3193 鳥貴族HD 2020-06-05 15:00:00
2020年7月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結) [pdf]
2020年7月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
2020年6月5日
上場会社名 株式会社鳥貴族 上場取引所 東
コード番号 3193 URL http://www.torikizoku.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 大倉 忠司
問合せ先責任者 (役職名) 管理部部長 (氏名) 小畑 博嗣 TEL 06-6562-5333
四半期報告書提出予定日 2020年6月9日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2020年7月期第3四半期の業績(2019年8月1日∼2020年4月30日)
(1) 経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年7月期第3四半期 23,024 △14.9 1,262 57.9 1,242 62.1 △153 ―
2019年7月期第3四半期 27,051 7.3 799 △45.7 766 △46.1 310 △65.9
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2020年7月期第3四半期 △13.23 ―
2019年7月期第3四半期 26.79 ―
(注)潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
(2) 財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年7月期第3四半期 15,985 6,277 39.3
2019年7月期 17,127 6,523 38.1
(参考)自己資本 2020年7月期第3四半期 6,277百万円 2019年7月期 6,523百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2019年7月期 ― 4.00 ― 4.00 8.00
2020年7月期 ― 4.00 ―
2020年7月期(予想) ― ―
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 有
2020年7月期の期末配当予想につきましては、同日公表いたしました「2020年7月期 配当予想の修正に関するお知らせ」に記載の通り、新型コロナウイルス感
染症の収束時期の見通しが立たず、2020年7月期の業績予想数値について合理的な算定が困難であるため、現時点での2020年7月期の期末配当予想は未
定とさせていただきます。
3. 2020年 7月期の業績予想(2019年 8月 1日∼2020年 7月31日)
(%表示は、対前期増減率)
1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 ― ― ― ― ― ― ― ― ―
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
2020年7月期の業績予想につきまして、2020年5月7日に公表いたしました「通期業績予想の修正に関するお知らせ」に記載の通り、新型コロナウイルス感染症
の収束時期の見通しが立たず、2020年7月期の業績予想数値について合理的な算定が困難であるため、一旦取り下げ、未定とさせていいただいております。新
型コロナウイルス感染症の収束時期、事業への影響については今後の推移状況を注視しつつ、業績予想の合理的な算定が可能となった時点で改めて公表い
たします。
※ 注記事項
(1) 四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年7月期3Q 11,622,300 株 2019年7月期 11,622,300 株
② 期末自己株式数 2020年7月期3Q 34,764 株 2019年7月期 34,738 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年7月期3Q 11,587,538 株 2019年7月期3Q 11,587,600 株
(注)当社は、株式給付信託(BBT)を導入しており、純資産の部において自己株式として計上されている信託に残存する自社の株式は、1株当たり四半期
純利益の算定上、期中平均株式数の計算において控除する自己株式に含めております。
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達
成を当社として約束する趣旨のものではなく、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご
利用にあたっての注意事項等については、添付資料P.2「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧くださ
い。
株式会社鳥貴族(3193)2020年7月期第3四半期決算短信(非連結)
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………………………… 2
2.四半期財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………………………… 3
(1)四半期貸借対照表 ………………………………………………………………………………………………… 3
(2)四半期損益計算書 ………………………………………………………………………………………………… 4
第3四半期累計期間 ……………………………………………………………………………………………… 4
(3)四半期財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………………………… 5
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 5
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 5
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 5
(追加情報) ………………………………………………………………………………………………………… 6
- 1 -
株式会社鳥貴族(3193)2020年7月期第3四半期決算短信(非連結)
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、米中貿易摩擦の激化や中国の景気減速懸念、日韓関係をはじめ海
外における不安定な政治動向等に加え、新型コロナウイルス感染症の世界的な流行拡大により、景気の先行きは依
然として不透明な状況が続いております。
外食業界におきましては、人手不足を背景とした人件費の上昇、消費税率の引き上げ等に加え、新型コロナウイ
ルス感染症の拡大防止のための外出自粛要請や営業時間短縮要請により、更に厳しい経営環境が続いております。
このような状況の中、当社では中期経営計画(2019年8月~2024年7月)を「経営基盤の再構築と更なる飛躍へ
の挑戦」と位置づけ、中期経営計画の初年度である当事業年度は、既存店の売上強化と採算管理強化を重要課題と
し、顧客価値の向上による売上最大と徹底したコスト管理に取り組むことで採算性の向上に努めてまいりました。
10月のメニュー改編では新たな焼鳥メニューとして「ちからこぶ(タレ・塩)」を商品化し高い支持を得ている
とともに、期間限定メニューとして「とりメンチカツ」「炙りささみ燻製」「だし巻き」を順次商品化し、焼鳥を
中心とする新たなメニュー提案を行ってまいりました。また、「プレモル・メガハイ大還元祭」「新トリキワイン
試飲キャンペーン」を実施し、「鳥貴族」の魅力をお客様に伝えることで顧客価値の向上に努めてまいりました。
これらの施策に加えて、WEB予約可能な店舗を一部店舗を除く全店に拡大し、当日予約にも柔軟に対応できる体
制を構築することで、お客様の利便性向上に努め、既存店売上の向上に繋げております。これらの取り組みにより
2020年2月度まで売上は堅調に推移いたしました.
新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大を背景に、2020年3月は来店客数が前年比18.9ポイントの減少に留ま
りましたが、新型コロナウイルス感染拡大の状況や政府、自治体からの各種要請等を踏まえ、感染拡大の防止のた
め、2020年4月4日以降、直営店全店の営業を自粛し臨時休業を行っております。
なお、当第3四半期累計期間は1店舗の新規出店と21店舗の退店があり、当第3四半期会計期間末日における
「鳥貴族」の店舗数は639店舗(前期末比20店舗の純減)、当社の直営店は393店舗(前期末比20店舗の純減)であ
ります。
以上の結果、当第3四半期累計期間は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のための営業自粛が大きく影響し、
売上高は23,024,676千円(前年同期比14.9%減)、売上総利益は16,397,953千円(同13.3%減)となりました。販
売費及び一般管理費は15,135,267千円(同16.5%減)となり、営業利益は1,262,686千円(同57.9%増)、経常利
益は1,242,706千円(同62.1%増)となりました。また、営業自粛期間における店舗運営にかかる固定費を特別損
失として1,231,667千円計上したことにより、四半期純損失は153,275千円となりました。
なお、当社は飲食事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
(2)財政状態に関する説明
当第3四半期累計期間におきまして、新型コロナウイルス感染症の世界的な流行による先行き不透明な状況に備
え手元資金を確保するため、新たに2,500,000千円の資金調達を行っております。
当第3四半期会計期間末の総資産は15,985,992千円となり、前事業年度末と比較して1,141,547千円の減少とな
りました。これは主に休業に伴う売掛金の減少と有形固定資産が減少したこと等によるものであります。
当第3四半期会計期間末の負債は9,708,678千円となり、前事業年度末と比較して895,237千円の減少となりまし
た。これは主に休業に伴う買掛金等の減少によるものであります。
当第3四半期会計期間末の純資産は6,277,314千円となり、前事業年度末と比較して246,309千円の減少となりま
した。これは主に利益剰余金が、四半期純損失の計上及び配当金の支払いにより減少したことによるものであり、
自己資本比率は39.3%(前事業年度末は38.1%)となりました。
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明
当社は、新型コロナウイルス感染拡大の状況や政府、自治体からの各種要請等を踏まえ、4月4日から直営店全
店を臨時休業することといたしました。5月19日より関西・東海エリアの店舗の営業を再開し、5月30日より直営
店全店の営業を再開しております。しかし、関東エリアにおきましては営業時間等の制限を設けての営業となって
おります。「鳥貴族」全店におきまして、営業に当たっては、日頃からの衛生管理に加え、お客様や従業員の安全
に十分注意し感染拡大防止策を徹底し、お客様に安全にご利用いただけるよう努めてまいります。
2020年7月期の通期業績予想につきましては、現時点では新型コロナウイルス感染症の収束時期の見通しが立た
ず、当社の売上高へ与える影響を合理的に算定することは困難であり、2020年7月期の業績予想数値について合理
的な算定が困難であるため、未定とさせていただいております。新型コロナウイルス感染症の収束時期、事業への
影響については今後の推移状況を注視しつつ、業績予想の合理的な算定が可能となった時点で改めて公表いたしま
す。
- 2 -
株式会社鳥貴族(3193)2020年7月期第3四半期決算短信(非連結)
2.四半期財務諸表及び主な注記
(1)四半期貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度 当第3四半期会計期間
(2019年7月31日) (2020年4月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 4,105,536 4,619,379
売掛金 342,900 5,670
商品及び製品 122,681 101,707
原材料及び貯蔵品 21,794 16,139
その他 1,143,265 730,673
流動資産合計 5,736,177 5,473,570
固定資産
有形固定資産
建物(純額) 7,358,516 6,866,127
その他(純額) 1,272,454 908,923
有形固定資産合計 8,630,970 7,775,050
無形固定資産 76,891 65,988
投資その他の資産
差入保証金 1,643,861 1,624,660
その他 1,040,058 1,047,142
貸倒引当金 △420 △420
投資その他の資産合計 2,683,499 2,671,383
固定資産合計 11,391,362 10,512,422
資産合計 17,127,539 15,985,992
負債の部
流動負債
買掛金 1,173,265 259,534
1年内返済予定の長期借入金 799,573 696,593
未払金 1,483,205 1,170,323
未払法人税等 149,780 54,576
賞与引当金 323,554 161,651
株主優待引当金 29,252 21,774
その他 2,973,248 2,084,266
流動負債合計 6,931,880 4,448,719
固定負債
長期借入金 1,710,236 3,693,619
退職給付引当金 92,193 87,875
役員株式給付引当金 10,662 10,662
資産除去債務 1,091,674 1,094,811
その他 767,268 372,988
固定負債合計 3,672,035 5,259,958
負債合計 10,603,916 9,708,678
純資産の部
株主資本
資本金 1,491,829 1,491,829
資本剰余金 1,481,829 1,481,829
利益剰余金 3,639,856 3,393,603
自己株式 △89,891 △89,947
株主資本合計 6,523,623 6,277,314
純資産合計 6,523,623 6,277,314
負債純資産合計 17,127,539 15,985,992
- 3 -
株式会社鳥貴族(3193)2020年7月期第3四半期決算短信(非連結)
(2)四半期損益計算書
(第3四半期累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期累計期間 当第3四半期累計期間
(自 2018年8月1日 (自 2019年8月1日
至 2019年4月30日) 至 2020年4月30日)
売上高 27,051,428 23,024,676
売上原価 8,133,672 6,626,723
売上総利益 18,917,755 16,397,953
販売費及び一般管理費 18,117,971 15,135,267
営業利益 799,784 1,262,686
営業外収益
受取利息 137 109
保険解約返戻金 4,796 6,956
受取保険金 5,932 7,818
その他 14,519 9,618
営業外収益合計 25,385 24,502
営業外費用
支払利息 49,227 31,818
支払手数料 1,431 872
その他 7,994 11,791
営業外費用合計 58,653 44,482
経常利益 766,516 1,242,706
特別利益
固定資産売却益 577 15,564
移転補償金 - 48,387
特別利益合計 577 63,951
特別損失
固定資産除却損 13,102 24,016
減損損失 175,669 144,492
店舗臨時休業による損失 - 1,231,667
その他 1,834 4,036
特別損失合計 190,606 1,404,212
税引前四半期純利益又は税引前四半期純損失(△) 576,486 △97,554
法人税、住民税及び事業税 90,633 83,104
法人税等調整額 175,381 △27,383
法人税等合計 266,014 55,720
四半期純利益又は四半期純損失(△) 310,472 △153,275
- 4 -
株式会社鳥貴族(3193)2020年7月期第3四半期決算短信(非連結)
(3)四半期財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期累計期間(自 2018年8月1日 至 2019年4月30日)
当社は、飲食事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
Ⅱ 当第3四半期累計期間(自 2019年8月1日 至 2020年4月30日)
当社は、飲食事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
- 5 -
株式会社鳥貴族(3193)2020年7月期第3四半期決算短信(非連結)
(追加情報)
(新型コロナウイルス感染症拡大に伴うリスク)
新型コロナウイルス感染症拡大防止の為の外出自粛要請等による消費マインドの低下、営業時間短縮及び臨時休
業等の措置により、売上高が減少しており、また現時点ではその収束時期が不透明な状況にあります。その結果、
当社の事業、財政状態及び経営成績に重要な影響を及ぼす可能性があります。
当社は、新型コロナウイルス感染拡大の状況や政府、自治体からの各種要請等を踏まえ、4月4日から直営店全
店を臨時休業いたしました。5月30日より直営店全店の営業を再開しておりますが、店舗の運営に制限を設けての
営業となっております。新型コロナウイルス感染症の収束時期、事業への影響については、今後の推移状況を注視
してまいります。
(新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う会計上の見積りについて)
新型コロナウイルス感染症の拡大による影響で、わが国においても緊急事態宣言が発令され、当社の事業活動に
も大きな影響を及ぼしています。これにより、今後も当社の業績に影響が及ぶことが想定されますが、新型コロナ
ウイルス感染症の広がりや収束時期の見通しは不透明な状況にあります。
当社では、繰延税金資産の回収可能性の判断や減損損失の判定において、新型コロナウイルス感染拡大の影響
は、2021年3月にかけて徐々に収束し回復に向かい、2021年4月以降は例年並の売上高が見込まれることを前提と
しております。
(店舗臨時休業による損失)
新型コロナウイルス感染症に対する政府、自治体からの各種要請等を踏まえ、店舗の臨時休業を行っておりま
す。店舗の臨時休業期間中に発生した固定費(人件費・地代家賃・減価償却費等)を店舗臨時休業による損失とし
て、特別損失に1,231,667千円計上しております。
- 6 -