3284 フージャース 2020-11-13 16:00:00
2021年3月期 第2四半期 決算説明資料 [pdf]

株式会社フージャースホールディングス(3284)

2021年3月期 第2四半期 決算説明資料
            2020年11月13日
目次   1. 2021年3月期 第2四半期 決算概要


     2. 上半期トピックス

     3. 21年3月期 通期業績予想について

     4. 株主還元方針




                              2
1.2021年3月期 第2四半期 決算概要




                        3
全体サマリー

   ■2021年3月期第2四半期決算概要
   ✓ 売上高292億円、営業利益9.2億円、経常利益7.2億円




   ■主なトピックス
   ✓ コア事業のマンション・戸建の契約好調
   ✓ バイオマス発電事業の売却



  ■新型コロナウイルス感染症の影響
  ✓ 不動産開発事業(結果的に悪影響は少なく、むしろ一部でテレワーク需要の発生)
  ✓ CCRC事業(外出自粛等シニア層への影響)
  ✓ 不動産投資事業(物件売却は時機の見極めが必要。賃貸収益は安定)
  ✓ 不動産関連サービス事業(マンション管理は影響なし。スポーツ・ホテルは影響あり)

                                              4
連結損益計算書概要
⚫ 前期比 減収減益
⚫ コロナ影響に伴う営業外収益(雇用調整助成金収入)・特別損失(新型コロナウイルス感染症による損失)
  バイオマス発電事業売却に伴う特別利益を計上
                                 21/3月期
                   20/3月期         2Q累計
                  2Q累計実績                              対前期         対前期
       (単位:百万円)                 実績           構成比
                                                      増減額         増減率
       売上高           34,007     29,249        100%     ▲4,757     ▲14.0%

        売上総利益         7,499          5,773    19.7%    ▲1,725
        販売費及び
                      5,559          4,844    16.6%     ▲714
        一般管理費
       営業利益           1,939          928      3.2%     ▲1,011     ▲52.1%

        営業外収益          298            430      1.5%         131

        営業外費用          733            632      2.2%     ▲100

       経常利益           1,505          726      2.5%      ▲778      ▲51.7%

        特別利益                9         476      1.6%         466

        特別損失                1         264      0.9%         263
        税金等調整前
                      1,513           938     3.2%      ▲574
        四半期純利益
       親会社株主に
       帰属する           1,016          832      2.8%      ▲184      ▲18.2%
       当期純利益                                                               5
主な増減要因


                 税金等調整前四半期純利益の主な増減要因
                     (20/3月期2Q累計実績比)
   (単位:百万円)




       1,513     売上                         特別損益
                総利益                営業外       +203
                                                     938
                ▲1,725              損益
                                   +31
                                          ・コロナによるスポーツ、
                         販管費               ホテル特別損失
                         +714             ・バイオマス事業の売却等


                                  ・コロナ休業による助成金収入等
      20/3期2Q                                       21/3期2Q
       累計実績                                          累計実績



                         ・引渡戸数減に伴う販売経費減
                         ・効率化による一般管理費減


                ・マンション引渡戸数は下期偏重
                ・不動産投資事業で物件売却抑制                               6
セグメント別売上高概要
⚫ 主力の不動産開発事業はコロナ影響なし(引渡下期偏重の影響で前年同期比では減収)
⚫ コロナ影響ある不動産関連サービス事業の売上構成比は10%



                                              20/3月期      21/3月期
                                                                    増減額
                                             2Q累計実績      2Q累計実績
                                  (単位:百万円)
            セグメント別売上構成比
                                  売上高          34,557     29,792 ▲4,765
                不動産関連
  不動産投資事業                         不動産開発事業       23,049     20,339   ▲2,710
                サービス事業
    7%
                  10%             CCRC事業         2,779      4,328    1,549

         CCRC事業
                                  不動産投資事業        4,421      2,218   ▲2,202
          15%
                                  不動産関連
                        不動産開発事業
                                  サービス事業
                                                 4,251      2,876   ▲1,375
                          68%
                                  その他事業
                                  (PFI事業)
                                                   55         29      ▲26



                    21/3月期         ※1 21/3月期より、報告セグメントを変更しております。
                                   (戸建事業は不動産開発事業へ、アパート事業は不動産投資事業へ)
                   2Q累計実績           これに伴い上記20/3月期実績も同様に組み換えを行っております。
                                   ※2 連結相殺は行っておりません
                                                                          7
連結貸借対照表                      引き続き、BS経営を意識
(単位:百万円)     20/3月期 2Q    20/3月期末     21/3月期 2Q      増減額
 流動資産         120,515      114,734      111,933     ▲2,800
  現金及び預金         22,303      31,736        25,745    ▲5,991
  販売用不動産         38,835      25,888        26,725       836    ✓販不は前年同期と比べ、大幅圧縮
  仕掛販売用不動産       51,947      50,283        51,275       992
  その他             7,429       6,826         8,187     1,361

 固定資産          28,563       29,135       30,724      1,588
  土地              7,504      11,048        11,043       ▲5
                                                               ✓事業用の有形固定資産は増加
  建物等             8,395      10,389        12,086     1,697
  その他            12,662       7,698         7,594     ▲104

資産合計          149,122      143,897      142,669     ▲1,228
 負債           104,649      101,070      100,231      ▲839
 有利子負債合計         93,000      84,920        86,009     1,089
  短期有利子負債        36,462      32,859        41,338     8,479    ✓有利子負債は圧縮し、
  長期有利子負債        56,538      52,060        44,671    ▲7,389     ネットDEレシオは1.5倍水準を維持
 その他負債           11,649      16,150        14,221    ▲1,929

 純資産           44,472       42,827       42,438      ▲388
負債純資産合計       149,122      143,897      142,669     ▲1,228
 自己資本比率          29.3%       29.3%        29.3%
 ネット自己資本比率       34.5%       37.5%        35.8%
 D/Eレシオ         209.1%      198.3%       202.7%               ※ ネット自己資本比率 = 自己資本 / (総資本 ‐ 現預金等)
 ネットD/Eレシオ      159.0%      124.2%       142.0%               ※ ネットD/Eレシオ =(有利子負債-現預金等) /純資産
                                                                                               8
2.上半期トピックス




             9
不動産開発事業・CCRC事業

      ●(マンション) 実需層ニーズ堅調、通期計画戸数・契約進捗率共に前年比増                      (デュオヒルズ和歌山城)


 サマリー ●(戸建) 組織体制強化・コロナ追い風もあり契約済戸数 前年同期比170%(デュオアベニュー八王子Ⅱ)

      ●(CCRC) 契約進捗率67%と概ね計画通り、上期竣工1棟           (デュオセーヌ相模原上溝)

                     20/3月期           21/3月期
                                                              前期増減
                    2Q累計実績           2Q累計実績
                      814/1,057          1,028/1,205
          マンション                                                  214/148
                           (77%)                (85%)
契約済戸数/
                         66/135              114/123
通期計画戸数    戸建                                                      47/▲12
(契約進捗率)                    (50%)                (93%)
                        166/206              204/304
          CCRC                                                      37/98
                           (81%)                (67%)




     マンション/地方 再開発             戸建/郊外大規模                  CCRC/首都圏 大規模
    「デュオヒルズ和歌山城」         「デュオアベニュー八王子Ⅱ」           「デュオセーヌ相模原上溝駅前」
(和歌山県和歌山市・38戸・21/3月期)(東京都八王子市・30区画・21/3月期)(神奈川県相模原市・233戸・21/3月期)10
不動産投資事業

       ⚫ 上期は売却抑制により売上高前期比2,202百万円減
サマリー   ⚫ 引き続き地方好立地、マーケットが安定している住宅に注力
       ⚫ 自社開発したデュオフラッツ今池、10月上旬に売却済

                   20/3月期               21/3月期
                                                           前期増減
(単位:百万円)          2Q累計実績               2Q累計実績
 売上高                        4,421                2,218        ▲2,202
 売却棟数(棟)※1                     3                    0             ▲3
                                                         ※1 アパート事業を除いた売却棟数




       賃貸レジデンス               賃貸レジデンス                     地方好立地・高利回り
    「デュオフラッツ今池」         「デュオフラッツ赤坂」                 「フージャース長野駅前ビル」
   (愛知県名古屋市千種区)           (東京都港区)                      (長野県長野市)
                                                                        11
不動産関連サービス事業

         ⚫ マンション管理は順調に推移、コロナ影響はなし
サマリー
         ⚫ スポーツ・ホテルの売上高計は、前年同期比871百万円減

                   20/3月期                   21/3月期
                                                                  前期増減
(単位:百万円)          2Q累計実績                   2Q累計実績
売上高                       4,251                      2,876             ▲1,375
セグメント利益                     124                      ▲136                ▲260


           マンション管理戸数の推移
18,000
                                  16,621

16,000


14,000


12,000


10,000


 8,000



                                                       ホテル/新規開業
                                             THE TOURIST HOTEL & Cafe AKIHABARA
                                                                                  12
グッドデザイン賞                            2019年度 トリプル受賞

                                 ・デュオヒルズ南町田    The Garden
⚫ グッドデザイン賞 2年連続受賞
                                 ・京都市指定有形文化財    長江家住宅
⚫ UR都市機構・東日本賃貸住宅本部との共同受賞
                                 ・デュオアベニュー国立ノーブル・
 (いろどりの杜)


                    デュオセーヌ国立


                    新築シニア向け
                    分譲マンション

               ◎心地良い居場所のデザイン


                    いろどりの杜


                    DIY可能賃貸
                団地再生モデル事業

                ◎「既成」の暮らしから
                     「育てる」くらしへ

                                                            13
ESGへの取り組み
⚫ 環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の観点から
  “住宅事業”を通じた社会課題の解決へ取り組む
       E    環境                                 社会                      G    ガバナンス
 地球にも人にも優しい住まいづくり                     文化的・社会的貢献活動                    コーポレート・ガバナンス体制
⚫ 防災共助をサポートする仕組みづくり
                                  ⚫ 社会福祉法人福田会との交流
                                                                    ⚫ 指名報酬諮問委員会
⚫ 省資源・省エネルギーを実現する設備
                                  ⚫ 「京町家」研究 立命館大学との
分譲戸建「デュオアベニュー国立ノーブル」                                                ⚫ 取締役会の実効性評価
                                   産学協働プロジェクト
省   ・蛇口一体型浄水器
エ   ・省エネ高効率給湯器
                                  ⚫ 「ツールド・いわき」                      ⚫ 取締役7名のうち、社外取締役4名体制
ネ   ・LED照明・人感センサー
節   ・節水仕様のトイレ・シャワー                  協賛ボランティアスタッフ
水   ・断熱等性能等級4相当の断熱仕様
                                                                    ※社外取締役が過半数を占め、
    ・街灯付き門柱の設置
み
    ・参加型防災体験イベントの実施
                                                                    4名全員が東京証券取引所の定める
ん                                                                   「独立役員」として選任
な   ・災害時ICTサービス「ゆいぽた」の導入          ○受賞実績
が   ・各家庭に防災グッズを1セットずつ提供
安   ・「かまどベンチ」等の防災機能を持たせた公園        京都指定有形文化財「長江家」保存管理
心
                                  2019年10月_グッドデザイン賞 受賞                 <独立社外役員の割合>
(




防
災                                 2019年12月_京都景観賞 京町家部門 市長賞・優良賞 受賞
共                                 2020年10月_都市住宅学会学会賞・業績賞 受賞
助                                                                     内訳      取締役      監査役
)




       かまどベンチ    地域の輪を育むサークルベンチ

                                                                      人数        7         3

                                                                    うち社外役員      4         2

                                                                     独立役員       4         2


                                                                    ※社外役員1名増員(21/3月期より)
        デュオアベニュー国立ノーブル                  京都市指定有形文化財「長江家」   中庭                                  14
                                                                                               14
3.2021年3月期 通期業績予想について




                        15
通期業績予想について
⚫ 前期比 減収増益

⚫ 2020年10月8日公表より変更なし



                    20/3月期   21/3月期    前年
         (単位:百万円)     実績       予想     増減額

             売上高    85,231   80,000   ▲5,231


          営業利益      6,692    3,500    ▲3,192


          経常利益      5,513    2,500    ▲3,013


         当期純利益       276     1,800    1,524


         ※今後経済活動が緩やかに改善、再度の大規模な経済活動の停滞が起こらない前提で策定



                                                    16
業績予想前提
主力事業
⚫ 主力事業(マンション・戸建)は、順調に契約進捗、通期計画も達成水準

⚫ CCRC事業は概ね計画通り、引き続きコロナ影響は注視


                                    分譲3社の契約済戸数(契約進捗率)

                                                        通期計画
  マンション                        1,028(85%)
                                                            1,205


               114    通期計画
     戸建
           (93%)       123

                204          通期計画
    CCRC
               (67%)          304

                                       契約済戸数                               通期計画
    3社計
                                      1,346(83%)                           1,632

           0                  400              800   1200           1600


                                                                                   17
業績予想前提
コロナ影響

⚫ 新型コロナウイルス感染症が、通期業績に与える主な影響を下記の通り想定

⚫ 不動産投資事業は、利益最大化の観点から売却資産を厳選、売却時期は慎重に判断




                           通期予想
                 20/3月期
                          売上高影響額       要因
                  売上高
      (単位:百万円)             (前期比)

                                     売却時機見極め
      不動産投資事業    22,414   ▲10,000
                                    (特にホテル/商業)

       不動産関連                         コロナ休業の影響
                  8,166    ▲1,500
      サービス事業                        (スポーツ・ホテル)




                                                 18
4.株主還元方針




           19
株主還元方針

21/3月期の配当について

⚫ 一株当たり13円(中間6円・期末7円)の配当を予定

⚫ 「総還元性向40%以上」安定的な利益還元の方針継続


                                                           21/3月期
                17/3月期     18/3月期     19/3月期    20/3月期
                                                             予想
       純利益額
                  3,357      4,564      3,195       276      1,800
       (百万円)                                                  (計画)

       1株当たり
                   24円        24円        25円       35円        13円
        配当額                                                   (予定)

       配当総額
       (百万円)
                    669        971      1,439     2,009        741

       配当性向        19.7%      20.2%     44.9%     720.1%      41.2%

       自己株式取得
                     285        237       753         ―          ―
        (百万円)

       総還元性向       29.0%      26.5%     68.5%     720.1%      41.2%




                                                                      20
新中期経営計画における事業ポートフォリオの考え方

⚫ コア事業“住宅”に経営資源を集中
 ・企業スローガンである「欲しかった暮らしを、しよう」に原点回帰
 ・特に地方分譲マンションの不動産開発事業は、当社の企業価値の源泉と再認識
 ・不動産投資事業は、賃貸レジデンス中心にポートフォリオ再構築。優良物件には積極投資
 ・CCRC事業は、発展途上のため事業効率を引き続き向上させつつも、重点分野と認識


● 周辺事業は、当面新規投資は抑制
 ・バイオマス発電事業の神栖プロジェクトは売却済
 ・コロナ影響受けるホテル・スポーツはコスト抑制し、損益分岐点の引き下げに注力
 ・従前より目標の「安定CF確保」は賃貸収益・フィー収入(管理・AM等)にて拡大させる


● 2022年3月期以降の新中期経営計画を策定中
 ・発表時期は現時点では未定
                                              21
お問合せ先



              ■   IRに関するお問合せ       ■

          株式会社フージャースホールディングス
           経営企画室 TEL 03-3287-0704
              E-mail ir@hoosiers.co.jp
           URL https://www.hoosiers.co.jp



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  従いまして、実際の業績及び戦略等につきましては、この配布資料に記載されている内容とは、
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