3281 R-GLP 2020-09-17 10:05:00
投資法人債(サステナビリティボンド)の発行に関するお知らせ [pdf]
2020 年 9 月 17 日
各 位
不動産投資信託証券発行者名
東京都港区東新橋一丁目 5 番 2 号 汐留シティセンター
G L P 投 資 法 人
代表者名 執 行 役 員 三浦 嘉之
(コード番号:3281)
資産運用会社名
G L P ジ ャ パ ン ・ ア ド バ イ ザ ー ズ 株 式 会 社
代表者名 代 表 取 締 役 社 長 三浦 嘉之
問合せ先 執行役員 CFO 兼経営企画部長 三木 久武
(TEL.03-3289-9630)
投資法人債(サステナビリティボンド)の発行に関するお知らせ
GLP 投資法人(以下「本投資法人」といいます。)は、2020 年 9 月 2 日付訂正発行登録書及び 2020 年 8 月
31 日開催の本投資法人役員会決議に基づき、本日、下記のとおり GLP 投資法人第 15 回無担保投資法人債(別
称:GLP サステナビリティボンド) (以下「本サステナビリティボンド」といいます)の発行を決定しました
ので、お知らせいたします。
記
1. 本サステナビリティボンドの概要
(1) 名称 GLP 投資法人第 15 回無担保投資法人債(特定投資法人債間限定同順位特
約付)(サステナビリティボンド)
(2) 発行総額 金 5,000 百万円
(3) 債券の形式 本サステナビリティボンドは社債、株式等の振替に関する法律の規定の適
用を受け、本サステナビリティボンドについての投資法人債券は発行しな
い。
(4) 払込金額 各本サステナビリティボンドの金額 100 円につき金 100 円
(5) 償還金額 各本サステナビリティボンドの金額 100 円につき金 100 円
(6) 利率 年 0. 510%
(7) 各投資法人債の金額 金 1 億円
(8) 募集方法 一般募集
(9) 申込期間 2020 年 9 月 17 日(木)
(10) 払込期日 2020 年 9 月 25 日(金)
(11) 担保・保証 本サステナビリティボンドには担保及び保証は付されておらず、また本サ
ステナビリティボンドのために特に留保されている資産はない。
(12) 償還方法及び期限 2030 年 9 月 25 日に本サステナビリティボンドの総額を償還する。
本サステナビリティボンドの買入消却は、払込期日の翌日以降、振替機関
が別途定める場合を除き、いつでもこれを行うことができる。
(13) 利払期日 毎年 3 月及び 9 月の各末日(銀行休業日の場合は前営業日に繰上げ)
(14) 財務上の特約 担保提供制限条項が付されている。
(15) 取得格付 AA 株式会社日本格付研究所
(16) 財務代理人、発行代理人 株式会社三菱UFJ銀行
及び支払代理人
(17) 引受証券会社 SMBC日興証券株式会社(サステナビリティボンド・ストラクチャリン
グ・エージェント)(注 1)、大和証券株式会社及びみずほ証券株式会社
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なお、本サステナビリティボンド発行の仕組み(サステナビリティファイナンスフレームワーク) (注
2)に対する第三者評価として株式会社日本格付研究所(JCR)より「JCR サステナビリティファイナン
ス・フレームワーク評価」(注 3)の最上位評価である「SU1(F)」の評価を取得しています。
(注 1) 「サステナビリティボンド・ストラクチャリング・エージェント」とは、サステナビリティボンドのフレームワークの策
定及びセカンドパーティ・オピニオン取得の助言等を通じて、サステナビリティボンドの発行支援を行う者をいいます。
(注 2) サステナビリティファイナンスフレームワークについては、2020 年 9 月 2 日付「サステナビリティボンド発行に向けた訂
正発行登録書の提出に関するお知らせ」 (別紙 2)をご参照ください。
(注 3) 「JCR サステナビリティファイナンス・フレームワーク評価」とは、JCR の定義するソーシャルプロジェクト又はグリー
ンプロジェクトに充当される程度並びに当該サステナビリティファイナンスの資金使途等に係る管理、運営及び透明性確
保の取組みの程度に対する JCR による第三者評価をいいます。なお、 「JCR サステナビリティファイナンス・フレームワ
ーク評価」は、個別の債券又は借入に関する評価と区別するため、評価記号の末尾に(F)をつけて表示されます。
本サステナビリティボンドの「JCR サステナビリティファイナンス・フレームワーク評価」は、以下の JCR のホームペー
ジに掲載されています。https://www.jcr.co.jp/greenfinance/
2. 発行の理由
本投資法人では、環境に配慮した取組みの一環としてグリーンファイナンスを実施しており、2018 年
12 月から 3 回のグリーンボンドの発行を行ってまいりました。今回新たに環境保全に加え、社会的課題
解決にも資するプロジェクトの資金調達を目的としたサステナビリティファイナンスを行う事で、 今後も
更なる ESG 活動を推進するとともに、ESG 投資に積極的な投資家層の拡大を受け資金調達手段の拡充を
目指します。
本サステナビリティボンドは 2020 年 9 月 2 日付「サステナビリティボンド発行に向けた訂正発行登録
書の提出に関するお知らせ」でお知らせした本サステナビリティボンド発行の仕組み(サステナビリティ
ファイナンスフレームワーク)に基づき発行されるものです。
本サステナビリティボンドの手取金については、全額を 2021 年 7 月 1 日に満期を迎える借入金(調達
資金はサステナビリティ適格資産の基準を満たす特定資産である GLP 横浜(準共有持分 40%)の取得の
ための借入金に全額充当)の期限前返済資金に充当する予定です。
(注1) 「サステナビリティ適格資産」とは、以下の<グリーン適格クライテリア>及び<ソーシャル適格クライテリア>双方の要
件を満たす資産又はプロジェクトをいいます。以下同じです。
<グリーン適格クライテリア>
グリーンビルディング
以下の分類において少なくとも一つの認証を取得した新規、既存又は改修建築物。
i) DBJ Green Building 認証(日本) つ星、4 つ星又は 3 つ星
:5
ii) CASBEE(日本):S、A 又は B+
iii) BELS(日本):5、4 又は 3
iv) LEED(アメリカ):Platinum、Gold 又は Silver
<ソーシャル適格クライテリア>
地域社会の持続的な成長への貢献
以下 a.から d.のいずれかに資する新規、既存又は改修建築物。
a. 災害発生時における地域住民の安全性確保
b. 地域の住環境の整備
c. 地域コミュニティ活性化
d. 子育て支援
(注2) GLP 横浜の取り組みについては 2020 年 9 月 2 日付「サステナビリティボンド発行に向けた訂正発行登録書の提出に関する
お知らせ」 (別紙)をご参照ください。
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3. 調達する資金の額、使途及び支出予定時期
(1) 調達する資金の額(差引手取概算額)
4,967 百万円
(2) 調達する資金の具体的な資金使途及び支出予定時期
全額を 2021 年 7 月 1 日に満期を迎える短期借入金(調達資金はサステナビリティ適格資産の基準
を満たす特定資産である GLP 横浜(準共有持分 40%)の取得のための借入金に全額充当)の期限前
返済資金に充当する予定です(期限前返済予定日:2020 年 9 月 28 日)。
4. 本サステナビリティボンドへの投資表明投資家
本日時点において、本サステナビリティボンドへの投資意向を示して頂いている投資家のうち、投資家
名の実名開示に同意頂いた投資家を掲載いたします(五十音順)。
・いわき信用組合 ・宇和島信用金庫
・越前信用金庫 ・大阪信用保証協会
・株式会社北洋銀行 ・北おおさか信用金庫
・高松信用金庫 ・東京海上日動火災保険株式会社
・徳島信用金庫 ・長野信用金庫
5. 本サステナビリティボンド発行後の有利子負債の状況
(単位:百万円)
本サステナビリティ 本サステナビリティ
増減
ボンド発行前 ボンド発行後(注 2)
短期借入金(注 1) 22,770 17,770 △5,000
長期借入金(注 1) 225,430 225,430 -
借入金合計 248,200 243,200 △5,000
投資法人債 35,700 40,700 5,000
借入金及び投資法人債の合計 283,900 283,900 -
(注1) 短期借入金とは、 本サステナビリティボンド発行前については本日現在を基準とし、 本サステナビリティ発行後については、
2020 年 9 月 28 日時点を基準として返済期日までの期間が 1 年以内のものをいい、長期借入金とは、本サステナビリティボ
ンド発行前については本日現在を基準とし、本サステナビリティ発行後については 2020 年 9 月 28 日時点を基準として返済
期日までの期間が 1 年超のものをいいます。
(注2) 「本サステナビリティボンド発行後」については、本サステナビリティボンドの発行及び本日付「借入金の期限前返済に関
するお知らせ」に記載の期限前返済が行われることを前提に記載しています。
6. その他投資者が当該情報を適切に理解・判断するために必要な事項
本サステナビリティボンドの償還等に係るリスクについては、2020 年 5 月 28 日に提出した有価証券報
告書記載の「投資リスク」から重要な変更はありません。
7. レポーティング
本投資法人は、サステナビリティファイナンス実施後、本投資法人のウェブサイト上において調達した
資金の充当状況を報告します。当該報告は、対応するサステナビリティファイナンスの残高がゼロになる
まで年 1 回行います。また、本投資法人は、サステナビリティファイナンスの残高が存する限り、ウェブ
サイト上で各年の 2 月末時点における以下の指標を公表します。
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<資金の充当状況に係るレポーティング>
・充当された調達資金の総額
・未充当の調達資金の残高
<社会的便益に係るレポーティング>
以下の①から③の項目
① アウトプット
サステナビリティ適格資産の件数
② アウトカム
・災害発生時の被災者への避難場所
・災害派遣や緊急消防援助隊等の車両待機場所
・バックアップ電源
・備蓄燃料の容量
・地下水供給設備
③ インパクト
安全・安心な地域コミュニティづくりによる、地域コミュニティとの共生
<環境改善効果に係るレポーティング>
取得した環境認証(DBJ Green Building、CASBEE、BELS、LEED)のレベル
なお、サステナビリティ適格資産の売却などにより未充当資金が発生した場合には、本投資法人のウェ
ブサイトにおいて開示します。
以 上
*本投資法人のホームページアドレス : https://www.glpjreit.com
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