO × 賃貸ビッグデータ = 圧倒的な業務効率化
さらに、継続的な学習・推論サイクルにより、AI精度は自律的に向上
AIによる自動投稿関連機能の大幅強化
RPA などアップデートを随時実施
(自動投稿)
高い反響物件を
自動で賃貸サイトへ
投稿
AI反響予測
多様な不動産
AIが物件の 賃貸サイト
反響を予測 へ掲載
(特許第6670406号)
BPO
(業務代行)
RPAだけでは対応
できない面倒な
業務を一括代行
結果を新たなデータとして、AIが学習を継続
49
DX AI×RPAツール『ラクテック』シリーズの新ブランド
主力ブランド『ラクテック反響倍増くん』に加えて
新ブランド『ラクテック自動入力』を今後追加し、2ブランドで展開予定
主力ブランド 特に需要の高い機能をリーズナブルに提供
仲介会社向け
新ブランド 今後リリース予定
一部機能を切り出し
仲介会社の
物件情報入力を自動化
AI反響 RPA BPO RPA
予測 (自動投稿) (業務代行) (自動投稿) WEB閲覧から賃貸
サイトへの掲載までを
ワンクリックで実現
50
DX AI×RPAツール『ラクテック』の販売戦略
2021年6月期は機能拡充に努めた結果、各機能が大幅にUPし、顧客満足度が向上。
2022年6月期は下記の戦略により販売を強化し、シェア拡大を狙う
代理店
マーケティング 営業強化 アライアンス
の強化 当社子会社 の拡大
当社子会社 当社子会社
全国約12万社の不動産管理・仲介会社へアプローチ
51
DX 『クラウドサイン』連携プロダクト【外販モデル】
弁護士ドットコム社の『クラウドサイン』連携による電子契約パッケージを開発し、
自社の賃貸仲介事業で2021年8月下旬~テスト導入を開始
部屋探し 申込・審査 重要事項説明 賃貸借契約
IT重説
リモート接客 オンライン説明 電子署名 電子署名
リモート内見
社会実験参画中
『クラウドサイン』連携による電子契約パッケージ
来年5月に施行される電子契約の法改正を追い風に
リテックラースが下期中を目途に外販開始予定
52
DX 不動産領域における当社初のtoC向けサービスを展開
お部屋探しユーザーとルームコンシェルジュ(不動産仲介営業マン)を繋ぐマッチングアプリ
『ルムコン-Room Concierge-』
2021年4月26日
リモートでの
サービス開始
新しいお部屋探しの形
Matching
ルームコンシェルジュ お部屋探しユーザー 広告費削減効果も
(不動産仲介営業マン) 【利用料金無料】
【登録制】
⚫ SNS型のUI/UXで、物件紹介の投稿を閲覧
⚫ 投稿への「いいね」やコメントによる評価
⚫ ルームコンシェルジュの検索やチャット機能
全国エリア、
賃貸仲介業界全体
―来年を目途に広告収入や登録事業者からの手数料収入を想定― に広げていく
53
DX 海外システム事業(アンビションベトナム)
2015年4月設立より、ベトナムに現地法人を持ち国際的な事業を展開
不動産業界のエンジニア不足オフショアで補う
《主な業務》
⚫ 不動産の次世代管理クラウド の開発
⚫ ベトナムの企業向け・日本のベンチャー企業向けWEBシステムの受託開発
⚫ 当社グループのBPO業務(データ入力業務)
⚫ ベトナム国内における外国人向けの不動産売買・賃貸仲介業務
現在の受託割合
顧客企業 当社グループの
システム開発 システム開発
約 4割 約 6割
54
保険 少額短期保険事業
『新すまいの安心保険』の補償内容をさらに充実させた新商品
『新すまいの安心保険ワイド』を2021年3月にリリースし、新規契約が増加
・設備破損リスク補償
・家財および修理費用の補償範囲拡大
・住まいのトラブルかけつけサービス
(24時間365日対応)
現在、約 22,700件の保有契約件数
代理店 入居者
家財保険
など
代理店
2018年6月期 2019年6月期 2020年6月期 2021年6月期
代理店
保有契約件数推移イメージ図
55
保険 少額短期保険事業のDX施策
インシュアテックを推進するホープ少額短期保険のシステム『モノリス』
わずらわしい保険手続きをペーパーレス・キャッシュレス 大胆なDX
で完結させるシステムを2020年9月に導入し、
随時アップデートを実施
⚫ 【お客様のメリット】
申し込みから支払いまで、一貫して店舗への来店が不要に
⚫ 【代理店様のメリット】
印刷・発送が不要になり、発送・原本回収・チェックの手間が不要に
ご提案からご契約までの期間を短くすることで成約率も向上
56
保険 少額短期保険事業の今後の見通し
主力の賃貸管理の 安定的に利益を
周辺ビジネスとして 積み上げていく
着実な成長 ストックビジネス
インシュアテックの推進により新規契約、
代理店を増やしシェアの拡大を狙う
2022年6月期 2023年6月期
前期の黒字転換を受けた
黒字回復
責任準備金積立方式の変更に伴い
一時的に赤字予定 見込み
57
その他 ホテル事業
⚫ 【大阪】本町東
新型コロナ感染予防策
新型コロナ感染予防策を徹底して運営中
<スタッフ向け>
⚫ 【東京】浅草 ・スタッフの健康と安全を考慮し、勤務時
はマスク着用での対応
コロナ禍においてインバウンド需要が低迷し再休業中 ・出勤時にスタッフの健康チェックと検温
を義務化(37.5 度以上の場合は自宅に
⇒2021年11月末に解約予定 て療養)
・勤務中及び帰宅後には頻繁に手洗い、
うがいの徹底
&AND HOSTEL HOMMACHI EAST &AND HOSTEL ASAKUSA
<宿泊者様向け>
・全部屋、ご宿泊前の個室内を次亜塩素酸
による消毒実施
・全部屋、ハンドソープ・うがい薬の設置
を実施
・検温希望の方へ体温計の無料貸出
「&AND HOSTEL」は最先端IoTデバイスを1箇所に集結させ
近未来のIoT空間が楽しめる体験型宿泊施設
※【東京】神田は2021年3月末に解約済み
58
INC インキュベーション事業(アンビション・ベンチャーズ)
今期より新設したインキュベーション事業
22社のベンチャー企業に投資しており、4社が上場
セキュリティ AI オンライン決済
【2020年3月マザーズ上場】 【2020年9月マザーズ上場】 【2021年9月マザーズ上場】
サイバーセキュリティクラウド ヘッドウォータース ROBOT PAYMENT
出資先企業の一例
<4493> <4011> <4374>
【資本業務提携】 【資本業務提携】 【資本業務提携】
ブロックチェーン C2Cアプリ開発 デジタル文書管理
アーリーワークス Stoooc ペーパーロジック
【資本業務提携】 【資本業務提携】 【資本業務提携】
お部屋探しアプリ
『ルムコン』
の開発を委託
59
今期業績予想・配当予想
60
連結 2022年6月期通期業績予想
主力のPM事業が増収計画もインベスト事業の減収計画により微増収の見通し
営業利益はPM事業のDX推進による増益計画を主因に大幅増益を見込む
2021年6月期 2022年6月期 2022年6月期
(単位:百万円)
通期実績(A)
前期比(B÷A)
上期予想※ 通期予想(B)※
売上高 30,529 14,881 30,605 +0.2%
EBITDA(参考値) 1,231 552 1,438 +16.7%
営業利益 978 446 1,226 +25.4%
経常利益 897 383 1,083 +20.7%
親会社株主に帰属
する当期純利益
595 178 620 +4.2%
※本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
61
連結 2022年6月期配当予想
成長分野への積極的投資を行いつつ、安定的な株主還元を継続する方針。
今期も増配を見込む
2022年6月期(予想)
14.30円/株
配当性向 15.69%
2021年6月期
配当性向は前期同様、
13.60円/株 期末配当額を0.70円の増額
2020年6月期 配当性向 15.6%
7.58円/株
配当性向 15.7%
62
今後の業績成長イメージ
複数の成長曲線を掛け合わせ、さらなる急角度の業績拡大を目指す
不動産DX事業の黒字化後の急成長
と
業界変革
不動産DX
ストックビジネスである
少額短期保険 少額短期保険事業の堅調な成長
現在
既存の 賃貸DX事業・不動産売買DX事業
不動産ビジネス の変革と加速
63
APPENDIX
64
グループ概要
事業持株会社
株式会社アンビションDXホールディングス
代表取締役社長 :清水 剛
設立年月日 :2007年9月(2021年10月社名変更)
上場年月日 :2014年9月
上場市場/コード :マザーズ/3300
決算期 :6月期
本社所在地 :東京都渋谷区神宮前二丁目34番17号 住友不動産原宿ビル18F
グループ会社
株式会社ヴェリタス・ 株式会社アンビション・ 株式会社VALOR 株式会社アンビション・ 株式会社アンビション・
インベストメント エージェンシー パートナー レント
代表取締役社長 :川田 秀樹 代表取締役社長 :大石 徹 代表取締役社長 :田村 直人 代表取締役社長 :大石 徹 代表取締役社長 :清野 修邦
不動産売買、賃貸管理 不動産仲介 不動産仲介 不動産仲介(法人向け) 不動産仲介(学生向け)
【ブランドロゴ】
株式会社VISION 株式会社Re-Tech RaaS AMBITION VIETNAM CO., 新設 株式会社アンビション
(リテックラース) LTD. 株式会社ホープ少額短期保険
(ヴェリタス子会社) ・ベンチャーズ
(アンビションベトナム)
代表取締役社長 :石坂 浩之 代表取締役社長 :中村 勇介
代表取締役社長 :佐藤 広行 代表取締役社長 :福本 良平 代表取締役社長 :清水 剛
不動産売買、賃貸管理 RPA・AIを活用した
各種システムの受託開発 少額短期保険 ベンチャー投資
不動産DXプロダクト
65
沿革
DX推進室設置
アンビション・ (2021.10)
ベンチャーズ
【子会社設立】
DX認定取得事業者 (2021.8)
に認定
不動産投資型 (2021.4)
クラウドファンディング
『A funding』
サービス開始 アンビションDX
アンビション・レント (2020.1) ホールディングス
(学生向け仲介) に社名変更
アンビション・パートナー (2021年10月)
(法人向け仲介)
【子会社設立】 お部屋探しアプリ
(2019.7) 『ルムコン』
ホープ少額短期保険
サービス開始
【子会社設立】
(2021.4)
(2016.11) アンビション・ルームピアを
アンビションベトナム
アンビション・エージェンシー
【海外子会社設立】
インベスト事業 に社名変更
(2015.4) リテックラース
開始 (2020.5)
プロパティマネジメント事業 (2012.5) Re-Tech RaaS
賃貸仲介事業 ヴェリタス・ 【合弁会社設立】
(2007.12) インベストメント (2019.7)
VALOR 【M&Aで取得】
【M&Aで取得】 (2017.10)
(2015.6)
東証マザーズ
ルームピア 上場
【M&Aで取得】 (2014年9月)
AMBITION
創業 (2010.1)
(2007年9月)
66
2022年6月期1Q主なトピックス
1Q
仲介 7月:【アンビション・エージェンシー】第1回日本中小企業大賞における働き方改革賞 優秀賞を獲得
仲介 7月:【アンビション・エージェンシー】ブランドイメージ調査で『お客様信頼度No.1東京の賃貸不動産会社』を獲得
売買 7月:『A funding』5号案件、出資全額受け入れ完了
全体 8月:第6回新株予約権(当初行使価格を4,000円とする行使価格修正選択権付新株予約権)の取得および消却完了を発表
INC 8月:ベンチャー投資・インキュベーション事業を行う子会社『株式会社アンビション・ベンチャーズ』設立
売買 9月:【ヴェリタス】『PREMIUM CUBE 新宿中井』販売開始
INC 9月:出資先の株式会社ROBOTPAYMENT<4374>がマザーズ上場
―【ご参考】2022年6月期2Q以降―
⚫ 10月:株式会社アンビションDXホールディングスに社名変更
⚫ 10月:DX推進室を設置
左:アンビション・エージェンシー 右:公式アンバサダー
代表の大石徹 ロンドンブーツ1号2号 田村淳氏
67
【IRに関するお問い合わせ先】
AMBITION IR担当
メールアドレス:ir@am-bition.jp
本資料は、株式会社アンビションDXホールディングス(以下「当社」)が当社及び当社グループ会社(以下「当社グループ」)の企業情報等の
提供のために作成したものであり、国内外を問わず、当社が発行する株式その他の有価証券への勧誘を構成するものではありません。
免責事項 本資料に記載されている当社及び当社グループに関連する見通し、計画、目標等の業績予想や将来予測につきましては、現時点で入手可能な情報
に基づき当社で判断したものであります。
予想にはさまざまな不確定要素が内在しており、実際の業績はこれらの将来見通しと大きく異なる場合があります。