3159 丸善ＣＨＩ 2021-09-10 15:00:00
2022年1月期 第2四半期 決算説明資料 [pdf]
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2022年1月期 第2四半期
決算説明資料
（第12期第2四半期 2021年2月1日∼2021年7月31日）
2021年9月10日
丸善ＣＨＩホールディングス株式会社
1. 当社の主要事業会社
丸善ＣＨＩホールディングス株式会社
㈱図書館総合研究所
（ 主 要 事 業 会 社 ）
㈱図書館総合研究所
㈱図書流通
㈱岩崎書店
グローバルソリューションサービス㈱
㈱明日香
㈱第一鋼鉄工業所
㈱編集工学研究所
㈱淳久堂書店
丸善プラネット㈱
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2. 当第2四半期累計業績サマリー（連結） 前年同期比
当第2四半期の売上高は、前年に引き続き新型コロナウイルス感染症が拡大する中、文
教市場販売事業において電子図書館及び書籍除菌機の需要が増加したこと、また店
舗・ネット販売事業では緊急事態宣言発出による休業・時短営業の影響が前年に比べ
て限定的であったことから、前年同期比7.5％増の915億85百万円となった。
営業利益においても、増収の影響と業務効率化による経費削減効果により前年同期比
59.6％増の27億81百万円、経常利益は前年同期比58.6％増の26億22百万円となった。
親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比542.3％増の16億42百万円となった。
（前年同期はコロナ禍による臨時休業等にかかる販管費を特別損失に計上している）
新型コロナウイルス感染症拡大前の前々年同期比では、売上高が0.7％増、営業利益が
37.8％増と増収増益となっている。
◆当第2四半期累計 前年比較 （単位：百万円）
親会社株主に帰属
第2四半期（累計） 売上高 営業利益 経常利益 する四半期純利益
前年同期実績 85,221 1,742 1,653 255
当第2四半期
91,585 2,781 2,622 1,642
累計実績
対前年同期 増減 6,364 1,038 969 1,386
対前年同期 比率 107.5％ 159.6％ 158.6％ 642.3％
対前々年同期 比率 100.7％ 137.8％ 134.3％ 114.6％
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3. 当第2四半期の損益ハイライト（連結）
◆2021年2月1日∼2021年7月31日 （単位：百万円）
売 上 高 営業利益
連 結
当期 前期 対前比 対前々比 当期 前期 対前比 対前々比
文教市場販売事業 32,275 30,400 106.2％ 103.8％ 2,404 1,687 142.5％ 145.8％
店舗･ﾈｯﾄ販売事業 34,873 31,019 112.4％ 94.9％ 382 ▲188 - 231.5％
図書館サポート事業 15,664 14,989 104.5％ 113.7％ 1,099 1,271 86.4％ 99.3％
出版事業 2,278 2,119 107.5％ 118.0％ 172 139 123.3％ 371.2％
その他事業 6,494 6,692 97.0％ 87.9％ 213 305 69.9％ 41.0％
消去又は全社 ▲1,490 ▲1,473 - -
合 計 91,585 85,221 107.5％ 100.7％ 2,781 1,742 159.6％ 137.8％
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4. 主要事業 ①文教市場販売事業
（単位：百万円）
第2四半期
当期 前期 対前期 ・㈱図書館流通センター
〔累計〕
ＴＲＣ販社12社
売上高 32,275 30,400 106.2% ・丸善雄松堂㈱
営業利益 2,404 1,687 142.5%
コロナ禍において、大学等の教科書販売で通販型の導入が進んだこと、電子図書館や書籍
除菌機の需要が引き続き堅調であったこと、教育・研究施設や図書館などの設計・施工に
おいて大型案件の完工が増加したことで、売上高は前期比6.2％増、18億75百万円増の322
億75百万円となった。
営業利益も増収の影響を受け、前期比42.5％増、7億17百万円増の24億4百万円となった。
コロナ禍前の前々年同期比でも、売上高3.8％増、営業利益45.8％増と増収増益となった。
学術研究や教育向けの、洋書や電子書籍を含む各種出版物、情報資料の提供
研究者支援ソリューションの提供
図書館用書籍の販売、書誌データベース（TRC MARC）の作成・販売、図書装備等の提供
教育・研究施設、図書館などの設計・施工、大学経営コンサルティングなど各種ソリューションの提供
大学内売店の運営、教科書販売
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4. 主要事業 ②店舗・ネット販売事業
（単位：百万円）
第2四半期
当期 前期 対前期
〔累計〕
・㈱丸善ジュンク堂書店
売上高 34,873 31,019 112.4% ・㈱淳久堂書店
営業利益 382 ▲188 −％
前年は緊急事態宣言の発出及び自治体からの各種要請を受け、4月から５月にほとんどの
店舗で休業や時短営業を行ったが、当期においては一部臨時休業等はあったものの、前年
との比較では、影響は限定的であった。
また、セルフレジの導入や、業務効率の見直しなどの取り組みも進めた結果、売上高は前
期比12.4％増、38億54百万円増の348億73百万円、営業利益は前期比5億70百万円増の3億
82百万円となった。
しかし前々年と比較すると売上高は5.1％減で、当期も引き続きコロナ禍の影響を受けて
いる。
グループ全体の店舗数は、2021年7月末時点で101店舗となった（丸善・ジュンク堂以外
の屋号を含む）。
全国に「ＭＡＲＵＺＥＮ」「ＪＵＮＫＵＤＯ」及び「ＭＡＲＵＺＥＮ＆ＪＵＮＫＵＤＯ」の３ブランドによる店舗網で、和書、洋書、文具・
雑貨等の販売
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4. 主要事業 ③図書館サポート事業
（単位：百万円）
第2四半期
当期 前期 対前期
〔累計〕
・㈱図書館流通センター
売上高 15,664 14,989 104.5% ・丸善雄松堂㈱
営業利益 1,099 1,271 86.4%
売上高は堅調に推移し前期比4.5％増、6億75百万円増の156億64百万円となった。
一方営業利益は、コロナ禍における図書館の休館などもあり図書館内設備の更新等の作業
が3月に集中したことでコストが増加し、前期比13.6％減、1億72百万円減の10億99百万円
となった。
コロナ禍前の前々年同期比では売上高13.7％増、営業利益0.7％減と増収減益となっている。
図書館受託館数は、期初1,676館から5館増加し、2021年7月末時点で1,681館（公共図書館
553館、大学図書館228館、学校図書館他900館）となった。
公共図書館、大学図書館の業務（カウンター業務、目録作成、蔵書点検等）の請負
指定管理者制度による図書館の運営業務
PFIによる図書館運営業務及び人材派遣
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4. 主要事業 ④出版事業
（単位：百万円）
第2四半期
当期 前期 対前期 ・㈱図書館流通センター
〔累計〕
㈱岩崎書店
売上高 2,278 2,119 107.5% ・丸善出版㈱
丸善プラネット㈱
営業利益 172 139 123.3%
理工書等の専門書（丸善出版㈱）、及び児童書（㈱岩崎書店）をあわせて、新刊117点（前
年同期113点）を刊行。
売上高は、大学向け教科書が順調に推移し、前期比7.5％増、1億59百万円増の22億78百万
円となった。
営業利益は、増収の影響により前期比23.3％増、33百万円増の1億72百万円となった。
コロナ禍前の前々年同期比では、売上高が18.0％増、営業利益が271.2％増と増収増益と
なっている。
≪丸善出版㈱の出版事業≫
『理科年表』等の理工系分野中心の専門書、事典、便覧等の刊行、及びDVDの発売
≪㈱図書館流通センター子会社 岩崎書店≫
絵本・童話などの児童書、図書館向けの書籍の刊行
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4. 主要事業 ⑤その他事業
（単位：百万円）
・丸善雄松堂㈱
第2四半期 ㈱第一鋼鉄工業所
当期 前期 対前期
〔累計〕 ㈱編集工学研究所
売上高 6,494 6,692 97.0% ・㈱図書館流通センター
㈱図書流通
ｸﾞﾛｰﾊﾞﾙｿﾘｭｰｼｮﾝｻｰﾋﾞｽ㈱
営業利益 213 305 69.9%
㈱明日香
Apple製品やパソコンの修理等の事業及び総合保育サービス事業は概ね計画通り推移したが、
店舗内装事業において、コロナ禍の⻑期化により、主要顧客の投資意欲が戻らず、改装・
出店案件が大幅に減少した影響で、売上高は前期比3.0％減、1億98百万円減の64億94百万
円となった。
営業利益は減収の影響を受け、前期比30.1％減、92百万円減の2億13百万円となった。
コロナ禍前の前々年同期比でも、売上高12.1％減、営業利益59.0％減と減収減益となってい
る。
書店、その他小売店舗向けに、企画・設計デザイン、建設工事、内装工事、店舗什器、看板、ディスプレイ等のトータル
プランニング
PC、スマートフォン、タブレットの修理、システムサポートおよび各種周辺サービスの提供
総合保育サービス
その他
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5. 通期予想
当期については、引続きテレワークの推進など感染拡大防止に努めるとともに、公共図書
館への電子図書館システムや電子教材等の拡販、書店業務の効率化推進、感染予防対策を
徹底した安全・安心な図書館運営など、コロナ禍における顧客ニーズへの対応を進めてま
いります。
しかしながら、今後の新型コロナウイルス感染症拡大について見通すことは現時点では難
しく、上期業績は増収増益となったものの、通期業績予想については、期初予想通りとし
ております。
今後の感染拡大の状況や消費動向等により、当業績予想について修正が必要となる場合に
は速やかに開示いたします。
（単位：百万円）
親会社株式に帰属
【2022年1月期通期】 売上高 営業利益 経常利益 する当期純利益
期初業績予想
177,000 3,600 3,450 1,900
（本年3月12日公表）
業績予想（本日時点） 上記の期初業績予想から変更なし
（参考）前期通期実績 171,621 3,882 3,710 2,091
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6. 当第2四半期のトピックス
2月 MJ、（株）エニキャリと共同で、都内の店頭在庫をネット申込で配達するサービスを開始
3月 TRC、2月に発生した福島県沖地震で被災した新地町図書館へ図書館用品を寄贈
3月 TRC、DNP、国立精神・神経医療研究センター病院と共同で医療観察法病棟電子図書館プロジェク
ト開始
3月 TRC、（株）富士山マガジンサービスと電子図書館事業の拡大や既存紙雑誌の図書館向け提供サー
ビス拡大で業務提携開始
3月 MJ、DNPと「池袋ミラーワールド」にジュンク堂書店池袋本店をバーチャル書店化
4月 MJ、（株）セキュア、小学館DIME編集部と共に未来型AI無人店舗「DIME LOUNGE STORE」を新
宿にオープン
6月 TRC、（株）富士山マガジンサービスと共に、電子図書館「LibrariE & TRC-DL」における電子雑
誌配信サービスを2022年4月に開始する計画を発表
6月 MJ、全日空商事（株）と共同で丸善丸の内本店にて「ANAグループスペシャルフェア」開催
6月 丸善雄松堂、米国議会図書館と電子書籍配信プラットフォーム「Maruzen eBook Library」の導入
契約締結
6月 丸善雄松堂、子会社セカンドアカデミー（株）、DNP、日本ユニシス（株）と共同でオンライン授
業を一元管理する大学向けサービス「オンラインアカデミー」の提供開始
7月 丸善出版、「プレゼンテーションZen」第3版刊行イベントとして日本マイクロソフト（株）と共同
で、「Digital Presentation Zen“オンライン時代の伝える力”」開催
7月 TRC、電子図書館サービスの導入自治体が200自治体に達し、8月末には205自治体に導入
MJ：丸善ジュンク堂書店、TRC：図書館流通センター、DNP：大日本印刷（株）
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6. 当第2四半期のトピックス
丸善ジュンク堂書店 店舗情報
出 店
3月 丸善浦和伊勢丹店オープン（埼玉県、文具、50坪）
3月 丸善広島三越店オープン（広島県、文具、70坪）
（以下は第3四半期にオープンした店舗）
8月 丸善プライムツリー赤池店オープン（愛知県、文具、50坪）
閉 店
7月 ジュンク堂書店仙台TR店閉店
7月 丸善池袋店閉店
丸善浦和伊勢丹店
丸善広島三越店
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