3193 鳥貴族HD 2019-03-08 15:00:00
特別損失の計上及び第2四半期累計期間の業績予想と実績の差異並びに通期業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]

                                                                2019 年3月8日
各    位
                              会  社  名    株  式   会   社    鳥    貴    族
                              代 表 者 名    代表取締役社長         大倉     忠司
                                         (コード番号:3193 東証第一部)
                              問合わせ先      管 理 部 部 長       小畑     博嗣
                                               ( TEL. 06-6562-5333 )


           特別損失の計上及び第2四半期累計期間の業績予想と実績の差異
                並びに通期業績予想の修正に関するお知らせ

      当社は、2019 年7月期第2四半期累計期間の決算において減損損失を計上するとともに、2018 年
     9月 12 日に公表した 2019 年7月期第2四半期累計期間の業績予想値と本日公表の実績値との間に
     差異が発生しましたのでお知らせいたします。また、2019 年7月期の通期業績予想を下記のとおり
     修正いたしましたので、併せてお知らせいたします。

                                    記

    1.特別損失の計上について
       当社運営の「鳥貴族」4店舗の退店を決定したことから、 「固定資産の減損に係る会計基準」に基
     づき、当該店舗の固定資産(店舗設備等)について、2019 年7月期第2四半期累計期間に減損損失
     175,669 千円を計上いたしました。

    2.2019 年7月期第2四半期累計期間の業績予想と実績の差異(2018 年8月1日~2019 年1月 31 日)
                                                                 1株当たり
                  売上高        営業利益       経常利益       四半期純利益
                                                                四半期純利益
                     百万円       百万円         百万円          百万円            円 銭

前回発表予想(A)           18,735       795         747          447          38.63
実績値(B)              17,843       359         340           53          4.63
増 減 額(B-A)           △892      △436        △407         △394
増 減 率( %    )        △4.8      △54.9      △54.5        △88.0
(参考)前期実績            16,509       891         855          547          47.21


    3.当期の業績予想数値の修正(2018 年8月1日~2019 年7月 31 日)
                                                                 1株当たり
                  売上高        営業利益       経常利益       当期純利益
                                                                 当期純利益
                     百万円       百万円         百万円          百万円            円 銭

前回発表予想(A)           37,950     1,744       1,645          747          64.51
今回修正予想(B)           35,864       678         608        △356        △30.73
増 減 額(B-A)         △2,085     △1,066      △1,037      △1,103
増 減 率( %    )        △5.5      △61.1      △63.0            -
(参考)前期実績            33,978     1,681       1,613          662          57.15
4.業績予想と実績との差異及び通期業績予想修正の理由
  2014 年7月の新規上場以来、認知度の向上による客層の拡がりを要因に既存店売上高は好調に推
 移しました。そのような中、当社におきましては、好調な既存店売上高を背景に新規出店を加速さ
 せ、2021 年7月期での「3商圏 1,000 店舗」という目標へ向けて邁進してまいりました。新規出店
 は、主に関東、東海を対象に推進し、特に関東においては都心部や乗降客数の多い駅の既存店の近
 隣に追加出店を行ったほか、都心部から離れた郊外への店舗展開を行ってまいりました。
  しかしながら、  その後人件費等のコスト高を背景とした 28 年ぶりの価格改定を 2017 年 10 月に実
 施したこと等から客数が減少し、店舗の収益力が低下するという結果となりました。
  加えて、出店加速により展開した新店は、好調時の水準をベースに売上高や経費を計画していた
 ため、出店時の売上高・利益計画に対して未達で推移する店舗が多く発生しました。また、既存店
 の近隣に追加出店した店舗では自社競合が発生することとなりました。
  以上のとおり、価格改定により店舗の集客力が低下したことや出店加速により展開した新店の売
 上高が当初想定していた計画に満たなかったこと、3商圏における店舗網が過密なものとなり自社
 競合が発生したことにより売上高が計画を下回って推移しました。また、直営店売上高の減少によ
 り利益額が減少するとともに、不採算店4店舗の退店を決定したことに伴う減損損失を計上したこ
 とから、売上高及び各段階利益は予想を下回る結果となりました。

  通期の業績予想につきましては、上期の業績動向を鑑みた結果、売上高及び各段階利益が前回予
 想を下回る見込みであることや、不採算店舗の固定資産について追加の減損損失の計上を見込むこ
 とから、上記のとおり業績予想の修正を行うものであります。減損損失につきましては、現時点の
 情報に基づき見積もっておりますが、期末決算において増減する可能性があります。

  なお、当社は継続的、安定的に配当を実施するという配当方針であることから、2019 年7月期の
 期末配当予想に変更はなく、現時点では 2018 年9月 12 日公表の配当予想を据え置くことといたし
 ます。

※上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実
 際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。

                                                    以   上