3275 ハウスコム 2020-05-08 11:30:00
2020年3月期 決算補足説明資料 [pdf]
ハウスコム株式会社 (証券コード3275)
2020年05月08日
ハウスコム株式会社 (証券コード3275)
2020年3月期ハイライト 01
2020年3月期 実績 (単体・連結、前期対比・計画対比) 02
2020年3月期 重点施策実施状況の振り返り 03
2021年3月期 業績予想と事業施策方針 04
CONTENT
配当について 05
2
PART
2020年3月期 ハイライト1 ~M&A、連結経営、東証一部~
当期において、連結経営をスタートし、東証一部に銘柄指定されました。
事業拡張を進め、更なる成長に向けて着実に前進しています。
M&Aにより2社を子会社化し、連結経営をスタート
<その意義>
①経営面:連結経営のスタート、M&Aのノウハウ蓄積
②事業面:収益源の多様化の実践、将来の加速への橋頭堡
⇒「住まいのサービス業」に事業ドメインの拡大が進む。
JASDAQから東証二部経由で、東証一部銘柄に指定(8月)
<その価値>
①対外的:信用力の向上(事業取引、採用における信用度)
②会社内:責任と自負による意識向上(責任意識、向上心)
4 ⇒高い要求水準に応えることが自社の強化・成長に結びつく。
2020年3月期 ハイライト2 ~新しいステージと将来への拡張~
将来の収益構造の変化に向けて、着実に取り組みを進めています。
・新規事業の拡大、収益源の多様化(M&Aによる加速)
・既存事業の強化、新規出店による規模の拡大
<将来イメージ>
・ライフデザインサービス
・不動産テックサービス
・総合仲介
不動産テックに注力 M&A開始
・リフォーム
新しい働き方 連結経営スタート ・賃貸仲介
2014/3月末 2019/3月末 2020/3月末
134店舗 178店舗
2019年 184店舗
JASDAQ 二部 東証一部
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2020年3月期 ハイライト3 ~第3四半期までは順調な進捗~
2020年3月期_3Q(2019年12月期) ハウスコム単体業績 (単位:百万円)
2020年 2019年
2018年 2019年 通期計画
(前期対比) 3月期 3月期
12月期実績 12月期実績 との差額
(通期計画) 4Q期間実績
営業収益 7,896 8,487 +7.5% 12,236 3,749 3,703
仲介手数料収入 3,486 3,686 +5.7% 5,479 1,792 1,798
仲介業務関連収入 3,205 3,576 +11.6% 5,145 1,568 1,508
その他の収入 1,204 1,223 +1.6% 1,612 388 397
営業費用 7,562 7,975 +5.2% 11,075 3,118 2,894
営業利益 334 529 +58.4% 1,161 631 808
営業利益率 4.2% 6.2% +2.0p 9.5% - -
営業外損益 10 1 △81.0% 233 231 195
経常利益 344 531 +54.2% 1,394 862 1,004
経常利益率 4.4% 6.3% +1.9p 11.4% - -
特別損益 - - - △27 △27 △25
法人税等 128 185 44.1% 449 264 303
四半期純利益 216 346 60.2% 917 570 674
四半期純利益率 2.7% 4.1% 1.4p 7.5% - -
1株当たり四半期純利益 28.05円 44.92円 - 118.94円 - -
6 ※「四半期純利益」の通期計画の欄には、当期純利益の金額を記載しています。
2020年3月期 ハイライト3 ~第3四半期までは順調な進捗~
2020年3月期_3Q(2019年12月期) ハウスコム連結業績 (単位:百万円)
2020年
2018年 2019年 通期計画
(前期対比) 3月期
12月期実績 12月期実績 との差額
(通期計画)
営業収益 - 9,004 - 13,034 4,030
営業費用 - 8,811 - 11,863 3,051
営業利益 - 192 - 1,171 979
営業利益率 - 2.1% - 9.0% -
経常利益 - 196 - 1,404 1,208
経常利益率 - 2.2% - 10.8% -
四半期純利益 - 109 - 924 815
四半期純利益率 - 1.2% - 7.1% -
1株当たり四半期純利益 - 14.15円 - 119.85円 -
※「四半期純利益」の通期計画の欄には、親会社株主に帰属する当期純利益の金額を記載しています。
※当社グループは2020年3月期より連結決算を開始したため、それ以前の年度の連結業績数値はございません。
※連結子会社のハウスコムテクノロジーズ株式会社は不動産広告業を営む会社であり、引っ越しシーズンの第4四半期に営業収益と
利益が偏る事業特性があります。
7
2020年3月期 ハイライト4~コロナショックの影響~
第4四半期の途中から、新型コロナウイルス感染症の広がりが
当社の事業環境に影響を与えました。
<社会経済的な変化を起点とした需要変動>
①企業活動の低下、雇用環境の悪化等
→就職、転勤に伴う引っ越し需要が抑制・先送りされた可能性。
②消費者の先行き不安心理の広がり
→生活改善意向による引っ越し需要が抑制・先送りされた可能性。
⇒第4四半期の途中からコロナショックによる影響が当社の顧客層に
及ぶようになり、通期損益が浸食されるに至りました。
8
PART
2020年3月期 実績(単体)~前期対比・計画対比~
2020年3月期_通期 ハウスコム単体業績 (単位:百万円)
2020年
2019年 2020年 通期計画 通期計画
(前期対比) 3月期
3月期実績 3月期実績 との差額 対比
(通期計画)
営業収益 11,600 12,125 +4.5% 12,236 △111 △0.9%
仲介手数料収入 5,284 5,415 +2.5% 5,479 △63 △1.2%
仲介業務関連収入 4,713 5,117 +8.6% 5,145 △27 △0.5%
その他の収入 1,602 1,592 △0.6% 1,612 △19 △1.2%
営業費用 10,457 10,860 +3.9% 11,075 △215 △1.9%
営業利益 1,143 1,265 +10.7% 1,161 +104 +9.0%
営業利益率 9.9% 10.4% +0.5p 9.5% +0.9p -
営業外損益 205 164 △20.3% 233 △69 △29.6%
経常利益 1,349 1,429 +6.0% 1,394 +35 +2.6%
経常利益率 11.6% 11.8% +0.2p 11.4% +0.4p -
特別損益 △25 △53 110.4% △27 △26 △98.1%
法人税等 432 448 +3.8% 449 △1 △0.3%
当期純利益 891 927 +4.1% 917 +10 +1.1%
当期純利益率 7.7% 7.7% 0.0p 7.5% +0.2p -
1株当たり当期純利益 115.52円 120.17円 - 118.94円 - -
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2020年3月期 実績(単体)~前年対比 分析~
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2020年3月期 実績(単体)~計画対比 分析~
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2020年3月期 実績(連結)~計画対比~
2020年3月期_通期 ハウスコム連結業績 (単位:百万円)
2020年
2019年 2020年 通期計画 通期計画
3月期
3月期実績 3月期実績 との差額 対比
(通期計画)
営業収益 - 13,015 13,034 △18 △0.1%
営業費用 - 11,998 11,863 +135 +1.1%
営業利益 - 1,017 1,171 △154 △13.2%
営業利益率 - 7.8% 9.0% △1.2p -
経常利益 - 1,183 1,404 △221 △15.8%
経常利益率 - 9.1% 10.8% △1.7p -
親会社株主に帰属する
- 673 924 △250 △27.1%
当期純利益
当期純利益率 - 5.2% 7.1% △1.9p -
1株当たり四半期純利益 - 87.24円 119.85円 - -
※当社グループは2020年3月期より連結決算を開始したため、それ以前の年度の連結業績数値はございません。
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2020年3月期 実績(連結)~計画対比 分析~
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2020年3月期 実績(連結)~B/S 財政状態について~
2020年3月期_通期 ハウスコム連結貸借対照表の概要 (単位:百万円)
流動資産 6,717 流動負債 2,655
内、現預金 5,940 固定負債 687
有形固定資産 443 負債合計 3,342
無形固定資産 575 純資産 6,459
投資その他の資産 2,066
内、営業保証金 910
内、差入保証金 552
内、繰延税金資産 524
資産合計 9,802
・借入金等の有利子負債がなく、高い水準の自己資本比率(65.6%)にある。
・現預金と資本の蓄積が進んでいる。
⇒安全性の高い状況にあるとともに、成長投資向け資金・株主還元用原資があり、
かつ、不確実性に対応することのできる財務内容だと現時点で評価しています。
15
PART
2020年3月期 重点施策実現状況の振り返り①
重点施策①:積極的な新規出店の継続
出店12店舗
期末 直営店188店舗予定
新規出店は7店舗
・関東4店舗(東京都/大森店、埼玉県/大宮東口店、神奈川県/辻堂店、
茨城県/水戸元吉田町店)
・東海2店舗(愛知県/豊川店、静岡県/富士店)
・関西1店舗(大阪府/豊中店)
・退店1店舗(竹ノ塚店)
3月末時点で直営店184店舗(FC1店舗と合わせて185店舗体制)
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2020年3月期 重点施策実現状況の振り返り②
重点施策②:店舗競争力の強化の継続
顧客サービスの強化の継続
…不動産テック重視の継続(ITや人工知能活用)
…豊かな地域情報の提供からインバウンドマーケティングへの展開
店舗の生産性を高める仕組み、システムの導入と活用
営業人員の質の確保…採用と教育の工夫
人工知能、オンライン接客等の技術活用が日常的なものとして浸透
・オンライン接客、オンライン内見、IT重説(オンライン上での重要事項説明)、契約更新の電子化等、
お客様にとっての利便性向上と店舗運営の効率アップの両面で役立つ仕組みを導入。
・コロナショック以降のオンライン対応ニーズの高まりに、全店舗・本社で対応できる体制を構築済み。
地域情報のオウンドメディア発信の強化
・情報ルートの拡大が進展し、ブランディングを重視して統一イメージの下で展開。
教育研修の工夫(原点に帰り、「お客様満足」についての研修を開催)
・お客様満足について考え理解を深めるための研修を全国各地29回にわたって開催。
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2020年3月期 重点施策実現状況の振り返り③
重点施策③:収益源の多様化の推進
リフォーム事業の拡大
ハウスコムテクノロジーズ(株)の活用
リフォーム事業の規模の底上げ
・ハウスコム本体内のリフォーム事業の通期売上高 1,089百万円
…計画比+153百万円・+16.4%、前期比+165百万円・+17.9%
・7月、建築・リフォーム事業を営むエスケイビル建材㈱の株式を100%取得し子会社化。
ハウスコムテクノロジーズのサービスを外販する準備が進行
・WEB広告掲載用の間取り図を作成するサービスを、業界他社に提供する準備が進行。
外販営業活動は、現在の社会経済状況下で積極的な営業活動は一時的に自粛中。
19
PART
2021年3月期 業績予想と事業施策方針
2021年3月期の業績予想について
企業を取り巻く環境は、新型コロナウイルス感染症の広がりによる社会経済
状況の変化について予測し難く、不確実性の高い状況にあります。
また、新型コロナウイルス感染症の広がりによる営業活動や外出・移動の制
限、企業の経済活動や消費者心理の停滞については、現時点では収束
時期の見通しは立っておりません。
そのため、業績予想の合理的な算定は困難であり、業績予想は未定とさ
せていただきます。今後、業績予想の算定が可能になった時点で、速やか
に公表いたします。
21
2021年3月期 業績予想と事業施策方針
今後の見通しについて
新型コロナウイルス感染症の広がりによる影響が収束方向に向かい社会経
済が回復を始めるプロセスにおいては、これまで一時的に抑制・先送りされ
ていたと考えられる引っ越し・転居の需要が顕在化することが期待できるとと
もに、経済活動の活性化に伴い転居需要の水準が回復・成長することも
予想されます。その先には、テレワーク等による新しい働き方・居住環境の
選好が浸透することで、これまでにない新たな労働環境及び居住空間を求
める需要が発生する可能性があります。
予測し難く不確実性の高い環境下ではありますが、事業環境を見ながら、
次ページに挙げる事業施策方針を順次実行に移すことを想定しております。
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2021年3月期 業績予想と事業施策方針
事業施策方針
<不動産関連事業>
・需要抑制期における効率的な事業運営の工夫
…広告宣伝の内容や費用をはじめとした各種施策の見直し
・対面サービスからオンラインサービスへの志向シフトへの対応の強化
…オンライン接客、オンライン内見、IT重説、更新契約の電子化等
・その先の成長のための投資・施策
…新規出店、新規商品の導入等
<施工関連事業>
・単価の高いリフォーム工事の受注拡大への注力
・子会社のエスケイビル建材㈱とのシナジーの創出
23
PART
配当について
業績と市場動向に応じて継続的かつ安定的に利益配分する方針の下、
配当性向30%を基本方針として、株主への利益還元を行ってまいります。
2020年3月期の配当について
利益が当初業績予想を下回りましたが、4Qにおける社会経済情勢が当社
業績に与える影響の有無や影響の程度は予測し難いものであったことを考
慮するとともに、利益還元の継続性と安定を重視し、当初計画通りの配当
金とすることを予定しております。
(中間18円+期末18円予定=通期36円予定。配当性向41.3%)
2021年3月期の配当について
業績予想が未定であるため配当についても「未定」としております。
基本方針としてきた配当性向30%をベースとして、業績予想と市場動向に
応じて継続的かつ安定的な利益配分となるように検討し、新たな配当金予
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想の策定ができ次第、開示いたします。
免責事項
当社は、本資料に掲載する情報に関しては細心の注意を払っています。し
かしながら、その正確性、信頼性、安全性等に関しての保証はいたしかねま
す。また本資料で記述されている業績予想及び将来予測等の将来に関する記
述は、現時点で入手可能な情報に基づき当社が判断した予想であり、潜在的
なリスクや不確実性が含まれています。そのため、様々な要因の変化により、
本資料に記述された将来に関する内容が大きく異なる結果となる可能性があ
ることをご承知おきください。
著作権等
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