2021年9月期
決算説明会補足資料
三洋貿易株式会社（証券コード：3176）
2021年11月26日
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会社概要
会社名 三洋貿易株式会社 英文社名 SANYO TRADING CO.,LTD.
代表取締役社長 新谷 正伸 本社所在地 東京都千代田区神田錦町2丁目11番地 設立 1947年5月
事業内容 ゴム、化学品、機械機器、自動車部品等の輸出入、国内販売を行う。市場ニーズの高い商品を取り扱い、技術的サポートを得意とする
沿革
1947年 旧三井物産の解体に伴い、同社神戸支店有志により神戸を本店として資本金195千円を 2015年 Bestrade Precision Singapore Pte. Ltd.を子会社化、Singapore Sanyo Trading
もって三洋貿易株式会社を設立 Pte. Ltd. に 社名変更
1954年 ニューヨーク駐在員事務所開設 (1961年 Sanyo Corporation Of Americaに改組) タイ に Sanyo Trading(Thailand) Co., Ltd.を設立
1964年 本店を神戸から東京に移転 2016年 株式会社ソートを子会社化 (2018年4月 吸収合併)
1973年 三洋機械工業株式会社を設立 日本ルフト株式会社を子会社化
1988年 バンコク駐在員事務所を開設 (2003年 San-Thap International Co.,Ltd.社へ事業移管) 2017年 古江サイエンス株式会社を孫会社化 (2017年 現三洋テクノス株式会社と合併)
1992年 ホーチミン駐在員事務所を開設 (2010年 Sanyo Trading(Viet Nam)Co., Ltd.に改組) ドイツ に Sanyo Trading Co., Ltd. Dusseldorf Representative Officeを設立
2002年 上海駐在員事務所を開設 (2003年 三洋物産貿易(上海)有限公司に改組) 日本フリーマン株式会社を子会社化
2004年 コスモス商事株式会社を子会社化 広島事務所を開設
2006年 三洋テクノス株式会社を設立 アズロ株式会社を子会社化
株式会社ケムインターに資本参加し、発行済株式の68.52％を取得 (現在 76.85％) 2018年 San-Thap International Co., Ltd.を完全子会社化
(2018年 Sanyo Trading Asia Co., Ltd.に商号変更)
2010年 インド駐在員事務所(ニューデリー)開設 (2011年Sanyo Trading India Private Ltd.に改組) 2019年 新東洋機械工業株式会社を子会社化
2012年 東京証券取引所 市場第2部に上場 株式会社ワイピーテックを子会社化
2013年 2020年 株式会社NKSコーポレーションを子会社化、アズロ株式会社と合併し、三洋ライフマテリアル株
メキシコにSun Phoenix Mexico S.A. de C.Vを設立
式会社に社名変更
東京証券取引所 市場第１部指定 株式会社グローバル・トレーディングを子会社化 (2021年4月吸収合併)
2014年 インドネシアにPT. Sanyo Trading Indonesiaを設立 株式会社テストマテリアルズを孫会社化
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事業拠点
Copyright© 2021 SANYO TRADING CO.,LTD All Rights Reserved. 2021年10月：ライフサイエンス事業部新設 2
連結貸借対照表
（単位：百万円）
2020年9月期4Q 2021年9月期4Q 2020年9月期4Q 2021年9月期4Q
資産の部 （2020.9末） (2021.9末)
負債の部 （2020.9末） (2021.9末)
現金・預金 10,418 8,663 支払手形・買掛金 7,098 9,399
受取手形・売掛金等 15,113 16,554 短期借入金 4,369 2,262
商品・製品 12,285 15,679 その他流動負債 3,391 3,006
その他流動資産 1,674 1,637 長期借入金 160 169
有形固定資産 2,675 3,154 その他固定負債 1,172 1,271
その他固定資産 5,063 5,145 純資産 31,038 34,725
資産合計 47,230 50,834 負債純資産合計 47,230 50,834
【ポイント】 2020年9月期4Q 2021年9月期4Q
• 業績の伸長による売掛債権、買掛債務増加 （2020.9末） (2021.9末)
有利子負債比率 14.8％ 7.1%
• 過去最高益となる当期利益計上による自己資本比率上昇
自己資本比率 64.9％ 67.5%
算出方法） 有利子負債比率 ：有利子負債÷自己資本（純資産-新株予約権-非支配株主持分）
自己資本比率 ：自己資本÷期末総資産
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連結キャッシュフロー
営業CF：業績伸長による売上債権・棚卸資産の増加
投資CF：三洋テクニカルセンターの建設、関係会社株式取得
財務CF：金融機関借入金の返済、配当金の支払
（単位：百万円）
8,000
6,186
6,000 5,088
4,000
2,253
1,583 1,834
2,000
178
0
▲ 15
▲ 408
▲ 2,000 ▲ 1,297 ▲ 1,057 ▲ 1,009
▲ 1,359
▲ 1,957 ▲ 2,189
▲ 4,000 ▲ 3,301
2017.9 2018.9 2019.9 2020.9 2021.9
営業CF 投資CF 財務CF
前期末比較 2017.9 2018.9 2019.9 2020.9 2021.9
キャッシュの増減 ▲1,100 ▲133 2,080 5,870 ▲1,755
キャッシュ残高 2,601 2,468 4,548 10,418 8,663
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当社の強み・期待
取引先からの 海外メーカーの日系市場への進出支援
期待 日系メーカーの海外展開支援
75年の歴史で積み上げた強みを活かし期待に応える
“最適解への挑戦”
輸入 輸出
日系メーカー
海外大手 海外拠点
メーカー 国 国
国内販売先との信頼関係 日本品質の商材・サービス
内 内
メ メ 当社
海外拠点 海外メーカー
ー ー
技術的知見を持った営業 カ カ
海外中小 技術営業 在庫販売
メーカー
ー ー
海外販社
※日本を通さない三国間貿易も実施
強みを支える 1商品1仕入先
バックボーン 技術系営業
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セグメント区分
化成品 子会社 機械資材 子会社
• ゴム事業部 •ケムインター • 産業資材第一事業部 •日本フリーマン
•三洋ライフマテリアル •コスモス商事
• 化学品事業部 • 産業資材第二事業部 •三洋機械工業
• ライフサイエンス事業部 • 機械・環境事業部 •ワイピーテック
•日本ルフト
(マテリアルソリューション) • ライフサイエンス事業部 •三洋テクノス※
(科学機器)
海外現地法人
・SANYO CORPORATION OF AMERICA ・三洋貿易(ベトナム)有限会社
・三洋物産貿易（上海）有限公司 ・PT. SANYO TRADING INDONESIA
・SANYO TRADING ASIA CO., LTD. ・三洋貿易インド株式会社※
・SUN PHOENIX MEXICO, S.A. de C.V.
※2022年9月期から三洋テクノス、三洋貿易インド株式会社を新たに連結の範囲に含めます。
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事業ポートフォリオ
単位：百万円
2021年9月期 セグメント別 売上実績 2021年9月期 セグメント別 営業利益実績
化成品 機械資材 海外現地法人 その他※ 化成品 機械資材 海外現地法人 その他※
31,534 33,414 24,689 124 2,017 3,665 978 ▲124
その他 その他
0.2% -2.0%
海外現地法人
15.0%
海外現地法人
27.5% 化成品
化成品 30.9%
35.1%
機械資材
機械資材 56.1%
37.2%
（注） 連結調整前 （注） 連結調整前
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※「その他」は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、不動産賃貸業等を含んでいます。 7
ファインケミカル
事業部紹介 –ゴム事業部-
取扱い商材例とその最終製品例
合成ゴム（ブチルゴム、NBR、シリコーンゴム等）、
主要取扱商材 ゴム補強・充填材（放熱材、特殊クレー、難燃剤等）、 当社
可塑剤、熱可塑性エラストマー・樹脂等
主要販売先業界 自動車、情報機器等
タイヤ、自動車部品（内外装部品、防振ゴム、ホース、
合成ゴム ゴム補強・充填材 熱可塑性エラストマー・樹脂
主要用途 オイルシール等）、OA部品（各種ロール等）、
医療関連商品等
注力分野 海外連携、副資材等の新規商材
【特徴・強み】
各製造メーカー
⚫ 1952年 日本で最初に合成ゴムを輸入。ゴム産業に係る幅広い商品を取扱う
⚫ 取引先は国内タイヤ、工業用ゴム製品の主要メーカーをほぼ網羅 ウエザーストリップ
⚫ 合成ゴム、充填剤等の一般原材料のみならず、特殊ポリマー、配合剤等、 防振ゴム
多彩な商品を取扱う
⚫ 技術系営業員によるユーザーへの技術支援、共同開発も可能
⚫ 安定供給を維持するためのロジスティクス分野でも実績と経験を保有
⚫ 顧客の海外進出にも対応可能なネットワークを構築 タイヤ
ゴムホース ベルト
主な仕入先 主な取扱商品 特徴
ARLANXEO/Lanxess 各種合成ゴム、可塑剤 世界No.1の合成ゴム総合メーカー、幅広い製品群を安定供給
KaMin 特殊クレー タイヤ、工業用ゴム部品で性能向上と低コスト化を両立させる戦略商品
ダウ・東レ シリコーンゴム 耐熱性に優れ、OAロール・自動車部品・医療用部品等幅広い用途
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ファインケミカル
事業部紹介 –化学品事業部-
取扱い商材例とその最終製品例
主要取扱商材 インキ、接着剤、コーティング、プラスチック
当社
主要販売先業界 化学、建築、自動車、電子機器等
塗料・インキ プラスチック
主要用途 塗料、インキ、プラスチック、建材 等
注力分野 ＵＶインキ塗料原料、環境配慮型商材
各製造メーカー
【特徴・強み】
⚫ 高付加価値、環境に寄添う工業用化学品を提供
⚫ 優れたロジスティックノウハウでの物流サービス、在庫販売及びきめ細やかな技術
サービスを提供
⚫ 海外仕入先にてトレーニングを受けた営業員による高付加価値商品の提案、
用途開発ならびに技術支援
インキ
外装塗料、建築用接着剤 接着剤
主な仕入先 主な取扱商品 特徴
Shamrock 各種ワックス インキ・塗料用の高性能ワックス
※2021年10月1日付で組織変更により一部事業についてはライフサイエンス事業部へ移管
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モビリティ
事業部紹介 –産業資材第一事業部 / 産業資材第二事業部–
取扱い商材
シートヒーター、ランバーサポート、
主要取扱商材 シートヒーター ランバーサポート レザーシート
センサー、自動車シート用本革、等
主要販売先業界 自動車関連
主要用途 自動車用内装部品（主として高級車）
各種センシングデバイス、空調シート（温・冷風）
注力分野
ラッチリリースアクチュエーター
【特徴・強み】
⚫ 新車の開発段階からデザインの提案や性能開発・改良に参加
⚫ 受注→開発→立ち上げ→量産管理→旧型補給品対応まで一貫して対応する体制
⚫ 自動車メーカー及びTier1との深い関係構築
⚫ 皮革シートの厳しい納入基準をクリア
⚫ 契約獲得できればその生産期間は売上が見通しやすい シートセンサー シート用モーター
主な仕入先 主な取扱商品 特徴
Gentherm シートヒーター カーボンファイバー仕様の市場を独占
L&P Group ランバーサポート 高い技術力で世界市場で大きなシェアをもつ
IEE シートセンサー 静電容量技術を得意とし、欧州系OEMで高いシェアを持つ
Pangea Made 自動車用の本革 デザインから自動車メーカーと共同開発
Caresoft ベンチマーキングサービス 高エネルギー非破壊スキャンニングによる革新的ベンチマーキング手法
Suspa ガススプリング ドイツの老舗ガススプリングメーカーで、近年日系顧客が採用を増やしている
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サステナビリティ
事業部紹介 –機械・環境事業部-
取扱い商材
ペレットミルおよび関連部品、木質バイオマス関連機器
主要取扱商材
畜産関連資材
⚫ ペレットミル；飼料、エネルギー、リサイクル
主要販売先業界 ⚫ 木質バイオマス関連機器；地方公共団体 等
⚫ ペレットミル；飼料製造、固形燃料（ペレット）製造
主要用途 ⚫ 木質バイオマス関連機器；電力、熱供給
注力分野 木質ペレットガス化熱電併給装置
【特徴・強み】 CPM社 ペレットミル 各種ペレット
CPM社製ペレットミル
⚫ 日本総代理店として60年以上の歴史
⚫ 飼料用ペレットミルのシェアは9割以上
⚫ メンテナンス部隊による保守点検
⚫ 自動制御装置のソフト開発およびカスタマイズ化で他社の輸入品と差別化
木質バイオマス関連機器
⚫ 独ブルクハルト社製。木質ペレットとのシナジー効果を期待
⚫ 再生エネルギー利用、地域振興の政策意義
ブルクハルト社 熱電併給ユニット ブルクハルト社 ガス化ユニット
主な仕入先 主な取扱商品 特徴
⚫ 飼料、餌料においては固形化により自動給餌が可能
CPM ペレットミル
⚫ 保管と輸送費の節減が可能
ブルクハルト 木質ペレットガス化熱電併給装置 ⚫ 再生可能エネルギーとして、熱電併給が可能
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ライフサイエンス
事業部紹介 –ライフサイエンス事業部-
【マテリアルソリューション部】 【科学機器部】
各種検査・試験機器（摩擦試験機、金属分析器、
主要取扱商材 電子材料、機能性フィルム、食品添加物、機能化学品
主要取扱商材 ガス分析計、耐候性試験機、バイオセンサー、
表面物性試験機等）・医療機器
主要販売先業界 電子機器、化粧品、化学、洗浄剤等
主要販売先業界 国立研究所、防衛省、大学、石油、化学、自動車、製薬等
主要用途 電子機器、フィルム、化粧品、香料、洗浄剤等
主要用途 研究開発、品質管理、判別、危機管理
注力分野 機能性材料 注力分野 バイオリアクター、医療機器
【特徴・強み】 【特徴・強み】
⚫ 機能性材料、環境対応型商品など、ライフサイエンス商品を展開 ⚫ 特定の分野ではなく、公官庁、民間企業とも幅広い分野に顧客を有する
⚫ 海外の先端技術を有する多くのメーカーの優れた商品を国内に輸入、販売を行う
⚫ 保守サービス専門子会社を保有している
⚫ 自社ブランド商品の開発と輸入機器のカスタマイズを得意とする
取扱い商材 取扱い商材
電子材料 各種フィルム 化粧品
バイオリアクター ガス分析装置 耐候性試験機
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事業部紹介 –海外現地法人-
ゴム 化学品 産業資材
三洋物産貿易(上海）有限公司（中国）
Sanyo Corporation of America（米国）
北米地域
Sun Phoenix Mexico（メキシコ） 主力商材
⚫ 自動車内装用部材
三洋物産貿易（上海）有限公司（中国） ⚫ 化成品
Sanyo Trading Asia Co., Ltd.（タイ） 注力分野
⚫ リチウム電池材料
アジア地域 Sanyo Trading(Viet Nam)Co., Ltd.（ベトナム） ⚫ 工業用接着剤
PT.Sanyo Trading Indonesia（インドネシア）
Sanyo Trading India Private Ltd.（インド）
Sanyo Trading Asia(タイ) Sanyo Corporation of America (米国)
主力商材 主力商材
⚫ 高機能性フィルム
⚫ 自動車向けゴム原材料
⚫ 高機能性樹脂
⚫ 自動車内装用部材
⚫ 自動車内装用部材
⚫ 化成品
⚫ ゴム副資材
注力分野 注力分野
⚫ 高付加価値フィルム
⚫ 高機能電材添加剤
⚫ メキシコ現地法人との連携
⚫ アジア複数現地法人との連携
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上場来の株価推移
1→2分割
1,600 100
円 億円
90
1,400
80
1,200
70
株価（左軸）
1,000
60
800 50
40
600
月間売買代金（右軸） 30
400
20
200
10
0 0
2012/10 2013/10 2014/10 2015/10 2016/10 2017/10 2018/10 2019/10 2020/10 2021/10
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IRに関するお問い合わせ先
三洋貿易株式会社 経営戦略室長 大谷 隆一
電話：03-3518-1111 e-mail：ir@sanyo-trading.co.jp
将来見通し等に関する注意事項
本資料につきましては投資家の皆様への情報提供のみを目的としたものであり、売買の勧誘を目的としたも
のではありません。
本資料における、将来予想に関する記述につきましては、目標や予測に基づいており、確約や保証を与える
ものではありません。また、将来における当社の業績が、現在の当社の将来予想と異なる結果になることがあ
る点を認識された上で、ご利用ください。
また、業界等に関する記述につきましても、信頼できると思われる各種データに基づいて作成されていますが、
当社はその正確性、完全性を保証するものではありません。
本資料は、投資家の皆様がいかなる目的にご利用される場合においても、お客様ご自身のご判断と責任に
おいてご利用されることを前提にご提示させていただくものであり、当社はいかなる場合においてもその責任は
負いません。
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