3182 オイシックスラ大地 2021-05-13 15:00:00
2021年3月期 決算説明資料 [pdf]

2021/3 決算説明資料


  オイシックス・ラ・大地株式会社
           2021.5.13
「これからの食卓、これからの畑」

より多くの人が、よい食生活を楽しめる
サービスを提供します

よい食を作る人が、報われ、誇りを持てる
仕組みを構築します

食べる人と作る人とを繋ぐ方法をつねに進化させ、
持続可能な社会を実現します

食に関する社会課題を、ビジネスの手法で解決します

私たちは、食のこれからをつくり、ひろげていきます


                           1
目次



 1. 2021/3 業績

     1-1. 全社業績サマリ

     1-2. 事業セグメント別業績

     1-3. 社会的活動トピック

 2. 食のサブスクリプションモデルによる成長戦略

 3. サステナブルリテール

 4. 2022/3 事業計画

 ■ APPENDIX・DATA SHEET




                            2
1-1. 全社業績サマリ




         3
2021/3の
前年比較の差異について
【Purple Carrot社の連結】
 ✓ 2019年4月に子会社化した、アメリカでヴィーガンに特化したミールキット宅配を展開する
   Purple Carrot社について、2020/3 3Qより売上・利益・のれん償却の連結を開始
 ✓ 2020/3は下期6か月の半期連結、2021/3は通期連結
 ✓ 前年比較において、上期分は新規連結となり上積みとなる


 ◆Purple Carrot連結期間

   会計年度        連結期間         1Q        2Q         3Q         4Q
                                              2020/3 3Qから
               下期6か月                             連結開始
   2020/3
                連結



              通期12か月
   2021/3
                連結



※決算期の違いにより、連結期間は3か月ずれて連結(2021/3は、2020年1月~12月の実績が計上)


                                                                 4
エグゼクティブサマリ
-2021/3 4Q業績

  4Q業績サマリ


         ✓ 宅配ニーズの高まりは段階的に落ち着きつつあるものの、
           4Qも継続的に会員数・ARPUが順調に推移し増収

         ✓ OisixにおいてテレビCMを始めとした大規模な新規プロモーションキャンペーンを実施。
           計画よりも効率的に会員獲得が進み、4Qのみで約2万人の会員増
 売上高
         ✓ ARPUは、ピーク時からは段階的に落ち着いて着ているものの、
           コロナ再拡大による緊急事態宣言などの影響により、
           想定よりも高止まりの状況が継続し、前年同期比約10%増加

         ✓ ネガティブ影響を受けた保育園卸などリアル事業も、4Q時点では売上計画を達成




         ✓ 4Qも継続的に、売上増による利益増に加え、
EBITDA     ARPUの上昇による物流・配送の効率化によりセグメント利益率が一時的に上昇

         ✓ Oisixを中心に、新規獲得のプロモーションは計画通りに投下


                         注)本ページ以降、”新型コロナウイルス感染症”を“コロナ”と略記します   5
エグゼクティブサマリ
-2021/3 通期業績

  通期業績サマリ

  1月に上方修正した業績予想に対し、
  売上:1,000億(業績予想比103%)、EBITDA:89億(業績予想比111%)、
  営業利益:74億(業績予想比115%)、当期純利益:50億(業績予想比126%)と達成

         ✓ コロナによるキャパシティ逼迫で、1Qは新規獲得停止が発生したものの、
           2Q以降順調に会員数を伸ばすことが出来、3ブランド計で年間約8万人の純増で着地
         ✓ ARPUも、1Qをピークに段階的に落ち着きつつあるが、
 売上高       コロナによる巣ごもり需要の増加や顧客ニーズに沿ったサービス提案により、
           通期平均の前年比で約15%増加
         ✓ Purple Carrot(アメリカ)は、上期の新規連結分と
           下期の業績伸長により大幅な増収
         ✓ 保育園卸などのリアル事業は、1Qを中心としたコロナ休業・休園影響もあり減収

         ✓ キャパシティ拡張のためのOisix狭山ステーションの新設、
EBITDA     リモートワーク環境整備などの一時的なコロナ対応費などが発生したものの、
           国内宅配事業のARPU上昇によるセグメント利益率の一時的な良化や
           Purple Carrot(アメリカ)の初の黒字転換などの効果により大幅な増益

                                                     6
2021/3 業績サマリ

  売上   :会員数・ARPUともにコロナ影響もあり大幅に増加し、計画を前倒して通期1,000億を達成
  EBITDA:キャパシティ拡張対応やコロナ対応費などの費用増が発生したものの、
         コロナ影響のARPU増による一時的な利益率良化の効果で大幅増収




           1000.6億円                        89.0億円
  売上高          業績予想比 1月:103%      EBITDA   業績予想比 1月:111%
                     期初:128%                     期初:202%

               前年比      141%               前年比         248%




               74.6億円             親会社株主に
                                   帰属する    50.3億円
 営業利益          業績予想比 1月: 115%      当期      業績予想比 1月: 126%
                     期初: 249%                    期初: 420%
                                  純利益
               前年比         303%            前年比         641%


                                                        7
コロナによる一時的な                       注)「国内宅配3事業の一時的なARPU増加分」を
                                   除いた数値を実力値として記載
ARPU増影響を除いた実力値サマリ
会員数・ARPUともに、コロナ影響で大幅増。会員数はサブスク契約であり、2022/3も積上げ効果は継続。
一方、ARPUはコロナ影響で一時的に増加しているため、2022/3はコロナ前の水準に戻ることを想定。
ARPUの一時的な増加分を除いた実力値においても、大幅な増収増益を達成




  売上高        約 900億円          EBITDA      約  54億円
            (実力値前年比   127%)             (実力値前年比   152%)



                              親会社株主に


 営業利益        約   40億円          帰属する

                               当期         約  30億円
           (実力値前年比    164%)   純利益       (実力値前年比   380%)


                                                      8
2021/3 業績推移                                      注)「国内宅配3事業の一時的なARPU増加分」を
                                                   除いた数値を実力値として記載
-売上

 売上(実力値):主に国内宅配3事業の会員数増の効果により、約200億円増収(前年比127%)
 売上(実績) :実力値に加え、コロナによる一時的なARPU増の効果もあり、約300億増収(前年比141%)

                             売上高

                                                    1000.6
                                                    (前年比141%)
                                         約900
                                       (前年比127%)



                             710.4

                    624.2                               実
                                             実          績
                                             力
           399.8                             値




           2018/3   2019/3   2020/3        2021/3     2021/3
                                           (実力値)       (実績)

                                      注)2019/3期は、らでぃっしゅぼーやは決算期変更のため、
                                        13ヶ月計上(1Qに4ヶ月計上)
                                                                          9
                                        同条件比較のため、らでぃっしゅの1か月分(18年3月分)を除外
2021/3 業績推移                                                                    注)「国内宅配3事業の一時的なARPU増加分」を
                                                                                 除いた数値を実力値として記載
-EBITDA/営業利益/当期純利益

 EBITDA(実力値):主に国内宅配3事業の会員数増の効果により、約18億円増益(前年比152%)
 EBITDA(実績) :実力値に加え、コロナによる一時的なARPU増の効果もあり、約53億増収(前年比248%)


               EBITDA                               営業利益                            親会社に帰属する当期純利益


                             89.0
                          (前年比248%)
                                                                      74.6
                                                                   (前年比303%)
                 約54
               (前年比152%)
                                                                                                                50.3
                                                                                                             (前年比641%)

                                                         約40
                                実                      (前年比164%)
                                                                                                     約30
               35.9                                                     実
                                績                                                                  (前年比380%)
        30.8             実                                              績                                          実
                         力                     22.4 24.6         実                                                 績
 16.7                    値                                       力                                          実
                                                                                           11.0             力
                                        8.9                      値                                 7.9
                                                                                     2.3                    値
 2018/3 2019/3 2020/3   2021/3 2021/3   2018/3 2019/3 2020/3   2021/3 2021/3       2018/3 2019/3 2020/3   2021/3 2021/3
                        (実力値) (実績)                             (実力値) (実績)                                 (実力値) (実績)



                                                                                                                    10
売上高:前年推移

 主に国内宅配3事業の売上増、Purple Carrot(アメリカ)の新規連結・事業成長の効果により、
 実績で約300億の増収

 売上高:前年推移(億円)
           2 その他事業
                売上増
                                              1000.6   1 国内宅配3事業の売上増:約202億円
                           約23        約65
                                                         ・(A) 会員増影響     :約100億円
                   (B)
                   約102
                                                         ・(B) ARPU増影響 :約102億円
                                 3   Purple
             (A)
  710.4     約100                     Carrot
                                     売上増
                                                       2 その他事業売上増:約23億円
            1                                   実        ・他社EC支援・香港               :約24億円
                 宅配3事業
                 (A)会員増                         績
                (B)ARPU増
                                                         ・保育園卸・子会社などその他事業 :約▲1億円


                                                       3 Purple Carrot売上増:約65億円

                                                         ・上期の新規連結分                :約41億円
                                                          (詳細は5ページ参照)


  2020/3                                      2021/3
                                                         ・下期の事業成長による売上増           :約24億円

                                                                                      11
EBITDA:前年推移

  主に国内宅配3事業の利益増や、Purple Carrot(アメリカ)の黒字転換の効果により、
  実績で約53億の増益

 EBITDA:前年推移(億円)
                                                             1 宅配3事業の利益増:約54億円
               2                                                             :約20億円
                    その他事業の                                    ・(A) 会員増影響
                      利益増
                              約2       約12                    ・(B) ARPU増影響 :約34億円
                                              約17
                                                    89.0
                                                             2 その他事業の利益増:約2億円
                          3   Purple
                    (B)       Carrot                          ・他社EC支援・香港               :約2億円
                                         4
                    約34       利益増
                                             固定費増             ・保育園卸・子会社などその他事業         :約±0億円

                                                             3 Purple Carrot利益増:約12億円
                                                     実        ・上期の新規連結分               :約4億円
              (A)
              約20                                    績         (詳細は5ページ参照)
 35.9
                                                              ・下期の事業成長による利益増          :約8億円
                                                               ⇒連結後1年で黒字転換
          1                                                  4 固定費増:約17億円
               宅配3事業
               (A)会員増
              (B)ARPU増                                        ・コロナ対応費用や指定替えなどのスポット費用増
                                                              ・事業拡大に伴う人件費増
 2020/3                                             2021/3
                                                              ・コロナ対応を労う特別一時金 など
                                                                                          12
セグメント別業績サマリ

              売上        セグメント利益※               2021/3 事業概況



  Oisix   498.6億円 89.8億円                会員数
                                                出荷キャパ超過による獲得停止があったが
                                                2Q以降リカバリーし、通期で7万人増

           (前年比 139%)   (前年比 187%)      ARPU    通期平均の前年比約18%増




大地を守る会※   139.7億円 27.5億円                会員数     コロナによる宅配需要増もあり、
                                                全四半期で純増し、通期で約8千人増

           (前年比 133%)   (前年比 146%)      ARPU    通期平均の前年比約15%増




          177.0億円 30.2億円
                                                従来戦略通りオペレーション改善を実施。
 らでぃっしゅ                                 会員数     宅配需要増もあり、通期で約6千人増
  ぼーや                                   ARPU
           (前年比 118%)   (前年比 113%)              通期平均の前年比約15%増



                                        ・他社EC支援、海外事業は引き続き好調を維持

 その他事業※
(子会社含む)
          189.2億円 23.3億円                ・保育園卸事業などのリアル媒体事業は、
                                         4Q時点で売上目標を達成
           (前年比 199%)   (前年比 276%)      ・Purple Carrotは上期業績が新規連結したことに加
                                        え、
                                         コロナ影響もあり大幅な業績伸長し、初の黒字転換

                             ※大地を守る会、その他事業のセグメント利益は           13
                              のれん償却影響を控除しており、短信のセグメント数値と異なります。
事業セグメント概要

   売上高


1000.6       億円
   その他     セグメント利益率
                      セグメントコスト
   事業       12.3%
                                 セグメントコスト計

  らでぃっしゅ   セグメント利益率   セグメントコスト
                                 829.7億円
   ぼーや      17.1%




                      セグメントコスト
           セグメント利益率
   大地を
   守る会      19.7%
                                     セグメント利益計      全社固定費


                                 170.9
                                                  のれん償却費など

                                             億円   96.3億円
           セグメント利益率   セグメントコスト                                営業利益
   Oisix
                                                             74.6
            18.0%

                                                                     億円




                                                                          14
国内宅配3事業 会員数推移

 コロナによる宅配需要の高まりもあり、会員数は3ブランド計で約8万人純増

                                                         417,000
                                                          らでぃっしゅ
                                                           ぼーや
                                               339,000    62,751

                                     306,000
                                                           大地を
                                               57,393      守る会

                                      62,935              45,307


                                                37,188
                           213,000
                                      40,189
                            44,933
                 137,000                                   Oisix
      111,000
                                               244,740    308,899
                                     202,427
                           169,664
                 137,359
       111,620




      2016/3     2017/3    2018/3    2019/3    2020/3     2021/3


                                     注)2019/3期より、より適切な事業状況を反映した会員数の定義へと変更   15
1-2. 事業セグメント別 通期レビュー




                 16
事業セグメント全体像


  ① 国内宅配事業(主要3ブランド)
         Oisix
         大地を守る会
         らでぃっしゅぼーや

  ② 国内宅配事業(その他)
         他社EC支援事業(アライアンス)
         とくし丸(子会社)

  ③ その他事業
         海外宅配事業
         店舗外販事業


                            17
事業セグメント全体像


  ① 国内宅配事業(主要3ブランド)
         Oisix
         大地を守る会
         らでぃっしゅぼーや

  ② 国内宅配事業(その他)
         他社EC支援事業(アライアンス)
         とくし丸(子会社)

  ③ その他事業
         海外宅配事業
         店舗外販事業


                            18
                                                                                                                                    国内宅配 主要3ブランド

Oisix KPI                                                                                                                             国内宅配 その他

                                                                                                                                        その他 事業

  会員数:1Qに出荷キャパ超過による新規獲得停止影響があったものの、
        2Q以降リカバリーし年間で約7万人増(前年比129%)
  ARPU :巣ごもり需要で生まれた新しいお客さまニーズを捉え、通期平均で前年比18%増


                                     会員数                                                                     ARPU※


   308,899                                   人
                                                                           308,899
                                                                                        13,042                      円
                 (前年同期比               129%)                              285,168            (前年同期比           111%)
                                                                 274,929
                                                                                                                                             2021/3
                                                                                                                                             2020/3
                                                          252,303

                                                  239,837
                                                                                                          通期平均 前年比118%
                                    226,187230,393
                              221,612
                                                                                         13,822

                                                                                                           12,986          13,106
                                                                                                                                             13,042
                      202,427
               193,461
         186,929
  177,606


                                                                                                                                             11,745
                                                                                                                           11,379
                                                                                        11,095
                                                                                                          10,634


  2019/3 2019/3 2019/3 2019/3 2020/3 2020/3 2020/3 2020/3 2021/3 2021/3 2021/3 2021/3
    1Q      2Q   3Q      4Q     1Q    2Q     3Q      4Q     1Q      2Q     3Q      4Q
                                                                                           1Q                2Q              3Q                4Q



                                                                                                  ※ ARPU=Average Revenue Per User:一人当たり月単価          19
                                                                                                                       国内宅配 主要3ブランド

Oisix KPI                                                                                                                国内宅配 その他

                                                                                                                             その他 事業


  コロナにより、おうちごはんの回数の増加や、季節イベントを家で楽しむなどの生活変化が進み、
  様々なコラボや価値提案を行ったKit Oisixコースの会員数も大幅に増加


                           Kit Oisixコース会員数                                                ◆Kit Oisixの特長

                                                                      累計

  222,494
                                                                                          ✓ 20分以内で主菜・副菜の2品が作れる
                                                人           8,000万食突破
                                                                                          ✓ 契約農家から集めた5種以上の野菜を使用
                  (前年同期比              148%)
                                                                             222,494      ✓ 食材を使い切れるからフードロス削減
                                                                          198,630
                                                                  185,875


                                                           160,112
                                                     150,093
                                               141,292
                                         134,895
                                   128,551

                           111,169

                     94,841
            87,232
   79,674




   2019/3 2019/3 2019/3 2019/3 2020/3 2020/3 2020/3 2020/3 2021/3 2021/3 2021/3 2021/3
    1Q       2Q       3Q      4Q     1Q    2Q    3Q    4Q    1Q      2Q     3Q      4Q




                                                                                         ※Oisix会員数の内数。Kit Oisixコースに加え、           20
                                                                                         「ちゃんとOisixコース」「サクっとOisixコース」会員を含む
                                                                               国内宅配 主要3ブランド
Oisixトピックス                                                                       国内宅配 その他
-新規会員の獲得                                                                          その他 事業


    コロナによる宅配ニーズの高まりや生活変化に対応することで、会員数は前年末差約7万人増加。
    4Qに地域限定放映のテレビCMを含む大規模なプロモーション施策を実行し、認知拡大をはかる


                           前期差+7万人                   1   急増した宅配ニーズに応え“少SKUコース”新設
                                           308,899
               2                                                    ✓ “簡単な買い物”に特化した
                     大規模
                   プロモーション                                            新サービス「サクッとOisix」を開始
                                   285,168
                                                                    ✓ 少SKUの運用により、
1                        274,929                                      逼迫する出荷キャパをコントロール
    少SKUコース                                                           しながら会員拡大を実現
      新設
               252,303


     239,837                                         2   幅広いターゲットへの大規模プロモーション
                                                                    ✓ 関西・東海地域限定で、
                                                                      テレビCMによる認知拡大PR

                                                                    ✓ 従来のWEB広告以外の
                                                                      チャネル開拓もすすめる
     2020/3    2021/3   2021/3   2021/3   2021/3
       4Q        1Q       2Q       3Q       4Q



                                                                                      21
                                                                        国内宅配 主要3ブランド
Oisixトピックス                                                                    国内宅配 その他
-Kit Oisix                                                                        その他 事業


   Oisixのもつ好まれる食事のデータやミールキット製造のノウハウと、
   提携先のもつ子どもたちが楽しく学ぶための知見を合わせることで、家庭での「食育」の価値提供を強化


   ■ 食育の価値提供強化

             Oisixの強み             ◆ Disney

      子ども好みの食事のデータ                ・「Table for Tomorrow」プロジェクト

                                  ・食に対して子どもたちが主体的に
                                   関われる商品、コンテンツを提供
                                                                  ©Disney/Pixar © Just Play, LLC MR. POTATO
                                                                HEAD & MRS. POTATO HEAD are trademarks of
                                                                    Hasbro used with permission.©Hasbro. All
                                                                                             Rights Reserved.




                                  ◆ベネッセコーポレーション
               ※コロナ前に実施した際のイメージ

       ・子どもが味の審査を行う
        「コドモニター」で蓄えた
                                  (こどもちゃれんじ)
        子ども好みメニューの知見              ・6ヵ月の食育プログラムを提供

       ・親子で料理をする仕掛けづくり            ・お手伝い・マナーのご家庭での食育の
                                   課題解決の助けになることを目指す



                                                                                                 22
                                                      国内宅配 主要3ブランド
Oisixトピックス                                              国内宅配 その他
-Purple Carrot(国内) /おうちレストラン
                                                         その他 事業


   コロナによる健康ニーズを捉えた「Purple Carrot」、家で外食気分を味わえる「おうちレストラン」など、
   家庭での食事へのニーズ変化をとらえた多様な切り口の商品・企画により新たな価値を提案


    ヴィーガンミールキット”Purple Carrot”       おうちレストラン

   ✔ 体と環境を気遣う食卓が手軽に実践できる         ✔ 飲食店支援として始まったおうちレストランが、
       「時々ヴィーガン」をコンセプトに伸長             新しいハレの日の形として好評。
                                      4月にサービス開始し、累計5万食を突破
   ✔   ハードルが高かった「家庭でのヴィーガン」を
       手軽に実現できる点が評価され、           ✔   メニュー表もお届けするなど、
       ソーシャルプロダクツアワードを受賞             お店にいるようなワクワク体験を自宅で楽しめる


    ◆販売数量

       +約4倍




       2019/3   2021/3
         4Q       4Q


                                                              23
                                                                                                                                             国内宅配 主要3ブランド

大地を守る会 KPI                                                                                                                                     国内宅配 その他

                                                                                                                                                 その他 事業


    会員数:宅配需要の追い風もあり、全四半期において純増を達成
    ARPU :コロナによる健康意識の高まりニーズなどを捉え、通期平均で前年比約15%増


                                            会員数                                                                       ARPU※


        45,307                                     人                                             23,520                      円
              (前年同期比                     122%)                                                       (前年同期比          109%)                               2021/3
                                                                                                                                                         2020/3
                                                                                      45,307
                                                                            44,878 44,998
 44,086 43,775                                                     43,941
                 42,071
                          40,189
                                                                                                                    通期平均 前年比115%
                                   38,517
                                            37,532 37,121 37,127                                        27,117

                                                                                                                    24,128          24,356
                                                                                                                                                      23,520



                                                                                                                                    22,391
                                                                                                                                                      21,604
                                                                                                                    21,159
                                                                                                  20,821




 2019/3 2019/3 2019/3 2019/3 2020/3 2020/3 2020/3 2020/3 2021/3 2021/3 2021/3 2021/3
                                                                                                   1Q                 2Q              3Q                4Q
   1Q    2Q       3Q       4Q       1Q        2Q    3Q     4Q       1Q        2Q    3Q      4Q



                                                                                                           ※ ARPU=Average Revenue Per User:一人当たり月単価          24
                                                  国内宅配 主要3ブランド

大地を守る会トピックス                                         国内宅配 その他

                                                     その他 事業


 二人暮らしのシニア層のターゲットニーズに沿った企画提案・商品ラインナップの充実をはかり
 コロナによる宅配ニーズが落ち着きつつある中でも、高い水準のARPUを維持


     お二人様 × イベント 企画を提案           シニア × 健康 商品の強化


 ✔   お子さんが巣立ったご家庭に合わせた       ✔   「目利きの旬魚」シリーズ、発酵アイテムなど、
     ボリューム・提案でターゲットニーズを捉える       高い健康意識に応える商品をラインナップ




                                                          25
                                                                                                                                                   国内宅配 主要3ブランド

らでぃっしゅぼーや KPI                                                                                                                                        国内宅配 その他

                                                                                                                                                       その他 事業


 会員数:オペレーションエクセレンスはほぼ完了。4Qには獲得トライアルを実施し純増へ転換
 ARPU :家庭での料理時間増加に沿ったサービス改善などにより、通期平均で前年比約15%増


                                            会員数                                                                             ARPU※


        62,751                                          人                                               20,259                     円
                    (前年同期比                     110%)                                                       (前年同期比           109%)
  74,240                                                                                                                                                    2021/3
           71,616
                                                                                                                                                            2020/3
                    66,070
                             62,935                                       62,515 61,822      62,751                       通期平均 前年比115%
                                      61,009                                              61,518
                                               59,400
                                                        58,528
                                                                 56,935                                          23,189

                                                                                                                          20,884          21,000
                                                                                                                                                            20,259


                                                                                                                                          19,659
                                                                                                                                                     18,621
                                                                                                        18,202            17,926



  2019/3 2019/3 2019/3 2019/3 2020/3 2020/3 2020/3 2020/3 2021/3 2021/3 2021/3 2021/3
                                                                                                          1Q                2Q              3Q                4Q
   1Q       2Q       3Q       4Q       1Q       2Q       3Q       4Q        1Q    2Q       3Q      4Q


                                                                                                                 ※ ARPU=Average Revenue Per User:一人当たり月単価          26
                                                          国内宅配 主要3ブランド

らでぃっしゅぼーやトピックス                                             国内宅配 その他

                                                             その他 事業


  青果品質改善や「ぱれっと」の使いやすさ改善など、
  継続して取り組んでいたオペレーションエクセレンスの活動は2021/3で完了

 ■オペレーションエクセレンスの取組み

  ①青果品質の改善              ②お客さまコミュニケーション強化
  集荷センター集約による「品質均一化」、   新規会員の顧客体験の見直し
  「産地への迅速なフィードバック」


                                              ✔ 2021/3で
                                                オペレーションエクセレンスは完了


                                              ✔ 来期からは、
  ③お届け形態の見直し            ④ぱれっとの使いやすさ改善           “ふぞろいRadish”など
                        お野菜の詰め合わせBOX「ぱれっと」の
                                                お客さまニーズに沿った
  資材サイズを見直し、利用しやすい
  小さいサイズでお届けできるように変更    野菜を使いやすい組み合わせに          サービス構築を実施




                                                                 27
                            国内宅配 主要3ブランド

事業セグメント全体像                   国内宅配 その他

                               その他 事業




  ① 国内宅配事業(主要3ブランド)
         Oisix
         大地を守る会
         らでぃっしゅぼーや

  ② 国内宅配事業(その他)
         他社EC支援事業(アライアンス)
         とくし丸(子会社)

  ③ その他事業
         海外宅配事業
         店舗外販事業

                                   28
                                                         国内宅配 主要3ブランド

他社EC支援事業                                                  国内宅配 その他

                                                            その他 事業


 国内宅配事業と同様に、定期会員数は順調に増加。
 それぞれのお客さまニーズに沿った企画提案などの効果により、購買単価もコロナ前よりも高い水準を維持


         ISETAN DOOR                         dミールキット
      三越伊勢丹HDのEC宅配事業の支援事業。                   NTTドコモの会員様向けに
      ECサイト運営管理から物流・配送まで受託             ミールキットを中心とした定期宅配サービスを運営




✔   会員数はコロナ影響もあり順調に伸長し、           ✔   定期会員数は、コロナ影響もあり順調に増加
    サービス開始から約3年で3.7万人に到達(3月末時点)

✔   海外や地方の物産展などの百貨店の強みを           ✔   ドコモ会員様向けの案内に加え、
    活かした特集により購買単価も高い水準を維持             店頭窓口での新規獲得のトライアル開始


                                                                 29
                                                                          国内宅配 主要3ブランド

とくし丸(子会社)                                                                  国内宅配 その他

                                                                             その他 事業


 コロナによる移動販売の需要増もあり、流通総額は前期比150%超を達成。
 稼働台数も、新しい拡大手法の構築により年間225台と過去最高の増車を記録

              流通総額・稼働台数                                          提携スーパー

    2021/3 流通総額                         稼動車両台数              提携スーパー様


  165.1                   億円         740               台    143   社
   計画比        116%
   前期比        154%
                                                165.1


                                     107.1           740台
                          79.0
               55.5                     515台

   36.0                      385台
                  303台
          221台

   FY2017/3    FY2018/3   FY2019/3   FY2020/3   FY2021/3




                                                                                 30
                            国内宅配 主要3ブランド

事業セグメント全体像                   国内宅配 その他

                               その他 事業




  ① 国内宅配事業(主要3ブランド)
         Oisix
         大地を守る会
         らでぃっしゅぼーや

  ② 国内宅配事業(その他)
         他社EC支援事業(アライアンス)
         とくし丸(子会社)

  ③ その他事業
         海外宅配事業
         店舗外販事業


                                   31
                                    ※Purple Carrotは12月決算であり、         国内宅配 主要3ブランド

Purple Carrot事業(アメリカ)               決算連結が当社と3カ月ずれているため、
                                    2021/3は1月~12月の事業数値を連結しています
                                                                      国内宅配 その他

                                                                        その他 事業


 国内宅配事業と同様、会員数・ARPUともに大幅に増加。当初予定を前倒して通期黒字化達成。
 スーパーへの卸事業も計画を順調に達成しており、店舗数の拡張をはかる


                   売上高               ◆ヴィーガン冷凍食品の卸事業

                          $83mn                          ◆取引店舗数
                   前年比
                   +2倍

               $41mn


                                                            500

     2018/12    2019/12   2020/12
                                                           2020/12     2021/12(予定)



  ✔ 統合後1年で通期(1月~12月)黒字化達成              ✔ 冷凍食品の卸事業は米国オーガニック小売最大手の
                                          「WHOLE FOODS MARKET」の500店舗で取扱い
  ✔ 会員数の伸長は徐々に落ち着きつつあるが、
    前年比較で約2倍の大幅増を達成。
    ARPUも通期で前年比約+10%と伸長
                                       ✔ 来期は取引店舗を大幅に拡大し、
                                          ブランド認知の拡大を図る


                                                                             32
                                                            国内宅配 主要3ブランド

香港・上海事業                                                      国内宅配 その他

                                                               その他 事業


    香港:コロナ拡大の影響により、現地香港人の定期会員が大幅増。全ての四半期で黒字を達成
    上海:今期ローンチしたミールキットサービスは、メニューや食味のローカライズを進めるとともに、獲得手法の磨き上げを実行



            Oisix香港                             Oisix上海
          2009年よりサービスを開始。                      2017年よりサービス開始。
        日本産商品を越境でお届けするモデル               Oisix基準内の商品を現地調達・お届けするモデル




✔    全四半期において、黒字を達成。                ✔    コロナ影響により現地への渡航が出来ず、
     会員数は現地香港人を中心に大幅増加                   事業開発のスピードに遅れ

✔    より香港人の方に選ばれるサービスとなるため、         ✔    そのような環境下においても、
     “安全性”の価値に加え、                        メニューや味のローカライズや、
     美味しさや鮮度の価値訴求を強化                     継続率の高い集客チャネルの確立を実行


                                                                    33
                                                                          国内宅配 主要3ブランド

Shop in Shop事業                                                                国内宅配 その他

                                                                                その他 事業


  上期は百貨店休業の影響を受けたものの、下期以降は順調に進捗。
  店舗でのミールキット販売の勝ちパターンが見えてきており、他店舗への水平展開を進める


                売上・取引店数
                                                   ■ 店舗でのミールキット販売モデル確立
                                                    最もお客さまの課題として大きかった、
     2021/3 売上高                  3月末取引店数
                                                    献立マンネリニーズに対して、

     8.5        億円              184           店
                                                    「週替わりメニューを中心にした品揃え」と
                                                    「マンネリ解消が伝わる売場作り」を実行

                                                                 ◆モデル店舗日次売上
                                         8.5
      7.7                    7.7                                     日次売上は
                 7.2                                               2.5倍伸長

                                            184店
                                 157店
                     134店

       106店
                                                                  FY2019/3末 FY2020/3末 FY2021/3末
     FY2018/3   FY2019/3    FY2020/3    FY2021/3




                                                                                        34
                                                                    国内宅配 主要3ブランド

保育園事業                                                                   国内宅配 その他

                                                                         その他 事業


 上期は保育園休園の影響を受けたものの、4Qには売上計画をキャッチアップ。
 3月に「すくすくOisix」にサービス名称を変更し、保育園ニーズに沿った提案価値を強化していく


               売上・取引園数
                                                 ■食育サポートの拡充
    2021/3 売上高                  3月末取引園数           保育園や保護者のニーズが高い

   9.1                         545
                                                  “食育サポート”のサービス拡充
               億円                            園



                             9.7
                                       9.1
                 7.8


                                          545園   ■ 関西エリアへの展開※
      4.4
                                                  ・ニーズの高まりから、関西エリアでサービス展開
                    351園       373園
                                                  ・サービス展開わずか2か月で、
        231園
                                                   関西エリア   46園までに規模拡大
    FY2018/3   FY2019/3    FY2020/3   FY2021/3




                                                                             35
1-3.社会的活動トピックス




           36
社会的活動トピック
-We Support(医療従事者支援)

   医療従事者向けの食品支援プラットフォーム「We Support」は、
   のべ56万食の食品を医療機関へ提供し、総額約7億円の支援に貢献




                        医療機関と食品サポート企業とを
                        つなぐプラットフォーム

     支援先医療機関                              サポート企業

機関数: 106機関                                支援総額:  7億円
                                                  約

支援食数: 約56万食                               参加企業: 120社




                                           *4/30時点の実績   37
社会的活動トピック
-生産者との取り組み

 生産者同士の交流会や、生産者とお客さまを繋ぐイベントをオンライン開催。
 オンラインならではのコンテンツを加えて交流をはかり、より良い食を提供できるよう相互の理解を深めた


           N-1サミット                 オーガニックフェスタ
   全国264団体の生産者・メーカーがオンライン参   従来の生産者とお客様が集うマルシェ形式の
   加。お客さまが「おいしさ」評価する         イベントから、オンラインイベントへ発展。
   「農家・オブザイヤー表彰」を開催          国外の生産者と繋ぐなどオンラインならではの取組み




                                                   38
社会的活動トピック
-当社ビジネスの評価

  社会課題を解決するための様々な取り組みが評価され、
  Kit Oisix活用による女性の活躍推進の促進など多方面での評価を受けた



  アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー      HAPPY WOMAN AWARD           ジャパン・レジリエンス・アワード
      日本代表選出                   for SDGs
 新たな事業領域に挑戦し、イノベーションを   女性を応援する商品やサービスを展開し、         次世代に向けたレジリエンス社会に向けた
 起こす個人に与えられる賞で、         活躍推進に寄与した企業に贈られる賞で、         取り組みを奨励する賞で、
 社会課題の解決という当社の提供価値、     Kit Oisixなどプレミアムな時短体験の提供を   「We Support」の仕組みが、
 ビジネスモデルの世界的な普遍性を評価     している点を評価                    感染症対策の先進的な取り組みとして受賞




                                                                  39
2. 食のサブスクリプションモデルによる成長戦略




                     40
各ブランドの提供価値

 当社は、「Oisix」 「大地を守る会」 「らでぃっしゅぼーや」 「Purple Carrot」 「とくし丸」と、
 主に5つのブランドでおいて、食のサブスクリプションサービスを日本国内を中心に展開
                                                         売上/流通総額
                   主要ターゲット         提供価値                  (2021/3実績)



               子育てと仕事の両立に
               忙しい共働き世帯
                                プレミアムな時短       約500億



               健康的な食ニーズのある
               二人暮らしのシニア夫婦
                                手軽な健康実感        約140億



                                料理を通じて
               料理を楽しみたい世帯
                                日々の暮らしが楽しくなる   約180億




               80代以降のご高齢の方      健康で快適に元気に      約165億
                                家で長く過ごせる         ※流通総額




               エシカル・ヴィーガンに      手軽にヘルシーに
               関心がある世帯          ヴィーガンを楽しむ      約90億
   (アメリカ)

                                                                      41
食のサブスクリプションモデルによる
成長戦略
 食のサブスクサービスにおいて独自の成長モデルを保有しており、各ブランドで展開しながらモデルを磨き上げる

                   サブスク会員からの安定的な需要
良                                                継
質      優良な生産者                         サブスク会員     続
な                                                的
サ                                                な
プ
ラ                 食のサブスクリプションモデル                 事
イ                                                業
の                                                成
拡                                                長
大
                    食のサブスクに特化した
    オリジナリティ高い         プラットフォーム           満足度の高い
      プロダクト                           カスタマーエクスペリエンス




                     ローコストオペレーション
                    マーケティングノウハウ共有



                       収益性向上
                                                 42
                                               ①カスタマーエクスペリエンス

① カスタマーエクスペリエンス                                ②オリジナリティ高いプロダクト

                                               ③ローコストオペレーション

 食のサブスクマーケティングノウハウに基づく「満足度の高いカスタマーエクスペリエンス」を
 提供することにより、サブスクモデルを通じた継続的な事業成長を実現

                   サブスク会員からの安定的な需要
良                                                       継
質      優良な生産者                           サブスク会員          続
な                                                       的
サ                                                       な
プ
ラ                  食のサブスクリプションモデル                       事
イ                                                       業
の                                                       成
拡                                                       長
大
                     食のサブスクに特化した        1
    オリジナリティ高い          プラットフォーム            満足度の高い
      プロダクト                             カスタマーエクスペリエンス




                      ローコストオペレーション
                     マーケティングノウハウ共有



                       収益性向上
                                                         43
                                                       ①カスタマーエクスペリエンス
①カスタマーエクスペリエンスの進化                                      ②オリジナリティ高いプロダクト
-Oisix                                                 ③ローコストオペレーション




  ✔ Kit Oisixの進化                      ✔ ストレスのないお買い物体験

    ① 価値提供領域の拡大                        ① 注文アプリのUIの改善
     ・”食育”の価値提案強化                      ② 短時間かつ満足度の高い売り場設計
     ・健康意識の高まりに対する
      ヴィーガン(Purple Carrot)の
      露出拡大

     ・季節行事などハレイベントメニューや、
      「朝・昼」メニューの拡充

                                      ✔ サービスのペインポイント削減
    ② 続けやすい商品への機能強化                    ① 分かりやすい配送料体系の検討
                              フローズン
     ・賞味期限の長期化、冷凍Kitの拡充
                                       ② 商品受取体験の改善
     ・低価格帯・大容量の規格増
                                       ③ 欠品・売切れのゼロ化
     ・資材の脱プラ促進 など



                                                                44
                                             ①カスタマーエクスペリエンス
①カスタマーエクスペリエンスの進化                            ②オリジナリティ高いプロダクト
-大地を守る会/らでぃっしゅぼーや                            ③ローコストオペレーション




 ✔ “手軽に健康実感”の価値提案       ✔   “料理を通じた社会貢献”の価値提案
   ・シニア二人暮らし向けの             ・規格外の農産・水産品に特化したサービス
    サブスクコース「まるごはん」の拡充        「ふぞろいRadish」ローンチ




                        ✔   料理のスキルアップ実感
                            ・「ぱれっと」の野菜を使い切りサポート




                                                       45
                                                     ①カスタマーエクスペリエンス
①カスタマーエクスペリエンスの進化                                    ②オリジナリティ高いプロダクト
-とくし丸/Purple Carrot                                  ③ローコストオペレーション




                                            (アメリカ)
  ✔ 高齢者が元気で長く過ごせる           ✔    より幅広いニーズに対応するため
    商品・サービスの提供                   時短アイテムの拡充
    ・とくし丸のプライベートブランド商品の開発       ・手軽なヴィーガン体験の価値提供のため、
                                 時短ニーズに対応した商品カテゴリの拡充
    ・幅広い商品・独自サービス提供
    ・孤独解消のためのプラットフォーム作り
                            Ready to Cook        Ready to Eat
                                                 (より時短ニーズに対応)




                                             +




                                                               46
② オリジナリティ高いプロダクト

 サブスクモデルによる安定的な需要により、優良な生産者との取引や
 オリジナリティの高いプロダクト開発が可能となり、良質なサプライを実現
                   サブスク会員からの安定的な需要
良                                                 継
質        優良な生産者                       サブスク会員      続
な                                                 的
サ                                                 な
プ
ラ                  食のサブスクリプションモデル                 事
イ                                                 業
の                                                 成
拡                                                 長
大
                    食のサブスクに特化した
    2 オリジナリティ高い       プラットフォーム           満足度の高い
        プロダクト                         カスタマーエクスペリエンス



                     ローコストオペレーション
                    マーケティングノウハウ共有



                       収益性向上
                                                  47
                                                 ①カスタマーエクスペリエンス

② オリジナリティ高いプロダクト                                 ②オリジナリティ高いプロダクト

                                                 ③ローコストオペレーション


 「Kit Oisix」を始め、「ちゃんとOisix」 「ぱれっと」 「まるごはん」など、
 様々なカテゴリ食材と当社ノウハウを組み合わせたオリジナルプロダクトの提供が可能

  オリジナルプロダクトの一例
        オリジナルサブスク商品                   伝統野菜・ふぞろい野菜
       取引生産者の様々な食材と                   希少価値の高い伝統野菜や、
  当社独自のレシピなどのノウハウを組み合わせて提案           ふぞろい野菜に特化した売場提案




                                      プライベートブランド商品

                                      当社生産者と共同開発した
                                    添加物の少ないプライベートブランド商品




                                                           48
③ ローコストオペレーション

 食のサブスクリプションに特化したフルフィルメントプラットフォームを構築することで、
 ローコストオペレーションが可能となり、食品小売業の中でも高い収益性を実現

良                   サブスク会員からの安定的な需要                 継
質      優良な生産者                           サブスク会員      続
な                                                   的
サ                                                   な
プ
ラ                  食のサブスクリプションモデル                   事
イ                                                   業
の                                                   成
拡                                                   長
大
                     食のサブスクに特化した
    オリジナリティ高い          プラットフォーム             満足度の高い
      プロダクト                              カスタマーエクスペリエンス




                    3 ローコストオペレーション
                     マーケティングノウハウ共有



                        収益性向上
                                                    49
                                                            ①カスタマーエクスペリエンス
③ ローコストオペレーション                                              ②オリジナリティ高いプロダクト
-EBITDAマージン目標                                               ③ローコストオペレーション


 2021/3は、一時的なARPU増効果を除いた実力値においてもEBITDAマージンは1.0pt伸長。
 2024/3末時点で、実力ベースでEBITDAマージン10%を目標とし、継続した収益性強化施策を行う

       EBITDA推移
                                          2024/3期末までに、
                                   EBITDAマージン10%
                                               を目指す
                                                              10%
                                     約54


                          35.9            6.1%
                30.8
                                      実
       16.7                           力
                              5.1%    値
                   4.9%

         4.1%

       2018/3   2019/3    2020/3      2021/3             2024/3末時点
                                     (実力値)                 (目標)


                                                                      50
                                                 ①カスタマーエクスペリエンス
③ ローコストオペレーション                                   ②オリジナリティ高いプロダクト
-収益力強化施策                                         ③ローコストオペレーション


  下記の収益力強化施策を実行し、EBITDAマージン目標の達成を目指す

                         今後の収益力強化施策
           限界
           利益

                 商品原価削減
           商品
           原価    1. 食のSPA化の加速            ▲1.0pt~▲3.0pt
                   1-1. 豚肉加工内製化
                   1-2. Kit製造工程の効率化
                   1-3. 豊洲漁商産直市場とのシナジー


    客単価           物流・配送費
           物流・
           配送費    2. Oisix新物流ステーションの稼働開始        ▲1.0pt




           その他
           販管費

                                                           51
                                                ①カスタマーエクスペリエンス
③ ローコストオペレーション                                  ②オリジナリティ高いプロダクト
-商品原価削減                                         ③ローコストオペレーション


  加工工程の内製化を進めることにより商品・製造原価の削減を実行。
  2021/3は、Oisixの豚肉加工内製化やKit製造の効率化を重点的に進め、原価低減を実現


  1. 食のSPA化の加速

     1-1. Oisix豚肉の加工内製化率      1-2. Kit Oisix製造の効率化


      2020/3末      2021/3末


     約30%        約70%




                                  Kit Oisix製造において
     豚肉カット作業などの内製化を進め、
                             受注予測精度向上や作業ライン効率化により
       製造工程での加工賃を削減
                                     製造原価を低減



                                                          52
                                                          ①カスタマーエクスペリエンス
③ ローコストオペレーション                                            ②オリジナリティ高いプロダクト
-商品原価削減                                                   ③ローコストオペレーション

 21年3月に当社連結した「豊洲漁商産直市場」の持つ効率的な仕入れ・商品提案のアセットを活かし、
 統合後わずか1か月で共同開発の商品を販売。今後も水産品カテゴリの原価削減に繋げる


  1. 食のSPA化の加速
                          1-3. 豊洲漁商産直市場とのシナジー


                                        ◆ビジネスモデルの強み
                  ×
                                             豊洲市場     全国25か所の漁協


   統合後わずか1か月で、共同開発の新商品を販売。
   水産品カテゴリの単価アップ、原価削減の取組を実行

                                        豊洲市場の買参権    独自の産直ネットワーク




    ▲のどぐろ炊き込みご飯       ▲とろける白エビ
                                        ✔   市場と産直、双方のネットワークを活かした
                                            効率的な仕入れ、商品提案が可能


                                                                    53
                                                          ①カスタマーエクスペリエンス
③ ローコストオペレーション                                            ②オリジナリティ高いプロダクト
-物流費削減                                                    ③ローコストオペレーション


 Oisixの新海老名ステーションは21年10月より稼働開始予定。
 2022/3は移行期間により一時的に利益率悪化するも、翌期から物流費削減を見込む


 2.Oisix新物流ステーション稼働開始
                           ◆ 費用イメージ
 ◆新海老名ステーション概要
                                            物流関連費          減価償却費

  ✔ 21年10月より稼働開始。          2021年4月
    21年3月比でキャパシティは倍増を見込む                    建設にかかる
                                             初期費用

  ✔ 設備投資を約37億見込むも、               10月
    一元化後は物流費1%の削減効果を見込む
                                     費用増                 費用増


  ◆新海老名ステーションイメージ                           旧ステーションとの
                                                               庫内設備・システムの
                                           並行運用・切替による
                                                                 償却費増
                                              物流費増

                           2022年4月
                                     費用減

                                            新海老名ステーション
                                           一元化によるコスト削減




                                                                     54
3. サステナブルリテール




          55
サステナブルリテール
-サブスクビジネスモデルによるフードロスの撲滅
  食のサブスクリプションモデルを活用することにより、
  “サステナブルリテール”を体現し、フードロスの撲滅を目指す

          川上(畑)       川中(物流)       川下(食卓)




  畑との連携による                              食材が余らないサービス
   フードロス削減                              提供によるフードロス削減




                     需要コントロールによる
                       フードロス削減


                  サブスクモデル成長モデルの活用により、
                  フードロス撲滅を目指す
                                                 56
フードロス撲滅
-サプライチェーン全体像

   当社のビジネスモデルでは、「畑」 「物流」 「食卓」のそれぞれのサプライチェーンについて
   フードロスは低水準だが、さらなる施策推進によりフードロス撲滅を目指す


      川上(畑)            川中(物流)             川下(食卓)


                     需要予測がしやすく、
                                      「Kit Oisix「や「ちゃんとOisix」
   産地と直結し、           また需要コントロールが可能な
                                      を始めとした
   連携することで、産地(畑)の    サブスクモデルにより
                                      “家庭で余らないサービスの
   フードロス削減に寄与        自社流通プロセスの
                                      提供により家庭のフードロス
                     フードロスを低減
                                      削減に寄与




                サプライチェーン全体でのフードロス撲滅

                                                                57
フードロス撲滅                                        川上        川中   川下

-川上のフードロス削減

  川上(畑)においては、豊作によって獲れすぎた野菜や、ふぞろい野菜などを積極的に活用。
  さらには、アップサイクルに特化した売場もローンチし、畑のフードロス削減に貢献

   ■川上(畑)のフードロス削減

                               ふぞろい野菜の活用
        豊作野菜の活用                (ふぞろいRadish)

     天候要因で豊作となった野菜も、         生産過程でどうしても生まれてしまう
 Kitの原料や、冷凍野菜の原料として活用         “ふぞろいの野菜”に特化した
                                 売り場をオープン



                        +
                               アップサイクル売場の新設
     Kit原料    冷凍野菜           21年7月からアップサイクル商品に
                            特化した売り場「Upcycle by Oisix」を
                                  オープン予定




                                                               58
フードロス撲滅                                    川上        川中           川下

-川中のフードロス削減

  川中(物流)においては、畑の収穫状況と食卓のニーズを独自のアルゴリズムでマッチングさせた
  サブスクリプションBOXの仕組みにより、一般食品小売と比べ大幅に低い廃棄率を実現

   ■川中(物流)のフードロス削減

   ◆食材ロス率の比較                         畑と食卓を繋ぐ
                                オリジナルサブスクBOXアルゴリズム
    約5~10%                         畑の収穫状況と食卓のニーズを
                               当社独自のデータドリブンのアルゴリズムによりマッチング


                                 畑                           食卓
                              全国4,000軒の                   40万人×52週の
              一般食品小売と比べ       作物状況データ                       購買データ

             大幅に低い廃棄率
                を実現
                                             当社独自の
                                          オリジナルサブスクBOX

                約0.2%                      当社独自のデータドリブンの
                                          アルゴリズムに基づいたマッチング



    小売店平均        当社

                                                                   59
フードロス撲滅                              川上      川中    川下

-川下のフードロス削減

  川下(食卓)においては、Kit Oisixの活用により、食品廃棄自体が1/3に削減。
  また発生した食品廃棄においても堆肥化させる仕組みにより、食卓でのフードロス削減に貢献

   ■川下(食卓)のフードロス削減

    Kit Oisixによるフードロス削減         家庭の生ゴミの堆肥化
     必要な材料を、必要な分だけ使うことで、       家庭での生ゴミを乾燥させたものを、
      家庭でのフードロスが約1/3に削減         取引生産者の堆肥として活用




            食卓のフードロスが
            約1/3に削減




      通常        Kit Oisix使用

                                                    60
サプライチェーンにおける
カーボンニュートラルの実現
 生産~配送まで含めたサプライチェーン全体における温室効果ガス排出量を、
 2026/3末までにカーボンニュートラルの達成を目指す

 ■カーボンニュートラル目標

                   100                          2026/3末までに
                                            カーボンニュートラル達成を目指す




                                                           0
 具体的な施策例
                   2022/3                                 2026/3末

             大崎本社・物流ステーションの
  スコープ1/2    電力を再生エネルギーに切り替え
                                  完了

                 ・グリーン生産基準の    ・グリーン生産基準の    ・グリーン生産基準の
                  要件決定         導入生産者拡大        定着
   スコープ3                                                   完了
                 ・廃棄残渣の有効活用    ・包装資材のさらなる    ・配送車のEV化
                                グリーン化

                                                                    61
4. 2022/3 事業計画




           62
2022/3 業績予想サマリ

 一時的に増加したARPUは、コロナ前の水準に戻ることを前提に計画策定
 売上     :ARPUは元の水準を戻ることを想定しつつ、会員は引き続き2ケタ成長。
         その結果、実績比で105%、実力比で117%の増収を見込む
 EBITDA :ARPUが元の水準に戻ることによる利益率の低下に加え、新海老名ステーション稼働などの
         一時的なコスト増の影響により、実績では減益であるものの、実力比では20%増益を見込む




  売上高
            1050.0億円              EBITDA
                                           65.0億円
                   実力値:117%                      実力値:120%
             前期比                           前期比
                   実績   :105%                    実績   :   73%




              50.0億円                       30.0億円
                                  親会社株主に
                                   帰属する

 営業利益                              当期
                   実力値:125%                      実力値:100%
             前期比
                   実績   :   67%   純利益      前期比
                                                 実績   :   60%



                                                           63
                                                          注)「国内宅配3事業の一時的なARPU増加分」を
2022/3 売上高予想                                                除いた数値を実力値として記載



 コロナにより一時的に上昇したARPUの剥落を見込んだ実力値比較では、
 主に国内3ブランドの会員数増の効果により、約150億円の増収を見込む

    売上高の推移
                                                      その他事業
                      コロナによる                           売上増
                     国内3ブランドの         宅配3ブランド
                    一時的なARPU増
                             約●       ARPU実力増
                                                              約5   1050.0
                    1000.6
                                              約30    約115
                             約100   約900


                                                宅配3ブランド
           710.5                                 会員増
  624.3
                      実              実
                      績              力
                                     値          前年実力値からの売上成長


                                                約   +150億円
  2019/3   2020/3   2021/3           2021/3                          2022/3   2023/3
                    (実績)            (実力値)                             (予想)     (予想)




                                                                                       64
                                                                  注)「国内宅配3事業の一時的なARPU増加分」を
2022/3 EBITDA予想                                                     除いた数値を実力値として記載



 コロナにより一時的に上昇したARPUの剥落を見込んだ実力値比較では、
 主に国内3ブランドの会員数増の効果により、約10億円の増益を見込む

        EBITDAの推移
                     コロナによる
                    国内3ブランドの                 宅配3ブランド          その他事業の
                   一時的なARPU増                  会員増               減益        固定費増
                                                                           など
                   89.0
                                                            約13     約2

                            約34
                                                      約23
                                                                          約6   65.0
                                   約54       約9             新海老名の物流費増・
                                                            プロモーション費増など

                   実                        宅配3ブランド
          35.9                               ARPU増
 30.8              績               実
                                   力
                                   値                    前年実力値からの利益成長


                                                        約   +10億円
 2019/3   2020/3   2021/3          2021/3                                        2022/3   2023/3
                   (実績)           (実力値)                                           (予想)     (予想)




                                                                                            65
2022/3 実力業績推移                                         注)「国内宅配3事業の一時的なARPU増加分」を
                                                        除いた数値を実力値として記載
-売上
  3社統合後の3年間で、年平均成長率約19%を達成。
  2022/3においても、主に国内宅配事業の会員数増の効果により約150億円の増収を見込む

                                売上高



       1050.0
                                統合後3年
                                 CAGR
                   億円                                       1050.0
       (実力値前期比 117%)            18.9%
                                                約900



                                  710.4

                       624.2                      実
                                                  力
                                                  値




                       2019/3     2020/3         2021/3
                                                 (実力)
                                                              2022/3



                                           注)2019/3期は、らでぃっしゅぼーやは決算期変更のため、
                                             13ヶ月計上(1Qに4ヶ月計上)
                                                                               66
                                             同条件比較のため、らでぃっしゅの1か月分(18年3月分)を除外
2022/3 実力業績推移                                                           注)「国内宅配3事業の一時的なARPU増加分」を
                                                                          除いた数値を実力値として記載
-EBITDA/営業利益/当期純利益
  3社統合後の3年間で、EBITDAは年平均成長率約28%を達成。
  2022/3においても、主に国内宅配事業の会員数増の効果により約10億円の増収を見込む

            EBITDA                              営業利益                          親会社に帰属する当期純利益



  65.0     億円                            50.0     億円                            30.0       億円
  (実力値前期比 120%)                           (実力値前期比 125%)                            (実力値前期比 100%)

          統合後3年                                統合後3年                                 統合後3年
           CAGR                                 CAGR                                  CAGR
          28.3%                                30.7%                                 39.7%
                             65.0                              50.0                           約30      30.0
                     約54                                 約40


            35.9
   30.8                                                                                        実
                     実                 22.4
                                                24.6      実                                    力
                     力                                    力                                    値
                                                                            11.0
                     値                                    値                           7.9     (注2)



  2019/3   2020/3   2021/3   2022/3   2019/3   2020/3   2021/3 2022/3       2019/3   2020/3   2021/3   2022/3
                    (実力値)     (予想)                      (実力値) (予想)                            (実力値)     (予想)


                                                          注2) 2021/3の当期純利益の実力値には、                         67
                                                              Purple Carrotの法人税軽減効果約4億を含む
セグメント別計画
                                  セグメント利益 計画
               売上高 計画           (のれん償却の影響を控除)         2022/3 成長イメージ



     Oisix
             570.0億円              83.0億円           ・通期において新規獲得を強化し、
                                                    約5万人の会員増により増収
                   実力値   129%         実力値   115%   ・費用は新海老名ステーションや
             前期比                前期比                 プロモーション費など一時的増加を見込む
                   実績    114%         実績     92%


 宅
 配   大地を
             130.0億円              25.0億円           ・まるごはんを中心とした、
                                                    ターゲットニーズに沿った商品開発を進め
 事   守る会
             前期比
                   実力値   106%   前期比
                                      実力値   112%    新規獲得につなげる

 業                 実績     93%         実績     91%


     らでぃ
     っしゅ
             155.0億円              25.0億円           ・再拡大フェーズに移行し会員数増加
                                                   ・ふぞろいRadishなど、料理の楽しみと
                                                    社会貢献の価値提案を磨き上げる
     ぼーや           実力値   103%         実力値   113%
             前期比                前期比
                   実績     88%         実績    83%



             195.0億円              21.0億円
                                                   ・他社EC支援や店舗外販事業などは
  その他                                               順調伸長
  事業                                               ・Purple Carrotは、
              (前期実績比    103%)    (前期実績比    90%)     Afterコロナの売上・利益減を見込む


                                                                       68
Oisixキャパシティ拡張見込み


                                          新海老名ステーション
                                          稼働開始

  300

                                              ✔ 21年3月比で倍増のキャパ確保

                                              ✔ 新海老名ステーション一元化による
             狭山ステーション          現在              物流効率良化
             増設                                (狭山などのサテライトセンターは、
                                                2022/3期中にクローズ予定)
  150

                             物流効率改善により
                              段階的に増加
  100
         物流効率改善により
          段階的に増加




   2020年3月
                  2020年10月               2021年10月


                                                                   69
国内宅配3ブランドの会員数計画

 国内宅配3ブランド全てにおいて再拡大フェーズに移行し、事業成長を加速させる


      会員数計画                                    471,000
                                               (+54,000)

                         417,000   らでぃっしゅぼーや     らでぃっしゅ
                                                 66,000
                          62,751
                                    +3,000
               339,000
                                                  大地を
    306,000                        大地を守る会         守る会
                                                 48,000
                57,393    45,307
     62,935                         +3,000
                37,188
     40,189
                                                  Oisix
                                     Oisix
                         308,899                 357,000
               244,740
     202,427
                                     +48,000


     2019/3    2020/3    2021/3                  2022/3
                                                (業績予想)



                                                           70
APPENDIX・DATA SHEET




                71
会社概要




 会社名:    オイシックス・ラ・大地株式会社(英名:Oisix ra daichi Inc.)

 所在地:    東京都品川区

 設立:     2000年6月

 代表者:    代表取締役社長 高島 宏平

 資本金:    3,993百万円(2021年3月末)

 従業員数:   連結 915名 (2021年3月末)




                                                    72
関係会社概要
 連結子会社
 株式会社とくし丸                   移動スーパー事業における提携スーパーの開拓、販売パートナーへのノウハウ提供

 株式会社フルーツバスケット              果実・野菜等の農産物の加工・商品開発、販売

 カラビナテクノロジー株式会社             ECサイトのプラットフォームシステム開発、運用、Webサイト制作

 株式会社クレイジーキッチン              ケータリングサービス事業、イベントプロデュース事業、空間演出事業

 Oisix Hong Kong Co.,Ltd.   当社の香港現地業務の受託

 上海愛宜食食品貿易有限公司              中国における食品宅配事業

 Purple Carrot              アメリカにおけるミールキットの宅配サービス

 Oisix Inc                  海外における投資事業

 Future Food Fund株式会社       食分野のスタートアップ企業への投資事業

 Future Food Fund
                            食分野のスタートアップ企業への投資組合
 1号投資事業有限責任組合

 豊洲漁商産直市場                   主に外食産業向けの水産品の卸販売


 主な関連会社
 株式会社日本農業                   農産物輸出事業

 株式会社ウェルカム                  小売及び飲食業を通したライフスタイル事業

                                                                    73
連結従業員推移

                                                                         915
                                                                 860


                                                       735
                                               680




                                     421




                             210
                    192
  163      179




 2013/3   2014/3   2015/3   2016/3   2017/3   2018/3   2019/3   2020/3   2021/3

                                                                                  74
主な事業リスク

 天候悪化による影響                                     食品の安全性による影響
当社グループの売上高の約3割を占めている青果物については、取引産地を日本全国各     当社グループいずれの主要ブランドにおいても、独自の取り扱い基準を設定し、青果物は可能な限り農
地に分散するとともに、主要品目については原則として複数産地から調達可能な状況とす    薬や化学肥料を使わず栽培した作物を、加工品は食品添加物を極力使用しない製品を取り扱ってお
ることにより、特定地域の天候悪化による収穫不能・品質劣化時も別産地から商品の供     ります。また、青果物については産地視察や残留農薬の検査を実施し、加工品等については外部の有
給ができる体制をとっております。しかしながら、予想以上に天候悪化が長期化・広域化し   識者や第三者機関等を活用した独自の検査体制を設け、さらには仕入先メーカーの衛生管理指導を
た場合、欠品や品質劣化等の問題の発生などにより、当社グループの事業及び業績に影     行うなど、客観的かつ合理的な品質・安全性の確保に努めております。
響を与える可能性があります。                              しかしながら、当社グループの取り扱い商品について、生産者による農薬使用等に関する表示の偽装や
                                            品質に関する虚偽の情報提供などが行われる可能性は否定できません。かかる事象が発生した場合、
                                            行政機関からの指摘又は処分並びにお客様からのクレーム又は損害賠償等が生じ
                                            る可能性があり、当社グループのブランドイメージの失墜や対外的信用力の低下等により、当社グループ
                                            の事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります




  物流業務拠点の集中による影響                               ヤマト運輸株式会社との取引関係の影響
当社では、自社運営による物流センターを構え、取り扱い商品の検品・保管・仕分・梱包と   当社グループのお客様への商品配送は、その大半をヤマト運輸株式会社によっております。
いった物流関連業務を集約しており、主にOisixブランドは神奈川県海老名市、大     当社グループとしては同社との良好な取引関係の維持に努めるとともに、代替的な配送業
地を守る会ブランドは千葉県習志野市の物流センターを通してお客様向けに出荷しており    者との関係構築にも努めておりますが、昨今の物流業界の状況に鑑み、同社グループから
ます。これら物流センターが自然災害又は火事などにより操業できなくなった場合、在庫の   の大幅な配送料の値上げ要請や取引関係の縮小などがあった場合、当社グループの事業
損失や配送遅延、サービス一時停止などといった事態の発生により、当社グループの事業    及び業績に影響を与える可能性があります。
及び業績に影響を与える可能性があります。




                                                                                     75
                                             国内宅配 主要3ブランド

当社の強み                                         国内宅配 その他

                                                その他 事業

宅配3ブランドで蓄積したサブスクリプションモデルにおける強みを活かし、
アライアンスや他社マーケティング支援まで事業領域を拡大

                 消費者                  オイシックス・ラ・大地の強み



                                        「コト」を届ける
                                       サブスクリプション
                 宅配
                                        マーケティング
        自社ブランド         他社アライアンス


                                      収益構造を徹底管理する
                                       サブスクリプション経営

                 仕入
                 生産者
                                        生産者との
                                       サブスクリプション
                                        ネットワーク

                                                    76
                                             国内宅配 主要3ブランド

3ブランドの届ける「コト」                                  国内宅配 その他

                                                その他 事業


3ブランドそれぞれに、安心・安全な食品の流通を通して、お客さまの生活・価値観に沿った「コト」をお届け

    子どもが小さい共働き世帯    家事も子育てもこだわる世帯     2人暮らしのシニア世帯




   時短だけど誇らしい食事     料理を通じた楽しい暮らし       手軽な健康実感




                        生産者




                                                    77
                                                     国内宅配 主要3ブランド

サブスクリプション経営                                              国内宅配 その他

                                                          その他 事業

 新規顧客の獲得コストの回収、1配送あたりの収支管理を徹底し
 「持続的に利益を生むサブスクリプションモデル」を構築


       CPA・LTV管理の徹底                    ユニット収支管理の徹底
       CPA回収期間を定め、                     配送ユニットあたりの赤字割合を
       その範囲内でCPAをコントロール                可視化し、構造的に削減

                  継続的な収益化
                                   購
  利益                               買
            CPA
           回収期間                    単
                                   価
                             利益
                             LTV

       0                                          黒字配送
                             時間

 CPA
                  CPA:1人当たり獲得コスト                  赤字配送
                  利益LTV:生涯利益
                                                          人数



                                                               78
                                                 国内宅配 主要3ブランド

サブスクリプションネットワーク                                   国内宅配 その他

                                                    その他 事業


 全国約4,000軒の生産者と事前に取引条件を取り決めて調達を行う
 サブスクリプション ネットワークにより、お互いがリスクを軽減し持続的に取引


  一般的な農産品の流通                  当社の取引
      消費者                          消費者
                作況により
                                              相場に関係なく
               購入価格が大きく
                                              安定価格で購入
                  変動


      小売店                       オイシックス・ラ・大地
                                               予定供給量から
               市場調達のため
                                              販売プランを立てて
               調達量や価格は
     卸売市場                                     需要をコントロール
               コントロール不可
                                                 しやすい
                               3~6ヶ月前に数量・価格
      農協等                      などを決め、購入を約束


      生産者      作況により相場が            生産者         収入の見通しが
               変動し収入の見通                         明確になり、
                 しが不明瞭                        投資判断も可能に

                                                        79
                                            国内宅配 主要3ブランド

3ブランドのアセットの違い                                国内宅配 その他

                                               その他 事業




   入会方法         WEB中心      WEB・訪問営業        WEB中心




                           WEB・紙カタログ・    WEB・紙カタログ・
   注文方法         WEBのみ
                               TEL           TEL



             4箇所             4箇所           1箇所
   物流拠点    (海老名・藤沢・        (札幌・板橋・        (習志野)
            座間・狭山)         座間・東大阪)


    ラスト    ヤマト便 約99%       専用便 約95%      専用便 約85%
   ワンマイル                (物流拠点のある主要都市圏)    (首都圏)


                                                   80
                                      国内宅配 主要3ブランド

他社EC支援事業                               国内宅配 その他

                                         その他 事業


当社の強みであり、国内食品宅配事業で培ったサブスクリプションノウハウや
アセットを活用し、他社ECの支援事業を展開




                                             81
                                            国内宅配 主要3ブランド

とくし丸事業                                       国内宅配 その他

                                               その他 事業

 インターネットではアプローチが困難なシニア・買い物難民を中心とした80代以降のご高齢の方向けに、
 移動販売スーパーを展開


 事業モデル
                  とくし丸
                  本部機能


           契約料            ブランド、ノウハウ、
         ロイヤリティ           情報提供

             地域スーパー
              商品供給基地


                    13%

      商品                         +5円
                  商品粗利
                   30%
           17%


   販売パートナー         対面販売
                               お客様
   オーナー経営者
                              +10円ルール
                    +5円


                                                   82
                                                              国内宅配 主要3ブランド

海外宅配事業サマリ                                                      国内宅配 その他

                                                                 その他 事業


 香港・上海はOisixブランドを展開、アメリカは、2019年4月にヴィーガン向け
 ミールキットを販売するPurple Carrot社を子会社化

                                                  アメリカのミールキットの市場規模
   Oisix上海

             ✔   2017年よりサービス開始。
                 中国人サブスクモデルの確立に                                   $9
                                                    $2.5
                 向け、ニーズを確認                          Billion
                                                     USD
                                                                 Billion
                                                                  USD
                                                    2017          2025

                                   Purple Carrot事業(アメリカ)

   Oisix香港

             ✔   2009年よりサービスを開始。
                                                ×
                 日本産商品を越境でお届け
                 するモデルで展開
                                   ✔   ヴィーガン食×日本食の“ヘルスコンシャスフード”
                                       をアジア・アメリカ双方へのグローバル展開

                                   ✔   2020年3月期の第3四半期より業績連結開始

                                                                     83
                                国内宅配 主要3ブランド

店舗外販事業:Shop in Shop              国内宅配 その他

                                   その他 事業


 提携スーパーの青果売り場に各ブランドのコーナーを設置し、
 各ブランドの基準をクリアした青果・加工品を販売




                                       84
                                                    国内宅配 主要3ブランド
店舗外販事業:                                              国内宅配 その他
保育園卸(すくすくオイシックス)                                       その他 事業


 2015年よりサービスを開始。献立ベースで給食の食材を発注できるシステム。
 「おまかせぼーや」を活用し、給食・食育の面から保育園の施設運営をサポート


          保育園                   オイシックス・ラ・大地

                                保育園向け受発注システム
                                  「おまかせぼーや」



                                                       生産者
                          発注


                                               仕入
 ◆厳しい基準をクリアした安全な青果・加工品を
  安定的に調達
                          希望日
                          お届け
 ◆豊富なラインナップで追加の買出しが不要

 ◆専属管理栄養士による独自の献立が利用可能、
  栄養相談も受付

 ◆簡単なWEBフォームにより発注作業が軽減

 ◆仕入先を統一することによる管理の簡便化



                                                           85
データシート:業績数値

  業績数値


                    2019/3                         2020/3                           2021/3


 (百万円)     1Q     2Q      3Q      4Q      1Q     2Q      3Q       4Q      1Q      2Q      3Q      4Q



 売上高      16,853 31,720 48,906 64,026 16,265 32,552 52,425 71,040 23,132 47,567 74,790 100,061




 営業利益       610   1,115   2,265   2,312    543    900    1,597    2,467   2,076   3,976   6,131   7,465




 EBITDA     808   1,513   2,882   3,154    755   1,348   2,381    3,595   2,419   4,679   7,198   8,902



 親会社株主
 に帰属する      537    893    2,533   2,387    270    390       695    790    1,184   2,452   3,900   5,031
 当期純利益




                                                                                                    86
データシート:セグメント別業績

  セグメント別業績
                          2019/3                          2020/3                          2021/3

 (百万円)           1Q      2Q      3Q      4Q      1Q      2Q      3Q      4Q      1Q      2Q      3Q      4Q

          売上高    6,863 13,769 22,190 29,619      8,308 16,524 26,522 35,829 11,265 23,047 37,036 49,863
  Oisix
          限界利益    970    1,943   3,371   4,036    933    1,868   3,261   4,801   2,367   4,335   7,012   8,984


          売上高    2,769   5,440   8,405 10,902    2,587   5,137   7,936 10,541    3,636   7,094 10,761 13,978
 大地を守る会
          限界利益    479     960    1,536   1,989    457     885    1,397   1,889    724    1,368   2,160   2,751


          売上高    5,811   9,926 14,346 18,028     3,770   7,459 11,410 14,980     4,721   9,083 13,653 17,704
 らでぃっしゅ
  ぼーや
          限界利益   1,030   1,765   2,657   3,342    688    1,273   2,001   2,667    899    1,626   2,449   3,023


          売上高    1,482   2,755   4,198   5,793   1,663   3,529   6,383   9,497   3,601   8,522 13,600 18,922
 その他事業
          限界利益    154     290      479    724     256     557      656    846     391    1,038   1,599   2,320

 固定費、のれん・減価償却
                 2,024   3,844   5,779   7,779   1,792   3,683   5,719   7,736   2,305   4,391   7,089   9,655
      費など


                                                                                                          87
データシート:重要KPI

   業績数値
                         2019/3                          2020/3                          2021/3
                1Q     2Q      3Q      4Q      1Q      2Q      3Q      4Q      1Q      2Q     3Q
       会員数
             177,606 186,929 193,461 202,427 221,612 226,187 230,393 239,837 252,303 274,929 285,168 308,899
       (人)
        ARPU
              11,558 11,118 11,522 11,173 11,095 10,634 11,379 11,745 13,822 12,986 13,106 13,042
       (円)
 Oisix
       購買単価
               6,005   5,973   6,149   6,013   5,884   5,840   6,055   6,166   6,748   6,201   6,315   6,215
       (円)
       購買頻度
                1.92    1.86    1.87    1.86    1.89    1.82    1.88    1.90    2.05    2.09    2.08    2.10
       (回)
       会員数
              44,086 43,775 42,071 40,189 38,517 37,532 37,121 37,127 43,941 44,878 44,998 45,307
       (人)
        ARPU
              20,247 19,807 20,226 19,171 20,821 21,159 22,391 21,604 27,117 24,128 24,356 23,520
 大地を (円)
 守る会 購買単価
               7,899   8,121   8,573   8,046   8,195   8,292   8,732   8,508   9,234   8,610   9,000   8,729
       (円)
       購買頻度
                2.56    2.44    2.36    2.38    2.54    2.55    2.56    2.54    2.94    2.80    2.71    2.69
       (回)
       会員数
              74,240 71,616 66,070 62,935 61,009 59,400 58,528 56,935 62,515 61,822 61,518 62,751
       (人)
        ARPU
 らでぃっ         17,158 17,076 18,439 17,401 18,202 17,926 19,659 18,621 23,189 20,884 21,000 20,259
       (円)
  しゅ
       購買単価
 ぼーや           5,460   5,616   6,114   5,869   6,055   6,060   6,398   6,206   7,028   6,373   6,696   6,441
       (円)
       購買頻度
                3.14    3.04    3.02    2.97    3.01    2.96    3.07    3.00    3.30    3.28    3.14    3.15
       (回)


                                                                                                      88
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