3202 ダイトウボウ 2021-05-14 14:30:00
2021年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年5月14日
上場会社名 ダイトウボウ株式会社 上場取引所 東名
コード番号 3202 URL http://www.daitobo.co.jp/
代表者 (役職名) 取締役社長 (氏名) 山内 一裕
問合せ先責任者 (役職名) 取締役執行役員経営管理本部長 (氏名) 三枝 章吾 TEL 03-6262-6557
定時株主総会開催予定日 2021年6月28日 有価証券報告書提出予定日 2021年6月28日
配当支払開始予定日 ―
決算補足説明資料作成の有無 : 無
決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2021年3月期の連結業績(2020年4月1日∼2021年3月31日)
(1) 連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する当期
売上高 営業利益 経常利益
純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期 4,617 △4.2 253 △37.7 21 △90.4 97 28.6
2020年3月期 4,819 7.2 407 24.3 228 △3.6 75 △74.3
(注)包括利益 2021年3月期 189百万円 (84.3%) 2020年3月期 102百万円 (―%)
潜在株式調整後1株当たり 自己資本当期純利
1株当たり当期純利益 総資産経常利益率 売上高営業利益率
当期純利益 益率
円銭 円銭 % % %
2021年3月期 3.26 3.23 2.2 0.1 5.5
2020年3月期 2.54 2.52 1.7 1.1 8.4
(参考) 持分法投資損益 2021年3月期 1百万円 2020年3月期 3百万円
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2021年3月期 21,909 4,615 20.9 153.52
2020年3月期 22,373 4,419 19.7 147.19
(参考) 自己資本 2021年3月期 4,589百万円 2020年3月期 4,400百万円
(3) 連結キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フロー 投資活動によるキャッシュ・フロー 財務活動によるキャッシュ・フロー 現金及び現金同等物期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2021年3月期 899 △64 △668 1,485
2020年3月期 283 △2,076 1,387 1,318
2. 配当の状況
年間配当金 配当金総額 配当性向 純資産配当
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) (連結) 率(連結)
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭 百万円 % %
2020年3月期 ― 0.00 ― 0.00 0.00 ― ― ―
2021年3月期 ― 0.00 ― 0.00 0.00 ― ― ―
2022年3月期(予想) ― 0.00 ― 0.00 0.00 ―
3. 2022年 3月期の連結業績予想(2021年 4月 1日∼2022年 3月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
第2四半期(累計) 2,340 12.9 160 189.6 75 ― 85 ― 2.84
通期 4,800 4.0 350 37.9 160 630.1 190 94.8 6.36
※ 注記事項
(1) 期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ― 社 (社名) 、 除外 ― 社 (社名)
(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期 30,000,000 株 2020年3月期 30,000,000 株
② 期末自己株式数 2021年3月期 105,562 株 2020年3月期 105,562 株
③ 期中平均株式数 2021年3月期 29,894,438 株 2020年3月期 29,894,438 株
(参考)個別業績の概要
2021年3月期の個別業績(2020年4月1日∼2021年3月31日)
(1) 個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期 3,650 △5.9 254 △38.5 18 △94.0 98 △39.8
2020年3月期 3,880 12.6 414 35.6 315 54.1 164 △39.1
潜在株式調整後1株当たり当期純
1株当たり当期純利益
利益
円銭 円銭
2021年3月期 3.31 3.27
2020年3月期 5.49 5.45
(2) 個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2021年3月期 21,498 4,653 21.5 154.59
2020年3月期 21,817 4,456 20.3 148.25
(参考) 自己資本 2021年3月期 4,627百万円 2020年3月期 4,437百万円
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
業績予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づいたものであり、実際の業績は今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性がありま
す。
ダイトウボウ株式会社(3202) 2021年3月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 …………………………………………………………………………………… 2
(1)当期の経営成績の概況 ………………………………………………………………………… 2
(2)当期の財政状態の概況 ………………………………………………………………………… 3
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 …………………………………………………………… 3
(4)今後の見通し …………………………………………………………………………………… 4
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 ………………………………………………………… 4
3.連結財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………… 5
(1)連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………… 5
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 …………………………………………………… 7
(3)連結株主資本等変動計算書 …………………………………………………………………… 9
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………11
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………13
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………13
(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………13
(1株当たり情報) …………………………………………………………………………………15
(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………15
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ダイトウボウ株式会社(3202) 2021年3月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当期におけるわが国経済は、世界的な新型コロナウイルス感染症の度重なる猛威により経済環境
は大きな影響を受け続けることになりました。厳しい雇用・所得環境が続き個人消費も弱含みで推
移しました。
こうした中で、当社グループは、2021年3月期が最終年度となる「中期経営方針 Get Ahead of
the Future ~新しい時代の先へ~」に基づく諸施策の達成に向けて鋭意取り組みました。
商業施設事業におきましては、静岡県下有数の商業施設である「サントムーン柿田川」において
は、4月~5月に静岡県の休業要請に応じた結果、一部を除くテナントが休業したため賃料減免対
応を行ったことや飲食・娯楽などの分野ではコロナ禍の負の影響を長く受け続けることになりまし
た。一方で、前期末に新たにオープンいたしました「サントムーン オアシス」の開業や映画「鬼
滅の刃」効果に加え、生活必需品関連などコロナ禍に業績が伸びた一部業態もあり全体としては緩
やかな回復を続けました。ヘルスケア事業におきましては、マスクや抗菌素材など新型コロナウイ
ルス感染症対策商品の拡販に努めましたものの、大口の職域販売ルートや店頭などにおいて落ち込
みがあった影響で一般寝具関連が年間を通じて苦戦しました。繊維・アパレル事業におきまして
は、マスクを含む官需向け売上が前年を上回るなど順調であったものの、アパレル市況の低迷が想
定よりも長引きOEM営業が年間を通じて苦戦しました。
この結果、当期の業績は、売上高46億17百万円(前期比4.2%減)、商業施設事業で前期末に完
成した第4期開発関連の減価償却費増と一時休業に伴う賃料減免負担にヘルスケア事業と繊維・ア
パレル事業のセグメント営業利益が前期の黒字から一転赤字となったことにより営業利益2億53百
万円(前期比37.7%減)となり、営業外費用として支払利息と3月末のシンジケートローン借換え
に伴う手数料等の負担があり経常利益21百万円(前期比90.4%減)となりました。これに、法人税
等および税効果会計による繰延税金資産の計上を加味した結果、親会社株主に帰属する当期純利益
は97百万円(前期比28.6%増)の連結最終増益となりました。
なお、本日付で、新型コロナウイルス感染症や会計上の新たな収益認識基準の影響ならびに新た
な営業戦略を織り込んだ「中期経営計画 ブレークスルー2024~PROGRESS IN THE NEW NORMAL~」
を取締役会で決議し公表いたしました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりです。
(商業施設事業)
商業施設事業につきましては、静岡県下有数の商業施設である「サントムーン柿田川」におい
て、静岡県の要請により一時休業し一部テナントの賃料減免対応を行ったことやコロナ禍の影響が
長引いている飲食・娯楽分野が伸び悩みました。一方、前期末に新たにオープンいたしました「サ
ントムーン オアシス」の開業効果および映画「鬼滅の刃」効果に加え一部生活必需品関係のテナ
ントなどコロナ禍がプラスに影響した業態もあったことから、売上高は前期を上回りました。損益
面では、新たに開業した施設の減価償却費負担1億65百万円に加え、静岡県の休業要請による賃料
減免負担およびコロナ禍の影響が色濃く残る一部テナントの伸び悩みが響き前期比減益となりまし
た。
この結果、商業施設事業の売上高は23億74百万円(前期比2.9%増)、営業利益は7億85百万円(前
期比11.5%減)となりました。
(ヘルスケア事業)
健康ビジネス部門につきましては、新型コロナウイルス感染症対策としてのマスク販売や抗菌素
材などの医療関連商品の営業に注力したものの、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により対面
営業が低調となり営業基盤の睡眠関連商品が伸び悩み、売上高は前期を下回りました。一般寝装品
部門につきましても、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により営業自粛した取引先からの受注
減が響き、売上高は前期を下回りました。損益面では、売上高の減収に伴う粗利益の減少が響き、
前期を下回りました。
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ダイトウボウ株式会社(3202) 2021年3月期 決算短信
この結果、ヘルスケア事業の売上高は12億52百万円(前期比10.5%減)、営業損失26百万円(前
期は営業利益12百万円)となりました。
(繊維・アパレル事業)
衣料部門につきましては、コロナ禍の影響による市況の低迷が長引き、売上高は前期を下回りま
した。ユニフォーム部門につきましては、官需ユニフォームの受注などの効果により、売上高は前
期を上回りました。損益面では売上高の減収に伴う粗利益の減少が響き、前期を下回りました。
この結果、繊維・アパレル事業の売上高は9億90百万円(前期比11.0%減)、営業損失4百万円
(前期は営業利益4百万円)となりました。
(2)当期の財政状態の概況
(資産、負債、純資産の状況)
当期末における総資産の残高は219億9百万円(前期末は223億73百万円)となり、前期末に比べ4
億63百万円減少(前期比2.1%減)しました。主な要因は、減価償却などによる建物及び構築物の減
少4億92百万円、税効果会計による繰延税金資産の増加80百万円であります。
負債の残高は172億93百万円(前期末は179億53百万円)となり、前期末に比べ6億59百万円減少
(前期比3.7%減)しました。主な要因は、シンジケートローンの借り換えなどによる短期借入金の
減少77億93百万円、長期借入金の増加71億84百万円であります。
純資産の残高は46億15百万円(前期末は44億19百万円)となり、前期末に比べ1億96百万円増加
(前期比4.4%増)しました。主な要因は、親会社株主に帰属する当期純利益による利益剰余金の増
加97百万円、株価上昇によるその他有価証券評価差額金の増加36百万円、金利スワップの時価変動
による繰延ヘッジ損益の増加54百万円であります。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当期における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、8億99百万円のプラス(前期比217.2%増)となりまし
た。主な要因は、減価償却費5億91百万円、第4期開発により発生した消費税等の還付などによる
その他資産の減少2億66百万円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、64百万円のマイナス(前期は20億76百万円のマイナス)と
なりました。主な要因は、第4期開発に係る一部未払金の支払に伴う有形及び無形固定資産の取得
による支出78百万円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、6億68百万円のマイナス(前期は13億87百万円のプラス)
となりました。主な要因は、期限が到来したシンジケートローンの借り換えなどに伴う長期借入れ
による収入77億92百万円および長期借入金の返済による支出84億円、約定に伴うリース債務の返済
による支出21百万円であります。
これらの各活動の結果、現金及び現金同等物の残高は14億85百万円(前期比12.6%増)となり、前
期末に比べ1億66百万円増加しました。
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当社グループのキャッシュ・フロー指標のトレンドは下記のとおりであります。
2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期
自己資本比率(%) 23.5 20.6 19.7 20.9
時価ベースの自己資本比率(%) 16.8 11.2 21.4 15.0
キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年) 16.1 20.3 43.0 12.9
インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍) 4.9 4.4 1.4 4.3
自己資本比率 : 自己資本÷総資産
時価ベースの自己資本比率 : 株式時価総額÷総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率 : 有利子負債÷キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ : キャッシュ・フロー÷利払い
(注1)いずれも連結ベースの財務数値により計算しています。
(注2)株式時価総額は自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しています。
(注3)キャッシュ・フローは、営業キャッシュ・フローを利用しています。
(注4)有利子負債は連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象として
います。
(4)今後の見通し
わが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響が長引いており、厳しい状況が当面続くと見込
まれるものの、年後半にワクチン接種が進展することで、徐々に回復軌道に乗ることが見込まれま
す。ただし、ニューノーマルの新しい時代は不確実性も多く、海外経済の動向や新たな米中摩擦な
ど不透明な状況が続くものと思われます。
こうした環境下、当社は新しい「中期経営計画ブレークスルー2024~PROGRESS IN THE NEW
NORMAL~」に基づく諸施策への取り組みを進めます。
次期におきましては、当社グループの主力事業である商業施設「サントムーン柿田川」の業況が
徐々に回復しつつあることや、ヘルスケア事業および繊維・アパレル事業においても緩やかな市況
の回復を見込んでいます。一方で、売上高におきましては、新収益認識基準の適用により当期比5
億円程度圧縮されることや、営業損益では2020年3月オープンの商業施設「新館 サントムーン
オアシス」の減価償却費負担や、営業外損益では建設資金借入に対する支払利息負担が利益圧迫要
因となる見込みです。
以上の結果、次期の見通しは、売上高48億円(当期比4.0%増)、営業利益3億50百万円(当期
比37.9%増)、経常利益1億60百万円(当期比630.1%増)、これに法人税等調整額を加味して、
親会社株主に帰属する当期純利益1億90百万円(当期比94.8%増)を予想しております。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは、連結財務諸表の期間比較可能性及び企業間の比較可能性を考慮し、当面は日本基
準で連結財務諸表を作成する方針であります。
なお、IFRS(国際財務報告基準)の適用につきましては、外部動向等を踏まえながら、適切に
対応していく方針であります。
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3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2020年3月31日) (2021年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 1,329,089 1,495,413
受取手形及び売掛金 700,027 789,985
たな卸資産 676,797 678,776
その他 313,104 57,840
貸倒引当金 △1,940 △1,740
流動資産合計 3,017,079 3,020,276
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 9,247,437 8,755,427
土地 9,268,089 9,268,089
リース資産(純額) 100,439 79,633
その他(純額) 136,427 103,223
有形固定資産合計 18,752,392 18,206,374
無形固定資産
のれん 185,706 171,297
その他 29,087 23,893
無形固定資産合計 214,793 195,191
投資その他の資産
投資有価証券 301,329 326,538
破産更生債権等 83,256 83,256
繰延税金資産 13,261 93,619
その他 70,986 64,221
貸倒引当金 △80,028 △80,228
投資その他の資産合計 388,805 487,406
固定資産合計 19,355,991 18,888,972
資産合計 22,373,071 21,909,249
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(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2020年3月31日) (2021年3月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 402,491 514,013
短期借入金 8,400,992 607,992
未払法人税等 657 4,084
賞与引当金 38,034 39,974
株主優待引当金 19,000 22,000
その他 740,667 719,186
流動負債合計 9,601,843 1,907,250
固定負債
長期借入金 3,700,014 10,884,622
リース債務 82,515 60,669
長期預り保証金 1,624,773 1,550,731
再評価に係る繰延税金負債 2,476,495 2,476,495
環境対策引当金 36,215 -
退職給付に係る負債 306,565 301,215
資産除去債務 54,154 54,622
その他 71,280 58,385
固定負債合計 8,352,014 15,386,741
負債合計 17,953,857 17,293,992
純資産の部
株主資本
資本金 100,000 100,000
利益剰余金 △194,441 △96,928
自己株式 △9,781 △9,781
株主資本合計 △104,223 △6,710
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 △50,052 △13,568
繰延ヘッジ損益 △112,921 △58,385
土地再評価差額金 4,664,864 4,664,864
為替換算調整勘定 2,511 3,156
その他の包括利益累計額合計 4,504,402 4,596,067
新株予約権 19,034 25,899
純資産合計 4,419,213 4,615,257
負債純資産合計 22,373,071 21,909,249
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ダイトウボウ株式会社(3202) 2021年3月期 決算短信
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
連結損益計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
売上高 4,819,101 4,617,518
売上原価 3,486,551 3,454,477
売上総利益 1,332,550 1,163,041
販売費及び一般管理費 925,336 909,248
営業利益 407,213 253,792
営業外収益
受取利息 50 56
受取配当金 6,233 6,260
持分法による投資利益 3,424 1,852
受取手数料 14,824 -
その他 8,882 6,686
営業外収益合計 33,414 14,856
営業外費用
支払利息 204,339 209,076
シンジケートローン手数料 6,062 36,499
その他 1,958 1,158
営業外費用合計 212,360 246,733
経常利益 228,267 21,915
特別損失
環境対策引当金繰入額 36,215 -
特別損失合計 36,215 -
税金等調整前当期純利益 192,051 21,915
法人税、住民税及び事業税 2,738 4,759
法人税等調整額 113,506 △80,357
法人税等合計 116,245 △75,598
当期純利益 75,806 97,513
親会社株主に帰属する当期純利益 75,806 97,513
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連結包括利益計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
当期純利益 75,806 97,513
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △31,590 36,484
繰延ヘッジ損益 59,885 54,535
為替換算調整勘定 △1,456 645
その他の包括利益合計 26,838 91,665
包括利益 102,644 189,178
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 102,644 189,178
非支配株主に係る包括利益 - -
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(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 100,000 △270,247 △9,781 △180,029
当期変動額
親会社株主に帰属す
75,806 75,806
る当期純利益
株主資本以外の項目
の当期変動額(純
額)
当期変動額合計 - 75,806 - 75,806
当期末残高 100,000 △194,441 △9,781 △104,223
その他の包括利益累計額
その他有価証券 土地再評価 為替換算 その他の包括利 新株予約権 純資産合計
繰延ヘッジ損益
評価差額金 差額金 調整勘定 益累計額合計
当期首残高 △18,461 △172,806 4,664,864 3,967 4,477,563 10,884 4,308,418
当期変動額
親会社株主に帰属す
75,806
る当期純利益
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 △31,590 59,885 - △1,456 26,838 8,150 34,989
額)
当期変動額合計 △31,590 59,885 - △1,456 26,838 8,150 110,795
当期末残高 △50,052 △112,921 4,664,864 2,511 4,504,402 19,034 4,419,213
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ダイトウボウ株式会社(3202) 2021年3月期 決算短信
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 100,000 △194,441 △9,781 △104,223
当期変動額
親会社株主に帰属す
97,513 97,513
る当期純利益
株主資本以外の項目
の当期変動額(純
額)
当期変動額合計 - 97,513 - 97,513
当期末残高 100,000 △96,928 △9,781 △6,710
その他の包括利益累計額
その他有価証券 土地再評価 為替換算 その他の包括利 新株予約権 純資産合計
繰延ヘッジ損益
評価差額金 差額金 調整勘定 益累計額合計
当期首残高 △50,052 △112,921 4,664,864 2,511 4,504,402 19,034 4,419,213
当期変動額
親会社株主に帰属す
97,513
る当期純利益
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 36,484 54,535 - 645 91,665 6,865 98,530
額)
当期変動額合計 36,484 54,535 - 645 91,665 6,865 196,043
当期末残高 △13,568 △58,385 4,664,864 3,156 4,596,067 25,899 4,615,257
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ダイトウボウ株式会社(3202) 2021年3月期 決算短信
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 192,051 21,915
減価償却費 425,481 591,566
貸倒引当金の増減額(△は減少) △4,144 -
賞与引当金の増減額(△は減少) 3,726 1,939
株主優待引当金の増減額(△は減少) △9,000 3,000
環境対策引当金の増減額(△は減少) 36,215 △36,215
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 25,573 △5,350
受取利息及び受取配当金 △6,283 △6,317
支払利息 204,339 209,076
持分法による投資損益(△は益) △3,424 △1,852
売上債権の増減額(△は増加) △34,216 △92,096
たな卸資産の増減額(△は増加) △67,024 △1,742
破産更生債権等の増減額(△は増加) 4,551 -
仕入債務の増減額(△は減少) △188,096 113,455
預り保証金の増減額(△は減少) 57,041 △74,042
その他の資産の増減額(△は増加) △233,565 266,793
その他の負債の増減額(△は減少) 105,519 114,783
小計 508,745 1,104,913
利息及び配当金の受取額 6,283 6,317
利息の支払額 △204,937 △210,739
法人税等の支払額 △26,519 △1,104
営業活動によるキャッシュ・フロー 283,572 899,386
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形及び無形固定資産の取得による支出 △2,078,531 △78,684
その他 1,632 14,102
投資活動によるキャッシュ・フロー △2,076,898 △64,581
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ダイトウボウ株式会社(3202) 2021年3月期 決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
財務活動によるキャッシュ・フロー
長期借入れによる収入 5,724,000 7,792,600
長期借入金の返済による支出 △4,308,394 △8,400,992
リース債務の返済による支出 △22,296 △21,845
その他 △6,062 △38,413
財務活動によるキャッシュ・フロー 1,387,247 △668,650
現金及び現金同等物に係る換算差額 △299 169
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △406,378 166,323
現金及び現金同等物の期首残高 1,725,283 1,318,905
現金及び現金同等物の期末残高 1,318,905 1,485,228
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ダイトウボウ株式会社(3202) 2021年3月期 決算短信
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項なし。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1.報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、当
社取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているもので
ある。
当社グループは、当社に商業施設事業本部、ヘルスケア事業本部、アパレルファッション・ユニフォーム事業
本部及び経営管理本部を置き、各本部は国内及び在外連結子会社との密接な協力関係のもとに国内及び海外販売
の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開している。
したがって、当社グループは、当社各本部を基礎とした製品・サービス別のセグメントから構成されており、
「商業施設事業」、「ヘルスケア事業」及び「繊維・アパレル事業」の3つを報告セグメントとしている。
「商業施設事業」は、商業施設の運営・管理及び不動産賃貸を行っている。「ヘルスケア事業」は、寝装品等
の製造・販売をしている。「繊維・アパレル事業」は、衣料品・ユニフォーム等の製造・販売をしている。
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に
おける記載と同一である。
報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値である。
セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいている。
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:千円)
報告セグメント 連結財務諸表
調整額
計上額
ヘルスケア 繊維・アパレ (注)1
商業施設事業 合計 (注)2
事業 ル事業
売上高
外部顧客への売上高 2,306,307 1,399,610 1,113,183 4,819,101 - 4,819,101
セグメント間の内部売上高
456 - 512 968 △968 -
又は振替高
計 2,306,763 1,399,610 1,113,696 4,820,070 △968 4,819,101
セグメント利益 888,396 12,835 4,592 905,824 △498,610 407,213
セグメント資産 19,233,057 986,223 607,357 20,826,638 1,546,432 22,373,071
その他の項目
減価償却費 402,204 15,176 48 417,429 8,052 425,481
持分法投資利益 - - 3,424 3,424 - 3,424
持分法適用会社への投資額 - - 85,946 85,946 - 85,946
有形固定資産及び
2,086,447 1,755 - 2,088,202 31,887 2,120,090
無形固定資産の増加額
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ダイトウボウ株式会社(3202) 2021年3月期 決算短信
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
(単位:千円)
報告セグメント 連結財務諸表
調整額
計上額
ヘルスケア 繊維・アパレ (注)1
商業施設事業 合計 (注)2
事業 ル事業
売上高
外部顧客への売上高 2,374,272 1,252,752 990,493 4,617,518 ― 4,617,518
セグメント間の内部売上高
456 41 406 904 △904 ―
又は振替高
計 2,374,728 1,252,794 990,900 4,618,422 △904 4,617,518
セグメント利益又は損失(△) 785,162 △26,159 △4,610 754,392 △500,599 253,792
セグメント資産 18,501,702 899,729 764,220 20,165,652 1,743,597 21,909,249
その他の項目
減価償却費 564,021 15,836 30 579,888 11,677 591,566
持分法投資利益 ― ― 1,852 1,852 ― 1,852
持分法適用会社への投資額 ― ― 87,799 87,799 ― 87,799
有形固定資産及び
21,109 3,626 ― 24,735 744 25,480
無形固定資産の増加額
(注) 1 調整額の内容は以下のとおりである。
(単位:千円)
セグメント利益又は損失(△) 前連結会計年度 当連結会計年度
全社費用※ △498,610 △500,599
※全社費用は、報告セグメントに帰属しない一般管理費である。
(単位:千円)
セグメント資産 前連結会計年度 当連結会計年度
全社資産※ 1,546,432 1,743,597
※全社資産は、主に報告セグメントに帰属しない現金及び預金である。
(単位:千円)
その他の項目 前連結会計年度 当連結会計年度
減価償却費 8,052 11,677
有形固定資産及び無形固定資産の増加額※ 31,887 744
※有形固定資産及び無形固定資産の増加額は、管理部門の設備投資額によるものである。
2 セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っている。
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ダイトウボウ株式会社(3202) 2021年3月期 決算短信
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
1株当たり純資産額 147.19円 153.52円
1株当たり当期純利益金額 2.54円 3.26円
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額 2.52円 3.23円
(注)1株当たり当期純利益金額及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおりで
ある。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
1株当たり当期純利益金額
親会社株主に帰属する当期純利益(千円) 75,806 97,513
普通株主に帰属しない金額(千円) ― ―
普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利
75,806 97,513
益(千円)
普通株式の期中平均株式数(株) 29,894,438 29,894,438
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額
親会社株主に帰属する当期純利益調整額(千円) ― ―
普通株式増加数(株) 240,515 316,897
(うち新株予約権(株)) (240,515) (316,897)
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株
当たり当期純利益金額の算定に含めなかった潜在 ―
株式の概要
(重要な後発事象)
該当事項なし。
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