3254 プレサンス 2020-03-31 17:15:00
外部経営改革委員会の調査報告書の受領に伴う再発防止策の骨子について [pdf]
2020 年3月 31 日
各 位
大 阪 市 中 央 区 城 見 一 丁 目 2 番 2 7 号
会 社 名 株式会社プレサンスコーポレーション
代表者名 代表取締役社長 土 井 豊
(コード番号:3254 東証第一部)
問合せ先 経理部 部長代理 市川 京助
電話番号 06-4793-1650
外部経営改革委員会の調査報告書の受領に伴う再発防止策の骨子について
2019 年 12 月 17 日付「当社社長の逮捕について」及び同年 12 月 23 日付「外部経営改革委員会
設置のお知らせ」に記載のとおり、当社元社長の逮捕を受け、当社におけるガバナンス上の問題
点につき調査・検証し、ガバナンス体制を改革するために、当社と利害関係を有しない外部の専
門家から構成される外部経営改革委員会を設置し、調査を進めてまいりました。
かかる調査を受けて、当社は、外部経営改革委員会より 2020 年 3 月 31 日に外部経営改革委員
会の調査報告書(以下「調査報告書」といいます。)を受領しました。
調査報告書で指摘を受けたガバナンス上の問題点と提言については、その内容を真摯に受け止
め精査してまいります。
また、当社は現時点における状況を踏まえ再発防止策に関して検討し、骨子を策定しましたた
め、下記のとおりお知らせします。
なお、詳細につきましては現在検討中であり、後日開示させていただく予定です。また、再発
防止策の検討途上において、下記の事項以外にも必要と考えられる再発防止策の項目がある場合
には、その内容についてもお知らせします。
株主、投資家をはじめお取引先及び関係者の皆様には、多大なるご迷惑とご心配をおかけして
おりますことを深くお詫び申し上げます。
記
当社における再発防止策骨子
当社では下記の再発防止策を策定し、取り組んでまいる所存です。なお、この中には、調査報
告書受領前から当社において既に取り組み始めている項目もございます。
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(1) 取締役会を含む重要な会議体のあり方及び意思決定方法の見直し
① 取締役会の決議事項、報告事項、監督方法、開催頻度等の運営方法および業務執行取締
役による相互牽制体制の検討
② 重要な会議体(経営会議や業務執行に関係する各種委員会など、業務執行取締役や執行
役員を中心とする合議による意思決定の場等)の新設
③ 取扱い金額とリスクを加味した意思決定方法(権限、基準等)の整備
※現在、土地仕入れの意思決定に関する合議制の会議体を設置し、その決裁基準や意思
決定方法の検討を行っています
(2) 社外取締役の職務執行の実効性を確保するための環境整備
① 監査等委員会をサポートする事務局機能を拡充するため、監査等委員への十分な情報提
供や内部監査との連携機能等を担う人員の設置
(3) 利益相反取引及び競業取引に関するルールの設計と教育
① 利益相反取引及び競業取引の定義とルールの整備
② 利益相反取引及び競業取引に関する教育
(4) 土地仕入プロセスにおける統制活動の再設計
① 土地仕入プロセスに関する統制活動の再設計
② 土地仕入時の会議体の新設
※現在、土地仕入の意思決定に関する合議制の会議体の検討を行っています
③ 新統制活動の内容・運用ルールの周知徹底
(5) 内部監査の強化
① 内部監査体制及び内部監査プロセスの強化
② 内部監査人材の新規採用(増員)
※現在、2 名増員しています
以 上
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