3193 鳥貴族ＨＤ 2020-09-11 15:00:00
特別利益及び特別損失の計上、通期業績と前期実績値との差異並びに剰余金の配当（無配）に関するお知らせ [pdf]
2020 年９月 11 日
各 位
会 社 名
株 式 会 社 鳥 貴 族
代 表 者 名
代表取締役社長 大倉 忠司
（コード番号：3193 東証第一部）
問合わせ先 管 理 部 部 長 小畑 博嗣
（ TEL. 06-6562-5333 ）
特別利益及び特別損失の計上、通期業績と前期実績値との差異並びに
剰余金の配当（無配）に関するお知らせ
当社は、2020 年７月期累計期間の決算において、特別利益及び特別損失を計上いたしましたので、
下記のとおりお知らせいたします。また、通期業績と前期実績値との差異並びに剰余金の配当につ
いても下記のとおりお知らせいたします。
記
１．特別利益の計上について
新型コロナウイルス感染症にかかる雇用調整助成金等の支給申請の実施により「雇用調整助成
金」を 768,316 千円計上いたしました。
２．特別損失の計上について
（１）店舗臨時休業による損失
新型コロナウイルス感染症に対する政府、自治体からの各種要請等を踏まえ、店舗の臨時休業
を行ったことから店舗の臨時休業期間中に発生した固定費（人件費・地代家賃・減価償却費等）
を「店舗臨時休業による損失」として 658,672 千円計上いたしました。これにより第３四半期ま
でに計上した「店舗臨時休業による損失」 と合計した 2020 年７月期の累計額は 1,890,339 千円と
なりました。
（２）減損損失
退店の意思決定を行った当社運営の「鳥貴族」７店舗のうち６店舗及び収益性の低下がみられ
た一部店舗について、
「減損損失」を 676,388 千円計上いたしました。これにより第３四半期まで
に計上した「減損損失」と合計した 2020 年７月期の累計額は 820,881 千円となりました。
３．2020 年７月期通期業と前期実績との差異（2019 年８月１日～2020 年７月 31 日）
（１）当期実績と前期実績との差異
１株当たり
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
当期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前期実績（Ａ） 35,847 1,190 1,145 △286 △24.69
当期実績（Ｂ） 27,539 983 955 △763 △65.88
増 減 額（Ｂ－Ａ） △8,308 △207 △189 △477
増 減 率（ ％ ） △23.2 △17.4 △16.5 ―
（２）差異が生じた理由
新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大を背景に、国内におきましても政府、自治体からの
各種要請等を踏まえ、感染拡大の防止のため 2020 年４月４日から５月 18 日までの期間は、直営
店全店の営業を自粛し臨時休業を行いました。 ５月 19 日以降、順次営業を再開し厚生労働省や各
自治体、日本フードサービス協会等のガイドラインを参考とし、新型コロナウイルス感染症対策
に取り組み店舗運営を行ったものの、営業自粛が大きく影響し、売上高が大きく減少するととも
に各段階利益についても前期を下回る結果となりました。
４．剰余金の配当について
当社は、本日開催の取締役会において、2020 年７月 31 日を基準日とする剰余金の配当を見送る
ことを決議いたしました。
（１）配当の内容
直近の配当予想 前期実績
決定内容
（2020 年６月５日公表） （2019 年７月期）
基 準 日 2020 年７月 31 日 同左 2019 年７月 31 日
１株当たり配当金 0 円 00 銭 未定 ４円 00 銭
配 当 金 総 額 ― ― 46 百万円
効 力 発 生 日 ― ― 2019 年 10 月 25 日
配 当 原 資 ― ― 利益剰余金
（２）理由
当社は、株主に対する利益還元を重要な経営目標と認識しており、剰余金の配当につきまして
は、毎期の業績、財政状況を勘案しつつ、将来の事業拡大のために必要な内部留保とのバランス
を図りながら配当による利益還元を安定的かつ継続的に実施する方針であります。
しかしながら、2020 年７月 31 日を基準日とする配当につきましては、当期業績等に鑑み、誠
に遺憾ではありますが無配とさせていただきます。
また、2021 年７月期の配当につきましては、現段階では未定とさせていただきます。
以 上