3192 J-白鳩 2021-11-18 15:00:00
新市場区分の上場維持基準の適合に向けた計画書 [pdf]

                                                        2021 年 11 月 18 日
各 位
                                   会 社 名   株 式 会 社 白 鳩
                                   代表者名     代表取締役会長 池上 勝
                                        (コード:3192 東証JASDAQ)
                                   問合せ先          IR広報室長 池上 正
                                                 (TEL.075-693-4609)



                 新市場区分の上場維持基準の適合に向けた計画書


  当社は、2022年 4月に予定される株式会社東京証券取引所の市場区分の見直しに関して、2021年 10 月
 13 日スタンダード市場を選択する申請書を提出いたしました。当社は、移行基準日時点(2021年 6月30 日)
 において、当該市場の上場維持基準を充たしていないことから、下記のとおり、新市場区分の上場維持基準の適合
 に向けた計画書を作成しましたので、お知らせいたします。
                                 記
 〇 当社の上場維持基準の適合状況及び計画期間
  当社の移行基準日時点におけるスタンダード市場の上場維持基準への適合状況は、以下のとおりとなっており流
 通株式時価総額については基準を充たしておりません。当社は、流通株式時価総額に関しては2024年に、上場
 維持基準を充たすために各種取組を進めてまいります。


                                      流通株式     流通株式     1日平均
                株主数      流通株式数        時価総額       比率     売買代金      時価総額
      当社の状況
  (移行基準日時点)    2,016人   25,013単位       6.8億円   37.5%         -             -


      上場維持基準     400人    2,000単位        10億円      25%        -             -


  計画書に記載の項目      -         -           ○         -       -           -



 ※当社の適合状況は、東証が基準日時点で把握している当社の株券等の分布状況等をもとに算出を行ったものです。

 ○ 上場維持基準の適合に向けた取組の基本方針、課題及び取組内容
  1. 基本方針
  当社は、第48期、第49期と2期連続の営業損失および経常損失ならびに当期純損失を計上し、20
  21年 4月13日に公表した修正中期経営計画では、第50期においても営業損失および経常損失を見
  込んでおります。このような業績不振による株価低迷が流通株式時価総額の基準を充たしていない事態
  を招いたと認識し、先ずは業績不振から脱却し、利益を計上することで早期に復配することが、株価の
  回復、ひいては株式会社東京証券取引所の定める上場維持基準を上回るための、最短手段であると考え
  ております。
2. 課題及び取組内容
当社は、2021年 4月に取締役担当委嘱の変更をおこない、5月に取締役を4名体制にし、社内改
革を進めております。進行期である第50期第2四半期決算では、営業損失および経常損失ではありま
すが、当初の計画からは損失を大幅に圧縮いたしました。道半ばではあるものの社内改革の効果があら
われてきていると感じております。引き続き以下の課題と取組みを中心に進めて参ります。

     NB(ナショナルブランド)メーカーのEC市場参入による競争激化に対応するため、PB
      (プライベートブランド)商品の拡充
     少しでも早くお客様に商品をお届けするため、マテハンシステムを含む物流センターの最適化
      による出荷能力向上
     不採算事業からの撤退による経費圧縮と収益改善
      ・海外事業のうち本店グローバルサイトにつきましては、黒字化が見込めないため、2021年8
      月31日をもって閉店いたしました。
      ・託児所事業につきましては、赤字拡大要因となっているため撤退いたします。
      ・システム販売事業につきましては、現在進行中の案件納品完了後に、事業継続の可否につい
      て精査いたします。

当社は、価格、商品価値、顧客サービスにおいてさらなる差別化を図り、お客様に感動をお届けできる
企業となることが最重要課題であると認識しておりますが、先ずは、2021年 4月13日発表の修正
中期経営計画における現在進行期である第50期計画達成と、翌第51期計画を達成し黒字化すること
が、重要課題に取り組む新たな第一歩とし、早期に流通株式時価総額基準への適合を目指してまいる所
存です。
加えて業容拡大に併せた経営体制の強化を図ることを目的とした組織変更を行い、各種課題に継続して
取り組んでまいります。

                          第50期       第51期       第52期
                          計画         計画         計画
             売   上    高     6,200      7,000      7,500
           うち 国内EC          5,683      6,445      6,915
           うち 海外EC             200        210        215
           うち 卸販売              172        200        220
           うち システム販売等          45         45         45
           うち 店頭販売等            99         100        105
             営 業 利 益        ▲110          270        320
             経 常 利 益        ▲140          250        300
             減 価 償 却 費         234        210        200


                                                           以 上