3284 フージャース 2020-05-21 15:00:00
2020年3月期 決算説明資料 [pdf]

2020年5月

株式会社フージャースホールディングス(3284)

2020年3月期 決算説明資料
目次   1. 2020年3月期 決算ハイライト


     2. 新型コロナウイルス感染症の影響と対策


     3. セグメント別サマリー


     4. 株主還元方針及びコーポレートガバナンス



                              2
1.2020年3月期 決算ハイライト




                     3
20/3月期 決算ハイライト

20/3月期 連結業績概要


        売上高    :   85,231百万円   前期増減率: ▲5.2%

        営業利益   :   6,692百万円    前期増減率:▲27.9%

        経常利益   :   5,513百万円    前期増減率:▲35.0%

        税前利益   :   2,231百万円    前期増減率:▲64.3%

        当期利益   :     276百万円    前期増減率:▲91.3%

トピックス

●不動産開発事業の引渡戸数前期比減により前期比減収減益

●エネルギー事業の特別損失 約3,200百万円を計上




                                              4
連結損益計算書概要



           18/3月期        19/3月期           20/3月期
                                                            前期       通期       通期予想
(単位:百万円)                             実績            構成比      増減       予想        増減率

売上高           63,364        89,882   85,231          100%   ▲4,651   92,000    ▲7.4%

 売上総利益        16,041        21,720    18,011        21.1%   ▲3,709

 販売費及び
               8,752        12,432    11,318        13.3%   ▲1,113
 一般管理費

営業利益           7,289         9,287    6,692          7.9%   ▲2,595    8,500    ▲21.3%

経常利益           6,936         8,478    5,513          6.5%   ▲2,965    7,500    ▲26.5%

 特別損失               40       2,229        3,291      3.9%    1,061


 税前利益          6,963         6,249        2,231      2.6%   ▲4,017

親会社株主に
帰属する           4,564         3,195        276        0.3%   ▲2,918    4,900    ▲94.3%
当期純利益




                                                                                     5
セグメント別売上高概要


(単位:百万円)       19/3月期        20/3月期         前期増減           主な要因

売上高              91,077        86,439       ▲ 4,637
不動産開発事業           53,125        35,980      ▲ 17,144・引渡戸数前期比減だが計画通り
CCRC事業             6,057         9,138        3,081
戸建・アパート事業         10,887        12,038        1,150
 戸建事業               9,516       10,682         1,165 ・在庫圧縮に注力
 アパート事業             1,371        1,356         ▲ 14

不動産投資事業           12,346        21,003        8,656
 収益不動産売買            9,385       17,371         7,986
 賃貸及び手数料収入等         2,905        3,487          581
 海外事業                   55            144          88

不動産関連サービス事業        8,576         8,166        ▲ 409
 マンション管理            4,187        3,181       ▲ 1,006 ・大規模修繕の減により減収増益
 スポーツクラブ運営          4,388        4,482             94
 ホテル運営                  -             502       502

その他事業(PFI事業)            84        112            27
                                                         ※連結相殺は行っておりません
                                                                          6
連結貸借対照表

(単位:百万円)      18/3月期      19/3月期      20/3月期       前期増減                    主な要因

 流動資産         107,282     125,701     114,734 ▲10,967
  現金及び預金         30,493      26,112      31,736        5,624   ・現預金の増加
  販売用不動産         16,471      33,785      25,888      ▲7,897    ・積極的に在庫を圧縮
  仕掛販売用不動産       53,680      59,093      50,283      ▲8,810・新規仕入れを意図的に抑制
                                                           ・減損による減少
 固定資産          27,985      29,030      29,135          105
                                                           ・賃貸等保有物件(ストック)の増加
  土地              8,640       7,507      11,048        3,540

  建物等             9,629       7,608      10,389        2,780

資産合計          135,359     154,792     143,897 ▲10,895
 負債            92,767     110,814     101,070      ▲9,744 ・長期有利子負債の減少
  有利子負債合計        79,237      93,466      84,920      ▲8,546

  短期有利子負債        24,537      28,027      32,859        4,831

  長期有利子負債        54,700      65,438      52,060     ▲13,378

 純資産           42,592      43,977      42,827      ▲1,150
負債純資産合計       135,359     154,792     143,897 ▲10,895
  自己資本比率         31.4%      28.2%      29.3%
  ネット自己資本比率      40.5%      33.9%      37.5%      ※ ネット自己資本比率 = 自己資本 / (総資本 ‐ 現預金等)

  D/Eレシオ        186.0%     212.5%     198.3%
  ネットD/Eレシオ     114.4%     153.2%     124.2%                                          7
20/3月期 決算ハイライト
決算総括 及び今後の方針

●20/3月期はBS、CFマネジメントを優先

 21/3月期以降は厳選仕入れによるPL改善とストック資産の積み上げに注力

CF面:現預金残高の増加(20/3月期末)、営業CFプラス

BS面:BS内容の改善(20/3月期末、棚卸資産・有利子負債の圧縮、現預金増加)

PL面:21/3月期初時点で805戸が契約済(21/3月期計上、不動産開発事業・CCRC事業、戸建は含まず)
    セグメント              20/3月期               今後の方針

不動産開発事業     〇   引渡戸数前期比減だが計画通り     地方分譲マンション事業は安定

CCRC事業      △   増収増益               今後の収益化
戸建・             戸建の在庫圧縮            組織体制変更にて販売強化
            ×
アパート事業          アパート事業は順調          仕入れ基準の見直し

不動産投資事業     〇   資産の入れ替え完了          今後はストック資産積み上げ

不動産関連           マンション管理における大規模
            〇                      安定収益の着実な積み上げ
サービス事業          修繕の減により減収増益                              8
決算トピックス/特別損失について

      エネルギー事業(バイオマス発電) 約3,200百万円の特別損失を計上




        ・コロナの影響が及ぼす範囲が不透明(為替、燃料費、金融環境等)
 背景
        ・当面のキャッシュポジションの確保を最優先




        ・稼働時期を含めて総合的に判断し、全額減損処理
今後の
        ・当該状況下で、事業の優先順位は低いと判断
対応
        ・追加工事の着工判断を無期延期



                                           9
決算トピックス/ヘルスケアリート


概要

組成時期:21/3月期➡延期

投資方針:ヘルスケア特化型➡住宅中心+ヘルスケア複合型




変更理由

・コロナが不動産価格に与える影響の見定めが必要

・当社の強みが発揮できる分野(住宅開発)を加える事により
 安定したパイプラインの供給が可能と判断

➡リートは保有資産のオフバランス化手段等として重要
 引き続き、組成に向けて取り組む



                               10
2.新型コロナウイルス感染症の影響と対策




                       11
決算トピックス/新型コロナウイルス

新型コロナウイルス感染症の事業に及ぼす影響と対策(1)

①BS、CFマネジメント

・積極的な在庫圧縮・オフバランスを行い、BSを改善

・2020年3月~5月 新たに約130億円調達(予定含)➡キャッシュポジションを確保

・新規仕入案件は投資基準を見直し



②分譲事業の営業状況
 ・805戸を期初時点で契約済(21/3月期計上物件、不動産開発事業・CCRC事業、戸建は含まず)

・対面営業活動休止期間中(~5月中旬)はオンライン案内を実施

・主力の不動産開発事業は地方物件中心の為、順次営業を再開



                                                    12
決算トピックス/新型コロナウイルス

新型コロナウイルス感染症の事業に及ぼす影響と対策(2)

③その他事業への影響

・スポーツクラブ運営事業(全国/計33施設/フージャースウェルネス&スポーツ)
 緊急事態宣言後、全店舗閉鎖。順次営業再開見込み



・CCRC事業(首都圏/販売中8棟/フージャースケアデザイン)
 高齢者の外出自粛に伴い来場者減少
 ※安全配慮の観点からも入居済物件の営業活動自粛等



・ホテル運営事業(地方+首都圏/稼働全3棟/フージャースアコモデーションサービス)
 急激な利用減に伴う稼働率下落
 当社所有全3棟(資産約20億円)の内、休業は1棟。影響は限定的
 仙台の2棟については、緊急事態宣言解除後稼働率50%まで回復



                                            13
3.セグメント別サマリー




               14
不動産開発事業

        ⚫ 20/3月期は目標1,047戸に対し1,057戸の引渡
 サマリー   ⚫ 地方マンション事業は引き続き安定、地方比率82%(19/3月期 71% ※竣工棟数ベース)
        ⚫ 期初契約済み667戸(21/3月期計上物件)

(単位:百万円)               19/3月期            20/3月期        前期増減
 売上高                            53,125       35,980      ▲17,144
 引渡戸数(戸)                         1,389        1,057        ▲332
 地方比率                             71%          82%            11p




「デュオヒルズ大府ザ・レジデンス」   「デュオヒルズ日根野ザ・プレミアム」            「デュオヒルズ大分中島」
(愛知県大府市・68戸・21/3月期) (大阪府泉佐野市・88戸・21/3月期)     (大分県大分市・99戸・21/3月期) 15
CCRC事業

       ⚫ 運営戸数1,000戸体制へ(20/3月期末966戸)
       ⚫ 分譲面では高粗利水準を確保するも、
サマリー
           コロナによる外出自粛等の影響で販売鈍化(実績206戸/計画293戸)
       ⚫ 21/3月期以降、パイプライン約1,000戸確保済み           ※期初契約済み約137戸

(単位:百万円)               19/3月期           20/3月期                           前期増減
 売上高                            6,057         9,138                                3,081
 引渡戸数(戸)                         162             206                                       44



                                                   CCRC事業            運営戸数の推移(累計)




                                                                                      パイプライン
                                                                                       約1,000戸
                                                                                       確保済み



                                              17/3月期   18/3月期   19/3月期   20/3月期   21/3月期   22/3月期   23/3月期
    「デュオセーヌ豊田」             「デュオセーヌ国立」
(東京都日野市・118戸・20/3月期)   (東京都国立市・219戸・20/3月期)

                                                                                                       16
不動産投資事業

        ⚫ 20/3月期は、売却好機と捉えて売却棟数を増加、前期比増収増益
サマリー    ⚫ 資産入れ替えを終え、21/3月期以降は物件の取得好機と判断
        ⚫ 今後、地方好立地・高利回りを中心にストック物件を積み上げ

(単位:百万円)             19/3月期            20/3月期           前期増減
 売上高                          12,346       21,003           8,656
 売却棟数 (棟)                         8             15             7




       地方好立地・高利回り     地方好立地・高利回り                     地方好立地・高利回り

       「興善町イーストビル」    「フージャース札幌ビル」              「フージャース長野駅前ビル」
         (長崎県長崎市)      (北海道札幌市中央区)                 (長野県長野市)
                                                                    17
不動産関連サービス事業
                 ⚫ マンション管理は約17,000戸の管理体制に
                 ⚫ 規模拡大に伴いコスト圧縮効果が大きくなり、利益率改善(1.6%→3.8%)
  サマリー
                 ⚫ ホテル運営は20/3月期より2棟増、計3棟の営業体制
                 ⚫ スポーツクラブは黒字転換                                      ※21/3月期の新型コロナウイルスの影響は精査中


(単位:百万円)                                                 19/3月期                               20/3月期            前期増減
   営業利益                                                                      134                       311               177


                          マンション管理戸数の推移                                                          不動産関連サービス事業_営業利益の推移
(戸)                                                                               (単位:百万円)


                                                                       16,838
                                                                                    300

15,000




                                                                                    200


                                                                                                                               311
10,000


                                                                                    100


                                                                                                        119      134

                                                                                               33
 5,000                                                                               0
         11/3月期末12/3月期末13/3月期末14/3月期末15/3月期末16/3月期末17/3月期末18/3月期末19/3月期末20/3月期末
                                                                                             17/3月期    18/3月期   19/3月期     20/3月期
                                                                                                                                     18
4.株主還元方針及びコーポレートガバナンス




                        19
株主還元方針

20/3月期の配当について

●予定通り一株当たり35円(中間17円・期末18円)の配当を予定

                17/3月期      18/3月期     19/3月期     20/3月期
        純利益額
        (百万円)
                   3,357       4,564      3,195        276

        1株当り
         配当額
                    24円         24円        25円        35円

        配当総額
        (百万円)
                     669        971       1,439      2,009

        配当性向        19.7%      20.2%      44.9%      720.1%

       自己株式取得
                      285        237        753            ―
        (百万円)

       総還元性向        29.0%      26.5%      68.5%      720.1%




21/3月期の配当について

●未定
●総還元性向40%以上の方針は据え置き
                                                               20
コーポレートガバナンスの取り組み




2020年4月9日
指名報酬諮問委員会の設置

      ⚫ 取締役会の任意の諮問機関として、「指名報酬諮問委員会」を設置

            社外取締役の助言・関与機会の適切な確保と、
            取締役の選任・報酬等の決定プロセスの透明性の向上を図り、
            コーポレートガバナンス体制を一層強化




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お問合せ先



              ■   IRに関するお問合せ       ■

          株式会社フージャースホールディングス
           経営企画室 TEL 03-3287-0862
              E-mail ir@hoosiers.co.jp
           URL https://www.hoosiers.co.jp



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