3252 日本商業開発 2020-11-12 16:00:00
2021年3月期 第2四半期決算説明資料(四半期決算短信の補足資料) [pdf]
2021年 3月期 第2四半期 決算説明資料
(決算短信の補足資料)
2020.11.12
証券コード 3252
:
https://www.ncd-jp.com/
新型コロナウイルス感染症に罹患された方々及びご関係者
の皆様、感染症の拡大により影響を受けられている皆様に、
心よりお見舞い申しあげます。
日本商業開発は感染症拡大でビジネス環境が変わる中でも、
社員の健康管理に万全を期し、お客様にも安心していただ
ける態勢を整え、立ち止まることなく企業活動を続けてま
いります。
役職員一同
2
目次
1. 2021年3月期 2Q 連結決算概要
2. 2021年3月期 2Q 財政状態に関する説明
3. 2020年9月末時点 販売用不動産残高の地域分散及び用途分散
4. 定款一部変更について
5. 2020年12月期連結業績予想修正・配当予想修正
6. 地主リートの資産規模について
7. 海外
(米国) 3号案件取得、クラウドファンディング事業開始
第
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1. 2021年3月期 2Q連結決算概要
新型コロナウイルス感染拡大で 当第 2 四半期連結会計期間末の コロナショックでもテナントの退
経済活動に影響が出ている(以 販売用不動産残高は 44,966 百 店や賃料の減額などは発生して
下、
「コロナショック」 中、前
) 万円で、前連結会計期末より約 おりません。仕入は計画通りに
第 2 四半期と比べ、増収増益と 1,473百万円増加しました。 進みませんでしたが、 JINUSHI
「
なりました。売上高 18,496 百 ビジネス」に対する評価が高ま
万円、営業利益 1,637百万円、 り、新規の事業会社への売却も
経常利益 1,453百万円です。 進みました。
2020/3月期 2021/3月期 増減
2Q(前期) 2Q(当期)
売上高 (百万円) 16,039 18,496 +2,457
営業利益 (百万円) 917 1,637 +720
経常利益 (百万円) 559 1,453 +894
親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) 496 1,196 +700
総資産額 (百万円) 102,931 73,967 △28,964
内 現金及び預金 (百万円) 18,294 20,352 +2,058
総負債額 (百万円) 81,700 49,743 △31,957
内 有利子負債 (百万円) 78,517 46,585 △31,932
自己資本 (百万円) 21,230 24,224 +2,994
自己資本比率 (%) 20.6 32.7 +12.1
1株当たり当期純利益 (円) 27.42 65.45 +38.03
4
2. 2021年3月期 2Q財政状態に関する説明
(単位 百万円)
:
80,000
①早期売却による財務体質強化 73,693 ■販売用不動産残高
借入金
当第 2 四半期連結会計期間では、前期の財務体質強化策 69,516
60,000
(販売用不動産の早期売却による有利子負債削減)を踏襲
46,473 46,476
し、複数案件の売却を行った結果、7,539百万円の借入金 40,993
44,966
返済を行いました。なおコロナショックでも、 JINUSHI
「 40,000
41,049
43,493
ビジネス」の評価は不動産マーケットにおいて非常に高
まっており、売却は計画通りに進 しました。自己資本 20,000
比率などの財務指標が大幅に改善し、新規販売用不動産
取得のための資金調達も順調で、5,971百万円の借入を実
0
施した結果、借入金残高は 46,476 百万円となりました。 2018/3月期 2019/3月期 2020/3月期 2021/3月期2Q
(単位 百万円)
:
30,000 40.0%
②資金の機動的かつ安定的な調達 ■純資産 自己資本比率
31.8% 32.7% 35.0%
25,000
当社の借入は財務制限条項等のコベナンツ条項を排除し 30.2%
24,224 30.0%
た長期の借入であり、加えて販売用不動産から定期的か 20,000 21,611 23,870
20,304 25.0%
つ継続的な賃料収入があることから、当社のキャッシュ
21.7%
フロー及び財政状態は安定しております。金融機関 3 行と 15,000 20.0%
のコミットメントライン契約(総額55億円)及び金融機 15.0%
10,000
関3行との借入枠設定契約(総額218億円)を締結してい 10.0%
ます。仮にリーマンショック級の世界的な金融不況が発 5,000
5.0%
生し調達環境が悪化しても、借入金の返済を求められる
0 0
ことはなく、新規案件のための借入も可能です。 2018/3月期 2019/3月期 2020/3月期 2021/3月期2Q
5
3. 2020年 9月末時点 販売用不動産残高の地域分散及び用途分散
2020 年 9月末時点で、当社が展開する JINUSHIビジネス」
「 のテナントは、スーパー、 ホームセンター、
ドラッグストアをはじめとした生活必需品を取扱う業種 (物流を含む)で約 8 割を構成しております。
このようなテナントは、コロナショック下でも「巣ごもり消費」により、おおむね業績好調です。
地域分散 用途分散
海外 3%
その他
11%
7%
5% 23%
名古屋圏
13% 5%
東京圏 6%
52%
大阪圏 10% 20%
25%
20%
■東京圏 ■大阪圏 ■名古屋圏 ■その他 ■海外
(米国) ■スーパー ■ホームセンター ■ドラッグストア
地 域 定 義
■家電量販店 ■物流 工場 倉庫
・ ・
東京都、神奈川県、埼玉県、 千葉県、
■ホテル ■カーディーラー ■その他(※)
東 京 圏
城県の一部(つくば市と守谷市等) (※)
その他:飲食、スポーツクラブ、
メモリアルホールなど
大 阪 圏 大阪府、 兵庫県、 京都府、滋賀県、 奈良県
注/2020年9月末時点の価格ベース
名古屋圏 愛知県、三重県、岐阜県
(優先交渉権ベース含む)
政令指定都市及び中核都市、その周辺部
そ の 他
(東京圏、 大阪圏、名古屋圏を除きます)
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4. 定款一部変更について①
「定款変更」が承認された際の事業年度
●当期 21期) 2020年12月期
(第 :
2020年 4 月1日∼2020年12月31日 9カ月決算)
(
●来期 22期) 2021年12月期
(第 :
2021年1月1日∼2021年12月31日
①事業年度の変更を予定 ②事業年度の変更を予定する理由
●2020年12月24日開催予定の臨時株主総会で、 ●当社の販売用不動産の主要な売却先は「地主プ
「定款一部変更の件」を付議します。 ライベートリート投資法人」
(以下、
「地主リー
●事業年度を毎年1月1日から12月31日までとし ト」 です。売却時期は毎年 1月で、当社の売上
)
ます。 高、利益は第 4 四半期に偏る傾向がありました。
●経過措置として、第21期事業年度は2020 年 4 月 ●事業年度を変更し、
「地主リート」への売却益を
1日から12月31日までの9カ月間とします。 第 1 四半期に計上することで、それ以降の各四
●各連結子会社の決算期も統一いたします。 半期決算の業績見通しを立てやすくし、経営資
源のさらなる効率的な配分を図ります。
●経営情報を適宜・的確に把握し、適切な経営判断
に基づいた事業戦略を遂行するための変更です。
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4. 定款一部変更について②
株主優待贈呈時期の変更について
●株主様には2020年9月30日を基準日とし「全国共通
お食事券ジェフグルメカード」を所有株式数に応じ、
贈呈、2020年12月に発送します。
●今後の贈呈時期については、
「定款一部変更」が承認
されれば、下表の通り、基準日が変更されます。それ
に伴い、発送時期も変わります。
(変更前) 3月31日 9月30日
基 準 日
(変更後) 12月31日 6月30日
年 間
(変更前) 6月下旬 12月中旬
発送時期
(変更後) 3月下旬 9月中旬
300株以上∼ 3,000円分 3,000円分 6,000円分
700株未満 (500円×6枚) (500円×6枚) (500円×12枚)
所有株式数
6,000円分 6,000円分 12,000円分
700株以上
(500円×12枚) (500円×12枚) (500円×24枚)
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5. 2020年12月期連結業績予想修正・配当予想修正①
連結業績予想修正
2020年12月24日開催予定の臨時株主総会で、決 前 回 発 表 予 想 は 、 2020 年 5 月14日 に 公 表 し た
算期の変更に伴う「定款一部変更の件」が承認さ 2021年3月期 2020年4月1日∼2021年3月31日)
(
れることを条件として、業績予想と配当予想を修 の業績予想であり、 今回発表修正予想は、 2020 年
正します。 12 月期( 2020 年 4 月 1 日∼ 2020 年 12 月 31日) の
業績予想です。2020年12月期の決算は9カ月決算
です。
親会社株主
に帰属する
1 株当たり
売 上 高 営業利益 経常利益
当期純利益
(百万円) (百万円) (百万円) 当期純利益 (円)
(百万円)
前回発表予想
2020年4月1日∼ 75,000 5,600 4,600 3,200 175.82
2021年3月31日
(12ヶ月)
今回修正予想
2020年4月1日∼ 29,800 2,280 1,900 1,450 79.30
2020年12月31日
(9ヶ月)
※上記予想は発表日現在において、当社が入手可能な情報に基づいており、実際の業績はさまざまな要因により異なる可能性があります。
9
5. 2020年12月期連結業績予想修正・配当予想修正②
配当予想修正
当社は、長期的かつ安定的な事業基盤の強化のた
めに必要な内部留保を図るとともに、投資家の皆
さまへの利益還元を狙いとして、安定した配当を
継続することを基本方針としております。前回発
表予想の配当性向をもとに、今回修正予想の配当
金額といたしました。
一株当たり配当金 (ご参考)
基 準 日 第2四半期末 期 末 年 間 配当性向
前回発表予想
̶ 55円00銭 55円00銭 31.3%
(12ヶ月決算)
今回修正予想
̶ 25円00銭 25円00銭 31.5%
( 9ヶ月決算)
(ご参考) 前期実績
̶ 55円00銭 55円00銭 31.5%
(2020年3月期)
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6. 地主リートの資産規模について
当社は、地主アセットマネジメント株式会
社及び「地主リート」との間でスポンサー
サポート契約を締結しており(以下、
「同契
約」 、同契約に基づき、2021年 1 月に 11
) 3,000億円以上
の規模へ
案件、約 12,585 百万円を売却することを
決議しております。
5年目で
「地主リート」は2021年 1 月の第 5 回目の 約1,090億円へ
増資で約1,090億円規模となり、設立当初
掲げた「運用開始 5 年目に1,000 億円以上
(単位 億円)
:
の資産規模」との目標を達成する見通しで 1,000 4年目で
す。当社はスポンサー会社として、中長期 約820億円
的に3,000 億円以上という規模に向けて成
長させてまいります。
3年目で
約510億円
500 2年目で
約320億円
約150億円
運用開始
0
2017 年 1月 2018 年 1月 2019年 1月 2020年 1月 2021年 1月
(予定) 中長期計画
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7. 海外(米国) 3号案件取得、
第 クラウドファンディング事業開始
海外第 3 号物件取得
「JINUSHI USA INC.」が設立した米国の事業体 LLC) 2020
( が
年 9月、米国カリフォルニア州ロンポック市のショッピングモー
ル「ミッション・プラザ」内の土地・建物案件を取得しました。
サクラメント
米国内で取得した「第 3 号案件」です。
Sacramento
サンフランシスコ
ロンポック市は、アメリカ西海岸に面した軍事・農業・観光で
San Francisco
栄えるエリアです。現在は空き物件で、当社が、NNN(トリプ
カリフォルニア ルネット)リースによる契約を前提にテナントを誘致し、米国
State of California
モロ ベイ
・
Morro Bay
内で売却する不動産投資商品に仕上げることを目指します。
サンタ マリア
・
Santa Maria
ロンポック
Lompoc
オクスナード
Oxnard
所在地 米国カリフォルア州ロンポック市
土地面積 230,432sf 6,452.09坪)
(
ロサンゼルス
Los Angeles
サン ディエゴ
・ ※ NNN リース/物件に関する税金、保険、管理維持費用をテナントが負担
San Diego
メキシコ Mexico する契約形態
クラウドファンディング事業開始
地主フィナンシャルアドバイザーズが他社のプラットフォーム
を使い、クラウドファンディング事業第 1 号「JINUSHI ビジ
ネスファンド」を立ち上げました。ネットを通じて集めた資金
を「JINUSHI ビジネス」の土地購入資金として、当社に貸し
付けるという事業で、目標金額 7000 万円が集まりました。
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■ ディスクレーマー(免責条項)
本資料は投資家の参考に資するため日本商業開発株式会社(以下「当社」という)の現状をご理解いただくため作成したものです。
本資料には、当社及び当社のグループ会社(以下当社と併せて「当社グループ」という)の財務状況、経営成績、事業等に関する将来予想の記述が含まれております。
かかる将来予想に関する記述は、その性質上、発生の可能性が不確定な将来の事由や環境に左右されるため、リスクや不確実性を内在しております。実際の財務状況、
経営成績、事業等は、かかる将来予想と大きく異なる結果となりうることをあらかじめご承知願います。
また、本資料に記載されている当社グループ以外の企業等に係る情報は、公開情報等から引用したものであり、かかる情報の正確性、適切性等については当社は何ら
の検証も行っておらず、これを保証するものではありません。