3289 東急不HD 2020-12-09 12:30:00
公募ハイブリッド社債(公募劣後特約付社債)の発行に関するお知らせ [pdf]

                                                             2020 年 12 月 9 日

各     位
                                      会 社 名     東急不動産ホールディングス株式会社
                                      代表者名      代表取締役社長 西川 弘典
                                                  (コード:3289 東証第一部)
                                      問い合わせ先    執 行 役 員 西 村 和 浩
                                      T E L     0 3 - 6 4 5 5 - 0 8 3 4


           公募ハイブリッド社債(公募劣後特約付社債)の発行に関するお知らせ


 当社は、2020 年 11 月9日にお知らせいたしました公募形式による劣後特約付社債(「第1回債」、
「第2回債」、合わせて以下、「本社債」)について、本日下記の通り発行条件を決定いたしましたの
で、お知らせいたします。
 なお、第2回債については、サステナビリティファイナンス・フレームワークに基づいて、サステナビリ
ティボンド(注1)として発行されるものであり、国内初のサステナビリティボンド形式の公募劣後社債
の発行事例となります。また、2020 年 12 月9日現在、51 件の投資家より投資表明を頂いております。


(注1)調達資金の使途が、①社会的課題の解決に資するものであること(ソーシャル性)及び、②環境改善効果があること

(グリーン性)の双方を有する債券



                                  記
1.   本社債の概要
 (1)名称             第1回利払繰延条項・期限前償 第2回利払繰延条項・期限前償
                   還条項付無担保社債(劣後特約 還条項付無担保社債(劣後特約
                   付)                          付)(サステナビリティボンド)
 (2)発行価額の総額        400 億円                      300 億円
 (3)当初利率           年 1.06%(注2)                 年 1.24%(注3)
 (4)払込期日           2020 年 12 月 17 日
 (5)償還期限           2055 年 12 月 17 日            2060 年 12 月 17 日
 (6)期限前償還(注4)      2025 年 12 月 17 日以降の各利払 2030 年 12 月 17 日以降の各利払
                   日に当社の裁量で期限前償還可 日に当社の裁量で期限前償還可
                   能                           能
 (7)利払日            毎年6月 17 日及び 12 月 17 日(銀行休業日の場合は支払は前銀行
                   営業日)
 (8)利息支払に関する       当社は、その裁量により、利息の全部又は一部の支払いを繰り延べる
 条項                ことができる。
 (9)優先順位           本社債の弁済順序は当社の一般の債務に劣後し、普通株式に優先
                   する。
 (10)募集の方法           日本国内における公募形式(主に機関投資家向け)
 (11)取得格付            BBB+(株式会社日本格付研究所(以下、JCR))
 (12)資本性             JCR:資本性「中・50%」
 (13)引受証券会社          みずほ証券株式会社(事務主幹事)、三菱UFJモルガン・スタンレー
                     証券株式会社(共同主幹事)、大和証券株式会社(共同主幹事)、野
                     村證券株式会社(共同主幹事)


(注2)2020 年 12 月 17 日の翌日から 2025 年 12 月 17 日までは固定利率、2025 年 12 月 17 日の翌日以降は変動利率

(2025 年 12 月 18 日に金利のステップアップが発生)。

(注3)2020 年 12 月 17 日の翌日から 2030 年 12 月 17 日までは固定利率、2030 年 12 月 17 日の翌日以降は変動利率

(2030 年 12 月 18 日に金利のステップアップが発生)。

(注4)当社は、本社債を期限前償還する場合は、JCRから本社債と同等以上の資本性が認定される商品により、本社債を

借り換えることを想定している。 ただし、以下をいずれも満たす場合には、同等以上の資本性が認定された商品による借り

換えを見送る可能性がある。

     イ 直近連結デット・エクイティ・レシオが 3.00 倍以下であること

     ロ 直近連結自己資本金額が、5,793 億円に期限前償還等がなされる本社債の評価資本相当額を加算した金額以

     上であること




2.   第2回債(サステナビリティボンド)に関する事項
(1) 資金使途
     本サステナビリティボンドにより調達された資金は、サステナビリティファイナンス・フレームワーク
     におけるソーシャルプロジェクト及びグリーンプロジェクトである、東京ポートシティ竹芝、(仮称)
     九段南一丁目プロジェクト、会員制シェアオフィス事業「Business-Airport」、スタートアップ支援・
     共創事業およびシニア住宅事業の建設資金にかかるリファイナンス資金として、全額を 2021 年
     3月末までに償還予定のコマーシャル・ペーパーの償還資金の一部に充当する予定です。なお、
     実際の充当時期までは、現金又は現金同等物にて管理します。


(2) サステナビリティボンドとしての適格性
     サステナビリティボンドとしての適格性については、JCRより「サステナビリティボンド評価」(注5)
     において最上位評価である「SU1」の評価を取得しました。


(3) サステナビリティボンド・ストラクチャリング・エージェント
     みずほ証券株式会社


(注5)評価対象である調達資金が、グリーンボンド原則及びソーシャルボンド原則に例示されるプロジェクト等に充当される

程度並びに資金使途等にかかる管理、運営および透明性確保の取り組みの程度に関する、JCRの総合的な意見の表明
3.   第2回債(サステナビリティボンド)への投資表明投資家
 第2回債への投資を表明していただいている投資家をご紹介いたします(2020 年 12 月9日現在、
五十音順)。
<投資表明投資家一覧>
・株式会社愛知銀行               ・愛知県中央信用組合
・秋田信用金庫                 ・朝日生命保険相互会社
・アセットマネジメントOne株式会社      ・飯田信用金庫
・石巻信用金庫                 ・一関信用金庫
・越前信用金庫                 ・神奈川県信用農業協同組合連合会
・北見信用金庫                 ・君津信用組合
・協栄信用組合                 ・ぐんまみらい信用組合
・湖東信用金庫                 ・佐賀県信用農業協同組合連合会
・佐賀東信用組合                ・三条信用金庫
・一般財団法人住宅改良開発公社         ・青和信用組合
・太陽生命保険株式会社             ・大和アセットマネジメント株式会社
・但陽信用金庫                 ・中日信用金庫
・東京海上アセットマネジメント株式会社     ・杜陵信用組合
・長岡信用金庫                 ・長崎三菱信用組合
・長野県信用農業協同組合連合会         ・長浜信用金庫
・奈良信用金庫                 ・特定医療法人南山会
・新潟縣信用組合                ・新潟大栄信用組合
・西中国信用金庫                ・西兵庫信用金庫
・氷見伏木信用金庫               ・福江信用組合
・福岡ひびき信用金庫              ・一般社団法人北海道全新聞販売従業員福利協会
・マニュライフ・インベストメント・マネジメント株式会社
・三島信用金庫                 ・水沢信用金庫
・三井住友DSアセットマネジメント株式会社
・三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社
・三菱UFJ信託銀行株式会社          ・みどり生命保険株式会社
・学校法人明治学院               ・明治安田アセットマネジメント株式会社
・真岡信用組合                 ・大和信用金庫
                                               以上