3185 M-夢展望 2021-03-26 15:30:00
特別損失の発生及び連結業績予想の修正並びに個別業績予想値の前期実績値との差異に関するお知らせ [pdf]
2021年3月26日
各 位
会 社 名 夢 展 望 株 式 会 社
代 表 者 名 代表取締役社長 社長執行役員 青 木 陽 介
(コード:3185 東証マザーズ)
問 合 せ 先 取締役常務執行役員 管理本部長 田 上 昌 義
(TEL.072-761-9293)
特別損失の発生及び連結業績予想の修正並びに
個別業績予想値の前期実績値との差異に関するお知らせ
当社は、2021年3月期の連結決算(国際財務報告基準、以下「IFRS」といいます。)及び
個別決算(日本基準)において特別損失の計上を行うことといたしました。また、2021年2
月10日に公表いたしました、「2021年3月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)」にお
いて未定としておりました2021年3月期(2020年4月1日~2021年3月31日)の連結業績予
想について、下記の通りお知らせいたします。加えて、2021年3月期の通期個別業績予想値
と前期実績値との差異が生じる見込みとなりましたので、併せてお知らせいたします。
記
1.特別損失の内容
(1)連結決算(IFRS)におけるその他費用の計上について
当社は、IFRSに基づく減損テストを実施し、足許の事業環境及び今後の業績見通し等を
勘案した結果、ソフトウエア等の固定資産の減損損失116百万円並びに固定資産除却損12
百万円及び使用権資産の減損損失6百万円並びに建物付属設備等の固定資産の減損損失51
百万円の合計188百万円をその他費用に計上することといたしました。
(2)個別決算(日本基準)における特別損失の計上について
上記(1)のうち、当社が保有するソフトウエア等の固定資産の減損損失84百万円並び
に固定資産除却損12百万円を特別損失に計上することといたしました。
2.2021年3月期連結業績予想値の修正(2020年4月1日~2021年3月31日)
親会社の所有者に 基 本 的 1 株 当
売 上 収 益 営 業 利 益 税引前利益
帰属する当期利益 た り 当 期 利 益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前回発表予想(A)
― ― ― ― ―
今回修正予想(B) 5,966 △518 △559 △563 △43.41
増減額(B-A) ― ― ― ― ―
増 減 率 ( % ) ― ― ― ― ―
(参考)前期連結実績
7,871 △71 △175 △169 △14.46
(2020年3月期)
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修正の理由
今期業績につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大による緊急事態宣言等により、
実体経済への影響等先行き不透明な状況が続いておりますが、現段階におけるコスト削減
策の実施状況等総合的に勘案し見通すことができる状況になったことなどから上記のとお
りといたしました。
(注)上記予想は、現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、
今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。
3.2021年3月期個別業績予想値と前期実績値との差異(2020年4月1日~2021年3月31日)
1 株 当 た り
売 上 高 経 常 利 益 当 期 純 利 益
当 期 純 利 益
百万円 百万円 百万円 円 銭
前期実績(A)
3,360 △371 △436 △37.13
当期実績予想(B) 2,634 △365 △545 △42.08
増減額(B-A) △725 5 △109 △4.95
増 減 率 ( % ) 21.5% ― ― ―
※本記載の当期実績予想値は、この開示時点において、金融商品取引法に基づく財務諸表の
監査手続きが未実施中です。
※本記載数値情報は、表示単位未満の端数切捨て、増減率の小数点以下第2位切捨て小数点
第1位まで記載しております。
4.差異の理由
(1)連結業績
当連結会計年度におきまして、2020年2月より、新型コロナウイルスの世界的な感染
拡大が起こり、日本国内においても感染が拡大する中、政府・地方自治体の緊急事態宣
言が発令され、全国民を対象とする外出自粛要請、百貨店やショッピングセンターなど
多くの小売店舗の休業や営業時間短縮など過去に類をみない事態が発生いたしました。
当社グループではこの新型コロナウイルス感染拡大の影響により、アパレル事業におい
ては、中国やイタリアなど海外からの仕入商品の納期遅延が発生し仕入計画に大きな狂
いが生じ、また、消費者の外出自粛による購買意欲の低下、来店客数の激減、店舗の休
業など大きな影響を受けております。ジュエリー事業におきましても、前連結会計年度
に、当社グループに参画して以来初めて通期で営業黒字を計上するなど好調に推移して
おりましたが、アパレル事業と同様に、新型コロナウイルス感染症の拡大により、消費
者の外出自粛、実店舗の休業など大きな影響を受ける結果となりました。同様に、トイ
事業においても、中国などアジア圏の商品生産工場が稼働を停止したことによる出荷遅
延が発生するという影響を受けました。
以上により、売上収益は前期連結実績を大幅に下回り、これに伴う利益の低下に加え、
事業の構造改革を実施しているところにより、営業利益、税引前利益及び親会社の所有
者に帰属する当期利益も前期連結実績を下回る見込みとなりましたので、上記のとおり
業績予想を修正いたします。
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(2)個別業績
個別業績につきましても、上記連結業績と同様の理由により、売上高の計画が大きく
下回ったこと、在庫処分を積極的に行ったこと等により、前期より売上総利益率が低下
しましたが、希望退職の実施を始め、固定費削減効果が出始めたことにより経常利益は
前期を上回ったものの、事業の構造改革を行うにあたり費やしたコストの発生により当
期純利益が前期実績を下回る見込みとなりました。
以 上
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