3281 R-GLP 2019-11-14 11:30:00
投資法人債(グリーンボンド)の発行に関するお知らせ [pdf]
2019 年 11 月 14 日
各 位
不動産投資信託証券発行者名
東京都港区東新橋一丁目 5 番 2 号 汐留シティセンター
G L P 投 資 法 人
代表者名 執 行 役 員 辰巳 洋治
(コード番号:3281)
資産運用会社名
G L P ジ ャ パ ン ・ ア ド バ イ ザ ー ズ 株 式 会 社
代表者名 代 表 取 締 役 社 長 三浦 嘉之
問合せ先 執行役員 CFO 兼経営企画部長 三木 久武
(TEL.03-3289-9630)
投資法人債(グリーンボンド)の発行に関するお知らせ
GLP 投資法人(以下「本投資法人」といいます。 )は、2019 年 10 月 30 日付「グリーンボンド発行に向けた
訂正発行登録書の提出に関するお知らせ」でお知らせした、2019 年 10 月 30 日付訂正発行登録書及び 2019 年
10 月 16 日開催の本投資法人役員会決議に基づき、本日、下記のとおり GLP 投資法人第 14 回無担保投資法人
債(別称:GLP グリーンボンド)の発行を決定しましたので、お知らせいたします。
記
1. 投資法人債(グリーンボンド)の概要
(1) 名称 GLP 投資法人第 14 回無担保投資法人債 (特定投資法人債間限定同順位特
約付)(グリーンボンド)
(以下「本グリーンボンド」という。)
(2) 発行総額 金 5,000 百万円
(3) 債券の形式 本グリーンボンドは社債、株式等の振替に関する法律の規定の適用を
受け、本グリーンボンドについての投資法人債券は発行しない。
(4) 払込金額 各本グリーンボンドの金額 100 円につき金 100 円
(5) 償還金額 各本グリーンボンドの金額 100 円につき金 100 円
(6) 利率 年 0.550%
(7) 各投資法人債の金額 金 1 億円
(8) 募集方法 一般募集
(9) 申込期間 2019 年 11 月 14 日(木)
(10) 払込期日 2019 年 11 月 27 日(水)
(11) 担保・保証 本グリーンボンドには担保及び保証は付されておらず、また本グリーン
ボンドのために特に留保されている資産はない。
(12) 償還方法及び期限 2029 年 11 月 27 日に本グリーンボンドの総額を償還する。
本グリーンボンドの買入消却は、払込期日の翌日以降、振替機関が別途
定める場合を除き、いつでもこれを行うことができる。
(13) 利払期日 毎年 5 月及び 11 月の各 27 日(銀行休業日の場合は前営業日に繰上げ)
(14) 財務上の特約 担保提供制限条項が付されている。
(15) 取得格付 AA 株式会社日本格付研究所
(16) 財務代理人、発行代理人 株式会社三井住友銀行
及び支払代理人
(17) 引受証券会社 SMBC日興証券株式会社(グリーンボンド・ストラクチャリング・エ
ージェント)(注 1)、大和証券株式会社及び三菱UFJモルガン・スタ
ンレー証券株式会社
1
なお、本グリーンボンド発行の仕組み(グリーンファイナンス・フレームワーク) (注 2)に対する第三
者評価として株式会社日本格付研究所(JCR)より「JCR グリーンファイナンス・フレームワーク評価」
(注 3)の最上位評価である「Green 1(F)」の評価を取得しています。
(注 1) 「グリーンボンド・ストラクチャリング・エージェント」とは、グリーンボンドのフレームワークの策定及びセカンドパ
ーティ・オピニオン取得の助言等を通じて、グリーンボンドの発行支援を行う者をいいます。
(注 2) グリーンファイナンス・フレームワークについては、以下の本投資法人のウェブサイトをご参照ください。
https://www.glpjreit.com/sustainability/greenbond.html
(注 3) 「JCR グリーンファイナンス・フレームワーク評価」とは、国際資本市場協会(ICMA)が作成したグリーンボンド原則、
環境省が策定したグリーンボンドガイドライン 2017 年版及びローン・マーケット・アソシエーション(LMA)及びアジ
ア太平洋ローン・マーケット・アソシエーション(APLMA)が作成しているグリーンローン原則を受けた発行体又は借
入人のグリーンボンド発行又はグリーンローン借入方針(グリーンファイナンス方針)に対する JCR による第三者評価を
いいます。当該評価においては発行体又は借入人のグリーンファイナンス方針に記載の調達資金の使途がグリーンプロジ
ェクトに該当するかの評価である「グリーン性評価」及び発行体又は借入人の管理・運営体制及び透明性について評価す
る「管理・運営・透明性評価」を行い、これら評価の総合評価として「JCR グリーンファイナンス・フレームワーク評価」
が決定されます。なお、 「JCR グリーンファイナンス・フレームワーク評価」は、個別の債券又は借入に関する評価と区
別するため、評価記号の末尾に(F)をつけて表示されます。
本グリーンボンドの「JCR グリーンファイナンス・フレームワーク評価」は、以下の JCR のホームページに掲載されてい
ます。
https://www.jcr.co.jp/greenfinance/
2. 発行の理由
本投資法人は ESG 活動を推進するとともに、ESG 投資に積極的な投資家層の拡大による資金調達手段
の拡充を目指すことを目的として、今般、本グリーンボンドの発行を行います。
本グリーンボンドは 2019 年 10 月 30 日付「グリーンボンド発行に向けた訂正発行登録書の提出に関す
るお知らせ」でお知らせした本グリーンボンド発行の仕組み(グリーンファイナンス・フレームワーク)
に基づき発行されるものです。
本グリーンボンドの手取金については、全額を 2019 年 11 月 28 日に償還を迎える第 7 回無担保投資法
人債(調達資金はグリーン適格資産(注 1)の基準を満たす特定資産である GLP・MFLP 市川塩浜(注 2)
の取得のための借入金のリファイナンス資金に全額充当)の償還資金に充当する予定です。
(注 1) 「グリーン適格資産」とは、以下の要件のいずれかを満たす資産又はプロジェクトをいいます。以下同じです。
(1)グリーンビルディング
以下の分類において少なくとも一つの認証を取得した新規、既存又は改修建築物。
① DBJ Green Building 認証(日本) つ星、4 つ星又は 3 つ星
:5
② CASBEE(日本):S、A 又は B+
③ BELS(日本):5、4 又は 3
④ LEED(アメリカ):Platinum、Gold 又は Silver
(2)再生可能エネルギー発電設備
再生可能エネルギー発電設備(投資信託及び投資法人に関する法律施行令(平成 12 年政令第 480 号。その後の改
正を含みます。 )で定めるものをいう。(太陽光発電パネルの設置を含むが、これに限らない。。
) )
(注 2) GLP・MFLP 市川塩浜は以下の認証を取得しており、グリーン適格資産となる要件を満たしています。
取得認証 評価ランク 評価取得日
CASBEE 不動産-S ランク 2018 年 2 月 28 日
3. 調達する資金の額、使途及び支出予定時期
(1) 調達する資金の額(差引手取概算額)
4,967 百万円
(2) 調達する資金の具体的な資金使途及び支出予定時期
2019 年 11 月 28 日に償還を迎える第 7 回無担保投資法人債(調達資金はグリーン適格資産の基準を
満たす特定資産である GLP MFLP 市川塩浜の取得のための借入金のリファイナンス資金に全額充当)
・
の償還資金に充当する予定です。
2
4. 本グリーンボンドへの投資表明投資家
本日時点において、本グリーンボンドへの投資意向を示して頂いている投資家のうち、投資家名の実名
開示に同意頂いた投資家を掲載いたします(五十音順)。
・旭川信用金庫 ・公益財団法人 鉄道弘済会
・茨城県信用組合 ・さわやか信用金庫
・越前信用金庫 ・大東京信用組合
・大分県信用組合 ・東京海上日動火災保険株式会社
・大阪信用保証協会 ・飯能信用金庫
・観音寺信用金庫 ・富士信用金庫
・ぐんまみらい信用組合 ・両備信用組合
5. 本グリーンボンド発行後の有利子負債の状況
(単位:百万円)
本グリーンボンド 本グリーンボンド
増減
発行前 発行後(注 2)
短期借入金(注 1) 6,400 6,400 -
長期借入金(注 1) 228,600 228,600 -
借入金合計 235,000 235,000 -
投資法人債 37,600 35,700 △1,900
借入金及び投資法人債の合計 272,600 270,700 △1,900
(注1) 短期借入金とは本日現在を基準として返済期日までの期間が 1 年以内のものをいい、長期借入金とは返済期日までの期間が
1 年超のものをいいます。
(注2) 「本グリーンボンド発行後」については、第 7 回無担保投資法人債の償還日である 2019 年 11 月 28 日時点の数値を記載し
ています。
6. その他投資者が当該情報を適切に理解・判断するために必要な事項
本グリーンボンドの償還等に係るリスクについては、2019 年 5 月 30 日に提出した有価証券報告書記載
の「投資リスク」から重要な変更はありません。
7. レポーティング
本投資法人は、グリーンファイナンス実施後、本投資法人のウェブサイト上において調達した資金の充
当状況を報告します。当該報告は、対応するグリーンファイナンスの残高がゼロになるまで年 1 回行いま
す。また、本投資法人は、グリーンファイナンスの残高が存する限り、ウェブサイト上で各年の 2 月末時
点における以下の指標を公表します。
・充当された調達資金の総額
・未充当の調達資金の残高
・グリーン適格資産の物件数
・取得した各種環境認証のレベル
・グリーンファイナンス対象プロジェクトとなった再生可能エネルギー発電設備の年間 CO₂削減総量
以 上
*本投資法人のホームページアドレス : https://www.glpjreit.com
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