3185 M-夢展望 2020-05-15 16:00:00
減損損失の計上及び連結業績予想の修正並びに個別業績の前期実績値との差異に関するお知らせ [pdf]
2020年5月15日
各 位
会 社 名 夢 展 望 株 式 会 社
代表者名 代 表 取 締 役 社 長 濱中 眞紀夫
(コード:3185 東証マザーズ)
問合せ先 取締役管理本部長 田 上 昌 義
(TEL.072-761-9293)
減損損失の計上及び連結業績予想の修正並びに
個別業績の前期実績値との差異に関するお知らせ
当社は、2020年3月期の連結決算(国際財務報告基準、以下「IFRS」といいます。)
及び個別決算(日本基準)において減損損失の計上を行うことといたしました。また、
2019年8月8日に公表いたしました、2020年3月期(2019年4月1日~2020年3月31日)
の連結業績予想を修正することとし、加えて、2020年3月期の通期個別業績と前期実績値
との差異が生じる見込みとなりましたので、併せてお知らせいたします。
1.減損損失の内容
(1)連結決算(IFRS)における減損損失の計上について
当社は、IFRSに基づく減損テストを実施し、足許の事業環境及び今後の業績見通
し等を勘案した結果、当社におけるソフトウエア等の固定資産の減損損失72百万円及
び使用権資産の減損損失31百万円並びに連結子会社であるナラカミーチェジャパン株
式会社における建物付属設備等の固定資産の減損損失8百万円の合計111百万円をそ
の他費用に計上することといたしました。
(2)個別決算(日本基準)における減損損失の計上について
上記(1)のうち、当社が保有するソフトウエア等の固定資産の減損損失72百万
円を特別損失に計上することといたしました。
2.2020年3月期連結業績予想値の修正(2019年4月1日~2020年3月31日)
親会社の所有者に 基 本 的 1 株 当
売 上 収 益 営 業 利 益 税引前利益
帰属する当期利益 た り 当 期 利 益
前回予想(A) 9,184百万円 392百万円 295百万円 264百万円 22円47銭
今回修正予想(B) 7,854百万円 △88百万円 △192百万円 △187百万円 △15円93銭
増 減 額 ( B - A ) △1,329百万円 △480百万円 △487百万円 △451百万円 ―
増 減 率 ( % ) △14.4% ― ― ― ―
(参考)前期連結実績
6,917百万円 △179百万円 △253百万円 △268百万円 △23円67銭
(2019年3月期)
※本記載の当期実績は、この開示時点において、金融商品取引法に基づく財務諸表の監査
手続きが実施中です。
※本記載数値情報は、表示単位未満の端数切捨て、増減率の小数点以下第2位切捨て小数
点第1位まで記載しております。
1
3.2020年3月期個別業績と実績値との差異(2019年4月1日~2020年3月31日)
1 株 当 た り
売 上 高 経 常 利 益 当 期 純 利 益
当 期 純 利 益
前期実績(A) 3,242百万円 △233百万円 △282百万円 △24円96銭
当期実績(B) 3,343百万円 △388百万円 △453百万円 △38円60銭
増減額(B-A) 100百万円 △155百万円 △170百万円 ―
増 減 率 ( % ) 3.1% ― ― ―
※本記載の当期実績は、この開示時点において、金融商品取引法に基づく財務諸表の監査
手続きが実施中です。
※本記載数値情報は、表示単位未満の端数切捨て、増減率の小数点以下第2位切捨て小数
点第1位まで記載しております。
4.差異の理由
(1)連結業績
当連結会計年度におきまして、中核事業であるアパレル事業につきまして、春先
の不安定な天候、夏から秋にかけての記録的な大雨や度重なる台風の接近・上陸、冬
季においては記録的な暖冬となるなどの天候の影響を受けて、アパレルの季節性商品
の販売計画と販売実績との間に差異が生じました。
さらに2020年2月以降においては、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大が起
こり、日本国内においても感染が拡大する中、政府・地方自治体の緊急事態宣言が発
令され、全国民を対象とする外出自粛要請、百貨店やショッピングセンターなど多く
の小売店舗の休業や営業時間短縮など過去に類をみない事態が発生いたしました。当
社グループではこの新型コロナウイルス感染拡大の影響により、アパレル事業におい
ては、中国やイタリアなど海外からの仕入商品の納期遅延が発生し仕入計画に大きな
狂いが生じ、また、消費者の外出自粛による購買意欲の低下、来店客数の激減、店舗
の休業など大きな影響を受けております。トイ事業においても、中国などアジア圏の
商品生産工場が稼働を停止したことによる出荷遅延が発生するという影響を受けまし
た。
以上により、売上収益は公表した予想値を大幅に下回り、これに伴う利益の低下
に加え上記の減損損失も計上したことにより、営業利益、税引前利益及び親会社の所
有者に帰属する当期利益も予想値を下回る見込みとなりましたので、上記のとおり業
績予想を修正いたします。
(2)個別業績
個別業績におきましては、主要な事業であるアパレル事業につきまして、春先の
不安定な天候、夏から秋にかけての記録的な大雨や度重なる台風の接近・上陸、冬季
においては記録的な暖冬となるなどの天候の影響を受けて、アパレルの季節性商品の
販売計画が想定通りに進まず在庫消化のために販売価格を下げたことにより売上高は
伸びましたが、前期より売上総利益率が低下し、コスト削減は進めたものの、営業利
益以下の利益も前期比減となりました。さらに、上記のとおり減損損失を計上したこ
ともあり、上表3.のとおり、経常利益及び当期純利益が前期実績を下回る見込みと
なりました。
以 上
2