3176 三洋貿易 2021-05-24 16:00:00
2021年9月期 第2四半期決算補足資料 [pdf]
2021年9月期第2四半期
決算説明会補足資料
三洋貿易株式会社(証券コード:3176)
2021年5月24日
連結貸借対照表
(単位:百万円)
資産の部 20.9末 21.3末 負債の部 20.9末 21.3末
(2020年9月期4Q) (2021年9月期2Q) (2020年9月期4Q) (2021年9月期2Q)
現金・預金 10,418 9,648 支払手形・買掛金 7,098 9,530
受取手形・売掛金等 15,113 19,086 短期借入金 4,369 2,096
商品・製品 12,285 12,523 その他流動負債 3,391 4,183
その他流動資産 1,647 1,564 長期借入金 160 249
有形固定資産 2,675 3,030 その他固定負債 1,172 1,347
その他固定資産 5,063 5,263 純資産 31,038 33,708
資産合計 47,230 51,117 負債純資産合計 47,230 51,117
【ポイント】 20.9末 21.3末
(2020年9月期4Q) (2021年9月期2Q)
・業績回復に伴い売掛債権、買掛債務増加
有利子負債比率 9.6% 4.6%
・コロナ対策借入金の返済
現預金比率 70.1% 61.0%
・自己資本比率上昇
自己資本比率 64.9% 65.1%
2
キャッシュフロー
営業CF:事業活動好調
投資CF:グローバル・トレーディング買収
財務CF:コロナ対策借入金の返済 単位:百万円
4,000 3,540
3,000 2,536 2,565
2,000 1,478
1,254
1,000 436
198
32
0
▲ 282
▲ 1,000 ▲ 663 ▲ 544 ▲ 695
▲ 936 ▲ 887 ▲ 817 ▲ 965
▲ 2,000
▲ 1,773
▲ 2,841
▲ 3,000
16.3 17.3 18.3 19.3 20.3 21.3
営業CF 投資CF 財務CF
前期末比較 16.3 17.3 18.3 19.3 20.3 21.3
キャッシュの増減 ▲369 405 577 1,170 794 ▲866
キャッシュ残高 2,831 4,154 3,179 3,695 5,395 9,648
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会社概要
会社名 三洋貿易株式会社 英文社名 SANYO TRADING CO.,LTD.
代表取締役社長 新谷 正伸 本社所在地 東京都千代田区神田錦町2丁目11番地 設立 1947年5月
事業内容 ゴム、化学品、機械機器、自動車部品等の輸出入、国内販売を行う。市場ニーズの高い商品を取り扱い、技術的サポートを得意とする
沿革
1947年 旧三井物産の解体に伴い、同社神戸支店有志により神戸を本店として資本金195 2015年 Bestrade Precision Singapore社を子会社化、Singapore Sanyo Trading Pte. Ltd.
千円をもって三洋貿易株式会社を設立 に 社名変更
1954年 ニューヨーク駐在員事務所開設 (1961年 Sanyo Corporation Of Amerikaに改組) タイ に Sanyo Trading(Thailand) Co., Ltd.を設立
1964年 本店を神戸から東京に移転 2016年 株式会社ソートを子会社化 (2018年4月 吸収合併)
1973年 三洋機械工業株式会社を設立 日本ルフト株式会社を子会社化
1988年 バンコク駐在員事務所を開設 (2003年 San-Thap International Co.,Ltd.社へ事業移管) 2017年 古江サイエンス株式会社を孫会社化 (2017年 現三洋テクノス株式会社と合併)
1992年 ホーチミン駐在員事務所を開設 (2010年 Sanyo Trading(Viet Nam)Co., Ltd.に改組) ドイツ に Sanyo Trading Co., Ltd. Dusseldorf Representative Officeを設立
2002年 上海駐在員事務所を開設 (2003年 三洋物産貿易(上海)有限公司に改組) 日本フリーマン株式会社を子会社化
2004年 コスモス商事株式会社を子会社化 広島事務所を開設
2006年 三洋テクノス株式会社を設立 アズロ株式会社を子会社化
株式会社ケムインターに資本参加し、発行済株式の68.52%を取得 (現在 76.85%) 2018年 San-Thap International Co., Ltd.を完全子会社化 (2018年 Sanyo Trading Asia Co., Ltd.に
商号変更)
2010年 インド駐在員事務所(ニューデリー)開設 (2011年Sanyo Trading India Private Ltd.に改組) 2019年 新東洋機械工業株式会社を子会社化
2012年 東京証券取引所 市場第2部に上場 株式会社ワイピーテックを子会社化
2013年 2020年 株式会社NKSコーポレーションを子会社化、アズロ株式会社と合併し、三洋ライ
メキシコにSun Phoenix Mexico S.A. de C.Vを設立
フマテリアル株式会社に社名変更
東京証券取引所 市場第1部指定 株式会社グローバル・トレーディングを子会社化 (2021年4月吸収合併)
2014年 インドネシアにPT. Sanyo Trading Indonesiaを設立 2020年 株式会社テストマテリアルズを孫会社化
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事業拠点
Sanyo Trading Co., Ltd.
Dusseldorf Representative Office
Sanyo Corporation of America
三洋物産貿易(上海)
Sanyo Trading India
三洋物産貿易(香港) Sun Phoenix Mexico
Sanyo Trading (Thailand)
Sanyo Trading (Viet Nam)
Sanyo Trading Asia Co., Ltd.
Singapore Sanyo Trading
PT. Sanyo Trading Indonesia 海外拠点子会社
国内子会社 駐在員事務所
化成品セグメント 機械資材セグメント
化学品事業部 機械・環境事業部 産業資材事業部 科学機器事業部 三洋テクニカルセンター
2021年5月竣工予定
㈱ケムインター 三洋機械工業㈱ 三洋テクノス㈱
コスモス商事㈱ 日本フリーマン㈱ 新東洋機械工業㈱
三洋ライフマテリアル㈱
㈱ワイピーテック 日本ルフト㈱
※青色は連結対象
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セグメント区分
化成品 機械資材 海外子会社
・ゴム事業部 ・産業資材第一事業部 ・SANYO CORPORATION OF AMERICA
・三洋物産貿易(上海)有限公司
・化学品事業部 ・産業資材第二事業部
・SANYO TRADING ASIA CO., LTD.
・機械・環境事業部
・SUN PHONIX MEXICO S.A. de C.V.
・科学機器事業部
・三洋貿易(ベトナム)有限会社
・PT. SANYO TRADING INDONESIA
子会社 子会社
・ケムインター ・日本フリーマン
・三洋ライフマテリアル ・コスモス商事
・三洋機械工業
・ワイピーテック
・日本ルフト
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ゴム事業部
合成ゴム(ブチルゴム、NBR、シリコーンゴム等)、 取扱い商材例とその最終製品例
主要取扱商材 ゴム充填材(放熱材、特殊クレー、難燃剤等)、
可塑剤、熱可塑性エラストマー・樹脂等 当社
主要販売先業界 自動車、情報機器等
タイヤ、自動車部品(内外装部品、防振ゴム、ホース、
主要用途 オイルシール等)、OA部品(各種ロール等)、
医療関連商品等 合成ゴム ゴム補強・充填材 熱可塑性エラストマー・樹脂
注力分野 海外連携
特徴・強み
各製造メーカー
⚫ 1952年 日本で最初に合成ゴムを輸入。ゴム産業に係る幅広い商品を取
扱う
ウエザーストリップ
⚫ 取引先は国内タイヤ、工業用ゴム製品の主要メーカーをほぼ網羅
⚫ 合成ゴム、充填剤等の一般原材料のみならず、特殊ポリマー、配合剤等、 防振ゴム
多彩な商品を取扱う
⚫ 技術系営業員によるユーザーへの技術支援、共同開発も可能
⚫ 安定供給を維持するためのロジスティクス分野でも実績と経験を保有
⚫ 顧客の海外進出にも対応可能なネットワークを構築 ゴムホース ベルト タイヤ
主な仕入先 主な取扱商品 特徴
ARLANXEO/Lanxess 各種合成ゴム、可塑剤 世界No.1の合成ゴム総合メーカー、幅広い製品群を安定供給
KaMin 特殊クレー タイヤ、工業用ゴム部品で性能向上と低コスト化を両立させる戦略商品
ダウ・東レ シリコーンゴム 耐熱性に優れ、OAロール・自動車部品・医療用部品等幅広い用途
7
化学品事業部
取扱い商材例とその最終製品例
塗料・インキ用添加剤等、各種樹脂、
主要取扱商材 高機能性フィルム、医薬中間体/API、
当社
電子材料、
主要販売先業界 化学、建材、自動車、電子機器等
塗料・インキ プラスチック 医薬中間体/API
主要用途 塗料、インキ、プラスチック、フィルム、医薬等
注力分野 UV塗料原料、高機能性フィルム
各製造メーカー
特徴・強み
⚫ 高付加価値のファインケミカルを取り扱う 太陽電池用封止材
⚫ 医薬中間体/API、太陽電池関連、環境対応型商品など、医薬、エネルギー、環境
向けにライフサイエンス商品も展開
⚫ 優れたロジスティックノウハウでの物流サービス、在庫販売及びきめ細やかな技術サー
ビスを提供 水処理関連 各種フィルム
⚫ 海外仕入先にてトレーニングを受けた営業員による高付加価値商品の提案、用途
開発ならびに技術支援
壁用塗料 電子材料原料 医薬品
主な仕入先 主な取扱商品 特徴
Shamrock 各種ワックス インキ・塗料用の高性能ワックス
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産業資材第一事業部・産業資材第二事業部
取扱い商材
自動車シート用本革、シートヒーター、ランバーサポート、センサー
主要取扱商材
等 シートヒーター ランバーサポート レザーシート
主要販売先業界 自動車関連
主要用途 自動車用内装部品(主として高級車)
注力分野 エアーバッグ用センシングデバイス、空調シート(温・冷風)
特徴・強み
⚫ 新車の開発段階からデザインの提案や性能開発・改良に参加
⚫ 受注→開発→立ち上げ→量産管理→旧型補給品対応まで一貫して対応する体制
⚫ 自動車メーカー及びTier1との深い関係構築
⚫ 皮革シートの厳しい納入基準をクリア
⚫ 契約獲得できればその生産期間は売上が見通しやすい
シートセンサー シート用モーター
主な仕入先 主な取扱商品 特徴
GST/Seton Autoleather 自動車用の本革 デザインから自動車メーカーと共同開発
Gentherm シートヒーター カーボンファイバー仕様の市場を独占
L&P Group ランバーサポート 高い技術力で世界市場で大きなシェアをもつ
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機械・環境事業部
取扱い商材
ペレットミルおよび関連部品、木質バイオマス関連機器
主要取扱商材
畜産関連資材
⚫ ペレットミル;飼料、エネルギー、リサイクル
主要販売先業界 ⚫ 木質バイオマス関連機器;地方公共団体 等
⚫ ペレットミル;飼料製造、固形燃料(ペレット)製造
主要用途 ⚫ 木質バイオマス関連機器;電力、熱供給
注力分野 木質ペレットガス化熱電併給装置
CPM社 ペレットミル 各種ペレット
特徴・強み
CPM社製ペレットミル
⚫ 日本総代理店として60年以上の歴史
⚫ 飼料用ペレットミルのシェアは9割以上
⚫ メンテナンス部隊による保守点検
⚫ 自動制御装置のソフト開発およびカスタマイズ化で他社の輸入品と差別化
木質バイオマス関連機器
⚫ 独ブルクハルト社製。 木質ペレットとのシナジー効果を期待
⚫ 再生エネルギー利用、地域振興の政策意義 ブルクハルト社 熱電併給ユニット ブルクハルト社 ガス化ユニット
主な仕入先 主な取扱商品 特徴
⚫ 飼料、餌料においては固形化により自動給餌が可能
CPM ペレットミル
⚫ 保管と輸送費の節減が可能
ブルクハルト 木質ペレットガス化熱電併給装置 ⚫ 再生可能エネルギーとして、熱電併給が可能
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科学機器事業部
取扱い商材
各種検査・試験機器(摩擦試験機、金属分析器、ガス分析
主要取扱商材 計、耐候性試験機、バイオセンサー、表面物性試験機等)・医療
機器
主要販売先業界 国立研究所、防衛省、大学、石油、化学、自動車、製薬等
主要用途 研究開発、品質管理、判別、危機管理
注力分野 バイオリアクター、医療機器
バイオリアクター
ガス分析装置
特徴・強み
⚫ 特定の分野ではなく、公官庁、民間企業とも幅広い分野に顧客を有する
⚫ 海外の先端技術を有する多くのメーカーの優れた商品を国内に輸入、販売を行う
⚫ 保守サービス専門子会社を保有している
⚫ 自社ブランド商品の開発と輸入機器のカスタマイズを得意とする
耐候性試験機 摩耗粉分析装置
主な仕入先 主な取扱商品 主な仕入先 主な取扱商品
FALEX 摩擦試験機 Q-LAB 耐候性試験機
SPECTRO INC. 潤滑油劣化診断機器 PICARRO 温室効果ガス・同位体比分析計
PRESENS 非破壊酸素濃度計 ASI 二次イオン質量分析計
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海外現地法人
ゴム 化学品 産業資材 三洋物産貿易(上海)
Sanyo Corporation of America(米国)
北米地域 主力商材
Sun Phoenix Mexico(メキシコ) ⚫ 自動車内装用部材
⚫ 化成品
三洋物産貿易(上海)有限公司(中国)
注力分野
Sanyo Trading Asia Co., Ltd.(タイ) ⚫ リチウム電池材料
アジア地域 ⚫ 工業用接着剤
Sanyo Trading(Viet Nam)Co., Ltd.(ベトナム)
PT.Sanyo Tradng Indonesia(インドネシア)
Sanyo Trading Asia(タイ) Sanyo Corporation of America (米国)
主力商材 主力商材
⚫ 高機能性フィルム
⚫ 自動車向けゴム原材料
⚫ 吸水性ポリマー
⚫ 自動車内装用部材
⚫ 自動車内装用部材
⚫ 化成品
⚫ ゴム副資材
注力分野 注力分野
⚫ 高付加価値フィルム
⚫ 高機能電材添加剤
⚫ メキシコ現地法人との連携
⚫ アジア複数現地法人との連携
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上場来の株価推移
1,600 100
円 億円
1→2分割
90
1,400
80
1,200
70
1,000
60
800 50
株価(左軸) 40
600
月間売買代金(右軸)
30
400
20
200
10
0 0
2012/10 2013/10 2014/10 2015/10 2016/10 2017/10 2018/10 2019/10 2020/10
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IRに関するお問い合わせ先
三洋貿易株式会社 経営戦略室室長 大谷 隆一
電話:03-3518-1111 e-mail:ir@sanyo-trading.co.jp
将来見通し等に関する注意事項
本資料につきましては投資家の皆様への情報提供のみを目的としたものであり、売買の勧誘を
目的としたものではありません。
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