3228 三栄建築 2021-08-17 15:30:00
経営戦略の見直しに伴う、収益不動産の保有目的の変更に関するお知らせ [pdf]
2021 年 8月 17 日
各位
東 京 都 杉 並 区 西 荻 北 二 丁 目 1 番 11 号
株 式 会 社 三 栄 建 築 設 計
代表取締役専務 小 池 学
(コード番号:3228 東証 第一部)
問合せ先: 執行役員経営企画本部⾧ 榎本 喜明
電話番号: 03 5381 3212
経営戦略の見直しに伴う、収益不動産の保有目的の変更に関するお知らせ
当社は、2021 年8月 17 日開催の取締役会において、下記のとおり、収益不動産の保有目
的の変更を決議しましたのでお知らせいたします。
記
1.保有目的変更の理由と対象不動産
当社グループは 2020 年 10 月に中期経営計画「MELDIA ACTION PLAN 2023(以下、
「MAP2023」という)」を公表し、主力事業である戸建分譲事業の拡大を軸に、周辺事業
及び子会社を含めたグループ会社全体で持続的に成⾧すべく事業に取り組んでまいりま
した。戸建分譲事業においては、2021 年7月 13 日付「2021 年8月期第3四半期決算短
信」で公表のとおり、実需層の旺盛な戸建住宅需要を背景に、通期における過去最高の業
績へ向け好調に進捗してまいりました。一方で、新型コロナウイルス感染症については未
だ収束見通しがたたず、東京都では4回目の緊急事態宣言が発令されるなど今後の見通
しは不透明であります。また、いわゆるウッドショックによる木材価格の高騰・供給不足
の影響や同業他社との激しいシェア獲得競争など、引き続き厳しい事業環境が続いてお
ります。
このような状況の中、MAP2023 の基本方針である戸建分譲事業の拡大及びこれを実現
するためのアクションとして定めた資本施策である、事業回転期間の向上、事業ポートフ
ォリオの見直し、資本コストを意識した経営などに関して、具体性のある施策を実行すべ
く経営戦略を見直しました。その一環として、収益不動産の保有目的についても、見直し
を行いました。
その結果、収益不動産は安定的なキャッシュ獲得能力と高い売上利益率を確保するこ
とが出来るものの、今後当社グループが、成⾧性を保ちつつ、収益性を向上し、安全性向
上のため自己資本比率を高めるためには、収益不動産を⾧期で保有するよりも、より投資
効率が高い戸建分譲事業へ経営資源を配分することが求められるとの判断に至りました。
今後当社グループは固定資産としてはホテル事業に供する不動産と全社資産等のみを保
有する方針とし、当社の固定資産に計上されている収益不動産 13 物件、約 136 億円を販
売用不動産に振り替えるとともに、当社及び子会社の販売用不動産に計上されているホ
テル 2 物件、約 21 億円を固定資産に振り替えることと致しました。
2.振替価格について
振替価格については帳簿価格を予定しております。ただし、評価額が帳簿価格を下回る
場合には、評価額をもって振替価格といたします。
3.日程
取締役会決議日 2021年8月17日
保有目的変更日 2021年8月17日
4.今後の見通し
固定資産から販売用不動産へ保有目的の変更を行った資産について、当期における販
売を見込んでおりません。従いまして、2021 年8月期の連結業績に与える影響について
は、軽微であり、今後開示すべき事項が発生した場合には、速やかに開示いたします。
以上