3284 フージャース 2021-01-28 16:00:00
一部コミットメント型ライツ・オファリングの資金使途の変更に関するお知らせ [pdf]

                                       2021 年1月 28 日
各   位
               会   社   名
                       株式会社フージャースホールディングス
               代 表 者   名
                       代 表 取 締 役 社 長 廣 岡 哲 也
                      (コード番号:3284 東証第 1 部)
               問い合わせ先 経 営 企 画 室 長 鳴 神 吉 朗
               電 話 番 号 03‐3287‐0704




          一部コミットメント型ライツ・オファリングの
             資金使途の変更に関するお知らせ



 当社は、2018 年1月 19 日付「一部コミットメント型ライツ・オファリングに関するお
知らせ」にて開示しました第2回新株予約権(以下「本ライツ・オファリング」といいま
す。)による調達資金の使途及び支出予定時期について、2019 年4月1日、同年8月8日
及び 2020 年5月 14 日に変更しておりましたので、下記のとおりお知らせいたします。開
示が遅れましたことにつきまして深くお詫び申し上げます。


                           記


1.本ライツ・オファリングに係る資金使途変更の理由及び内容


 (1)2019 年4月 1 日付の変更


    ア. 変更の理由
     当社は、本ライツ・オファリングにより調達した 135 億円の資金のうち 75 億円を、
    2018 年2月から 2019 年3月までの間に、ヘルスケア・リート事業展開の基盤強化の
    ための投資に充当する予定でした。もっとも、当社は、ヘルスケア・リートの組成及
    び上場の時期に関する検討を進める中で、2020 年3月までの組成及び上場を目指すこ
    とが現実的であるとの判断に至りました。そのため、2019 年4月1日、上記 75 億円
    の支出予定時期が、ヘルスケア・リートの組成及び上場の時期の見込みに合わせて、
    2020 年3月までに変更されることとなりました。
     また、当社は、本ライツ・オファリングにより調達した 135 億円の資金のうち 60 億
    円を、2018 年2月から 2019 年3月までの間に、エネルギー事業への事業投資として
    のバイオマス発電設備の取得に充当する予定でした。もっとも、当社は、バイオマス
 発電設備の稼働開始時期に関する検討を進める中で、2020 年3月までの稼働を目指す
 ことが現実的であるとの判断に至りました。そのため、2019 年4月1日、上記 60 億
 円の支出予定時期が、バイオマス発電設備の稼働開始時期の見込みに合わせて、2020
 年3月までに変更されることとなりました。


 イ. 変更の内容
  資金使途の変更内容は、以下のとおりです。なお、変更箇所は下線で示しておりま
 す。
 (変更前)
         具体的な使途         金額        支出予定時期
 ① ヘルスケア・リート事業展開の      75億円   平成30年2月~平成31年3月
   基盤強化のための投資
 ② エネルギー事業への事業投資       60億円   平成30年2月~平成31年3月


 (変更後)
         具体的な使途         金額         支出予定時期
 ① ヘルスケア・リート事業展開の      75億円    2018年2月~2020年3月
   基盤強化のための投資
 ② エネルギー事業への事業投資       60億円    2018年2月~2020年3月


 ウ. 業績に与える影響
  本件による連結業績に与える影響は軽微であります。


(2)2019 年8月8日付の変更


 ア. 変更の理由
  当社は、本ライツ・オファリングにより調達した 135 億円の資金のうち 75 億円を、
 2020 年3月までの間に、ヘルスケア・リート事業展開の基盤強化のための投資に充当
 する予定でした。もっとも、当社は、2020 年3月までのヘルスケア・リートの上場を
 目指し、上場時の市場動向及びアセットサイズの検討を進める中で、組成方針(ス
 キーム)・時期の変更が企業価値向上につながると判断いたしました。そのため、当
 社は、2019 年8月8日、ヘルスケア・リートについて、私募リートでの組成とし、組
 成時期を 2021 年3月までに変更いたしました。これに伴い、同日、上記 75 億円の支
 出予定時期が、ヘルスケア・リートの組成時期の変更に合わせて、2021 年3月までに
 変更されることとなりました。
  また、当社は、本ライツ・オファリングにより調達した 135 億円の資金のうち 60 億
 円を、2020 年3月までの間に、エネルギー事業への事業投資としてのバイオマス発電
 設備の取得に充当する予定でした。もっとも、当社は、資源エネルギー庁による FIT




                    - 2 -
 における燃料調達についての見解を慎重に見極める必要があると判断し、2019 年8月
 8日、エネルギー事業への事業投資の一環として匿名組合持分を取得したバイオマス
 発電所(神栖)の稼働時期を未定とすることを決定いたしました。これに伴い、同
 日、上記 60 億円の支出予定時期が、上記バイオマス発電所の稼働時期に合わせて、未
 定に変更されることとなりました。


 イ. 変更の内容
  資金使途の変更内容は、以下のとおりです。なお、変更箇所は下線で示しておりま
 す。
 (変更前)
         具体的な使途            金額        支出予定時期
  ① ヘルスケア・リート事業展開の        75億円   2018年2月~2020年3月
    基盤強化のための投資
  ② エネルギー事業への事業投資         60億円   2018年2月~2020年3月


 (変更後)
         具体的な使途            金額        支出予定時期
  ① ヘルスケア・リート事業展開の        75億円   2018年2月~2021年3月
    基盤強化のための投資
  ② エネルギー事業への事業投資         60億円     2018年2月~未定


 ウ. 業績に与える影響
  本件による連結業績に与える影響は軽微であります。


(3)2020 年5月 14 日付の変更


 ア. 変更の理由
  当社は、本ライツ・オファリングにより調達した 135 億円の資金のうち 75 億円を、
 2021 年3月までの間に、ヘルスケア・リート事業展開の基盤強化のための投資に充当
 する予定でした。
  しかしながら、新型コロナウィルス感染症の流行その他の経営環境の変化を受け
 て、当社は、2020 年5月 14 日開催の取締役会において、ヘルスケア・リートについ
 て、組成時期を未定とし、投資対象をヘルスケア以外にも拡大する等投資方針を見直
 すことを決議いたしました。
  これに伴い、2020 年5月 14 日付で、ヘルスケア・リート事業展開の基盤強化のた
 めの投資に充当予定であった上記 75 億円は、ヘルスケア以外のリート事業の展開にも
 充当されることとなり、かつ、支出予定時期は未定となりました。




                       - 3 -
  イ. 変更の内容
      資金使途の変更内容は、以下のとおりです。なお、変更箇所は下線で示しておりま
  す。
  (変更前)
             具体的な使途       金額       支出予定時期
  ① ヘルスケア・リート事業展開の       75億円   2018年2月~2021年3月
    基盤強化のための投資
  ② エネルギー事業への事業投資        60億円     2018年2月~未定


  (変更後)
             具体的な使途       金額       支出予定時期
  ① リート事業展開の基盤強化のた       75億円    2018年2月~未定
    めの投資
  ② エネルギー事業への事業投資        60億円    2018年2月~未定


  ウ. 業績に与える影響
   本件による連結業績に与える影響は軽微であります。


2.適時開示における今後の体制について


      今般の資金使途の変更に関する開示は、資金使途の変更があった際に実施するべき
  でしたが、当時の各変更の重要性についての認識に齟齬があり、その後本ライツ・オ
  ファリングによる調達資金の検証を行った際に、資金使途の変更を開示する必要があ
  るとの認識に至ったことから、お知らせが遅くなってしまいました。
      今般の開示遅延を受け、今後は適時開示体制について、主に以下の整備を進め、運
  用を行うことにより、適切な開示を行うよう、努めてまいります。
  ①    適時開示に関する規程・マニュアル等の整備
  ②    適時開示を行う必要がある事象について、適時開示業務の担当部署への報告の周
       知徹底
  ③    運用状況の定期的な確認


                                               以   上




                      - 4 -