3284 フージャース 2020-05-14 16:00:00
棚卸資産の評価損及び特別損失の計上並びに2020年3月期通期業績予想と実績値との差異に関するお知らせ [pdf]
2020 年5月 14 日
各 位
会 社 名
株式会社フージャースホールディングス
代 表 者 名
代 表 取 締 役 社 長 廣 岡 哲 也
(コード番号:3284 東証第 1 部)
問い合わせ先 経 営 企 画 室 長 鳴 神 吉 朗
電 話 番 号 03‐3287‐0862
棚卸資産の評価損及び特別損失の計上並びに
2020 年3月期通期業績予想と実績値との差異に関するお知らせ
当社は、2020 年3月期決算において、戸建事業における棚卸資産の評価損計上及び、バイオマス発電
事業を行う当社 100%連結対象である匿名組合開発 51 号の固定資産及び長期前払費用の減損処理による
特別損失の計上をするとともに、2019 年5月 13 日に公表いたしました 2020 年3月期の通期連結業績
予想と本日公表の実績値に差異が生じましたので、下記のとおりお知らせいたします。
記
1. 棚卸資産の評価損計上について
戸建事業において、2017 年 3 月期より、販売エリアを城西・城南エリアに変更し、高価格帯戸建
の販売に挑戦してまいりました。しかしながら、首都圏における住宅市況の変化に加え、年明けから
の新型コロナウイルス感染拡大に伴う首都圏での外出自粛要請や、雇用情勢への懸念及び株式市況の
変化から懸念される消費者心理の冷え込み等を踏まえ、今後の販売予測を保守的に見直した結果、
一部棚卸資産の評価損 413 百万円を計上することといたしました。
なお、こうした戸建事業を取り巻く環境に対応するべく、2020 年 4 月より、グループ内の分譲
事業(マンション分譲・戸建分譲)の一層の強化及び効率化を目的とした組織再編を行っております。
2. 特別損失の計上について
バイオマス発電所(神栖)におけるエネルギー事業につきましては、2019 年 8 月 8 日公表の
「ヘルスケア・リート組成方針及び時期並びにバイオマス発電所(神栖)稼働時期変更のお知らせ」
のとおり、発電所の稼働時期を未定としておりました。
その後、早期の工事再開および稼働開始を目指しておりましたが、今般の新型コロナウイルス感染
拡大による金融環境見通しの不透明さを勘案し、グループ全体の優先順位を再検討した結果、当面の
間、事業化は難しいと判断し将来計画を保守的に見直し、同事業における資産計上 3,216 百万円の
固定資産及び長期前払費用の減損処理を行うことといたしました。
3. 業績予想について
(1)2020 年3月期通期連結業績予想数値と実績値との差異(2019 年4月1日~2020 年3月 31 日)
(単位:百万円)
親会社株主に
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 帰属する
当期純利益
当期純利益
前回発表予想(A) 92,000 8,500 7,500 4,900 86 円 03 銭
実績値 (B) 85,231 6,692 5,513 276 4 円 86 銭
増減額 (B-A) △6,768 △1,807 △1,986 △4,623 -
増減率 (%) △7.4 △21.3 △26.5 △94.3 -
(ご参考)
89,882 9,287 8,478 3,195 55 円 68 銭
2019 年3月期実績
(2)差異の理由
売上高、営業利益及び経常利益においては、上記1の戸建事業の販売鈍化、利益率の低下及び
棚卸資産の評価損を計上したことや、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、シニア向けマン
ションの分譲を行う CCRC 事業において、ターゲット顧客であるシニア富裕層の外出自粛に伴う
販売の鈍化により、また、親会社株主に帰属する当期純利益においては、上記2の特別損失の計上
により、前回発表予想値を大きく下回る結果となりました。
以 上