3224 M-Gオイスター 2020-11-13 15:30:00
2021年3月期 第2四半期決算説明資料 [pdf]

2021年3月期 第2四半期決算 補足説明資料

           株式会社ゼネラル・オイスター
                      (3224)

                 2020年11月13日
1. 2021年3月期 第2四半期 トピックス




                          2
2021年3月期 第2四半期 決算ハイライト


    コロナ禍に伴う店舗休業等の影響により大幅な減収となったが、足元では回復基調。
1   新型コロナウイルスの感染拡大に伴う店舗休業や営業時間の短縮により、売上高は前年比47.6%減に落ち込んだが、
    1Qが前年比71.2%減、2Qが同27.0%減と回復基調にある。


    利益面でも、コスト削減を推進したものの、大幅な減収により営業損失が継続。
2
    グループ全体でコスト削減策を打つものの、営業損失289百万円、純損失226百万円を計上。




    withコロナの経営スタイルに移行し、第2四半期(7月~9月)の純損失は前年より縮小
3   2Q(7月~9月)は、売上高が前年比27.0%減に減少。しかしながら、グループ全体でのコストコントロールを効かせた経営
    スタイルに移行したことに加え、雇用調整助成金等の活用により、純損失は29百万円の改善に成功した。



    コロナ禍の中でも、10月度の卸売事業の売上高は前年を上回る
4   10月度の売上高は、店舗事業が前年比98.2%にまで回復するとともに、卸売事業は同101.6%と前年を上回り、
    牡蠣のトップシーズンに向けて大きな弾み。


    世界初のウイルスフリーの牡蠣の陸上養殖の特許技術が、台湾、アメリカでも取得
5   沖縄久米島で取り組んでいる、世界初のウイルスフリーの牡蠣の陸上養殖の特許が日本以外で、台湾、アメリカでも承認。
    現在、他の地域にも申請中。今後の世界展開へ知財を確保。



                                                                  3
連結損益計算書概要①
コロナ禍に伴う店舗休業や営業時間の短縮により、売上高は前年比47.6%減の減収となり、
純損失も226百万円に拡大した。

             2020年3月期   2021年3月期
(単位:百万円)
             第2四半期累計    第2四半期累計
                                   増減額            ポイント

  売上高         1,726       904      △822       ・店舗事業、卸売事業ともに
                                              コロナ禍の影響を受け、
                                   (-47.6%)   前年比47.6%減の減収。



売上総利益         1,112       562      △550       ・
                                   (-49.4%)
                                              ・キャッシュアウト削減の観

     販管費      1,242       852      △390       点から全国の拠点で機動的な
                                              稼働体制へ転換し、前年比
                                   (-31.4%)
                                              390百万円の縮小を実現


 営業利益         △129       △289      △160       ・




 経常利益         △129       △294      △165       ・


親会社株主に帰属する
当期純利益         △113       △226      △113       ・




                                                              4
 連結損益計算書概要②
 第2四半期(7月~9月)は、売上高が前年比249百万円の減収、営業利益が同18百万の
 減益となるも、純損失では同29百万円の改善を図る。

                第1四半期(4月~6月)              第2四半期(7月~9月)               第2四半期累計(4月~9月)

             2020        2021           2020         2021           2020       2021
            実績(百万円) 実績(百万円) 前年比(%) 実績(百万円) 実績(百万円) 前年比(%) 実績(百万円) 実績(百万円) 前年比(%)



  売上高         803     231       -71.2   922    673          -27.0   1,726   904       -47.6



   売上原価       280      94       -66.1   333    246          -25.9   613     341       -44.3



売上総利益         523     136       -73.9   589    426          -27.7   1,112   562       -49.4



    販管費       594     350       -41.1   647    502          -22.4   1,242   852       -31.4



 営業利益         △71    △213         -     △58    △76            -     △129    △289        -



 経常利益         △70    △212         -     △58    △82            -     △129    △294        -


親会社株主に帰属す
る当期純利益        △63    △206         -     △49    △20            -     △113    △226        -



                                                                                              5
貸借対照表概要

コロナ禍の長期化に備え、577百万円の銀行借り入れにより、手元流動性を確保。

                                                              (単位:百万円)

             2020年3月期 2021年3月期                      2020年3月期 2021年3月期
   資産の部                             負債・純資産の部
                期末     第2四半期                           期末     第2四半期
流動資産           347      745      流動負債                 778        791

   現金及び預金      124      472              支払手形・買掛金     101        126

   売掛金         111      166              短期借入金*1      349        383

   棚卸資産         94      71               その他          328        282

   その他          18      36       固定負債                 514       1,021

固定資産           1,218   1,180             長期借入金*2       67        587

   有形固定資産      989      954              その他          447        434

   無形固定資産       2        1       負債合計                 1,293     1,812
   投資その他の資
               227      225      純資産合計                272        113
   産
資産合計           1,565   1,925     負債純資産合計              1,565     1,925

                                               *1 . 1年内返済予定の長期借入金を含む
                                               *2 . 社債を含む

                                                                         6
セグメント別業績概況
コロナ禍の影響を受けて、「店舗事業」が大きく落ち込む一方、「卸売事業」は黒字を確保。
「浄化物流事業」及び「その他事業(陸上養殖、加工事業等)」は経費削減により損失幅が縮少。

                                                          (単位:百万円)
                      2020年3月期   2021年3月期   前年比
                                                        ポイント
                       第2四半期      第2四半期     (%)

               売上高      1,574       828     -47.3   コロナ禍に伴う店舗休業等によ
    店舗事業                                            り、減収減益。売上高は前年比
  オイスターバーレスト                                        47.3%減に落ち込み、損失を
  ランでの飲食サービス   営業利益      112      △102       ー      計上。


    卸売事業       売上高       137        70      -48.9   取引先もコロナ禍の影響を受け
  生牡蠣や牡蠣の加工                                         ており、取引高が大きく減少し
   品の外販卸売り     営業利益       55        17      -69.4   たものの、黒字を確保。


  浄化・物流事業      売上高       281        199     -29.3   コロナ禍による事業への影響を
  生牡蠣用の浄化セン                                         踏まえ、キャッシュアウト削減
  ター、および物流事業   営業利益    △111        △50       ー      の観点から、工場やセンターな
                                                    ど拠点の一部稼働休業、時間短
    その他        売上高       140        22      -83.7   縮など機動的な稼働体制へ転換
                                                    し、経費を抑えることができた。
  陸上養殖、加工事業、
  種苗、ECサイトなど   営業利益     △103       △61       ー


               売上高     △408       △216       ー
    調整額
               営業利益     △82        △92       ー

   連結財務諸表
               売上高     1,726        904     -47.6
     計上額       営業利益    △129       △289       ー


                                                                      7
【店舗事業】 既存店売上高 前年比の推移
既存店売上高は店舗休業の影響により一旦大きく落ち込んだが、9月度は前年比89.3%、
10月度は同98.2%と順調に回復。

  120%   店舗事業既存店売上高_前年比

                          102.0%                                   98.2%
  100%
                                                       89.3%
                            92.2%

  80%
                                               70.3%

                                                           67.5%
                               57.0%
  60%
                                       62.3%




  40%




  20%



                               7.6%       13.9%
   0%




                                                                           8
【店舗事業】 既存店客数・客単価 前年比推移
コロナ禍でランチの予約客数が増えるとともに、予約限定の食べ放題等の施策により、
ランチ客単価が大きく伸びており、既存店売上高全体の底上げに貢献している。




       店舗事業既存店客数         前年比                              店舗事業既存店客単価      前年比

120%                                               120%
         101.7%
                                           87.9%                                       111.7%
                                                   115%                     114.0%
100%
                       90.1%                       110%                    107.6%
                                       78.3%
80%          99.8%                                               103.8%               108.4%
                               65.4%               105%
                                                                                  104.6%
60%                                                100%
              54.9%                     62.2%
                                   59.6%           95%
40%
                                                   90%
                                                                             88.9%
20%
                                15.6%              85%
                      9.1%                                                84.1%
 0%                                                80%




                                                                                                9
 【店舗事業】 web 予約数 推移
 web予約システムを8月に改良し、コロナ禍にも関わらず予約数が、9月は前年比150%
 「go to eat キャンペーン」活用により、10月は更に増加し、同224%

        Web 予約数      推移
10000
          2019    2020                                                                                                 2.2
                                                                                                                        倍 8,887
 9000


 8000


 7000                                                                                                      1.5
                                                                                                            倍
                                                                                                               6,140
 6000

           5097
                       4,896
 5000
                   4,516       4,569
        4209                                                                                   4,326
                                                                                                   4,307
                                                                                                           4,087       3,963
 4000                                                    3,801                     3,841
                                                                                       3,814
                                                                       3,635
                                           3,402
                                   3,146                                   3,024
 3000


 2000


 1000
                                                   208           284

    0
          1月             2月      3月           4月            5月           6月          7月          8月           9月         10月


                                                                                                                                  10
【卸売事業】 売上 前年比の推移
卸売事業の売上高も、取引先の店舗休業等の影響により一旦大きく落ち込んだが、
回復基調にあり、10月度は前年比101.6%とコロナ禍で初めて前年を上回った。

140.0%   卸売(外販)事業 売上高 前年比


                               117.6%
120.0%                113.3%
                                    108.7%
                                                                                       101.6%
100.0%


                                                                               81.2%
                                             76.3%
 80.0%                                                         72.0%

                                                                       57.4%
 60.0%                                                 52.6%


 40.0%




 20.0%


                                              13.3%   14.1%
  0.0%




                                                                                                11
2. 主な取り組み




            12
取り組み内容について


    経営基盤の強化
1
    コロナ禍での売上低迷のリスクに備え、銀行借入など必要資金を確保し手元流動性を確保。




    工場やセンターの機動的な稼働体制への転換
2   コロナ禍による事業への影響を踏まえ、キャッシュアウト削減の観点から、工場やセンターなど各拠点について、
    一部稼働休業、時間短縮など機動的な稼働体制を継続




    店舗及び、センターなどの取り組み
3   お客様と従業員の安心安全を確保するための施策を強化・徹底
     【消毒液(微酸性電解水)を店内すべてのテーブルなどに設置、マスクの着用、手洗いの徹底】




    コロナ禍の売上確保へ新規事業の立ち上げ
4   8月より、新規事業として、ご家庭で牡蠣を楽しめる「HOME OYSTER BAR」のD2C型のECサイトを立ち上げ。
    牡蠣の新たな楽しみ方の提案および、販売チャネルの多角化により、収益力のUPを目指す



                                                                 13
コロナ禍の月別損益

販管費のコントロールにより、損益分岐点が下がり、9月度は前年比で損失幅を縮小できた


                  7月                          8月                          9月

         2019          2020           2019         2020           2019         2020
        実績(百万円) 実績(百万円) 前年比(%) 実績(百万円) 実績(百万円) 前年比(%) 実績(百万円) 実績(百万円) 前年比(%)



 売上高     295.3   208.4        -29.4   331.0   214.1       -35.3   295.9   250.5       -15.3



 売上原価    102.4    79.2        -22.6   117.4   73.0        -37.8   113.2   94.6        -16.4



売上総利益    192.8   129.2        -32.9   213.6   141.1       -33.9   182.6   155.9       -14.6



  販管費    216.6   158.4        -26.8   218.4   169.4       -22.4   212.2   174.4       -17.8



営業利益     △23.7   △29.1          -     △4.7    △28.3         -     △29.6   △18.5         -




                                                                                              14
コロナ禍による売上高への影響

4月度をボトムに回復基調にあり、9月度は前年比84.7%(15.3%減)の水準にまで回復

350   1Q~2Q 月別売上高 前年比較                                                                        (単位:百万円)

      2020年3月期         2021年3月期
                                                                              331.0
300
                                                              295.3                   35.3%   295.9 15.3%
                                                                                       減              減
                              275.4           273.4                   29.4%
250                                                                    減
        254.8                                                                                     250.5
                                                      37.7%
                                                       減

200                                                                                   214.1
                                                                      208.4

                                      85.8%
                91.7%                  減              170.6
150
                  減



100




50

                                      39.8
                21.0
 0
           4月                     5月             6月              7月              8月              9月

                                                                                                            15
コロナ禍による損益への影響

6月度と9月度は機動的な稼働体制への転換などにより、前年比で損失幅の縮小に成功

 1Q~2Q 月別営業利益 前年比較                                                                            (単位:百万円)
           4月               5月              6月                 7月             8月              9月
  0
                                                                           -4.7

                        -14.2
                                                                                   ▲
                                                                     ▲            23.6            -18.5
 -20                                            -24.4      -23.7    5.4
       -28.6                            -28.2                                     -28.3            +
                                                                   -29.1                  -29.6
                                                                                                  11.1
                                                +3.8
                                 ▲
 -40
                                63.1




 -60
                ▲
               83.0
                                -77.3
 -80




-100

               -111.6
                                                2020年3月期   2021年3月期

-120

                                                                                                          16
その他の取り組み内容(D2C型のECサイト開設)
8月13日より、ご家庭で牡蠣を楽しめる「HOME OYSTER BAR」のECサイト開設。
牡蠣の新たな楽しみ方の提案および、販売チャネルの多角化により、収益力のUPを目指す。




                                                17
3. 2021年3月期 業績見通しについて




                        18
通期業績の見通しについて
現時点では通期業績の合理的な見積りが困難なため、2021年3月期の連結業績予想は引き
続き「未定」とし、今後見通しが立った時点で速やかに公表させていただきます。


                2020年3月期   2021年3月期   前年同期比
      (百万円)       通期実績     連結業績予想       (%)


    売上高           3,579        -        -

    営業利益          ▲146         -        -
                              未定
    経常利益          ▲157         -        -

    当期純利益         ▲106         -        -

 ・現状、売上も順調に回復してきつつあるものの、冬場を迎え、再度感染拡大の懸念もあり、その影響が不
 透明であることから、現時点での業績予想は「未定」とする

 ・コロナ禍による事業への影響がある程度見通せるタイミングにて、2021年3月期業績予想の発表を予定。


                                                      19
本資料に記載されている予測、見通し、戦略およびその他歴史的事実ではないものは、当グループ
が資料作成時点で入手可能な情報を基としており、その情報の正確性を保証するものではありませ
ん。これらは経済環境、経営環境の変動などにより、予想と大きく異なる可能性があります。




                                               20