3153 八洲電機 2021-05-14 15:10:00
2021年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年5月14日
上 場 会 社 名 八洲電機株式会社 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 3153 URL https://www.yashimadenki.co.jp/
代 表 者 (役職名) 代表取締役会長兼社長 (氏名) 太 田 明 夫
問合せ先責任者 (役職名) 社長室担当本部長 (氏名) 安 重 貴 城 (TEL) 03(3507)3349
定時株主総会開催予定日 2021年6月24日 配当支払開始予定日 2021年6月4日
有価証券報告書提出予定日 2021年6月24日
決算補足説明資料作成の有無 : 有
決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1.2021年3月期の連結業績(2020年4月1日~2021年3月31日)
(1)連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期 59,194
△15.7 2,172 △13.4 2,314 △12.9 1,571 12.7
2020年3月期 70,190
0.5 2,509 6.9 2,658 5.3 1,394 △24.1
(注) 包括利益 2021年3月期 1,925百万円( 52.6%) 2020年3月期 1,261百万円( △32.6%)
潜在株式調整後
1株当たり 自己資本 総資産 売上高
1株当たり
当期純利益 当期純利益率 経常利益率 営業利益率
当期純利益
円 銭 円 銭 % % %
2021年3月期 73.22 - 7.4 4.2 3.7
2020年3月期 64.61 - 6.9 4.6 3.6
(参考) 持分法投資損益 2021年3月期 -百万円 2020年3月期 -百万円
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2021年3月期 53,308 21,969 40.8 1,021.38
2020年3月期 57,045 20,924 36.0 951.29
(参考) 自己資本 2021年3月期 21,749百万円 2020年3月期 20,540百万円
(3)連結キャッシュ・フローの状況
営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2021年3月期 532 642 △312 9,904
2020年3月期 3,555 △1,826 △586 9,041
2.配当の状況
年間配当金 純資産
配当金総額 配当性向
配当率
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) (連結)
(連結)
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %
2020年3月期 - 0.00 - 20.00 20.00 431 31.0 2.1
2021年3月期 - 0.00 - 20.00 20.00 425 27.3 2.0
2022年3月期(予想) - 0.00 - 20.00 20.00 25.8
3.2022年3月期の連結業績予想(2021年4月1日~2022年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり当期純
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 63,000 6.4 2,400 10.5 2,500 8.0 1,650 5.0 77.48
※ 注記事項
(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 有
新規 -社 (社名) 、 除外 1社 (社名)八洲電子ソリューションズ株式会社
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期 21,782,500株 2020年3月期 21,782,500株
② 期末自己株式数 2021年3月期 487,681株 2020年3月期 190,264株
③ 期中平均株式数 2021年3月期 21,465,335株 2020年3月期 21,584,680株
(参考) 個別業績の概要
1.2021年3月期の個別業績(2020年4月1日~2021年3月31日)
(1)個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期 41,074 △6.9 803 △30.3 1,663 2.2 1,394 45.7
2020年3月期 44,119 △4.3 1,153 △12.2 1,627 △1.4 957 △29.7
1株当たり 潜在株式調整後
当期純利益 1株当たり当期純利益
円 銭 円 銭
2021年3月期 64.95 -
2020年3月期 44.34 -
(2)個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2021年3月期 39,632 18,081 45.6 849.11
2020年3月期 43,388 17,268 39.8 799.74
(参考) 自己資本
2021年3月期 18,081百万円 2020年3月期 17,268百万円
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業
績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料3ページ「1.
経営成績等の概況(4)今後の見通し」をご覧ください。
なお、当社は、新型コロナウイルスの感染拡大の防止及び安全確保のため、決算説明会を中止することといたし
ます。決算説明資料については、当社ホームページに2021年5月26日に掲載する予定です。
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………2
(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………2
(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………2
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………3
(4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………3
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………3
3.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………4
(1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………4
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………6
(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………9
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………10
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………12
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………12
(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………12
(1株当たり情報) …………………………………………………………………………………16
(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………16
-1-
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大により経済活動が大幅に停滞し、極め
て厳しい状況で推移するなか、各種政策による効果もあり持ち直しの動きがあるものの、依然として先行き不透明
な状況が続いております。
そのような状況下、鉄鋼・石油・一般産業・設備・交通業界を中心とした当社グループを取巻く事業環境は、国
内需要の低迷が長引き、厳しい状況が続いておりますが、ソリューション・エンジニアリング力の強化とグループ
会社の収益力強化を推進し、業績への影響を最小限とすべく事業に取組んでまいりました。
しかしながら、新型コロナウイルス感染症の影響による産業機械業界及び交通業界の低迷等の影響を大きく受け、
産業・交通分野の大型更新工事が翌期に延伸したこと、また一部の工事案件の進捗が遅延したこと、並びに八洲電
子ソリューションズ株式会社の全株式を譲渡し連結の範囲からはずれたことが前連結会計年度を下回る要因となり
ました。
その結果、当連結会計年度の売上高は591億94百万円(前年比15.7%減)、営業利益は21億72百万円(前年比13.4%
減)、経常利益は23億14百万円(前年比12.9%減)となりましたが、親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計
年度に計上していた特別損失4億44百万円が当連結会計年度は発生しないため、15億71百万円(前年比12.7%増)とな
りました。
セグメントの業績は次のとおりであります。なお、2020年4月より八洲電子ソリューションズ株式会社の株式譲
渡に伴い、報告セグメントを従来のものから「電子デバイス・コンポーネント事業」を廃止し、「プラント事業」
「産業・交通事業」の2つのセグメントに変更しております。
①プラント事業
鉄鋼・非鉄分野では、鉄鋼分野において市況低迷により設備の休止等の影響がありましたが、昨年度以前の既
受注案件である老朽設備のリニューアル工事等の大型案件が予定通り実施され、売上高は堅調に推移しました。
石油・化学・ガス分野では、石油・化学分野において新型コロナウイルス感染症の影響による国内外需要の減
少や、企業統合に伴う事業再編による設備投資の見送りなどもあり、売上高は低調に推移しました。
その結果、プラント事業の売上高は167億90百万円(前年比13.9%減)、営業利益は12億21百万円(前年比17.7%
減)となりました。
②産業・交通事業
一般産業分野では、医薬及び化学関連の顧客の新規設備投資や、セキュリティ・情報制御システムによる更新
案件の取込みにより、売上高は好調に推移しました。
空調設備分野では、一部の工事案件の進捗が遅延しましたが、大口空調機納入案件や感染症対策の陰圧ブース
ユニットが順調に推移し、売上高は堅調に推移しました。
産業機器分野では、新型コロナウイルス感染症拡大による市況悪化の影響により、設備機械関連セットメーカ
ーの生産減少や首都圏を中心とした再開発案件の計画延期等により、売上高は低調に推移しました。
交通分野では、新型コロナウイルス感染症による影響を強く受け、列車運行システム関連工事及び受変電設備
の大型更新工事が減少し、売上高は低調に推移しました。
その結果、産業・交通事業の売上高は424億4百万円(前年比3.2%減)、となりましたが、高付加価値案件の増加
と原価低減を行った結果、営業利益は29億13百万円(前年比5.0%増)となりました。
(2)当期の財政状態の概況
(資産)
当連結会計年度末における資産の残高は533億8百万円で、前連結会計年度末に比べ37億37百万円減少しておりま
す。主な要因は、現金及び預金(95億62百万円から106億77百万円へ11億15百万円増)が増加した一方、受取手形及び
売掛金(236億71百万円から203億円へ33億71百万円減)、商品(29億64百万円から21億64百万円へ8億円減)、建物(36
億76百万円から34億76百万円へ2億円減)が減少したことによるものであります。
-2-
(負債)
当連結会計年度末における負債の残高は313億39百万円で、前連結会計年度末に比べ47億81百万円減少しておりま
す。主な要因は、前受金(45億13百万円から45億77百万円へ63百万円増)が増加した一方、支払手形及び買掛金(231
億52百万円から195億96百万円へ35億56百万円減)、関係会社株式譲渡損失引当金(4億44百万円減)が減少したことに
よるものであります。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産の残高は219億69百万円で、前連結会計年度末に比べ10億44百万円増加しており
ます。主な要因は、利益剰余金(184億93百万円から196億32百万円へ11億39百万円増)が増加したことによるもので
あります。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当連結会計年度のキャッシュ・フローについては、営業活動により5億32百万円増加、投資活動により6億42百万
円増加、財務活動により3億12百万円減少しました。その結果、現金及び現金同等物は99億4百万円と前連結会計年
度と比較して8億62百万円(前年比9.5%増)の増加となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローの収入は、5億32百万円(前年比85.0%減)となりま
した。
これは主に、税金等調整前当期純利益24億20百万円、売上債権の減少額9億5百万円、たな卸資産の減少額1億41百
万円がキャッシュ・フローのプラスとなった一方、仕入債務の減少額22億88百万円、法人税等の支払額8億54百万円
がキャッシュ・フローのマイナスとなったためであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動によるキャッシュ・フローの収入は、6億42百万円(前年度は18億26百万円の支
出)となりました。
これは主に、短期貸付金の増減額10億91百万円、子会社株式の売却による収入4億58百万円、有形固定資産の売却
による収入2億96百万円がキャッシュ・フローのプラスとなった一方、有形固定資産の取得による支出11億82百万円
がキャッシュ・フローのマイナスとなったためであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動によるキャッシュ・フローの支出は、3億12百万円(前年度は5億86百万円の支
出)となりました。
これは主に、短期借入金の純増減額6億円がキャッシュ・フローのプラスとなった一方、自己株式の取得による支
出3億3百万円、配当金の支払額4億31百万円がキャッシュ・フローのマイナスとなったためであります。
(4)今後の見通し
新型コロナウイルス感染症の収束が見通せず、先行きは不透明な状況が続くことが予想されます。また、当社グ
ループを取り巻く事業環境も、厳しい状況が続くと推測されますが、ソリューション・エンジニアリングの強化と
グループ会社の収益力強化を推進し、更なる事業規模の拡大と収益力の強化を図ってまいります。
このような状況下、次期(2022年3月期)の連結業績見通しは、2021年4月21日に開示したとおり、売上高630億
円(前年比6.4%増)、営業利益24億円(前年比10.5%増)、経常利益25億円(前年比8.0%増)、親会社株主に帰
属する当期純利益16億50百万円(前年比5.0%増)を予定しております。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは、連結財務諸表の期間比較可能性及び企業間の比較可能性を考慮し、当面は、日本基準で連結財
務諸表を作成する方針であります。
なお、IFRSの適用につきましては、国内外の諸情勢を考慮の上、適切に対応していく方針であります。
-3-
3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2020年3月31日) (2021年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 9,562 10,677
受取手形及び売掛金 23,671 20,300
電子記録債権 4,048 3,913
有価証券 - 100
商品 2,964 2,164
原材料 39 38
未成工事支出金 151 243
仕掛品 305 286
未収入金 2,294 1,794
その他 2,556 2,157
貸倒引当金 △2 △2
流動資産合計 45,592 41,674
固定資産
有形固定資産
建物 4,825 4,477
減価償却累計額 △1,149 △1,001
建物(純額) 3,676 3,476
機械装置及び運搬具 457 437
減価償却累計額 △386 △377
機械装置及び運搬具(純額) 70 59
工具、器具及び備品 583 537
減価償却累計額 △375 △380
工具、器具及び備品(純額) 208 157
土地 3,633 3,667
建設仮勘定 - 822
有形固定資産合計 7,588 8,182
無形固定資産
ソフトウエア 290 312
のれん 87 65
その他 42 4
無形固定資産合計 419 383
投資その他の資産
投資有価証券 2,463 2,404
繰延税金資産 666 326
その他 319 338
貸倒引当金 △4 △2
投資その他の資産合計 3,444 3,067
固定資産合計 11,453 11,633
資産合計 57,045 53,308
-4-
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2020年3月31日) (2021年3月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 23,152 19,596
前受金 4,513 4,577
短期借入金 695 795
未払金 3,034 2,434
未払法人税等 427 312
賞与引当金 919 858
関係会社株式譲渡損失引当金 444 -
その他 583 610
流動負債合計 33,770 29,183
固定負債
長期借入金 - 290
繰延税金負債 26 24
退職給付に係る負債 2,226 1,750
資産除去債務 16 15
その他 80 75
固定負債合計 2,349 2,155
負債合計 36,120 31,339
純資産の部
株主資本
資本金 1,585 1,585
資本剰余金 1,037 1,050
利益剰余金 18,493 19,632
自己株式 △181 △458
株主資本合計 20,934 21,810
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 301 423
退職給付に係る調整累計額 △695 △484
その他の包括利益累計額合計 △394 △60
非支配株主持分 384 219
純資産合計 20,924 21,969
負債純資産合計 57,045 53,308
-5-
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
連結損益計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
売上高
商品売上高 56,360 46,102
工事売上高 13,830 13,092
売上高合計 70,190 59,194
売上原価
商品売上原価 45,972 37,252
工事売上原価 11,560 10,412
売上原価合計 57,533 47,665
売上総利益
商品売上総利益 10,387 8,850
工事売上総利益 2,269 2,679
売上総利益合計 12,656 11,529
販売費及び一般管理費
給料及び手当 4,572 4,454
賞与引当金繰入額 752 677
退職給付費用 294 345
法定福利費 841 799
地代家賃 270 262
貸倒引当金繰入額 △0 △0
減価償却費 315 329
運送費及び保管費 219 135
旅費及び通信費 579 411
その他 2,300 1,942
販売費及び一般管理費合計 10,147 9,357
営業利益 2,509 2,172
営業外収益
受取利息 9 11
受取配当金 41 36
仕入割引 7 6
不動産賃貸料 2 2
業務受託料 38 48
その他 57 43
営業外収益合計 157 148
営業外費用
支払利息 2 1
売上割引 3 3
為替差損 1 0
その他 1 0
営業外費用合計 9 6
経常利益 2,658 2,314
-6-
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
特別利益
固定資産売却益 - 48
投資有価証券売却益 - 67
保険解約返戻金 4 1
その他 3 1
特別利益合計 7 119
特別損失
関係会社株式譲渡損失引当金繰入額 444 -
固定資産除却損 12 6
会員権売却損 - 5
その他 61 1
特別損失合計 517 13
税金等調整前当期純利益 2,147 2,420
法人税、住民税及び事業税 859 656
法人税等調整額 △114 167
法人税等合計 744 823
当期純利益 1,403 1,596
非支配株主に帰属する当期純利益 8 24
親会社株主に帰属する当期純利益 1,394 1,571
-7-
連結包括利益計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
当期純利益 1,403 1,596
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △131 117
退職給付に係る調整額 △10 211
その他の包括利益合計 △142 328
包括利益 1,261 1,925
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 1,248 1,905
非支配株主に係る包括利益 13 19
-8-
(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本 その他の包括利益累計額
その他 退職給付に その他の 非支配株主 純資産合計
株主資本 持分
資本金 資本剰余金利益剰余金 自己株式 有価証券 係る調整 包括利益
合計
評価差額金 累計額 累計額合計
当期首残高 1,585 1,037 17,532 △204 19,950 437 △685 △248 386 20,089
当期変動額
剰余金の配当 △431 △431 △431
親会社株主に帰属す
1,394 1,394 1,394
る当期純利益
自己株式の取得 △0 △0 △0
自己株式の処分 △2 23 20 20
連結子会社株式の取
- -
得による持分の増減
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 △135 △10 △146 △1 △148
額)
当期変動額合計 - - 960 23 984 △135 △10 △146 △1 835
当期末残高 1,585 1,037 18,493 △181 20,934 301 △695 △394 384 20,924
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本 その他の包括利益累計額
その他 退職給付に その他の 非支配株主 純資産合計
株主資本 持分
資本金 資本剰余金利益剰余金 自己株式 有価証券 係る調整 包括利益
合計
評価差額金 累計額 累計額合計
当期首残高 1,585 1,037 18,493 △181 20,934 301 △695 △394 384 20,924
当期変動額
剰余金の配当 △431 △431 △431
親会社株主に帰属す
1,571 1,571 1,571
る当期純利益
自己株式の取得 △303 △303 △303
自己株式の処分 △0 26 25 25
連結子会社株式の取
13 13 13
得による持分の増減
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 122 211 333 △165 168
額)
当期変動額合計 - 13 1,139 △277 875 122 211 333 △165 1,044
当期末残高 1,585 1,050 19,632 △458 21,810 423 △484 △60 219 21,969
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(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 2,147 2,420
減価償却費 341 355
有形固定資産売却損益(△は益) - △48
有形固定資産除却損 12 6
投資有価証券売却損益(△は益) 0 △67
関係会社株式譲渡損失引当金繰入額 444 -
貸倒引当金の増減額(△は減少) △0 △2
賞与引当金の増減額(△は減少) 29 5
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) △161 △165
受取利息及び受取配当金 △50 △47
支払利息 2 1
売上債権の増減額(△は増加) 5,254 905
たな卸資産の増減額(△は増加) 1,050 141
仕入債務の増減額(△は減少) △4,213 △2,288
未払消費税等の増減額(△は減少) 152 52
未収入金の増減額(△は増加) △204 498
未払金の増減額(△は減少) △214 △438
その他 △74 13
小計 4,516 1,340
利息及び配当金の受取額 48 47
利息の支払額 △2 △1
法人税等の支払額 △1,006 △854
営業活動によるキャッシュ・フロー 3,555 532
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △1,864 △1,182
有形固定資産の売却による収入 16 296
無形固定資産の取得による支出 △109 △110
投資有価証券の取得による支出 △18 △17
投資有価証券の売却による収入 13 120
投資有価証券の償還による収入 150 -
短期貸付金の増減額(△は増加) - 1,091
子会社株式の売却による収入 - 458
敷金の差入による支出 △7 △7
敷金の回収による収入 51 8
定期預金の増減額(△は増加) 11 △0
関係会社株式の取得による支出 △82 △5
その他 12 △11
投資活動によるキャッシュ・フロー △1,826 642
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) - 600
長期借入金の返済による支出 △140 △10
自己株式の取得による支出 △0 △303
配当金の支払額 △431 △431
非支配株主への配当金の支払額 △15 △166
財務活動によるキャッシュ・フロー △586 △312
現金及び現金同等物に係る換算差額 0 0
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 1,143 862
現金及び現金同等物の期首残高 7,898 9,041
現金及び現金同等物の期末残高 9,041 9,904
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(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
(セグメント情報)
1 報告セグメントの概要
(1)報告セグメントの決定方法
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源
の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社は、製品・取引先別の事業部を置き、各事業部は取り扱う製品・サービスについて包括的な戦略を立案し、
事業活動を展開しております。
従って、当社は事業部を基礎とした製品・取引先別セグメントから構成されており、「プラント事業」及び「産
業・交通事業」の2つを報告セグメントとしております。
(2)各報告セグメントに属する製品及びサービスの種類
「プラント事業」は、主に鉄鋼システム、自家用発電設備、受変電・配電設備、圧延設備、電機制御、生産管理
システム、これらに関わる保守・メンテナンスサービスなどを販売しております。
「産業・交通事業」は、主に空調設備、照明設備、受変電システム、セキュリティシステム、車両及び車両電気
品、駅設備関連システム、これらに関わる保守・メンテナンスサービスなどを販売しております。
(3)報告セグメントの変更等に関する事項
2020年4月1日付で、八洲電子ソリューションズ株式会社の株式譲渡に伴い報告セグメントを従来の「プラント事
業」「産業・交通事業」「電子デバイス・コンポーネント事業」から「プラント事業」「産業・交通事業」に変更し
ております。なお、前連結会計年度のセグメント情報は、株式譲渡前の報告セグメントの区分に基づき作成したもの
を開示しております。
2 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」におけ
る記載と概ね同一であります。
報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。セグメント間の内部売上高又は振替高は市場実勢価
格に基づいております。
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3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
連結財務諸表
調整額
電子デバイ 計上額
プラント 産業・交通 (注)1、2
ス・コンポー 計 (注)3
事業 事業
ネント事業
売上高
外部顧客への売上高 19,497 43,826 6,866 70,190 - 70,190
セグメント間の内部
234 347 11 593 △593 -
売上高又は振替高
計 19,731 44,174 6,877 70,783 △593 70,190
セグメント利益 1,484 2,773 191 4,450 △1,940 2,509
セグメント資産 13,587 29,613 3,257 46,459 10,586 57,045
その他の項目
減価償却費 78 179 3 261 79 341
のれんの償却額 21 - - 21 - 21
有形固定資産及び
無形固定資産の 152 1,932 41 2,126 27 2,154
増加額
(注) 1 セグメント利益の調整額の主なものは、報告セグメントに帰属しない親会社本社の総務部門等管理部門に係
る経費であります。
2 セグメント資産の調整額の主なものは、親会社での余資運用資金(預金及び有価証券)、長期性投資資金(投資
有価証券)及び総務部門等管理部門に係る資産等であります。
3 セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
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当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント 連結財務諸表
調整額
計上額
プラント 産業・交通 (注)1、2
計 (注)3
事業 事業
売上高
外部顧客への売上高 16,790 42,404 59,194 - 59,194
セグメント間の内部
333 527 861 △861 -
売上高又は振替高
計 17,123 42,932 60,055 △861 59,194
セグメント利益 1,221 2,913 4,134 △1,962 2,172
セグメント資産 10,015 32,036 42,052 11,255 53,308
その他の項目
減価償却費 82 195 277 77 355
のれんの償却額 21 - 21 - 21
有形固定資産及び
無形固定資産の 264 965 1,229 12 1,242
増加額
(注) 1 セグメント利益の調整額の主なものは、報告セグメントに帰属しない親会社本社の総務部門等管理部門に係
る経費であります。
2 セグメント資産の調整額の主なものは、親会社での余資運用資金(預金及び有価証券)、長期性投資資金(投資
有価証券)及び総務部門等管理部門に係る資産等であります。
3 セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
【関連情報】
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
1 製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
2 地域ごとの情報
(1) 売上高
本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
(2) 有形固定資産
本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。
3 主要な顧客ごとの情報
外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載はありません。
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当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
1 製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
2 地域ごとの情報
(1) 売上高
本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
(2) 有形固定資産
本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。
3 主要な顧客ごとの情報
外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載はありません。
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
該当事項はありません。
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
電子デバイ 全社・消去 合計
プラント 産業・交通
ス・コンポー 計
事業 事業
ネント事業
当期末残高 87 - - 87 - 87
(注) のれん償却額に関しては、セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
全社・消去 合計
プラント 産業・交通
計
事業 事業
当期末残高 65 - 65 - 65
(注) のれん償却額に関しては、セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
該当事項はありません。
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(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
1株当たり純資産額 951.29円 1,021.38円
1株当たり当期純利益金額 64.61円 73.22円
(注) 1 潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2 1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
1株当たり当期純利益金額
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) 1,394 1,571
普通株主に帰属しない金額(百万円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する
1,394 1,571
当期純利益(百万円)
普通株式の期中平均株式数(千株) 21,584 21,465
3 1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(2020年3月31日) (2021年3月31日)
純資産の部の合計額(百万円) 20,924 21,969
純資産の部の合計額から控除する金額(百万円) 384 219
(うち非支配株主持分)(百万円) (384) (219)
普通株式に係る期末の純資産額(百万円) 20,540 21,749
1株当たり純資産額の算定に用いられた期末の普通
21,592 21,294
株式の数(千株)
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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