3168 黒谷 2019-03-15 15:00:00
2019年8月期第2四半期(累計)業績予想及び通期業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]

                                                                     2019年3月15日
各 位
                                        上場会社名         黒谷株式会社
                                        代表者           代表取締役社長 黒谷 純久
                                        (コード番号        3168 東証一部)
                                        問合せ先責任者        代表取締役副社長 井上 亮一
                                        (TEL          0766-84-0001)


      2019年8月期第2四半期(累計)業績予想及び通期業績予想の修正に関するお知らせ

 当社は、2019年3月15日開催の取締役会において、2018年10月12日に公表いたしました2019年8月期
第2四半期累計期間(2018年9月1日~2019年2月28日)の連結業績予想及び、最近の業績動向を踏ま
え、2019年8月期の連結業績予想数値を下記のとおり修正することといたしましたのでお知らせいたし
ます。

                                  記


1.2019年8月期第2四半期(累計)連結業績予想数値の修正(2018年9月1日~2019年2月28日)
                                                     親会社株主に帰属         1株当たり
              売上高         営業利益          経常利益
                                                     する四半期純利益        四半期純利益
               百万円             百万円           百万円            百万円           円   銭
前回発表予想(A)
               25,426            335           311             209        14.61
今回修正予想 (B)     25,834          △241          △255            △178        △12.54
増減額 (B-A)           407        △576          △566            △388
増減率 (%)          1.6%      -             -              -
(ご参考)前期実績
               28,031            969           953             627        43.76
(2018 年8月期)




2.2019年8月期通期連結業績予想の修正(2018年9月1日~2019年8月31日)

                                                     親会社株主に帰属         1株当たり
              売上高         営業利益          経常利益
                                                     する当期純利益          当期純利益
                百万円            百万円           百万円            百万円           円   銭
前回発表予想(A)
                51,691            754          714             484        33.79
今回修正予想 (B)      51,146            332          291             190        13.41
増減額 (B-A)        △545           △422         △423            △294
増減率 (%)         △1.1%          △55.9%     △59.2%            △60.7%
(ご参考)前期実績
                56,791            745          676             462        32.29
(2018 年8月期)
3.修正の理由
   当第2四半期連結累計期間におきましては、前年度後半の米中貿易問題や米国の金利引上げ
 等から世界経済に不透明感が強まり市況環境が大幅に悪化、今年度に入ってからも米中間の貿
 易摩擦の激化や世界経済の減速の動きにより、      ロンドン金属取引所銅 Cash 価格ベース(以下 LME
 銅価格)は、当社業績見通しの前提条件 6500 ドルから、期中平均で 6,122.2 ドル(前年同期比
 10.6%減)、円ベース価格では 683.6 円(同 10.4%減)と低水準でのもみあいの動きで推移い
 たしました。
   このような状況から、 当社の非鉄金属事業におきましては、      インゴットは造船関連の受注環境
 が改善したことで販売量は増加、   一方、  給水設備関連は住宅市場の低迷もあり競争激化により減
 少したことで全体では前年同期比 5.2%の減少となりました。また、スクラップに関しましては
 製錬会社の炉修工事の影響減もあり前年同期比 5.9%の増加となり、非鉄金属事業全体では
 2.8%の販売量増となりました。しかしながら、前述のように LME 銅価格が低価格で推移したこ
 とにより市場流通量が減少したことで、国内スクラップの需給バランスが逼迫し仕入れ価格が
 上昇、  利鞘が悪化したため売上総利益が予想値を下回りました。      売上高は前回発表予想を上回る
 見込みでありますが、営業利益、経常利益並びに、親会社株主に帰属する四半期純利益ともに前
 回発表予想を下回る見込みであります。
   また、 通期予想につきましては、 今回の外部環境悪化の主要因でありました米中貿易問題は改
 善方向、米国の金利引上げの動きも先送りとなり、足元、LME 銅価格も 6,500 ドル前後に上昇と
 改善の動きが見受けられ、下半期の前提条件は 6,300 ドル、為替を 107 円にて想定しておりま
 す。 しかしながら米中貿易摩擦などの影響で世界経済の成長は鈍化してきており、        上期業績の影
 響から、売上高、  営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益とも下方修正いたし
 ます。
   なお、今後も今回公表の業績予想との対比において業績予想の修正を行う必要が生じた場合
 は、速やかに修正業績予想の開示を行うことといたします。
   (注)上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したもので
 あり、実際の業績は様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。

                                                     以上