3254 プレサンス 2020-02-07 15:00:00
2020年3月期 第3四半期 決算ハイライト [pdf]
決算ハイライト： 2020年3月期 第３四半期
株式会社プレサンスコーポレーション
2020年2月リリース
証券コード： 3254 （東証一部）
• JPX日経インデックス400 構成銘柄
• JPX日経中小型株指数 構成銘柄
連結損益計算書 要約
• 2020年３月期 第３四半期は、前年同期比、売上高32.1％増、営業利益18.3％増
• 業績： 期初の通期業績予想のとおり進捗
• 配当： 期初予想［期末26円／株、通期52円／株（前年から11.5円の増配）］どおりの見通し
２０１８年３月期 ２０１９年３月期 ２０２０年３月期 ２０２０年３月期 通期予想
第３四半期 第３四半期 第３四半期 業績予想（通期） に対する
金額 金額 金額 Ａ 金額 B 進捗率
構成比 構成比 構成比 前期比 構成比
（百万円） （百万円） （百万円） （百万円） A/B
売上高 101,024 100.0% 138,987 100.0% 183,588 100.0% 132.1% 209,219 100.0% 87.7%
売上原価 73,692 72.9% 99,618 71.7% 136,241 74.2% 136.8% 154,940 74.1% 87.9%
売上総利益 27,331 27.1% 39,368 28.3% 47,346 25.8% 120.3% 54,278 25.9% 87.2%
販管費 10,440 10.3% 12,526 9.0% 15,582 8.5% 124.4% 21,746 10.4% 71.7%
営業利益 16,891 16.7% 26,842 19.3% 31,763 17.3% 118.3% 32,531 15.5% 97.6%
経常利益 16,557 16.4% 26,447 19.0% 31,274 17.0% 118.3% 31,429 15.0% 99.5%
親会社株主に帰属する
当期純利益 11,247 11.1% 17,933 12.9% 21,041 11.5% 117.3% 21,520 10.3% 97.8%
• 前年同期比: • 前期： 当社最大規模のレジェンド琵琶湖(486戸)の売上があり、売上高が大幅に拡大
• 今期： ワンルームマンションの売上拡大により、売上高が更に大幅拡大（＋44,600百万円）
• 原価の上昇と商品構成比の変化により、売上総利益率は2.5pt低下
• 営業利益+4,921百万円： 売上総利益の増加+7,977百万円が、広告費・不動産テック
関連費・人件費等の売上に先行して発生する販管費の増加+3,056百万円を吸収
• 通期予想の進捗: • 売上が3Qまでに偏重(87.7％進捗)、販管費を抑制。各段階利益の進捗率は売上高に比べ高い 1
マンション販売事業における主要商品別の売上高
２０２０年
２０１８年３月期 ２０１９年３月期 ２０２０年３月期 通期予想
３月期
第３四半期 第３四半期 第３四半期 通期予想
に対する
進捗率
数量 金額 数量 金額 数量 金額 金額 （％）
前期比 前期比 前期比 前期比 前期比 前期比
戸数 (百万円) 戸数 (百万円) 戸数 (百万円) A (百万円) B A/B
（％） （％） （％） （％） （％） （％）
ワンルーム
1,651 115.1% 28,350 114.3% 1,883 114.1% 34,202 120.6% 2,568 136.4% 50,679 148.2% 70,901 71.5%
マンション
ファミリー
1,293 125.4% 45,177 133.4% 1,839 142.2% 68,933 152.6% 1,907 103.7% 71,221 103.3% 74,757 95.3%
マンション
※ 一棟販売 1,086 145.6% 17,073 173.4% 765 70.4% 10,872 63.7% 1,178 154.0% 22,147 203.7% 24,715 89.6%
ホテル販売 183 NA 2,744 NA 980 535.5% 17,625 642.3% 793 80.9% 19,292 109.5% 18,292 105.5%
合計 4,213 131.2% 93,345 136.2% 5,467 129.8% 131,634 141.0% 6,446 117.9% 163,340 124.1% 188,666 86.6%
⚫ 前年同期比: 好調な販売が続き売上増加： 戸数 ＋979戸（17.9％増）金額 ＋31,706百万円（24.1%増）
• ワンルームマンション: 戸数+685戸（36.4％増）, 売上高+16,476百万円（48.2％増）
• ファミリーマンション: 戸数+68戸, 売上高+2,287百万円（前々期から大幅に増加した前期実績を上回る）
• 一棟販売： 戸数+413戸（54.0％増）, 売上高+11,275百万円（103.7％増）
• ホテル販売: 今期は、3Qまでに6棟の売上を計上。売上高+1,666百万円
⚫ 通期予想の進捗： 3Qまでの売上は、通期予想に対する進捗率86.6％と順調に進捗
• 物件の引渡しを計画通り完了
• ワンルームマンションは、3Qまで計画通りに進捗
※ 一棟販売： マンション一棟もしくは一部を、主にマンション販売業者へ卸売りする販売形態
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連結貸借対照表 要約
（百万円）
２０１８年３月期末 ２０１９年３月期末 ２０１９年１２月末
実績 構成比 実績 構成比 実績 構成比 増減
流動資産 227,161 92.6% 280,591 92.9% 288,316 93.4% 7,724
内、販売用不動産 11,275 4.6% 9,603 3.2% 13,677 4.4% 4,073
内、仕掛販売用不動産 180,461 73.5% 225,302 74.6% 227,733 73.8% 2,431
固定資産 18,237 7.4% 21,350 7.1% 20,238 6.6% ▲1,111
資産合計 245,399 100.0% 301,942 100.0% 308,555 100.0% 6,612
流動負債 67,537 27.5% 82,916 27.5% 79,499 25.8% ▲3,416
内、短期有利子負債 40,473 16.5% 54,467 18.0% 56,429 18.3% 1,962
固定負債 102,689 41.8% 124,407 41.2% 113,220 36.7% ▲11,186
内、長期有利子負債 102,021 41.6% 123,619 40.9% 112,372 36.4% ▲11,246
負債合計 170,226 69.4% 207,323 68.7% 192,720 62.5% ▲14,602
純資産合計 75,172 30.6% 94,618 31.3% 115,834 37.5% 21,215
負債純資産合計 245,399 100.0% 301,942 100.0% 308,555 100.0% 6,612
主な増減要因： 2019年3月末との比較
• 流動資産： 販売用不動産+4,073百万円、仕掛販売用不動産+2,431百万円
• 固定資産： 賃貸不動産(純額)▲2,065百万円（新たに保有１物件、販売用に振替４物件）
• 負債： 引渡し物件の増加により銀行借入金▲5,784百万円、前受金▲4,488百万円
買掛金(電子記録債務含む)▲2,430百万円、新株予約権付社債の権利行使▲3,500百万円
• 純資産： 当期純利益計上額 21,041百万円
※ 赤枠内の棚卸資産の詳細については、次ページをご参照ください
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棚卸資産（取得済み用地）の状況 ＜2019年12月末時点＞
前ページ赤枠内数値の内訳 金額（百万円） マンション販売事業土地代金（棚卸資産）の推移
販売用不動産 （前ページ赤枠内数値） 13,677 （単位： 百万円）
マンション事業土地代金 Ａ 3,709 174,517
161,954 167,791 163,069
その他土地代金 441 134,210 141,727
建築代金 9,525
仕掛販売用不動産 （前ページ赤枠内数値） 227,733
マンション事業土地代金 Ｂ 159,359
その他土地代金 21,501
建築代金 46,871 '18/9月末 '18/12月末 '19/3月末 '19/6月末 '19/9月末 '19/12月末
金額 数量
将来の売上計画と比較した取得済用地の規模
（百万円） （戸）
マンション事業土地代金合計 Ａ ＋ Ｂ 163,069 24,903
ワンルームマンション 61,459 12,367 今後2年分以上の売上に相当する用地を取得済
ファミリーマンション 74,649 7,370 今後2年分以上の売上に相当する用地を取得済
一棟販売 19,840 4,307 今後2年分以上の売上に相当する用地を取得済
ホテル販売 7,119 859 ―
✓ 土地決済（当社名義で登記完了）している物件を、棚卸資産に計上しています。
（土地売買契約締結済みで土地決済未了の物件は、別に15棟、1,075戸分あり。内、ワンルーム1,008戸、ファミリー67戸）
✓ Ａ ＋ Ｂ のマンション事業土地代金（棚卸資産合計の一部）の合計金額163,069百万円は、2020年３月期第3四半期 決算短信の貸借対照表に記載し
ている販売用不動産（13,677百万円）と仕掛販売用不動産（227,733百万円）の合計から、その他土地代金（441+21,501=21,943百万円）、
建築代金（9,525+46,871=56,397百万円）を差し引いた金額です。
※ その他土地代金には、自社保有予定物件、売却予定の土地、戸建分譲事業などの用地関係費等が含まれます。
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受注状況と今期売上計画の達成見通し（マンション販売事業）＜2019年12月末時点＞
2019年12月末時点 受注残高
受注残高合計 Ａ＋Ｂ 引渡し予定時期 内訳 今期3Q終了（12月末）時点で、
'20年3月期3Q末時点 2020年3月期 Ａ 2021年3月期以降 Ｂ 売上実績と今期に売上計上予定の
区 分
数量 金額 数量 金額 数量 金額 受注済み分を合わせ、
（戸） (百万円） （戸） (百万円） （戸） (百万円） 通期売上高予想に対し、
ワンルームマンション 1,868 34,609 937 17,473 931 17,136 103.5％ の今期売上を確保済み
ファミリーマンション 1,827 66,502 130 4,685 1,697 61,817 受注残高は、以下の状態にある物件の
一棟販売 1,863 29,524 200 2,650 1,663 26,873 契約売買金額の合計
ホテル販売 570 13,856 - - 570 13,856 • 主に建築中で、引渡し前
• 売買契約の締結は完了
その他住宅・不動産販売 63 7,772 43 5,549 20 2,223 • 購入者への物件の引渡しが未完了
合計 6,191 152,265 1,310 30,358 4,881 121,906 通常、竣工後に物件を顧客に引き渡し、
受注高を売上高に振替計上
売上高予想に対する進捗状況
'20年3月期 受注残高の内、 3Q末時点で、今期中の売上 今期の売上高計画(Ｅ)
3Q末時点の 今期中(4Q)に 見通しが、既に立っている数値 に対する売上確保率
売上高 実績 Ｃ 売上計上予定 Ａ Ｄ＝Ｃ+Ａ (3Q末時点)
数量 金額 数量 金額 数量 金額 金額 Ｅ 進捗率（％）
（戸） (百万円） （戸） (百万円） （戸） (百万円） (百万円） Ｄ/Ｅ
ワンルームマンション 2,568 50,679 + 937 17,473 ＝ 3,505 68,152 ÷ 70,901 96.1%
ファミリーマンション 1,907 71,221 130 4,685 2,037 75,906 74,757 101.5%
一棟販売 1,178 22,147 200 2,650 1,378 24,798 24,715 100.3%
ホテル販売 793 19,292 - - 793 19,292 18,292 105.5%
その他住宅・不動産販売 159 14,050 43 5,549 202 19,599 12,035 162.8%
合計 6,605 177,391 1,310 30,358 7,915 207,750 200,702 103.5%
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マンション平均価格 （首都圏と近畿圏の市場比較）
エリアごとの市場平均価格 エリアごとの市場㎡単価
都区部
7,286万円 113.8万円 112.3万円
（首都圏） 7,089万円 7,142万円
108.3万円
首都圏 平均 5,871万円 5,980万円
5,908万円
86.9万円 87.9万円
85.9万円
近畿圏 平均 3,836万円 3,844万円 3,866万円 80.5万円
77.2万円
72.5万円
68.0万円
大阪市内 3,679万円 63.0万円 65.9万円
3,566万円 3,552万円
2017年 2018年 2019年 2017年 2018年 2019年
• 近畿圏の価格動向： 平均価格、㎡単価とも、依然として実需の範囲内にあると推測される
• 近畿圏の月間契約率の平均 ＝ 74.1％： 好不調の目安の70％を上回り、底堅い需要が継続
出典： ㈱不動産経済研究所 2020.1.22発表 『首都圏マンション市場動向』 『近畿圏のマンション市場動向』 -2019年のまとめ-
注） • 首都圏はワンルームマンションを含まない、近畿圏は含む数値
• 金額は、消費税込み販売価格
• 東海・中京圏の資料は未公表（2020年1月末現在）
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株式会社プレサンスコーポレーション
（注）本資料のうち、業績見通し等に記載されている将来の数値は、開示時点で入手可能な情報に基づき
判断した見通しであり、多分に不確定な要素を含んでいますので、実際の業績は、業況の変化などにより
異なる場合があります。
＜お問合せ先＞
株式会社プレサンスコーポレーション 管理本部 経営企画部 ＩＲ室
TEL：06-4793-1650㈹ FAX：06-4793-1651
E-mail：psc＠pressance.co.jp