3176 三洋貿易 2019-11-26 17:30:00
2019年9月期 決算説明資料 [pdf]
2019年11月26日
2019年9月期実績
2019年9月期TOPICS
VISION2023と業績見通し
2
業績のポイント 2019年9月期実績
10期連続の経常増益達成、過去最高益更新
VISION2023の達成に向け、順調なスタート
機械資材セグメントで自動車関連が引続き好調、
バイオマス大型案件実現
前期比で通期10円増配、年間配当は74円
3
連結実績表 2019年9月期実績
2018年
2019年9月期
9月期 単位:百万円
前期比 修正計画
金額 金額 構成比 計画比
増減率 (5月13日開示)
売上高 78,450 83,230 +6.1% 100.0% 86,000 ▲3.2%
売上総利益 13,410 14,883 +11.0% 17.9% 15,400 ▲3.4%
<売上総利益率> 17.1% 17.9% - - - -
販売費及び
8,147 9,011 +10.6% 10.8% 9,500 ▲5.1%
一般管理費
営業利益 5,263 5,871 +11.6% 7.1% 5,900 ▲0.5%
経常利益 5,575 6,075 +9.0% 7.3% 6,200 ▲2.0%
<経常利益率> 7.1% 7.3% - - - -
親会社株主に
3,635 4,018 +10.5% 4.8% 4,200 ▲4.3%
帰属する純利益
EPS(円) 253.99 280.73 - - 293.38 -
配当(円) 64.0 74.0 - - 74.0 -
4
長期業績推移 2019年9月期実績
2010年9月期以降、10期連続の経常増益を達成
過去10年間で売上高2.1倍、経常利益は9.1倍に成長
単位:百万円
■売上高
■経常利益 83,230
78,450
リーマン 67,738
ショック 60,672 59,908
58,618
53,447 51,075
47,463 48,790 48,070
40,333
5,575 6,075
5,270
4,110 4,274
3,516
2,772
1,810 2,366
1,433 1,472
665
2008.9 2009.9 2010.9 2011.9 2012.9 2013.9 2014.9 2015.9 2016.9 2017.9 2018.9 2019.9
5
セグメント別 売上高・営業利益 2019年9月期実績
機械資材
単位:百万円
売上高 営業利益
32,993 4,039
27,955
3,125
22,708 23,823 2,881
21,986 2,688
2,448
15.9 16.9 17.9 18.9 19.9 15.9 16.9 17.9 18.9 19.9
自動車内装用部品を中心とした産業資材事業が
金額 前期比増減率
業績を牽引
売上高 32,993 +18.0% 5月には北海道で大型バイオマス熱電併給施設が
本格稼働
営業利益 4,039 +29.2%
6
セグメント別 売上高・営業利益 2019年9月期実績
化成品
単位:百万円
売上高 営業利益
1,976
1,825
30,702 31,092
28,586 1,577
25,961 26,173 1,371
1,262
15.9 16.9 17.9 18.9 19.9 15.9 16.9 17.9 18.9 19.9
金額 前期比増減率 ゴムは仕入れ価格の上昇や米中貿易摩擦が業績
に影響
売上高 31,092 +1.3% 化学品は中国の環境規制に起因した塗料・高付
加価値商材が低調
営業利益 1,577 ▲20.2%
7
セグメント別 売上高・営業利益 2019年9月期実績
海外子会社
単位:百万円
売上高 営業利益
19,610 18,950
879 880
15,093 727
12,353
10,751 502
366
15.9 16.9 17.9 18.9 19.9 15.9 16.9 17.9 18.9 19.9
中国・東南アジアでは自動車内装用部品が好調に
金額 前期比増減率
推移
売上高 18,950 ▲3.4% 米国では米中貿易摩擦がフィルム関連やゴムに影響
営業利益 880 +0.1%
8
地域別売上 2019年9月期実績
単位:百万円
2019年9月期 地域別売上高
前期比
28,607 11,618 金額 構成比
29,801 12,272 増減率
23,630 9,063
18,597 日本 54,622 +12.3% 65.6%
6,773
8,348
8,002 中国 8,332 ▲15.3% 10.0%
54,622 7,552
44,107 48,648 6,208
41,310
9,835 アメリカ 8,002 ▲4.1% 9.6%
7,014 8,332
5,615
その他 12,272 +5.6% 14.7%
16.9 17.9 18.9 19.9 16.9 17.9 18.9 19.9
日本 海外 中国 アメリカ その他 合計 83,230 +6.1% 100.0%
変動要因
日本 中国 アメリカ その他
●自動車関連ビジネスの ●自動車内装部品は堅調 ●フィルム関連やゴムが減少 ● タ イ、 シ ン ガポ ー ル な ど の
好調に加え、掘削関連ビジ に推移したが、一過 性の アセアン地区に加え、中南
ネスが好調 売上の反動で減収 米(メキシコ)向けが好調に
推移
9
営業利益増減要因分析 2019年9月期実績
機械資材の好調により営業2ケタ増益を達成
単位:百万円
▲399
5,871
+36
+1 +57
5,263
+913
18.9営業利益 機械資材 化成品 海外子会社 その他 全社費用等 19.9営業利益
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VISION2023 2019年9月期実績
VISION2023 の達成目標
項目 目標 実績
連結経常利益 75億円 60.7億円
(19.9実績)
ROE 15% 14.5%
(19.9実績)
海外拠点成長率 10.0%
10%/年率
(売上高) (過去2年平均)
11
2019年9月期実績
2019年9月期TOPICS
VISION2023と業績見通し
経営理念の再構築 2019年9月期TOPICS
企業理念を社内に浸透させることを目的として、国内及び海外拠点全従業員を対象とした企業理念
研修会を複数回にわたって実施
スローガン(Slogan)
< 経営理念 再構築の目的 >
*「経営理念」の位置づけ再考 理 最適解への挑戦
*「新長期計画」の起点 ~ Challenging ourselves for the BEST solution ~
*30年後(100周年)を見据えた視点
念
<スローガンロゴ>
体
事業理念
Solution
系
◆チャレンジする能動的・積極的な姿勢、向上心を表す
行動指針
◆スローガンのもと、挑戦し続ける「未来」を表現 図 Credo
◆コーポレートカラーをベースにし、会社ロゴと調和
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ESGへの取組み① 2019年9月期TOPICS
長期経営計画VISION2023は「人材への投資」を基本戦略の一つとしている
当社では、2019年9月期より「カエルカレッジ」をスタートし、研修体系を整理
また、海外研修生制度、短期留学制度等により、グローバルに活躍できる人材育成を目指す
カエルカレッジの研修体系 カエルカレッジの目的
2019年9月期
社員の心・技・体を育てる
会社の発展を実現
「最適解」の具現化
2020年9月期
「人材への投資」を通じて従業員の就業環境の向上(ESGのS)を追求していく
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ESGへの取組み② 2019年9月期TOPICS
低分子量PTFE微粉末ワックスの 木質バイオマス発電
販売開始
2020年4月よりストックホルム条約(POPs条 <当社事業の特徴>
約)によってPFOAの輸入、製造、使用が制限 ①「国産間伐材」による調達
される。 日本林業の活性化や地産地消という地域
当社はPFOAを大幅に低減した、低分子量 振興に貢献
PTFE微粉末ワックス(米Shamrock社)の在 ②熱電併給装置の展開
庫販売を開始。来年1月に在庫も含めた完全切 当社が取り扱う「木質ペレットガス化熱
り替えを完了予定 電併給装置」は発電時に発生する熱も活
※PFOA 用することで高エネルギー効率を実現
パーフルオロオクタン酸の ③一気通貫体制
略。有機フッ素化合物のひ
とつで、撥水、撥油性があ
原木の加工から熱電併給システム稼働後
り、難分解性で安定してい のサポートまでに対応
る事から、コーティング剤
や界面活性剤、表面処理剤
として様々な製品に使用さ
れてきた。
しかし、その構造的な安定
性から、環境中での残留性
や生体中の蓄積性が問題視
され、世界的な規制の対象 PTFE微粉末ワックス 北海道下川町PJ
となった。
当社ではバイオマス発電事業やPFOA低減商品の取扱いを通じて、環境の維持
(ESGのE)に貢献していく
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新規ビジネスの実績 2019年9月期TOPICS
下川町では木材投入以降の過程を自動化する欧州スタイルのシステムを一括して納入
1.樹皮剥き(デバーカー) 2.一次破砕(ツインチッパー) 3.搬送(ウォーキングフロア)
4.乾燥(ベルトドライヤ) 5.二次破砕(ハンマーミル) 6.成形(ペレットミル)
7.冷却(クーラー) 8.熱化 (熱化ユニット) 9. ガス化(ガス化ユニット)
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M&A 実績 2019年9月期TOPICS
企業名 新東洋機械工業株式会社 株式会社ワイピーテック
2019年9月
譲渡契約日 2019年5月
(取得月は2019年10月)
議決権所有割合 100.0% 100.0%
業務内容 耐蝕ポンプの製造販売及びメンテナンス 機能性飼料原料と飼料添加物の輸入販売
当社子会社の三洋古江サイエンス株式会社で 当社機械環境の粉体事業および化学品事業
シナジー
展開するマイクロポンプ事業 部畜産事業
【世界のポンプ市場(用途別)】
三洋古江サイエンス シナジー創出
新東洋機械工業
市場の横展開
市場規模6~7兆円
17
2019年9月期実績
2019年9月期TOPICS
VISION2023と業績見通し
当社計画の建付 VISION2023と業績見通し
当社は長期経営計画として2023年を最終年度としたVISION2023のマイルストーンとして、
単年度計画と2カ年計画の2つを策定し、計画達成を目指しております。
19.9 20.9 21.9 22.9 23.9
実績 計画 計画 計画 計画
単年度計画 単年計画 単年計画 単年計画 単年計画 単年計画
中期経営計画 2カ年計画 2カ年計画
長期経営計画 VISION2023
連結経常利益 60.7億円 62億円 67億円 - 75億円
19
中期経営計画 VISION2023と業績見通し
単位:百万円
2019年9月期実績 2020年9月期予想 2021年9月期予想
金額 前期比 構成比 金額 前期比 構成比 金額 前期比 構成比
売上高 83,230 6.1% 100.0% 94,500 13.5% 100.0% 102,000 7.9% 100.0%
売上総利益 14,883 11.0% 17.9% 16,000 7.5% 16.9% 17,500 9.4% 17.2%
販売費及び
9,011 10.6% 10.8% 10,000 11.0% 10.6% 11,000 10.0% 10.8%
一般管理費
営業利益 5,871 11.6% 7.1% 6,000 2.2% 6.3% 6,500 8.3% 6.4%
経常利益 6,075 9.0% 7.3% 6,200 2.0% 6.6% 6,700 8.1% 6.6%
親会社株主に帰属する
4,018 10.5% 4.8% 4,200 4.5% 4.4% 4,500 7.1% 4.4%
当期純利益
EPS(円) 280.73 293.39 314.34
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VISION2023 進捗報告 VISION2023と業績見通し
収益性の改善と規模の拡大を両立。
今後についても収益性を維持し成長を目指す。
売上/経常利益率の推移 2000年度以降)
(
(億円) ③VISION2023へ
1,000
連 900
800 ②自動車とグローバル化 2019年9月期
結
700 ①選択と集中
売
600
上 500 2000年9月期開始
高 400
300
200
0% 2% 4% 6% 8%
経 常 利 益 率
①・農水産事業から撤退 ②・自動車関連躍進 ③・新規ビジネスの開拓
・高付加価値工業製品へ ・海外拠点網構築 ・グローバル展開の加速
・新規投資案件の推進
21
VISION2023の戦略 VISION2023と業績見通し
VISION2023の各戦略を初志貫徹することが基本戦略
VISION2023 の基本戦略
基本方針 企業体質の強化 収益基盤の強化
A.最適解への挑戦 D.事業領域の深化
B.企業基盤の強化 E.新規ビジネスの開拓
戦略
C.人材への投資 F.グローバル展開の加速
G.新規投資案件の推進
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収益基盤の強化① VISION2023と業績見通し
VISION2023の基本戦略にある「収益基盤の強化」の各戦略の概要は以下のとおり
・エリア制から市場制に移行(化成品)
戦略D.事業領域の深化
・自動車メーカー・Tier 1との関係強固
戦略E.新規ビジネスの ・新規ビジネスのプロジェクトが4年目
開拓 ・44件が進行中(2020年9月期)
・メキシコ現地法人の連結子会社化
戦略F.グローバル展開の (2019年9月期)
加速 ・化粧品ビジネス(タイ)や自動車部材
ビジネス(インド)が進展
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収益基盤の強化② VISION2023と業績見通し
戦略G.新規投資案件の推進
2015年度よりM&Aを基本戦略に組み込み、投資先が徐々に収益貢献
シナジー、グローバル、成長性を切り口とした投資による収益拡大は今後も継続
連結と単独売上高の推移
120,000 単位:百万円
Sun Phoenix 今後も買収や連結
Mexco 子会社の拡大による
日本フリーマン買収 ソート本体に 連結子会社化 収益拡大を見込む
Sanyo Trading Viet Nam 吸収合併
100,000 連結子会社化
ソート、日本ルフト
買収
80,000
非中核事業子会社売却 子会社の売り上げ貢献が拡大
M&Aを基本戦略に
60,000
40,000
20,000
0
12.9 13.9 14.9 15.9 16.9 17.9 18.9 19.9 20.9 21.9
24
VISION2023 進捗状況 VISION2023と業績見通し
単位:百万円
経常利益 ROE 7,500
6,700
6,075 6,200
5,270 5,575 経常利益は順調に増加
しており、2023年度目
標のトレンドに入っている。
15.2% 15.0%
14.5% 14.5%
ROEは目標の15%に近
い水準で推移している。
17.9 18.9 19.9 20.9計画 21.9計画 23.9目標
約315億円 190%
海外拠点売上高成長率
海外拠点売上高 海外拠点成長率 180%
170%
160%
19,610 18,950
150%
140% は2019年度こそ中国で
15,093 130%
120%
110% の特需が終わり、一服と
100%
90%
80% なったが、米国や東南ア
70%
60%
50% ジアを中心に2020年度
以降の再拡大を目指す。
29.9% 40%
40.4% 30%
20%
10%
0%
-3.4% -10%
17.9 18.9 19.9 20.9計画 21.9計画 23.9目標
25
株主還元 VISION2023と業績見通し
今後も、中長期的な「一株当たり配当額」の増額に重点を置き、長期安定的な株主還元を行っていく方針
2020年9月期は、前期比で1円の増配予想
1株あたり配当金
2Q末予想 4Q末予想 合計予想
2020年9月期 37円 38円 75円
(円)
80 74 75
(予想)
70 64
59
60
49 49 37 38
(予想)
50
34
31
40 34
25 26
30
19
20 37 37
28 30 (予想)
10 24 23
15
0
14.9 15.9 16.9 17.9 18.9 19.9 20.9
中間配当 期末配当
26
27
参考資料
連結貸借対照表 参考資料
単位:百万円
16.9末 17.9末 18.9末 19.9末 【貸借対照表概要】
現金・預金 3,712 2,635 2,468 4,548
・売掛債権が減少する一方で現金・預金や
受取手形・売掛金 12,856 15,902 17,133 16,440
商品及び製品を積み増したことで流動資産が
商品・製品 7,745 10,456 11,637 12,807
増加
その他流動資産 1,975 2,406 2,673 2,579 ・減価償却やのれんの償却により固定資産は
有形固定資産 1,984 2,006 2,143 2,195 減少
その他固定資産 4,180 5,580 5,550 5,159 ・金融機関からの借り入れが減少したことにより
資産合計 32,455 38,987 41,606 43,731
流動負債は減少
・利益の積み上げにより純資産は増加
支払手形・買掛金 7,006 8,175 8,357 8,348
短期借入金 795 1,555 1,856 1,239
<ポイント>
その他流動負債 2,546 3,144 3,413 3,640 ・有利子負債は低水準が続く
長期借入金 50 100 50 70 ・現預金比率は上昇しているが、10月のM&A
その他固定負債 1,101 1,412 1,172 1,089 を考慮すると、依然として低水準
・自己資本比率は高水準
純資産 20,954 24,600 26,756 29,343
負債純資産合計 32,455 38,987 41,606 43,731
有利子負債比率 2.6% 4.2% 4.6% 3.0%
現預金比率 11.4% 6.8% 5.9% 10.4%
自己資本比率 64.6% 63.1% 64.3% 67.1%
29
キャッシュフロー 参考資料
営業CF:売上債権や前渡金の減少により前期比で増加
投資CF:関係会社株式の取得や払い込みで減少
財務CF:短期借入金の減少や配当の支払いにより減少
6,000 単位:百万円
営業CF 投資CF 財務CF 5,088
5,000
4,000
2,997
3,000
2,106
2,000 1,583
909
1,000
178
0
▲ 82
▲ 15
▲ 385 ▲ 196
(1,000) ▲ 408
▲ 1,201 ▲ 1,057
▲ 1,047 ▲ 1,220 ▲ 1,359 ▲ 1,297
(2,000) ▲ 1,957
14.9 15.9 16.9 17.9 18.9 19.9
14.9 15.9 16.9 17.9 18.9 19.9
キャッシュの増減 1,675 ▲289 511 ▲1,147 ▲133 2,023
キャッシュの期末
3,490 3,201 3,712 2,601 2,468 4,548
残高
30
会社概要 参考資料
会社名 三洋貿易株式会社
英文社名 SANYO TRADING CO., LTD.
設立 1947年5月
代表取締役社長 新谷 正伸
本社所在地 東京都千代田区神田錦町2丁目11番地
ゴム、化学品、機械機器、科学機器、自動車部品その他各種商品の輸出入、
事業内容 国内販売を行う
市場ニーズの高い商品を取り扱い、技術的サポートを得意とする
東京、大阪、名古屋、広島、ニューヨーク、デトロイト、イラプアト(メキシコ)、
拠点 上海、広州、天津、香港、バンコク、ホーチミン、ハノイ、グルガオン(インド)、
ジャカルタ、シンガポール、デュッセルドルフ
売上高 83,230百万円 (2019年9月期、連結ベース)
経常利益 6,075百万円 (2019年9月期、連結ベース)
親株主帰属当期純利益 4,018百万円 (2019年9月期、連結ベース)
従業員数 368人 (2019年9月末、連結ベース)
31
沿革 参考資料
旧三井物産の解体に伴い、同社神戸支店有志により神 2013年 10月 メキシコにSun Phoenix Mexico S.A. de C.Vを設立
1947年 5月 戸 を 本 店 と し て 資 本 金 195 千 円 を も っ て 三 洋 貿 易 10月 東京証券取引所 市場第1部指定
株式会社を設立
2014年 8月 インドネシアにPT. Sanyo Trading Indonesiaを設立
1948年 5月 東京支店を設置 Bestrade Precision Singapore社を子会社化。 7
1952年 12月 大阪支店を設置 2015年 6月 月 Singapore Sanyo Trading Pte. Ltd. に 社名
変更
ニューヨーク駐在員事務所を開設(1961年2月 Sanyo
1954年 1月 株式会社ケムインターがコムスタージャパン株式会社を 子
Corporation of Americaに改組) 9月
会社化
1958年 8月 名古屋支店を設置 10月 タイ に Sanyo Trading(Thailand) Co., Ltd.を設立
1961年 11月 本店を神戸から東京に移転 2016年 2月 株式会社ソートを子会社化(2018年4月 吸収合併)
ホー チミン駐在員事務所を開設(2010年2月 Sanyo 7月 日本ルフト株式会社を子会社化
1992年 10月
Trading(Viet Nam)Co., Ltd.に改組)
古江サイエンス株式会社を孫会社化 (2017年9月 三
2002年 10月 ニューリー・インスツルメンツ株式会社を吸収合併 2017年 2月 洋テクノス株式会社と合併。三洋古江サイエンス株式会社
バンコク駐在員事務所をSan-Thap International に商号変更)
2003年 6月
Co.,Ltd.社へ業務移管 ドイツ に Sanyo Trading Co., Ltd. Dusseldorf
3月
Representative Officeを設立
2004年 1月 コスモス商事株式会社を子会社化
6月 日本フリーマン株式会社を子会社化
株式会社東知との共同出資にて、三洋東知(上海)橡
10月
胶有限公司を設立 8月 広島事務所を開設
2006年 4月 三洋テクノス株式会社を設立
10月 アズロ株式会社を子会社化
株 式 会 社 ケム イ ンタ ー に 資本 参 加 し 、 発行 済 株 式の
10月 San-Thap International Co., Ltd.を完全子会社化
68.52%を取得(現在 76.85%)
インド駐在員事務所(ニューデリー)開設 (2011年12月 2018年 2月 (2018年6月 Sanyo Trading Asia Co., Ltd.に商号
2010年 10月 変更)
Sanyo Trading India Private Ltd.に改組)
2012年 2月 三洋物産貿易(香港)有限公司を設立 2019年 5月 新東洋機械工業株式会社を子会社化
10月 東京証券取引所 市場第2部に上場 10月 株式会社ワイピーテックを子会社化
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事業拠点 参考資料
化成品セグメント 海外現地法人セグメント
ゴム事業部 化学品事業部
北米 中南米
(株)ワイピーテック
三洋東知(上海)橡胶
(株)ケムインター
三洋物産貿易(香港)
アズロ(株)
Sanyo Corporation of America
機械資材セグメント
機械・環境事業部 産業資材事業部 科学機器事業部
Sun Phoenix Mexico
三洋古江サイエンス(株)
三洋機械工業(株)
日本フリーマン(株) 新東洋機械工業(株)
コスモス商事(株)
日本ルフト(株) アジア アセアン
※青色は連結対象
駐在員事務所 三洋物産貿易(上海)
Sanyo Trading India
欧州
三洋物産貿易(香港)
Sanyo Trading (Thailand)
Sanyo Trading Co., Ltd. Sanyo Trading (Viet Nam)
Sanyo Trading Asia Co., Ltd.
Dusseldorf Representative Office
2012年以前に設立
Singapore Sanyo Trading
2013年に設立
2014年に設立
2015年に設立 PT. Sanyo Trading Indonesia
2017年に設立
※青色は連結対象
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事業ポートフォリオ 参考資料
売上高 営業利益
その他 その他
0.1% 1%
海外現地
海外現地
法人 化成品
法人 化成品 13% 24%
23% 37%
機械資材
機械資材
62%
40%
セグメント別 売上実績 セグメント別 営業利益実績
2019年9月期 (金額単位:百万円) 2019年9月期 (金額単位:百万円)
海外現地 海外現地
化成品 機械資材 その他 化成品 機械資材 その他
法人 法人
31,092 32,993 18,950 122 1,577 4,039 880 65
(注) 調整前 (注) 調整前
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セグメント区分 参考資料
弊社は以下の3つのセグメントを軸として、国内外で様々な事業を展開しております。
※子会社は連結ベース
化成品セグメント 機械資材セグメント
ゴム事業部 産業資材事業部
化学品事業部 機械環境事業部
科学機器事業部
国内子会社 国内子会社
日本フリーマン、コスモス商事、
ケムインター、ワイピーテック、アズロ
三洋機械工業、日本ルフト、
海外現地法人セグメント
アメリカ、メキシコ、中国、タイ、ベトナム
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各事業部の強みと特徴 参考資料
ゴム事業部 取扱い商材例とその最終製品例
合成ゴム(ブチルゴム、NBR、シリコーンゴム等)、 当社
主要取扱商材 ゴム補強・充填材(特殊クレー、難燃剤 等)、
可塑剤、熱可塑性エラストマー・樹脂 等
主要販売先業界 自動車、情報機器 等
合成ゴム ゴム補強・充填材 熱可塑性エラストマー・樹脂
タ イヤ 、自動車部品(内外装部品、防振ゴム 、
主要用途 ホ ー ス 、 オ イ ル シ ー ル 等 ) 、 OA 部 品 ( 各 種
ロール等)、医療関連商品等
注力分野 海外連携
各製造メーカー
特徴・強み
1952年 日本で最初に合成ゴムを輸入。ゴム産業に係る幅広い商品を取 ウエザーストリップ
扱う
防振ゴム
取引先は国内タイヤ、工業用ゴム製品の主要メーカーをほぼ網羅
合成ゴム、充填剤等の一般原材料のみならず、特殊ポリマー、配合剤等、
多彩な商品を取扱う
技術系営業員によるユーザーへの技術支援、共同開発も可能
安定供給を維持するためのロジスティクス分野でも実績と経験を保有 ゴムホース ベルト タイヤ
顧客の海外進出にも対応可能なネットワークを構築
主な仕入先 主な取扱商品 特徴
ARLANXEO/Lanxess 各種合成ゴム、可塑剤 世界No.1の合成ゴム総合メーカー、幅広い製品群を安定供給
KaMin 特殊クレー タイヤ、工業用ゴム部品で性能向上と低コスト化を両立させる戦略商品
ダウ・東レ シリコーンゴム 耐熱性に優れ、OAロール・自動車部品・医療用部品等幅広い用途
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各事業部の強みと特徴 参考資料
化学品事業部 取扱い商材例とその最終製品例
塗料・インキ用添加剤等、各種樹脂、 当社
主要取扱商材 高機能性フィルム、医薬中間体/API、
電子材料、接着機器等
主要販売先業界 化学、建材、自動車、電子機器 等 塗料・インキ プラスチック 医薬中間体/API
主要用途 塗料、インキ、プラスチック、フィルム、医薬等
注力分野 医薬中間体/API、高機能性フィルム
各製造メーカー
特徴・強み
高付加価値のファインケミカルを取り扱う
太陽電池用封止材
医薬中間体/API、太陽電池関連、環境対応型商品など、医薬、
エネルギー、環境向けにライフサイエンス商品も展開
優 れ た ロ ジ ス テ ィッ クノ ウ ハ ウ で の物 流 サービ ス 、 在 庫 販 売 及 び
きめ細やかな技術サービスを提供 各種フィルム
接着剤
海外仕入先にてトレーニングを受けた営業員による高付加価値商
品の提案、用途開発ならびに技術支援
壁用塗料 ホットメルトガン 医薬品
主な仕入先 主な取扱商品 特徴
Shamrock 各種ワックス インキ・塗料用の高性能ワックス
東洋紡 各種フィルム ナイロン、PET他高機能フィルムの幅広い品揃え
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各事業部の強みと特徴 参考資料
産業資材事業部 取扱い商材
自動車シート用本革、シートヒーター、 シートヒーター ランバーサポート レザーシート
主要取扱商材
ランバーサポート、センサー等
主要販売先業界 自動車関連
主要用途 自動車用内装部品(主として高級車)
エアーバッグ用センシングデバイス、空調シート(温・
注力分野
冷風)
特徴・強み
新車の開発段階からデザインの提案や性能開発・改良に参加
受注→開発→立ち上げ→量産管理→旧型補給品対応 まで
一貫して対応する体制
自動車メーカー及びTier1との深い関係構築
皮革シートの厳しい納入基準をクリア
契約獲得できればその生産期間は売上が見通しやすい
シートセンサー シート用モーター
主な仕入先 主な取扱商品 特徴
GST/Seton Autoleather 自動車用の本革 デザインから自動車メーカーと共同開発
Gentherm シートヒーター カーボンファイバー仕様の市場を独占
L&P Group ランバーサポート 高い技術力で世界市場で大きなシェアをもつ
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各事業部の強みと特徴 参考資料
機械環境事業部 取扱い商材
主要取扱商材 ペレットミルおよび関連部品、木質バイオマス関連機器
ペレットミル;飼料、エネルギー、リサイクル
主要販売先業界 木質バイオマス関連機器;地方公共団体 等
ペレットミル;飼料製造、固形燃料(ペレット)製造
主要用途 木質バイオマス関連機器;電力、熱供給
注力分野 木質ペレットガス化熱電併給装置
CPM社 ペレットミル 各種ペレット
特徴・強み
CPM社製ペレットミル
日本総代理店として60年以上の歴史
飼料用ペレットミルのシェアは8割以上
メンテナンス部隊による保守点検
自動制御装置のソフト開発およびカスタマイズ化で他社の輸入品と差別化
木質バイオマス関連機器
独ブルクハルト社製。 木質ペレットとのシナジー効果を期待
再生エネルギー利用、地域振興の政策意義 ブルクハルト社 熱電併給ユニット ブルクハルト社 ガス化ユニット
主な仕入先 主な取扱商品 特徴
飼料、餌料においては固形化により自動給餌が可能
CPM ペレットミル 保管と輸送費の節減が可能
ブルクハルト 木質ペレットガス化熱電併給装置 再生可能エネルギーとして、熱電併給が可能
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各事業部の強みと特徴 参考資料
科学機器事業部 取扱い商材
各種検査・試験機器(摩擦試験機、金属分析
主要取扱商材 器、ガス分析計、耐候性試験機、バイオセンサー、
表面物性試験機等)・医療機器
国立研究所、防衛省、大学、石油、化学、
主要販売先業界
自動車、製薬等
主要用途 研究開発、品質管理、判別、危機管理
バイオリアクター
注力分野 バイオリアクター、医療機器 ガス分析装置
特徴・強み
特定の分野ではなく、公官庁、民間企業とも幅広い分野に顧客を
有する
海 外 の先 端 技 術を 有 す る 多く のメーカ ーの優 れ た 商 品を 国 内に
輸入、販売を行う
保守サービス専門子会社を保有している
自社ブランド商品の開発と輸入機器のカスタマイズを得意とする 耐候性試験機 摩耗粉分析装置
主な仕入先 主な取扱商品 主な仕入先 主な取扱商品
FALEX 摩擦試験機 Q-LAB 耐候性試験機
SPECTRO INC. 潤滑油劣化診断機器 PICARRO 温室効果ガス・同位体比分析計
PRESENS 非破壊酸素濃度計 ASI 二次イオン質量分析計
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各事業部の強みと特徴 参考資料
海外現地法人
ゴム 化学品 産業資材 三洋物産貿易(上海)
Sanyo Corporation of America(米国)
北米地域 主力商材
Sun Phoenix Mexico(メキシコ) 自動車内装用部材
化成品
三洋物産貿易(上海)有限公司(中国) 注力分野
リチウム電池材料
アジア地域 Sanyo Trading Asia Co., Ltd.(タイ) 工業用接着剤
Sanyo Trading(Viet Nam)Co., Ltd.(ベトナム)
Sanyo-Trading Asia(タイ) Sanyo Corporation of America (米国)
主力商材 主力商材
高機能性フィルム
自動車向けゴム原材料
吸水性ポリマー
自動車内装用部材
自動車内装用部材
化成品
ゴム副資材
注力分野 注力分野
高付加価値フィルム
高機能電材添加剤
メキシコ現地法人との連携
アジア複数現地法人との連携
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当社の4つの強み 参考資料
42
上場来の株価推移 参考資料
3,500 70
65
3,000 60
55
2,500 50
45
2,000 40
35
1,500 30
(億円)
25
1,000 20
15
500 10
月間売買代金 5
(右目盛)
0 0
12/10 13/10 14/10 15/10 16/10 17/10 18/10 19/10
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IRに関するお問い合わせ先
三洋貿易株式会社 経営戦略室長 大谷 隆一
電話:03-3518-1111 e-mail:ir@sanyo-trading.co.jp
将来見通し等に関する注意事項
本 資 料 に つ き ま し て は 投 資 家 の 皆 様 へ の 情 報 提 供 の み を 目 的 と した もの で あ り 、 売 買 の
勧誘を目的としたものではありません。
本資料における、将来予想に関する記述につきましては、目標や予測に基づいており、確約や保証
を与えるものではありません。また、将来における当社の業績が、現在の当社の将来予想と異なる
結果になることがある点を認識された上で、ご利用ください。
ま た 、 業 界 等 に 関 す る 記 述 に つ き ま し て も 、 信 頼 で き ると 思 わ れ る 各 種 デ ー タに 基 づ い て
作成されていますが、当社はその正確性、完全性を保証するものではありません。
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