3202 ダイトウボウ 2020-05-25 15:00:00
繰延税金資産の取崩し及び業績予想と実績との差異に関するお知らせ [pdf]

                                                      2020 年5月 25 日
各位
                            会 社 名 ダイトウボウ株式会社
                            代 表 者 名 取締役社長 山内 一裕
                                     (コード:3202 東証・名証各第 1 部)
                                     取締役上席執行役員
                            問合せ先                      三枝 章吾
                                     経営管理本部長
                                     (TEL 03-6262-6557)


       繰延税金資産の取崩し及び業績予想と実績との差異に関するお知らせ


 当社は、本日開催の取締役会において、2020 年3月期決算において繰延税金資産を取崩すことを
決定したことに伴い、2020 年3月期通期(2019 年4月1日~2020 年3月 31 日)の連結の業績予想
と実績との差異が生じましたので、下記の通りお知らせいたします。

                             記

1.繰延税金資産の取崩しについて
 新型コロナウイルス感染症の現下の状況等を踏まえ、将来における繰延税金資産の回収可能性につ
いて慎重に検討した結果、2020 年3月期決算において繰延税金資産を取崩し、法人税等調整額 113 百
万円を計上することといたしました。

2.業績予想と実績との差異
 (1) 2020 年3月期通期連結業績予想と実績との差異
                                                親会社株主
                                                          1株当たり
                   売上高      営業利益      経常利益      に帰属する
                                                          当期純利益
                                                当期純利益
                     百万円       百万円        百万円       百万円       円 銭

前回発表予想     (A)      5,400      460       240        230      7.69
今回実績       (B)      4,819      407       228         75      2.54
増減額      (B-A)      △581      △53       △12       △155
増減率        (%)     △10.8     △11.5      △4.9      △67.0
前期実績(2019 年3月期)     4,496      327       236        294      9.86
(2) 差異の理由
 (連結)
    売上高につきましては、 消費増税の影響と期末の新型コロナウイルス感染症の影響により各
  事業部門において計画を下回ったことに加え、    繊維・アパレル事業のユニフォーム部門におい
  て大口の案件が来期にずれ込んだことなどが響き前回予想を 581 百万円下回り(前回予想比
  10.8%減) 営業利益も減収に伴い前回予想を 53 百万円下回りました
        、                             (前回予想比 11.5%減)
                                                   。
  経常利益は支払利息が予想を下回ったものの、営業利益の減少をカバー出来ず前回予想を 12
  百万円下回りました(前回予想比 4.9%減) 。
    これに、PCB(ポリ塩化ビフェニル)処理費用につき環境対策引当金繰入額 36 百万円を特別
  損失として計上し、さらに「1.繰延税金資産の取崩しについて」に記載のとおり、当社にお
  いて繰延税金資産を取崩したことに伴い法人税等調整額 113 百万円を計上したため、税金関
  連費用が予想比 106 百万円増となり、親会社株主に帰属する当期純利益は前回予想を 155 百
  万円下回りました(前回予想比 67.0%減)。


                                                 以上