3254 プレサンス 2019-08-07 15:00:00
2020年3月期 第1四半期 決算ハイライト [pdf]
決算ハイライト: 2020年3月期 第1四半期
株式会社プレサンスコーポレーション
2019年8月リリース
証券コード: 3254 (東証一部)
• JPX日経インデックス400 構成銘柄
• JPX日経中小型株指数 構成銘柄
連結損益計算書 要約
• 前期1Qは特殊要因があり突出した売上高となった為、今期1Qは前年同期比でマイナスだが高水準の売上規模を継続
• 今期通期業績は前期実績を大幅に上回る予想で、順調に進捗(今期通期予想: 売上30.3%増、営業利益20.0%増)
【単位: 百万円】
2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期 2020年3月期 通期予想
第1四半期 第1四半期 第1四半期 業績予想(通期) に対する
進捗率
金額 構成比 金額 構成比 金額 A 構成比 前期比 金額 B 構成比
A/B
売上高 35,799 100.0% 81,514 100.0% 68,240 100.0% 83.7% 209,219 100.0% 32.6%
売上原価 25,235 70.5% 57,285 70.3% 48,436 71.0% 84.6% 154,940 74.1% 31.3%
売上総利益 10,564 29.5% 24,229 29.7% 19,804 29.0% 81.7% 54,278 25.9% 36.5%
販管費 3,744 10.5% 4,954 6.1% 5,737 8.4% 115.8% 21,746 10.4% 26.4%
営業利益 6,819 19.0% 19,274 23.6% 14,066 20.6% 73.0% 32,531 15.5% 43.2%
経常利益 6,749 18.9% 19,158 23.5% 13,926 20.4% 72.7% 31,429 15.0% 44.3%
親会社株主に帰属する
4,575 12.8% 13,111 16.1% 9,603 14.1% 73.2% 21,520 10.3% 44.6%
当期純利益
前年同期比: • 前期1Q: 当社最大規模のレジェンド琵琶湖(470戸)の売上があり、例外的に大きな四半期売上高
• 当期1Q: 前期のような特別な物件の売上が無いにも拘らず、好調な売上を継続
• 販管費増加要因: 販売委託手数料、ファミリーマンション広告費、新規事業ブライト関連費用、
企業CM等の広告宣伝費、人員増に伴う人件費(以上、売上に先行して発生する費用)
通期予想の進捗: • 今期1Q売上は、通期売上予想に対し計画通り。進捗率32.6%(前期は同50.8%)
• 売上は第1Qに少し偏り、販管費は期間配分のため、第1Q末時点の利益進捗率>売上進捗率
1
マンション販売事業における主要商品別の売上実績
2020年
2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期 通期予想
マンション 3月期
第1四半期 第1四半期 第1四半期 に対する
販売事業 通期予想
進捗率
数量 金額 数量 金額 数量 金額 金額 (%)
主要商品 前期比 前期比 前期比 前期比 前期比 前期比
戸数 (百万円) 戸数 (百万円) 戸数 (百万円) A (百万円) B A/B
(%) (%) (%) (%) (%) (%)
ワンルーム
978 127.0% 16,855 126.3% 1,388 141.9% 24,979 148.2% 1,405 101.2% 28,020 112.2% 70,901 39.5%
マンション
ファミリー
203 47.3% 7,238 52.4% 1,164 573.4% 44,857 619.7% 711 61.1% 26,135 58.3% 74,757 35.0%
マンション
※一棟販売 377 116.7% 6,893 157.8% 297 78.8% 4,568 66.3% 275 92.6% 4,214 92.3% 24,715 17.1%
ホテル販売 72 NA 1,053 NA 240 333.3% 4,601 436.9% 126 52.5% 2,050 44.5% 18,292 11.2%
合計 1,630 107.1% 32,041 101.6% 3,089 189.5% 79,006 246.6% 2,517 81.5% 60,420 76.5% 188,666 32.0%
前年同期比: ワンルームマンション、ファミリーマンションの好調な売上により、今期1Q売上高は高水準を維持
• ワンルームマンション: 売上高+3,040百万円(プレサンスTHE神戸 総戸数235戸など)
• ファミリーマンション: 前期のレジェンド琵琶湖(470戸引渡し)分の売上が減少するも、今1Qも好調な売上を継続
• 一棟販売: 堅調に進捗
• ホテル販売: 引渡し棟数 前1Qで2棟 → 今1Qで1棟、計画通りの売上
通期予想の進捗:第1Qの売上は、通期業績予想に対して順調に推移(通期予想に対する進捗率は32.0%)
• 多くの物件の引渡しを予定通り完了。第1Qの主要商品別売上実績は、第1Q計画を達成
• 一棟販売およびホテル販売は、第2Q以降で売上が増加する計画通り、順調に進捗
※ 一棟販売: マンション一棟もしくは一部を、主にマンション販売業者へ卸売りする販売形態
2
四半期毎の業績推移
今期の売上は、第3Q以降に前年実績を上回り、通期では前期比30.3%増の計画。 順調な進捗と見通し
前期は売上が1Qに大きく偏重したが、今期は前期ほどの偏りがない各四半期の売上計画
① 四半期毎の累積売上高(前期と今期の比較) ② 四半期毎の売上高の分布
【単位:百万円】 209,219 209,219百万円
今期 今
計画 (通期業績見通し) 期
実線: 実績、 点線: 計画 の
200,000
各
160,580百万円 41.7% Q
前期 の
122,058
160,580 150,000 4Q: 13.4% 3Q+4Q計画 売
計画 上
138,987 3Q: 11.0% は
、
81,514 121,350 100,000 2Q: 24.8% 25.7% 前
期
2Q計画 に
今期の売上計画 比
68,240 50,000
べ
•2Q終了時点で前年と同水準 1Q: 50.8% 32.6% 偏
•3Q以降、前年を上回る見通し 1Qに偏った売上 り
1Q実績 が
小
0
さ
1Q 2Q 3Q 4Q 2019年3月期 2020年3月期 い
累積売上高 2020/3月期 1Q実績 + 2~4Q計画 実績 1Q実績 + 2~4Q計画
累積売上高 2019/3月期 実績
※ マンション販売では、マンションの竣工後に引渡しが行なわれる際に売上計上を行うため、用地仕入・開発計画・工期により四半期毎の業績
に偏重が生じる場合があります。
3
連結貸借対照表 要約
【単位: 百万円】
2018年3月期末 2019年3月期末 2019年6月期末
実績 構成比 実績 構成比 実績 構成比 増減
流動資産 227,161 92.6% 280,591 92.9% 275,447 93.1% ▲5,144
内、販売用不動産 11,275 4.6% 9,603 3.2% 13,420 4.5% 3,816
内、仕掛販売用不動産 180,461 73.5% 225,302 74.6% 221,883 75.0% ▲3,418
固定資産 18,237 7.4% 21,350 7.1% 20,317 6.9% ▲1,032
資産合計 245,399 100.0% 301,942 100.0% 295,765 100.0% ▲6,177
流動負債 67,537 27.5% 82,916 27.5% 73,498 24.9% ▲9,417
内、短期有利子負債 40,473 16.5% 54,467 18.0% 48,090 16.3% ▲6,377
固定負債 102,689 41.8% 124,407 41.2% 119,526 40.4% ▲4,880
内、長期有利子負債 102,021 41.6% 123,619 40.9% 118,727 40.1% ▲4,892
負債合計 170,226 69.4% 207,323 68.7% 193,024 65.3% ▲14,298
純資産合計 75,172 30.6% 94,618 31.3% 102,740 34.7% 8,121
負債純資産合計 245,399 100.0% 301,942 100.0% 295,765 100.0% ▲6,177
主な増減要因: 2019年3月末との比較
• 流動資産: 仕掛販売用不動産 ▲3,418百万円(多数の物件を引渡し)、販売用不動産+3,816百万円
• 固定資産: 賃貸不動産(純額)▲1,114百万円
• 負債: 銀行借入金 ▲11,269百万円、前受金 ▲1,790百万円(マンション引渡増による)
• 純資産: 当期純利益計上額 9,603百万円
※ 赤枠内の棚卸資産の詳細については、次ページに記載
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棚卸資産(取得済み用地)の状況 <2019年6月末時点>
前ページ赤枠内数値の内訳 金額(百万円) マンション事業土地代金(棚卸資産)の推移
販売用不動産 (前ページ赤枠内数値) 13,420 (単位: 百万円)
161,954 167,791
マンション事業土地代金 A 4,156 141,727
134,210
その他土地代金 12 116,662 119,255
建築代金 9,251 106,172
仕掛販売用不動産 (前ページ赤枠内数値) 221,883
マンション事業土地代金 B 163,635
その他土地代金 16,286
建築代金 41,962 '17/12月末 '18/3月末 '18/6月末 '18/9月末 '18/12月末 '19/3月末 '19/6月末
金額 数量
将来の売上計画と比較した取得済用地の規模
(百万円) (戸)
マンション事業土地代金合計 A + B 167,791 25,221
ワンルームマンション 58,329 11,922 今後約3年分の売上に相当する用地を取得済
ファミリーマンション 76,384 7,934 今後約3年分の売上に相当する用地を取得済
一棟販売 19,419 3,779 今後約3年分の売上に相当する用地を取得済
ホテル販売 13,658 1,586 ―
✓ 土地決済(当社名義で登記完了)している物件を、棚卸資産に計上
(土地売買契約締結済みで土地決済未了の物件は、別に49棟、3,735戸分あり。内、ワンルーム2,772戸、ファミリー963戸)
✓ A + B のマンション事業土地代金(棚卸資産合計の一部)の合計金額167,791百万円は、2019年3月期第1四半期 決算短信の貸借対照表に記載
している販売用不動産(13,420百万円)と仕掛販売用不動産(221,883百万円)の合計から、その他土地代金(12+16,286=16,298百万円)、
建築代金(9,251+41,962=51,213百万円)を差し引いた金額
※ その他土地代金には、中古住宅流通事業や戸建分譲事業などの用地関係費等が含まれる。
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今期売上計画の達成見通しと受注(契約)状況(マンション販売事業)<2019年7月1日時点>
2019年6月末時点 受注残高
受注残高合計 A+B 引渡し予定時期 内訳
今期第1四半期終了(6月末)時点、
2019年6月末時点 2020年3月期 A 2021年3月期以降 B
区 分 年間売上高予想に対し、
数量 金額 数量 金額 数量 金額 売上高実績と売上計上予定を合わせ
(戸) (百万円) (戸) (百万円) (戸) (百万円)
86.7% まで確保済み
ワンルームマンション 1,570 29,701 1,570 29,701 0 0
ファミリーマンション 2,016 73,901 1,042 38,985 974 34,915 受注残高は、以下の状態にある物件の契約
売買金額の合計
一棟販売 1,775 28,903 1,010 16,892 765 12,010
• 主に建築中で、引渡し前
ホテル販売 1,054 25,708 664 16,242 390 9,466 • 売買契約の締結は完了
• 購入者への物件の引渡しが未完了
その他住宅・不動産販売 36 6,044 36 6,044 0 0
合計 6,451 164,258 4,322 107,865 2,129 56,392 通常、竣工後に物件を顧客に引き渡し、
受注高を売上高に振替計上
売上高予想に対する進捗状況
2020年3月期 受注残高の内、 第1Q末時点で、今期中の売上 今期の売上高計画(E)
第1Q末時点の 今期中(第2~4Q)に 見通しが、既に立っている数値 に対する売上確保率
売上高 実績 C 売上計上予定 A D=C+A (第1Q末時点)
数量 金額 数量 金額 数量 金額 金額 E 進捗率(%)
(戸) (百万円) (戸) (百万円) (戸) (百万円) (百万円) D/E
ワンルームマンション 1,405 28,020 + 1,570 29,701 = 2,975 57,721 ÷ 70,901 81.4%
ファミリーマンション 711 26,135 1,042 38,985 1,753 65,120 74,757 87.1%
一棟販売 275 4,214 1,010 16,892 1,285 21,107 24,715 85.4%
ホテル販売 126 2,050 664 16,242 790 18,292 18,292 100.0%
その他住宅・不動産販売 43 5,760 36 6,044 79 11,804 12,035 98.1%
合計 2,560 66,181 4,322 107,865 6,882 174,047 200,702 86.7%
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ホテル事業
引渡し済み10棟、開発中11棟、自社保有1棟、リノベーション1棟 計23棟のホテル案件
ホテル運営パターン [計画変更等により、ホテル運営パターン(A, B)・部屋数・完成予定時期に変更が生じる場合があります]
A: ホテル事業会社へ売却(具体的な売却先・候補先あり) 22 物件(引渡し済の物件含む)
B: 自社で保有し、運営はホテル運営会社へ委託 1 物件
住 所 運営パターン 最 寄 駅 室数
2018年3月期 1 大阪市浪速区稲荷 引渡し済 (2017年 4月) JR難波駅 72
2 大阪市浪速区元町 引渡し済 (2017年10月) JR難波駅 111
2019年3月期 1 大阪市中央区南船場 引渡し済 (2018年 4月) 大阪メトロ御堂筋線 心斎橋駅 124
2 大阪市中央区平野町 引渡し済 (2018年 4月) 大阪メトロ堺筋線 北浜駅 116
3 大阪市淀川区西宮原 引渡し済 (2018年 7月) JR新大阪駅 120
4 大阪市浪速区敷津東 引渡し済 (2018年 7月) 大阪メトロ御堂筋線 大国町駅 300
5 京都市中京区天神山町 引渡し済 (2018年 9月) 京都市営地下鉄烏丸線 四条駅 63
6 京都市下京区五条大宮通 引渡し済 (2018年 9月) 阪急電鉄京都線 大宮駅 122
7 神戸市中央区御幸通 引渡し済 (2018年 9月) JR三ノ宮駅 135
2020年3月期 1 広島市中区幟町 引渡し済 (2019年 6月) 広島電鉄 胡(えびす)町駅 126
2 大阪市中央区南本町 A 大阪メトロ御堂筋線 本町駅 174
3 京都市下京区油小路通 A 京都市営地下鉄烏丸線 五条駅 166
4 福岡市博多区上川瑞町 A 福岡市地下鉄箱崎線 中洲川端駅 204
5 京都市南区西九条蔵王町 A JR京都駅 120
2021年3月期 1 京都市東山区八坂通 A(2019年3月期完成済) 京阪電鉄 清水五条駅 7
以降 2 秋田市中通3丁目 ※ B (2021年3月期以降引渡) 秋田新幹線、JR羽越本線 秋田駅 234
3 京都市中京区大炊町 A 京都市営地下鉄烏丸線 丸太町駅 12
4 横浜市中区尾上町 A JR関内駅 277
5 那覇市西2丁目 A ゆいレール 旭橋駅 240
6 大阪市浪速区元町2丁目 A JR難波駅 300
7 大阪市中央区千日前 A 大阪メトロ御堂筋線/南海電鉄 なんば駅 182
8 福岡市博多区店屋町 A 福岡市地下鉄箱崎線 呉服町駅 180
9 大阪市北区兎我野町 A 大阪メトロ谷町線 東梅田駅 117
※ リノベーション案件 7
不動産テック活用の進捗① Braight(ブライト)の全体構想、スタートした取り組み
ブライト = “不動産投資” 情報を、AIで “見える化” するウェブ・マーケティング
AIによる
価格・収支シミュレーション
シミュレーター
オーナーアプリ
ラボ
不動産取引価格の
運用の見える化
見える化
資産形成に役立つ アライバル ヴィンテージ オーナー専用
ニュース・コラム 所有物件管理アプリ
新築物件情報 中古物件情報
学習する 物件を調べる・比べる 資産を運用する
契約
潜在顧客を拡大 見込み顧客へ育成 顧客を囲い込み
ターゲット属性を絞った広告、マス広告をスタート
目的 内容 デジタル広告 アナログ広告
Braightの • BraightのPR
・ 郵送DM
• 当社が選ばれる理由 ・ ディスプレイ ・ リスティング
✓ 会員獲得 ・ 新聞広告
• おすすめ物件の紹介 ・ アフィリエイト ・ SNS ・ メール
✓ 認知度アップ (日経全国版)
• イベント・キャンペーン申込み
8
不動産テック活用の進捗② 第1Qの成果
Braight(ブライト)4月~6月の実績
会員数 1,071人
新 築 中 古 合 計
受注高(税込) 125百万円 513百万円 638百万円
受注件数 6件 37件 43件
会員数の増加に伴って受注を獲得し、好調にスタート
IoT機器を、新築ワンルームマンションに標準装備
IoT化で、より快適な暮らしを入居者へ (ソニー製マルチファンクション・ライト LGTC-10セットモデル)
◎様々なスマートホーム機能: • 照明やエアコン等を遠隔操作
• センサーが留守宅を不審者からみまもり(警告音+入居者へメール通知)等
第1Qに、同機器を導入して完成した物件 『プレサンス 広小路通 葵』 等の3物件、計236戸
今期中に、同機器を導入して完成する予定の物件 上記以外に、23物件、約2,300戸
9
株式会社プレサンスコーポレーション
(注)本資料のうち、業績見通し等に記載されている将来の数値は、開示時点で入手可能な情報に基づき
判断した見通しであり、多分に不確定な要素を含んでいますので、実際の業績は、業況の変化などにより
異なる場合があります。
<お問合せ先>
株式会社プレサンスコーポレーション 管理本部 経営企画部 IR室
TEL:06-4793-1650㈹ FAX:06-4793-1651
E-mail:psc@pressance.co.jp