3224 M-Gオイスター 2021-02-12 15:00:00
2021年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]

              2021年3月期          第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
                                                         2021年2月12日
上 場 会 社 名 株式会社ゼネラル・オイスター               上場取引所                         東
コ ー ド 番 号 3224               URL http://www.oysterbar.co.jp
               代表取締役社長          吉田 秀則
代  表  者 (役職名)             (氏名)
               代表取締役CEO         丹野 裕介
               経営管理本部                                   03-6667-6606(代
問合せ先責任者 (役職名)             (氏名) 芝田 茂樹              (TEL)
               執行役員 本部長                                 表)
四半期報告書提出予定日    2021年2月12日 配当支払開始予定日               ―
四半期決算補足説明資料作成の有無     :有
四半期決算説明会開催の有無        :有
 
                                                                              (百万円未満切捨て)
1.2021年3月期第3四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年12月31日)
(1)連結経営成績(累計)                         (%表示は、対前年同四半期増減率)
                                                                              親会社株主に帰属
                      売上高                   営業利益               経常利益
                                                                              する四半期純利益
                     百万円            %           百万円       %    百万円        %           百万円     %
 2021年3月期第3四半期      1,778△36.1     △258    -   △266  -     △188                               -
 2020年3月期第3四半期      2,783  0.8      △77    -    △84  -      △59                               -
(注) 包括利益 2021年3月期第3四半期    △199百万円( -%) 2020年3月期第3四半期   △80百万円(                              -%)
 
                                潜在株式調整後
                     1株当たり
                                  1株当たり
                    四半期純利益
                                 四半期純利益
                                円   銭                 円   銭
2021年3月期第3四半期      △64.89      -
2020年3月期第3四半期      △21.58      -
(注)潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式は存在するものの、1株当たり四半期純損失であ
るため、記載しておりません。
 
 
 
(2)連結財政状態
                      総資産                       純資産           自己資本比率
                                百万円                   百万円                 %
 2021年3月期第3四半期                  1,957                  191           7.6
 2020年3月期                       1,565                  272          13.9
(参考) 自己資本 2021年3月期第3四半期             148百万円        2020年3月期     217百万円
 
 

 

2.配当の状況
                                                 年間配当金

                 第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末                         期末          合計
                       円    銭           円   銭         円   銭     円    銭        円   銭
   2020年3月期         ―    0.00                             ―        0.00        0.00
   2021年3月期         ―    0.00                             ―
   2021年3月期(予想)                                                    0.00        0.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
 
 

 

3.2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
     2021年3月期の連結業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大による影響を現段階において合理的
    に算定することが困難なことから未定としております。
    今後、2021年3月期の連結業績予想について客観的かつ合理的な算出が可能になりましたら、後日速やかに開示致し
    ます。
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動                   :無
         (連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
         新規   ―社 (社名)                除外      ―社 (社名)
 

 

(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用                   :有
 




 

(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
  ① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更                       :無
    ②     ①以外の会計方針の変更                        :無
    ③     会計上の見積りの変更                         :無
    ④     修正再表示                              :無
 




 

(4)発行済株式数(普通株式)
  ① 期末発行済株式数(自己株式を含む)           2021年3月期3Q   2,982,200株   2020年3月期     2,842,200株

    ②     期末自己株式数               2021年3月期3Q        100株    2020年3月期          100株

    ③     期中平均株式数(四半期累計)        2021年3月期3Q   2,898,354株   2020年3月期3Q   2,759,636株

 

    ※    四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
    ※    業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
         本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
        判断する一定の前提にも世づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。業績予想の前
        提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料3ページ「1.当四半期決算に
        関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
                 株式会社ゼネラル・オイスター(3224) 令和3年3月期 第3四半期決算短信


○添付資料の目次



    1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2

    (1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2

    (2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………3

    (3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………3

    2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………4

    (1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………4

    (2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………5

    (3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………7

      (継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………7

      (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………8

      (四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) …………………………………………8

      (セグメント情報等) …………………………………………………………………………………9

      (重要な後発事象) ……………………………………………………………………………………10




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                     株式会社ゼネラル・オイスター(3224) 令和3年3月期 第3四半期決算短信


1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
 当第3四半期連結累計期間における我が国の経済は、新型コロナウィルス感染症による影響により停滞していた経
済活動は徐々に再開しつつありましたが、第3波による影響が厳しくなっており、依然として収束の見通しが立たず、
予断を許さない状況が続いております。
 外食業界におきましても、新型コロナウイルス感染症拡大による外出自粛や営業時間短縮要請が断続的に発生して
おり、厳しい経営環境が継続しております。2020年の夏から秋にかけて、国内外の経済活動に一部回復の兆しも見ら
れましたが、11月中旬以降、国内の感染者数が大幅に増加しており、更に厳しい経営環境になりつつある状況です。
 このような状況の中、当社グループにおきましても、新型コロナウイルス感染症拡大による影響を大きく受けてお
ります。11月中旬以降、新型コロナウイルスの国内感染者数が大幅な増加に転じ、政府・自治体が営業時間短縮等の
要請を行ったこと等により、店舗事業の集客に大きな影響を受けております。
 こうした環境のもと、当社グループでは、ランチタイムの食べ放題開始等による販促強化、テイクアウト取扱い開
始及びECサイト(E-オイスター)を通じた一般消費者への販売開始により、コロナ禍の状況でも売上を確保すべく努
めてまいりました。また、損失を最小限に留められるよう、店舗アルバイトのシフト見直しによる人件費削減、家賃
の減免交渉等、新型コロナウイルス感染症支援策関連の補助金・助成金の活用等、あらゆる手段を通じて支出削減を
しております。
 一方、資金面においては、業績低迷が長期化するリスクに備え、安定的なグループ経営に資するよう、充分な手元
流動性を確保すべく銀行からの借入等を実施しております。
 以上の結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高1,778,798千円(前年同期比36.1%減)、営業損失
258,795千円(前年同期は営業損失77,492千円)、経常損失266,371千円(前年同期は経常損失84,275千円)、親会社
株主に帰属する四半期純損失188,081千円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失59,565千円)となりまし
た。


 セグメントの業績は次のとおりです。以下の売上高の数値はセグメント間の取引消去前となっております。
 報告セグメントと事業の内容の関係性は次のとおりです。
 ①「店舗事業」は、店舗事業、富山入善ヴィレッジ事業の店舗から構成されます。
 ②「卸売事業」は、卸売事業から構成されます。
 ③「浄化・物流事業」は、富山入善ヴィレッジ事業の浄化・物流事業から構成されます。
 ④「その他」は、種苗及び陸上養殖事業、加工事業及び岩手大槌ヴィレッジ事業、ECサイト事業から構成
     されます。


 ① 店舗事業
 店舗事業では、東京を中心に全国で牡蠣を主体とするレストラン(オイスターバー)26店舗を展開しています。当
第3四半期連結累計期間においては、新規出店及び閉店がともになかったものの、2019年7月下旬に「レカイエオイ
スターバーJR博多シティ」(福岡市博多区)をリニューアルオープンしたことにより、2020年7月までの店舗数は前
年同月比で1店舗の増加となっております。一方、業績につきましては、4月の緊急事態宣言発出により、休業等を
余儀なくされたことに加え、その後も新型コロナウイルス感染症拡大による営業時間短縮の要請が断続的に発生して
おり、大幅な減収減益となりました。
 以上の結果、店舗事業における売上高1,630,877千円(前年同期比35.9%減)、セグメント利益3,352千円(前年同
期比98.7%減)となりました。


 ② 卸売事業
 卸売事業では、グループ外の飲食店舗などに牡蠣を卸売販売しています。業績につきましては、販売先の飲食店が、
新型コロナウイルス感染症拡大による営業時間短縮の要請が断続的に発生しており、大幅な減収減益となりました。
 以上の結果、卸売事業における売上高138,797千円(前年同期比35.9%減)、セグメント利益42,860千円(前年同期
比52.0%減)となりました。




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                   株式会社ゼネラル・オイスター(3224) 令和3年3月期 第3四半期決算短信


 ③ 浄化・物流事業
 浄化・物流事業では、牡蠣を各産地から富山県入善町の浄化センターに入荷し、自社店舗及び卸売先への出荷を行
っております。また牡蠣の入荷時及び出荷時の衛生検査も実施しており、牡蠣の安全性確保、店舗及び卸売先への安
定供給を支え、当社グループの安全・安心を担保する事業となっています。また、当社グループにおけるコストセン
ターの位置づけであり、費用を予算によりコントロールするマネジメントを行っております。
 当第3四半期連結累計期間においては、店舗事業及び卸売事業への供給が減少したことに加え、2020年4月から5
月にかけて、営業日数を減少させたことにより、費用を削減することができました。
 以上の結果、浄化・物流事業における売上高385,608千円(前年同期比17.1%減)、セグメント損失79,773千円(前
年同期はセグメント損失162,278千円)となりました


 ④ その他
 その他には、従前からの加工事業や養殖事業に加え、ECサイト事業などが含まれます。当第3四半期連結累計期間
においては、加工製品を自社店舗に出荷したことから売上が計上されていることに加え、2020年8月に開始したECサ
イトを通じた販売事業の売上も計上されております。また、加工工場の事業については、積極的に付加価値の高いオ
リジナル加工品の開発・商品化を行っているほか、店舗事業の効率化のためのセントラルキッチン機能の役割を担っ
ています。一方、陸上養殖は未だに研究段階であり、費用計上のみとなっております。
 以上の結果、その他の事業における売上高58,431千円(前年同期比65.3%減)、セグメント損失89,506千円(前年
同期はセグメント損失146,564千円)となりました。


(2)財政状態に関する説明
 当第3四半期連結会計期間末における総資産は1,957,530千円となり、前連結会計年度末と比較して391,680千円の
増加となりました。これは主として、現金及び預金が376,587千円増加したことによるものです。
 当第3四半期連結会計期間末における負債は1,766,381千円となり、前連結会計年度末と比較して472,947千円の増
加となりました。これは主として、長期借入金が520,425千円増加したことによるものです。
 当第3四半期連結会計期間末における純資産は191,148千円となり、前連結会計年度末と比較して81,267千円の減少
となりました。これは主として、親会社株主に帰属する四半期純損失の計上により、利益剰余金が188,081千円減少し
たこと、新株予約権の行使により、資本金及び資本剰余金の合計が118,580千円増加したことによるものです。


(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
 今期の連結業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響を現段階において合理的に算定することが
困難なことから未定としております。今後、新型コロナウイルス感染症の動向を見極めながら、開示が可能となった
段階で速やかに公表いたします。
 このような環境の中、グループ一丸となって臨機応変に対応していくことで、この危機を乗り越え、将来に向けた
事業基盤を強化してまいります。




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                   株式会社ゼネラル・オイスター(3224) 令和3年3月期 第3四半期決算短信


2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
                                                            (単位:千円)
                                 前連結会計年度            当第3四半期連結会計期間
                                (2020年3月31日)          (2020年12月31日)
資産の部
 流動資産
   現金及び預金                                 123,626              500,213
   売掛金                                    111,116              202,229
   原材料                                     94,346               51,845
   その他                                     18,596               28,876
   流動資産合計                                 347,685              783,164
 固定資産
   有形固定資産
     建物及び構築物(純額)                          802,504              775,896
     その他(純額)                              186,686              172,897
     有形固定資産合計                             989,190              948,794
   無形固定資産
     その他                                    1,912                  478
     無形固定資産合計                               1,912                  478
   投資その他の資産
     敷金及び保証金                              226,559              225,093
     その他                                      502                   -
     投資その他の資産合計                           227,061              225,093
   固定資産合計                               1,218,164            1,174,365
 資産合計                                   1,565,850            1,957,530
負債の部
 流動負債
   買掛金                                    100,989              110,737
   1年内償還予定の社債                                  -                10,611
   1年内返済予定の長期借入金                          349,739              380,855
   未払法人税等                                  10,128               10,633
   ポイント引当金                                 28,743               27,553
   株主優待引当金                                 22,876               27,808
   その他                                    266,339              193,647
   流動負債合計                                 778,816              761,848
 固定負債
   社債                                      10,611                   -
   長期借入金                                   56,575              577,000
   繰延税金負債                                 242,720              235,265
   資産除去債務                                 197,932              192,267
   その他                                      6,776                   -
   固定負債合計                                 514,617            1,004,532
 負債合計                                   1,293,433            1,766,381
純資産の部
 株主資本
   資本金                                    808,381              867,671
   資本剰余金                                  877,438              936,728
   利益剰余金                               △1,467,817           △1,655,899
   自己株式                                     △114                 △114
   株主資本合計                                 217,887              148,385
 新株予約権                                     11,515               10,815
 非支配株主持分                                   43,013               31,947
 純資産合計                                    272,416              191,148
負債純資産合計                                 1,565,850            1,957,530



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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
  四半期連結損益計算書
   第3四半期連結累計期間
                                                          (単位:千円)
                         前第3四半期連結累計期間           当第3四半期連結累計期間
                           (自 2019年4月1日           (自 2020年4月1日
                           至 2019年12月31日)         至 2020年12月31日)
売上高                                 2,783,770               1,778,798
売上原価                                  958,626                 642,624
売上総利益                               1,825,144               1,136,174
販売費及び一般管理費                          1,902,636               1,394,970
営業損失(△)                              △77,492                △258,795
営業外収益
 受取利息                                       1                        1
 受取協賛金                                  8,250                    3,000
 その他                                       45                      722
 営業外収益合計                                8,297                    3,724
営業外費用
 支払利息                                  10,048                  11,230
 社債利息                                      52                      70
 社債発行費                                  4,980                      -
 営業外費用合計                               15,080                  11,300
経常損失(△)                               △84,275                △266,371
特別利益
 補助金収入                                     -                    65,190
 特別利益合計                                    -                    65,190
税金等調整前四半期純損失(△)                       △84,275                △201,180
法人税等                                   △4,263                  △2,033
四半期純損失(△)                             △80,011                △199,147
非支配株主に帰属する四半期純損失(△)                   △20,446                 △11,065
親会社株主に帰属する四半期純損失(△)                   △59,565                △188,081




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  四半期連結包括利益計算書
   第3四半期連結累計期間
                                                           (単位:千円)
                           前第3四半期連結累計期間          当第3四半期連結累計期間
                             (自 2019年4月1日          (自 2020年4月1日
                             至 2019年12月31日)        至 2020年12月31日)
四半期純損失(△)                              △80,011               △199,147
その他の包括利益
 その他の包括利益合計                                 -                      -
四半期包括利益                                △80,011               △199,147
(内訳)
 親会社株主に係る四半期包括利益                       △59,565               △188,081
 非支配株主に係る四半期包括利益                       △20,446                △11,065




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(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
  (継続企業の前提に関する注記)
 当社グループは、前連結会計年度において営業損失146,122千円、経常損失157,131千円、親会社株主に帰属する当
期純損失106,971千円を計上し、当第3四半期連結累計期間においても営業損失258,795千円、経常損失266,371千円、
親会社株主に帰属する四半期純損失188,081千円を計上しております。
 また、新型コロナウイルス感染症拡大のための政府の緊急事態宣言が再び2021年1月7日に発令され、時短営業又
は休業を実施しております。今後、時短営業の継続による景況などにより、資金繰りにも影響が出てくる可能性があ
ります。
 これらの状況により、継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせるような状況が存在しております。


 今後、当社グループは以下の対応策を講じ、当該状況の改善及び解消に努めてまいります。

 ① 事業について
  ⅰ. 店舗事業
   販売促進活動の更なる強化や店舗メニューの戦略的な見直し等の施策、及び予約システムの強化で、予約件数を
  はじめ、客数及び客単価の増加による更なる売上の増加に努めます。
   またコスト高になりつつある現状を鑑みて、牡蠣の自社グループ生産や原材料仕入方法の見直しによる原価低減
  及びアルバイトシフト管理徹底による人件費抑制、その他経費削減にも努めてまいります。
  ⅱ. 卸売事業
   国内販売に関しては、営業力を強化し、取引先の開拓に努め取引顧客数を更に増加させていきます。また、アジ
  ア展開に関しては、取引量を拡大させるべく様々な販路拡大に努め、収益力向上を目指します。
  ⅲ. 浄化・物流事業
   富山県の浄化センターの、業務の改善、効率化を引き続き行い、費用削減を行ってまいります。
  ⅳ. その他
   沖縄の陸上養殖は、実証実験を続け、量産化に向け、ステップを歩んでおります。
   岩手の加工工場の事業につきましては、コロナ禍による事業の影響を踏まえ、キャッシュアウト削減の観点か
  ら、一部稼働休止や時間短縮など機動的な稼働へ転換して参ります。
   また、牡蠣の販売チャネルを拡大させるべく、2020年8月より、ECサイト(E-オイスター)を通じた一般消費
  者への販売を開始しました。今後は、SNSを通じたマーケティングを強化し、売上拡大に努めて参ります。

 ② 財務基盤の安定化
  当第3四半期連結累計期間において、長期借入金577,000千円及び新株予約権の行使により117,880千円の資金調
 達を実施致しました。
  今後は、営業損益の改善に努めるとともに、一年内返済予定の長期借入金の削減を図るべく、引き続き長期安定
 資金の調達に向けて取り組んでまいります。

 しかし、これらの対応策の効果の発現については、関係先との明確な合意を要する事案もあり、すべてを確定する
に充分な状況には至っておりません。また、今後国内の経済状況及び消費活動が徐々に回復し、翌連結会計年度より、
概ね例年通りの営業活動を実施できる前提で資金繰りを計画しておりますが、この前提と異なる状況となった場合に
は、当社グループの資金繰りに重大な支障をきたす可能性があります。
 従いまして、現時点では継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められます。


 なお、四半期連結財務諸表は、継続企業を前提として作成されており、継続企業の前提に関する重要な不確実性の
影響を四半期連結財務諸表に反映しておりません。




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        (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
 前第3四半期連結累計期間(自        2019年4月1日 至   2019年12月31日)
 1      配当金支払額
        該当事項はありません。


 2      基準日が当第3四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第3四半期連結会計期間の末日
    後となるもの
        該当事項はありません。


 当第3四半期連結累計期間(自        2020年4月1日 至   2020年12月31日)
 1      配当金支払額
        該当事項はありません。


 2      基準日が当第3四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第3四半期連結会計期間の末日
    後となるもの
        該当事項はありません。


    3    株主資本の金額の著しい変動
      当第3四半期連結累計期間において、新株予約権の行使に伴い新株式140,000株の発行を行いました。
     この結果、当第3四半期連結累計期間において資本金及び資本剰余金がそれぞれ59,290千円増加し、当第3四半期
        連結会計期間末において資本金が867,671千円、資本剰余金が936,728千円となっております。


        (四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
 税金費用の計算
  当第3四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適用後の実効税率を合理的
 に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。




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   (セグメント情報等)
  【セグメント情報】
  前第3四半期連結累計期間(自          2019年4月1日     至    2019年12月31日)
 1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
                                                                                         (単位:千円)
                          報告セグメント                                                           四半期連結
                                                           その他                    調整額       損益計算書
                                    浄化・                                合計
              店舗事業       卸売事業                     計        (注)1                   (注)2      計上額(注)
                                   物流事業                                                       3
売上高
 外部顧客への
             2,543,760   216,690     1,755   2,762,206      21,564   2,783,770         ―    2,783,770
 売上高
 セグメント間
 の内部売上高             ―         ―    463,429       463,429   147,012     610,441   △610,441          ―
 又は振替高
      計      2,543,760   216,690   465,185   3,225,635     168,576   3,394,212   △610,441   2,783,770
セグメント利益
            267,756 89,206 △162,278 194,684 △146,564 48,119 △125,611 △77,492
又は損失(△)
  (注)1 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、「種苗及び海面養殖事業」、
       「陸上養殖事業」及び「加工事業及び岩手大槌ヴィレッジ事業」を含んでおります。
     2 セグメント利益又は損失(△)の調整額△125,611千円には、各報告セグメントに配分していない全社費用が
       含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
     3 セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。
 
 2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
   該当事項はありません。


  当第3四半期連結累計期間(自          2020年4月1日     至    2020年12月31日)
 1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
                                                                                         (単位:千円)
                          報告セグメント                                                           四半期連結
                                                           その他                    調整額       損益計算書
                                    浄化・                                合計
              店舗事業       卸売事業                     計        (注)1                   (注)2      計上額(注)
                                   物流事業                                                       3
売上高
 外部顧客への
             1,630,877   138,797       482   1,770,157       8,641   1,778,798         ―    1,778,798
 売上高
 セグメント間
 の内部売上高             ―         ―    385,125       385,125    49,790     434,915   △434,915          ―
 又は振替高
      計      1,630,877   138,797   385,608   2,155,283      58,431   2,213,714   △434,915   1,778,798
セグメント利益
             3,352 42,860 △79,773 △33,560 △89,506 △123,066 △135,729 △258,795
又は損失(△)
  (注)1 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、「種苗及び海面養殖事業」、
       「陸上養殖事業」、「加工事業及び岩手大槌ヴィレッジ事業」及び「ECサイト事業」を含んでおります。
     2 セグメント利益又は損失(△)の調整額△135,729 千円には、各報告セグメントに配分していない全社費用が
       含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
     3 セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。
 
 2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
   該当事項はありません。




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 (重要な後発事象)
 (第8回新株予約権の行使による増資)
    2021年1月1日から2021年2月12日までの間に、第8回新株予約権の一部の権利行使が行われました。当該新株予
    約権の権利行使の概要は次の通りです。


    (1)発行した株式の種類及び株式数                 普通株式   20,000株
    (2)行使新株予約権個数                                200個
    (3)行使価額総額                             16,840千円
    (4)増加した資本金の額                             8,470千円
    (5)増加した資本剰余金の額                           8,470千円




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