3254 プレサンス 2021-11-12 15:30:00
2021年9月期 期末 決算ハイライト [pdf]
2021年9月期 期末 決算ハイライト
株式会社プレサンスコーポレーション
証券コード： 3254（東証一部）
• JPX日経インデックス400 構成銘柄
• JPX日経中小型株指数 構成銘柄
2021年11月12日リリース
連結損益計算書 要約
‘21年9月期より、決算期を3月末から9月末へ変更したため、’21年9月期の会計期間は４～９月の6ヶ月間
➱ ’21年9月期実績と前期実績との差異・比率は、‘21年3月期２Q累計実績（前年同期間）と比較して算出 ※
'20年３月期 2Q累計 '21年３月期 2Q累計 '21年9月期 本決算（６ヵ月） '21年9月期 通期計画 通期計画
'19.4.1～9.30 実績 '20.4.1～9.30 実績 '21.4.1～9.30 実績 '21.4.1～9.30 計画 に対する
金額 金額 金額 A ※ 前年 金額 B 達成率
構成比 構成比 構成比 構成比
（百万円） （百万円） （百万円） 同期間比 （百万円） A/B
売上高 125,383 100.0% 135,411 100.0% 99,752 100.0% 73.7% 95,203 100.0% 104.8%
売上原価 90,929 72.5% 107,767 79.6% 77,069 77.3% 71.5% 74,200 77.9% 103.9%
売上総利益 34,453 27.5% 27,643 20.4% 22,683 22.7% 82.1% 21,002 22.1% 108.0%
販管費 10,783 8.6% 9,329 6.9% 8,457 8.5% 90.7% 9,119 9.6% 92.7%
営業利益 23,669 18.9% 18,314 13.5% 14,225 14.3% 77.7% 11,883 12.5% 119.7%
経常利益 23,398 18.7% 18,416 13.6% 13,888 13.9% 75.4% 11,415 12.0% 121.7%
親会社株主に帰属する
15,660 12.5% 12,769 9.4% 9,121 9.1% 71.4% 7,791 8.2% 117.1%
当期純利益
2
前期 ・ 売上高： 相対的に大きかった前々期及び前期の２Q累計売上から、35,658百万円（26.3％）減収
同期間比： ・ 売上総利益率： 棚卸資産の土地売却および評価損を進めた前年同期間に比べ、2.3pt改善
・ 販管費： 販売費が減少（販売委託手数料、棚卸資産への固定資産税等）、その他の経費を抑制
計画比： ・ 売上高、売上総利益率ともに、計画を若干上回って着地
・ 販管費の減少および抑制により、各段階利益の達成率が上昇
1
マンション販売事業における主要商品別の売上実績
'20年３月期 2Q累計 '21年３月期 2Q累計 '21年9月期 本決算（6ヵ月） '21年9月期 計画
マンション '19.4.1～9.30 実績 '20.4.1～9.30 実績 '21.4.1～9.30 実績 '21.4.1～9.30
販売事業 数量 金額 数量 金額 数量 金額 金額
前期 前期 前期 前期 前期 前期
主要商品 戸数 同期間比 同期間比 戸数 同期間比 同期間比 戸数 同期間比 (百万円) 同期間比 (百万円) 達成率
（％） (百万円) （％） （％） (百万円) （％） （％） A （％） B A/B
ワンルーム
2,833 132.3% 53,428 143.7% 2,734 96.5% 47,833 89.5% 2,924 106.9% 48,218 100.8% 44,728 107.8%
マンション
ファミリー
1,402 85.5% 52,764 85.1% 1,756 125.2% 63,079 119.5% 866 49.3% 34,383 54.5% 32,403 106.1%
マンション
ホテル販売 129 13.2% 3,050 17.3% 150 116.3% 5,380 176.4% 420 280.0% 8,000 148.7% 8,000 100.0%
合計 4,364 91.7% 109,243 93.5% 4,640 106.3% 116,294 106.5% 4,210 90.7% 90,601 77.9% 85,131 106.4%
前期同期間比: ファミリーマンションの売上が、竣工・引き渡し物件が少なかったため、大幅に減少
• ワンルームマンション: 戸数＋190戸、売上高＋384百万円
• ファミリーマンション: 戸数▲890戸、売上高▲28,696百万円。前期1Qは特に大きな売上(1,202戸、42,668百万円)
• ホテル販売: 2物件の売上を計上（前年同期間は1物件）
計画比: ワンルームマンションとファミリーマンションの売上は、計画を若干上回って着地
• ワンルームマンション: 達成率107.8％。主な要因は、売上戸数の増加
• ファミリーマンション: 達成率106.1％。主な要因は、売上戸数の増加
• ホテル販売: 計画通り２物件の売上を計上。ホテル物件の売上は’21年9月期で完了
2
連結貸借対照表 要約
2020年３月末 2021年３月末 2021年9月末
実績（百万円） 構成比 実績（百万円） 構成比 実績（百万円） 構成比 増減（百万円）
流動資産 296,066 95.3% 249,040 92.7% 237,376 92.7% ▲11,663
内、現金及び預金 44,774 14.4% 90,799 33.8% 103,138 40.3% 12,338
内、販売用不動産 27,074 8.7% 8,538 3.2% 23,491 9.2% 14,952
内、仕掛販売用不動産 217,964 70.1% 142,143 52.9% 102,347 40.0% ▲39,795
固定資産 14,712 4.7% 19,722 7.3% 18,648 7.3% ▲1,073
資産合計 310,779 100.0% 268,762 100.0% 256,024 100.0% ▲12,737
流動負債 107,318 34.5% 81,344 30.3% 54,131 21.1% ▲27,213
内、短期有利子負債 73,084 23.5% 56,980 21.2% 39,148 15.3% ▲17,832
固定負債 86,770 27.9% 47,284 17.6% 53,637 21.0% 6,352
内、長期有利子負債 85,903 27.6% 46,469 17.3% 52,798 20.6% 6,328
負債合計 194,088 62.5% 128,629 47.9% 107,768 42.1% ▲20,861
純資産合計 116,690 37.5% 140,132 52.1% 148,256 57.9% 8,123
負債純資産合計 310,779 100.0% 268,762 100.0% 256,024 100.0% ▲12,737
主な増減要因： 2021年3月末との比較
流動資産： 現預金+12,338百万円、販売用不動産+14,952百万円、仕掛販売用不動産▲39,795百万円
固定資産： 賃貸不動産(純額)+853百万円（2物件を追加、2物件を販売用不動産に振替え）
負債： 銀行借入金▲11,503百万円
純資産： 当期純利益計上額 9,121百万円
自己資本比率： 57.6％（2021年3月末から5.8ptアップ）
※ 赤枠内の棚卸資産の詳細については、次ページに記載
3
棚卸資産（取得済み用地）の状況 ＜‘21年9月末時点＞
棚卸資産 内訳 （百万円）
計
マンション事業土地代金 その他土地代金 建築代金
(前ページ赤枠内数値)
販売用不動産 6,126 4,232 13,132 23,491
仕掛販売用不動産 74,614 5,666 22,067 102,347
計 80,740 9,898 35,199 125,839
マンション事業土地代金の商品別 内訳
金額： 80,740百万円 戸数： 12,302戸
1 ワンルーム ファミリー 1 ワンルーム ファミリー
37,356百万円 43,384百万円 7,849戸 4,453戸
0 50,000 100,000 0 5,000 10,000 15,000
4
中期経営計画
‘22年9月期～’23年9月期までの中期経営計画
⚫’22年9月期の計画を、2021年5月14日開示時より修正:
売上高▲1,359百万円(1.0%減)、営業利益 +4,179百万円(35.2%増)、 当期純利益 +2,663百万円(37.2%増)
⚫ 売上は、’22年9期に底を打ち、’23年９月期に成長トレンドに転じる
⚫ ワンルームマンションおよびファミリーマンションの売上拡大に加え、中古マンションと戸建住宅の売上も拡大
中期計画（単位：百万円） 主要商品別 売上高（単位： 百万円）
170,237 170,237
142,193 140,834 140,834 9,996
10,208
4,704
売上高
8,106
中古 73,343
売上高
62,614
営業利益 戸建
16,063 17,085
当期純利益 11,884 10,797
9,829
7,165 67,182
50,687
修正前'22/9 期 修正後'22/9 期 '23/9 期 '22/9 期 '23/9 期
5
新たな取組み ① ZEH-M（ゼッチ・マンション）への取組みを計画
社会的関心の高まり及び顧客ニーズの拡大に応えるため、環境に配慮した省エネマンション（ZEH-M）の開発を計画
■ 予定案件の概要： ZEH-M Oriented（ゼッチ・エム・オリエンティッド）タイプ
マンション・タイプ 所在地 階数 総戸数 着工予定 竣工予定
1 投資用ワンルームマンション 京都市 RC造7階建 67戸 ‘22年6月 ‘23年6月
2 投資用ワンルームマンション 名古屋市 RC造15階建 56戸 ‘22年6月 ‘23年11月
■ ZEH-M（ゼッチ・マンション）の概要
ZEH（ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス）： 外皮の断熱性能等を大幅に向上させるとともに、高効率な設備システムの導入により、
室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギーを実現した上で、再生可能エネルギーを導入することにより、年間の一次エネルギー消費
量の収支を正味でゼロとすることを目指した住宅。
集合住宅におけるZEH： 目指すべき水準として、3階建て以下は『ZEHM』またはNearly ZEH-M、4・5階建てはZEH-M Ready、
6階建て以上はZEH-M Orientedを設定。
■ ZEH-M Orientedの評価基準
住棟での評価 住戸での評価
省エネ率
外皮断熱性能 省エネ率
外皮断熱性能 ※ 共用部を含む住棟全体で 目指すべき
※ 当該住戸で以下 ※ 当該住戸で以下を達成
※ 全住戸で以下を達成 以下を達成 水準 を達成
再エネ除く 再エネ含む 再エネ除く 再エネ含む
強化外皮基準 強化外皮基準
20％以上 再エネ不要 6階建て以上 20％以上 再エネ不要
（ZEH基準） （ZEH基準）
（出所：『集合住宅におけるZEHの設計ガイドライン』、集合住宅における ZEH ロードマップフォローアップ委員会） 6
新たな取組み ② 中古投資用マンションを対象に不動産クラウドファンディングを’21年11月1日開始
新ビジネスの呼称 プレファン（PREFUN）
概要 クラウドファンディングとインターネットを活用した、中古ワンルームマンションへの不動産投資
外部環境の変化 不動産投資への関心が、不動産投資の未経験者にまで拡大
事業の狙い 未経験者、若年層や小口投資家向けに、不動産投資を経験する機会を創出
新築・中古ワンルームマンション販売の将来の顧客づくり
差別化のポイント 当社が開発・販売・管理した市場での評価が高い投資用ワンルームマンションに特化
賃貸管理等を通じ、販売後も続くオーナーと当社グループとの関係を活用した仕入力
運用期間 数か月から1年程度
配当金支払い時期 分配金と出資金を一括してファンド運営終了後2ヵ月以内に支払い
プレサンスマンション 既存顧客 仕入力 １口1万円から出資可能
オーナー 購入 優先出資 約70％ ✓ 気軽に投資したい
不動産 ✓ リスクが心配
クラウド 優先分配金
✓ 手間なく始めてみたい
入居者 ファンディング 出資金 出資者
家賃
安定した家賃収入 中古投資用 劣後出資 約30％ 株式会社
マンション プレサンスリアルタ
売却額 劣後分配金
対象 ファンド運営会社
（運営終了後） 出資金
（当社100％出資子会社）
※ 第1号案件は、募集初日（‘21年11月1日）だけで、募集金額の321％にあたる2,539万円の応募 7
マンション販売事業の売上計画達成見通しと受注（契約）状況＜’21年10月1日時点＞
‘22年9月期スタート時に、当期に売上計上予定分の受注済み金額（水色部分）により、
ワンルーム及びファミリーマンションの通期売上計画113,302百万円の 51.9.％ を既に確保済み（薄黄色部分）
’21年9月期末時点 受注残高
受注残高合計 引渡し予定時期 内訳
’21年9月期末時点 ’22年9月期 Ａ ’23年9月期以降 Ｂ 注: 受注残高＝以下の状態にある物件
の契約売買金額の合計
主要商品 数量 金額 数量 金額 数量 金額
• 主に建築中で、引渡し前
（戸） (百万円） （戸） (百万円） （戸） (百万円） • 売買契約の締結は完了
• 購入者への物件の引渡しが未完了
ワンルームマンション 1,953 29,455 1,189 18,743 764 10,712
ファミリーマンション 1,078 47,174 901 40,055 177 7,119 通常、竣工後に物件を顧客に引き渡し、
受注高を売上高に振替計上
マンション販売事業 合計 3,031 76,630 2,090 58,798 941 17,831
’22年9月期 売上計画に対する進捗状況
受注残高のうち、
’22年9月期の売上計画
’22年9月期に
売上計上予定
に対する売上確保率
数量 金額 A 金額 B 売上確保率
（戸） (百万円） (百万円） A/B
ワンルームマンション 1,189 18,743 50,687 37.0%
ファミリーマンション 901 40,055 62,614 64.0%
マンション販売事業 合計 2,090 58,798 113,302 51.9%
8
株主還元
‘21年9月期：配当支払いおよび優待品発送は、2021年12月下旬の予定
1株当たり ‘21年9月期
配当性向
配当額 （‘21年9月末）
（基準日） 16円 11.9％
株主優待 保有株式数 贈呈品
（‘21年９月末時点） ‘21年12月下旬から順次発送予定
1期につき1回
UCギフトカード 2,500円分
（基準日） 400株以上
（1,000円×2枚、500円×1枚）
※ 6ヶ月間の変則期のため、配当支払いは期に1回のみ、株主優待は半額
‘22年９月期 予想： 配当の支払いは、2022年6月下旬（中間）、2022年12月下旬（期末）予定
1株当たり 中間配当 期末配当 年間合計 配当性向
配当額 （‘22年3月末） （‘22年9月末）
（基準日） 16円 16円 32円 22.1％
株主優待 贈呈対象となる保有株式数 贈呈品
（’22年9月末時点） ‘22年12月下旬から順次発送予定
1期につき1回
VJAギフトカード 5,000円分
（基準日） 400株以上
（1,000円×５枚）
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株式会社プレサンスコーポレーション
（注）本資料のうち、業績見通し等に記載されている将来の数値は、開示時点で入手可能な情報に基づき
判断した見通しであり、多分に不確定な要素を含んでいますので、実際の業績は、業況の変化などにより
異なる場合があります。
＜お問合せ先＞
株式会社プレサンスコーポレーション 管理本部 IR室
TEL：06-4793-1650㈹ FAX：06-4793-1651
E-mail：psc＠pressance.co.jp