2020年3月期第3四半期 決算説明資料
株式会社ゼネラル・オイスター
（3224）
2020年2月19日
1. 第3四半期 トピックス
2
第3四半期 決算ハイライト
１ 第3四半期（累計）業績は増収、営業損失は縮小。
特に「店舗事業」は、予約数の拡大などを背景として既存店が好調に推移。
２ 卸売事業は、取引先の開拓など販路拡大に取り組み、前年同期比で+14.6%の増収。
３ 転換社債型新株予約権付社債、及び、新株予約権の発行
財務健全化と設備更新投資及び成長投資が目的の資金調達を実施。転換社債型新株予約権付社債で、106百万円を調達。
コミットメント条項付き新株予約権を発行し、行使により最大640百万円の調達（予定）。
４ 株主優待制度の拡充
当社株式を保有する株主様の日頃のご支援に感謝すると共に、当社株式の魅力をさらに高めるために、
株主優待制度の拡充を実施。
（＊）既存店：オープン後13ヵ月経過した店舗で集計しております
3
連結損益計算書概要
前年同期比で店舗数が減少したものの、既存店の伸びや卸売事業の拡大により増収。利益
面においては、加工工場の仕込みにかかる費用が先行するが、損失幅は縮小。
2019年3月期 2020年3月期
（百万円）
第3四半期（累） 第3四半期（累）
増減額 ポイント
売上高 2,760 2,783 +23 ・既存店の伸びや卸売事業の
拡大が増収に寄与。
・加工工場の仕込みにかかる
売上総利益 1,831 1,825 ▲6 先行費用や物流費の上昇によ
り、原価がUP。
販管費 1,916 1,902 ▲14 ・本部経費の圧縮等
営業利益 ▲84 ▲77 +7
経常利益 ▲82 ▲84 ▲2
当期純利益 ▲37 ▲59 ▲22
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貸借対照表概要
店舗事業の繁忙期に伴い商業施設等への「売掛金」が大きく増加したほか、加工事業にお
ける仕込みの前倒し等により「棚卸資産」が高水準で推移し、総資産は前期末比で拡大。
（百万円）
2019年3月期 2020年3月期 2019年3月期 2020年3月期
資産の部 負債・純資産の部
期末 第3四半期末 期末 第3四半期末
流動資産 510 551 流動負債 759 904
現金及び預金 131 122 支払手形・買掛金 123 162
売掛金 206 292 短期借入金*1 258 371
棚卸資産 100 107 その他 377 371
その他 72 30 固定負債 691 583
固定資産 1,255 1,238 長期借入金*2 181 114
有形固定資産 1,022 1,010 その他 509 469
無形固定資産 4 2 負債合計 1,450 1,487
投資その他の資
228 226 純資産合計 315 302
産
資産合計 1,765 1,790 負債純資産合計 1,765 1,790
*1 . 1年内返済予定の長期借入金を含む
*2 . 社債を含む
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セグメント別業績概況
「店舗事業」は既存店が好調に推移するとともに、「卸売事業」が順調に拡大。一方「加
工事業」は費用が先行する状態が継続。 （百万円）
2019年3月期 2020年3月期 前年同期比
ポイント
第3四半期（累） 第3四半期（累） （％）
売上高 2,551 2,543 99.7 前期における不採算店の閉店により店舗数
店舗事業 は前期同期比で減少（1店舗減）となった
オイスターバーレスト が、既存店が好調に推移。
ランでの飲食サービス 営業利益 260 267 102.7 【店舗数：26店舗（2019年12月末時点】
卸売事業 売上高 189 216 114.2
取引先の開拓など販路拡大に積極的に取り
生牡蠣や牡蠣の加工品 組み、順調に増収増益。
の外販卸売り 営業利益 75 89 118.8
浄化・物流事業 売上高 420 465 110.6
生牡蠣に加え、牡蠣フライなどの加工品の
生牡蠣用の浄化セン 物流量が増え、物流費が増加。
ター、および物流事業 営業利益 ▲148 ▲162 ー
その他 売上高 87 168 191.8
陸上養殖、加工事業、 加工工場が本格稼働し、費用が先行。
種苗など 営業利益 ▲130 ▲146 ー
売上高 ▲488 ▲610 ー
調整額
営業利益 ▲141 ▲125 ー
売上高 2,760 2,783 100.8
連結財務諸表
計上額 営業利益 ▲84 ▲77 ー
6
既存店売上高推移
前期において不採算店の撤退を実施したことに加え、客数の回復及び客単価の向上によ
り、既存店売上高は前年同期比106.2%（第３Q累計実績）に伸長。
115.0%
111.9%
店舗事業既存店売上高_前年比 110.8%
109.8% 109.7%
109.2%
110.0% 108.5%
107.6%
106.8%
105.2%
104.6%
103.9%
105.0% 103.5%
102.1%
101.1%
99.9% 100.2%
100.0%
98.3%
97.0%
94.5%
95.0% 93.9%
90.0%
88.2%
85.0%
7
既存店客数・客単価推移
第3Q累計実績で、既存店の客数は104.0%、客単価は102.7％と好調に推移。
店舗事業既存店客数_前年比 店舗事業既存店客単価_前年比
110.0%
110.0% 108.3%
107.5% 107.1%
106.4% 104.8%
105.6% 103.9%
104.3% 104.5% 108.5% 105.0% 103.3% 102.8%
105.0% 102.5% 102.4% 102.2% 102.4% 101.8%
101.5% 100.9% 101.2%
101.5% 101.7%
104.3% 99.6% 99.8% 100.1% 99.6% 103.4%
99.9% 100.0% 98.7% 102.1% 102.0%
99.2% 97.9%
100.0% 101.7%
96.9% 99.8%
95.9%
98.3% 95.0%
95.0% 97.2%
95.8%
90.0% 88.4% 90.0%
85.0% 85.0%
2018年7月
2019年10月
2019年11月
2018年4月
2018年5月
2018年6月
2018年8月
2018年9月
2019年1月
2019年2月
2019年3月
2019年4月
2019年5月
2019年6月
2019年7月
2019年8月
2019年9月
2018年10月
2018年11月
2018年12月
2019年12月
2018年11月
2019年9月
2018年10月
2018年12月
2019年10月
2019年11月
2019年12月
2018年4月
2018年5月
2018年6月
2018年7月
2018年8月
2018年9月
2019年1月
2019年2月
2019年3月
2019年4月
2019年5月
2019年6月
2019年7月
2019年8月
8
OPC会員数推移
店舗で利用できる「オイスターピースクラブ（OPC）会員数」は順調に拡大し、26万人を
突破（前期末比約4.8万人増）。顧客基盤の底上げに寄与。
OPC会員数推移
（単位：人）
300,000
265,083
250,000 ＋48,047件
（+22.1%）
217,036
200,000
152,856
150,000
101,171
100,000
50,000
0
2016年 2017年 2018年 2019年（～12月迄）
9
2. 資金調達について
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財務の健全化 ー 資金調達の実施（最大約7.4億円）
転換社債型新株予約権付社債の発行、新株予約権の発行により最大約7.4億円の資金調
達。
調達手法 割当先 調達額
①無担保転換社債型 マイルストーン・キャピタル・マネジメント株式会社
106百万円
新株予約権付社債 （11/29払込完了）
最大640百万円
②コミットメント条項付き （うち637百万円は行使
マイルストーン・キャピタル・マネジメント株式会社
新株予約権 により調達予定）
財務の健全化への充当 ＋ 設備更新投資・成長投資への充当
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3. 株主優待制度について
12
株主優待制度の拡充について
2019年11月13日開催の取締役会において、株主優待制度の拡充について決議
保有株式数 現行 変更後
株主様向けオイスター・ピース・クラブ
100 株以上 株主様向けオイスター・ピース・クラブ
（OPC）カード 2,500 ポイント（2,500円
（OPC）カード 1,500ポイント（1,500円分）
300 株未満 または牡蠣ノ星オイスタースタウト（２本）
分）または牡蠣ノ星オイスタースタウト
（４本）
株主様向けオイスター・ピース・クラブ 株主様向けオイスター・ピース・クラブ
300 株以上 （OPC）カード 5,000 ポイント（5,000円分） （OPC）カード 7,500 ポイント（7,500円
500 株未満 またはポイント相当額の牡蠣加工品詰め合わせ 分）またはポイント相当額の牡蠣加工品詰
め合わせ
株主様向けオイスター・ピース・クラブ
株主様向けオイスター・ピース・クラブ
500 株以上 （OPC）カード 12,500 ポイント（12,500円
（OPC）カード 10,000 ポイント（10,000円
分）またはポイント相当額の牡蠣加工品
1,000 株未満 分）またはポイント相当額の牡蠣加工品詰め合
詰め合わせ
わせ
株主様向けオイスター・ピース・クラブ 株主様向けオイスター・ピース・クラブ
（OPC）カード 25,000 ポイント（25,000円 （OPC）カード 26,000 ポイント（26,000円
1,000 株以上 分）またはポイント相当額の牡蠣加工品詰め合 分）またはポイント相当額の牡蠣加工品
わせ 詰め合わせ
※ 毎年９月末日、３月末日の株主名簿に記載された株主様が対象です。
※ ３年以上継続して 1,000 株以上保有の株主様を対象とした長期保有株主優待の変更はございません。
【変更の時期】2020年3月31日現在の株主名簿に記載された株主様より適用させていただきます。
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4. 2020年度3月期 業績見通し
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通期業績見通し
「加工事業」における前倒し費用の解消や売上高の伸びにより損益改善を実現し、黒字転
換を目指す。
（百万円） 2019年3月期 2020年3月期 前年同期比
通期実績 業績予測 (%)
売上高 3,706 3,737 +0.8%
営業利益 △21 35 -
経常利益 △18 19 -
当期純利益 △269 9 -
(参考)EBITDA 72 127 +76.3%
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本資料に記載されている予測、見通し、戦略およびその他歴史的事実ではないものは、当グループ
が資料作成時点で入手可能な情報を基としており、その情報の正確性を保証するものではありませ
ん。これらは経済環境、経営環境の変動などにより、予想と大きく異なる可能性があります。
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