3151 バイタルKSK 2020-05-12 14:00:00
2020年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年5月12日
上 場 会 社 名 株式会社バイタルケーエスケー・ホールディングス 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 3151 URL http://www.vitalksk.co.jp/
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 村 井 泰 介
問合せ先責任者 (役職名) 経理財務部長 (氏名) 高 橋 喜 春 (TEL) 022-218-6155
定時株主総会開催予定日 2020年6月26日 配当支払開始予定日 2020年6月8日
有価証券報告書提出予定日 2020年6月26日
決算補足説明資料作成の有無 : 有
決算説明会開催の有無 : 有 (機関投資家・アナリスト向け )
(百万円未満切捨て)
1.2020年3月期の連結業績(2019年4月1日~2020年3月31日)
(1)連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期 562,505 0.5 3,556 26.0 6,404 △7.3 4,642 △8.7
2019年3月期 559,712 △1.0 2,821 18.3 6,909 10.1 5,084 13.8
(注) 包括利益 2020年3月期 3,202百万円( -%) 2019年3月期 △527百万円( -%)
潜在株式調整後
1株当たり 自己資本 総資産 売上高
1株当たり
当期純利益 当期純利益率 経常利益率 営業利益率
当期純利益
円 銭 円 銭 % % %
2020年3月期 83.33 71.54 4.8 2.0 0.6
2019年3月期 90.22 77.63 5.2 2.1 0.5
(参考) 持分法投資損益 2020年3月期 130百万円 2019年3月期 139百万円
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2020年3月期 307,705 97,198 31.3 1,753.07
2019年3月期 329,747 96,788 29.1 1,704.07
(参考) 自己資本 2020年3月期 96,343百万円 2019年3月期 96,035百万円
(3)連結キャッシュ・フローの状況
営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2020年3月期 △8,323 2,208 △3,685 29,442
2019年3月期 18,229 △3,359 △408 39,242
2.配当の状況
年間配当金 純資産
配当金総額 配当性向
第1四半期 第2四半期 第3四半期 配当率
期末 合計 (合計) (連結)
末 末 末 (連結)
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %
2019年3月期 - 10.00 - 12.00 22.00 1,242 24.4 1.3
2020年3月期 - 11.00 - 13.00 24.00 1,331 28.8 1.4
2021年3月期(予想) - 12.00 - 13.00 25.00 27.5
3.2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
第2四半期(累計) 283,000 △0.9 1,400 △2.5 2,800 △7.2 1,900 △22.9 34.57
通 期 566,200 0.7 3,350 △5.8 6,000 △6.3 5,000 7.7 90.98
※業績予想については4ページ「1.経営成績等の概要 (4)今後の見通し」をご覧ください。
※ 注記事項
(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期 61,224,796株 2019年3月期 61,224,796株
② 期末自己株式数 2020年3月期 6,267,502株 2019年3月期 4,868,364株
③ 期中平均株式数 2020年3月期 55,703,744株 2019年3月期 56,356,233株
(参考) 個別業績の概要
1.2020年3月期の個別業績(2019年4月1日~2020年3月31日)
(1)個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期 2,874 18.5 2,165 42.4 2,192 42.9 2,083 40.5
2019年3月期 2,424 4.7 1,520 9.4 1,534 9.9 1,483 9.3
1株当たり 潜在株式調整後
当期純利益 1株当たり当期純利益
円 銭 円 銭
2020年3月期 37.40 32.06
2019年3月期 26.32 22.58
(2)個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円円 銭 %
2020年3月期 75,146 43,627
793.84 58.1
2019年3月期 86,395 44,334
786.68 51.3
(参考) 自己資本 2020年3月期 43,627百万円 2019年3月期 44,334百万円
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
・本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想
の前提となる条件および業績予想のご利用にあたっての注意事項については、添付資料2ページ「経営成績等の概
況」をご覧ください。
・当社は、2020年6月3日に機関投資家及びアナリスト向けの決算説明会をWEB開催する予定です。当日使用す
る決算説明資料については、開催後速やかに当社ホームページに掲載する予定です。
株式会社バイタルケーエスケー・ホールディングス(3151) 2020年3月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………2
(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………2
(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………3
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………3
(4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………4
(5)継続企業の前提に関する重要事象等 …………………………………………………………4
(6)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当 …………………………………………5
2.企業集団の状況 ………………………………………………………………………………………6
3.経営方針 ………………………………………………………………………………………………7
(1)会社の経営の基本方針 …………………………………………………………………………7
(2)目標とする経営指標 ……………………………………………………………………………7
(3)中長期的な会社の経営戦略 ……………………………………………………………………7
(4)会社の対処すべき課題 …………………………………………………………………………8
(5)その他、会社の経営上重要な事項 ……………………………………………………………8
4.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………9
(1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………9
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………11
(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………13
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………15
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………17
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………17
(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………17
(1株当たり情報) …………………………………………………………………………………20
(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………20
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株式会社バイタルケーエスケー・ホールディングス(3151) 2020年3月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当連結会計年度におけるわが国経済は、政府の経済対策や金融政策等により、企業収益や雇用環境が改善するなど
緩やかな回復基調が続いておりましたが、世界的な新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大により、非常に先行
きの見えない状況にあります。
当社グループの主たる事業である医薬品卸売業界におきましては、国の医療費抑制策により2018年4月の薬価改定
で平均7.48%の薬価基準の引下げが行われました。また、2019年10月の薬価改定では平均2.40%の薬価基準の引下げ
(消費税対応分1.95%の引上げ含む)が行われました。今後も薬剤費の抑制政策は継続されることが予想されます。
このような中、当社グループは2020年3月期から2022年3月期までの3年間にわたる第4次中期経営計画をスター
トさせました。第4次中期経営計画では、2025年に目指す姿としての長期ビジョン「医療・介護を支える商品やサー
ビスを戦略的に提供することにより、地域・コミュニティのヘルスケアになくてはならない存在となる」に引き続き
取り組んでまいります。そして、当該長期ビジョンの下、第4次中期経営計画の中期ビジョンを「選ばれる企業集団
になる」とし、実践課題として「1.低成長下においても利益を創出し続ける医療用医薬品卸売事業体制の確立」
「2.エマージングビジネス(※1)の成長・拡大による収益増」「3.グループ経営体制の強化」を掲げました。
さらに、当該中期ビジョンを実現するため、4つの基本方針「効果的・効率的グループ経営によるグループ総合力の
発揮」「提供機能の拡充・整備と成長領域へのフォーカス」「地域のヘルスケアのコーディネートとサポートやソリ
ューションの提供」「強み・リソースを活用した新たな収益策や事業の展開」に取り組んでまいります。
当連結会計年度の業績につきましては、売上高562,505百万円(前年同期比100.5%)、営業利益3,556百万円(同
126.0%)、経常利益は、前年まで計上していた負ののれんの償却終了等により6,404百万円(同92.7%)、親会社株
主に帰属する当期純利益は、投資有価証券売却益等による特別利益がありましたが、一方で新型コロナウイルス感染
拡大の影響による株価暴落により投資有価証券評価損等の計上もあり、4,642百万円(同91.3%)となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
① 医薬品卸売事業
医薬品卸売事業におきましては、予てよりカテゴリーチェンジによる長期収載品の販売減少が続いておりましたが、
2018年4月の診療報酬改定におきましても、更なるジェネリック医薬品使用促進策が打ち出され、当連結会計年度に
おきましても長期収載品の販売減少が続いております。そのような状況の中、当社は新薬創出・適応外薬解消等促進
加算制度の対象品や新製品に注力してまいりました。また、医療用医薬品卸売事業以外では、2019年5月に㈱バイタ
ルネットは最先端のロボット技術を活用した歩行トレーニングを提供する「仙台ロボケアセンター(※2)」をオー
プンしました。地域・コミュニティのヘルスケアになくてはならない存在となるため、エマージングビジネスにも注
力しております。結果、売上高は、533,412百万円(前年同期比100.4%)、セグメント利益(営業利益)は、3,164百
万円(同119.9%)となりました。
また、医薬品卸売事業におきましては、新型コロナウイルス感染拡大時においても地域の医療を支えるため医薬品
を安定供給することが当社グループの社会的使命と考え、2020年3月に、主たる事業会社である㈱バイタルネット、㈱
ケーエスケーのそれぞれに「新型コロナウイルス対策本部」を設置いたしました。「バックアップ体制の整備」「商
品在庫の充実」「リスク低減のための就業体制・環境の見直し」等の対応を実施し、いかなる時にも医薬品を安定供
給できるよう体制を整備しております。
※1 エマージングビジネス:医療用医薬品卸売事業以外の事業
※2 仙台ロボケアセンター:医療用ロボットを手掛けるCYBERDYNE株式会社と連携し、身体機能を改善・補助・拡
張・再生することができる世界初の装着型サイボーグ「HALⓇ」を使用した科学的フィットネストレーニング施設
仙台ロボケアセンターWebサイトURL:http://www.robocare.jp/sendai/
② その他事業
その他事業におきましては、調剤薬局事業及び動物薬卸売事業の業績が回復したため、売上高は、29,093百万円
(前年同期比102.8%)、セグメント利益(営業利益)は、334百万円(同281.3%)となりました。
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株式会社バイタルケーエスケー・ホールディングス(3151) 2020年3月期 決算短信
(2)当期の財政状態の概況
当連結会計年度末の資産は、前連結会計年度末から22,042百万円減少し、307,705百万円となりました。内訳は、流
動資産194,937百万円、固定資産112,768百万円であります。
流動資産の主な内訳は、現金及び預金33,074百万円、受取手形及び売掛金115,065百万円、たな卸資産30,911百万
円、未収入金15,124百万円であります。なお前連結会計年度末に比べ、現金及び預金が10,174百万円、受取手形及び
売掛金が7,082百万円減少したこと等により、流動資産が17,146百万円減少しております。
固定資産の内訳は、有形固定資産43,684百万円、無形固定資産5,036百万円、投資その他の資産64,046百万円であり
ます。なお前連結会計年度末に比べ、投資有価証券が3,627百万円、ソフトウェアが709百万円減少したこと等により、
固定資産が4,895百万円減少しております。
負債は、前連結会計年度末から22,452百万円減少し、210,507百万円となりました。内訳は、流動負債178,171百万
円、固定負債32,336百万円であります。
流動負債の主な内訳は、支払手形及び買掛金168,274百万円、賞与引当金1,741百万円であります。なお前連結会計
年度末に比べ、支払手形及び買掛金が21,279百万円減少したこと等により、流動負債が20,722百万円減少しておりま
す。
固定負債の主な内訳は、転換社債型新株予約権付社債10,004百万円、長期借入金4,400百万円、繰延税金負債9,312
百万円及び退職給付に係る負債6,379百万円であります。なお前連結会計年度末に比べ、繰延税金負債が569百万円、
退職給付に係る負債が421百万円減少したこと等により、固定負債が1,729百万円減少しております。
純資産は、前連結会計年度末から410百万円増加し、97,198百万円となりました。主な要因は、親会社株主に帰属す
る当期純利益4,642百万円の計上、配当金の支払1,292百万円、自己株式の取得1,498百万円、その他有価証券評価差額
金1,318百万円の減少等によるものであります。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当連結会計年度末における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、29,442百万円(前連結
会計年度末は39,242百万円)となりました。
(イ)営業活動によるキャッシュ・フロー
当連結会計年度において、営業活動による資金の減少は8,323百万円(前連結会計年度は18,229百万円の増加)と
なりました。これは税金等調整前当期純利益7,244百万円(前連結会計年度は7,688百万円)と減価償却費3,353百万
円(前連結会計年度は3,469百万円)の計上があったものの、主として仕入債務の減少額21,279百万円(前連結会計
年度は11,694百万円の増加)等の減少要因によるものであります。
(ロ)投資活動によるキャッシュ・フロー
当連結会計年度において、投資活動による資金の増加は2,208百万円(前連結会計年度は3,359百万円の減少)と
なりました。これは主として、投資有価証券の売却による収入2,913百万円(前連結会計年度は1,928百万円)等の
増加要因によるものであります。
(ハ)財務活動によるキャッシュ・フロー
当連結会計年度において、財務活動による資金の減少は3,685百万円(前連結会計年度は408百万円の減少)とな
りました。これは主として、自己株式の取得による支出1,498百万円(前連結会計年度は0百万円の減少)、配当金
の支払額1,291百万円(前連結会計年度は1,127百万円)等の減少要因によるものであります。
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株式会社バイタルケーエスケー・ホールディングス(3151) 2020年3月期 決算短信
(4)今後の見通し
少子高齢化に伴い、医療・介護を中心に社会保障費抑制と制度の効率的な運営を目指した政策は、今後も継続実施
されるものと考えられ、当社グループのコアビジネスである医療用医薬品卸売事業は、底堅い需要はあるものの全体
としては市場マイナスも予想されるほど厳しい状況を迎えつつあります。
そのような状況の中、当社グループでは2020年3月期から2022年3月期までの3年間にわたる第4次中期経営計画
を展開しております。
第3次中期経営計画で2025年に目指す姿として掲げた長期ビジョンを第4次中期経営計画でも引き続き目指してま
いります。
長期ビジョン
「医療・介護を支える商品やサービスを戦略的に提供することにより、
地域・コミュニティのヘルスケアになくてはならない存在となる」
2025年問題を控え、今後もより一層エリアに密着・深耕し、地域のヘルスケアの様々な課題に対して長期ビジョン
に基づいたサポートやソリューションを提供してまいります。ヘルスケア領域においては、社会保障費の抑制により
成長鈍化からマイナス成長となる領域がある一方、スペシャリティ薬に加え、先端技術を活用した再生医療や新たな
診断技術などイノベーションと大きな成長をもたらす領域があります。また、今後の人手不足時代を踏まえれば、医
療・介護分野の生産性向上のために、AIなどのICTの活用は必須の課題となります
以上のような経営環境のなか、医療用医薬品卸売事業で培った医療機関へのネットワークに加え、自治体・介護業
者など地域のヘルスケアの提供者とのネットワークで地域のヘルスケアに深耕しているという当社グループの強みを
基盤に、様々な商品・サービスを通して、サポート及びソリューションを提供するとともに成長分野を着実に取り込
んで「選ばれる企業集団になる」ことを第4次中期経営計画では目指してまいります。
中期ビジョン
「選ばれる企業集団になる」
1.低成長下においても利益を創出し続ける医療用医薬品卸売事業体制を確立
2.エマージングビジネスの成長・拡大による収益増
3.グループ経営体制の強化
次期(2021年3月期)の連結業績見通しにつきましては、売上高566,200百万円(前年同期比100.7%)、営業利益
3,350百万円(同94.2%)、経常利益6,000百万円(同93.7%)、親会社株主に帰属する当期純利益5,000百万円(同
107.7%)を見込んでおります。
売上高につきましては、主たる事業の医薬品卸売事業において、新型コロナウイルスの感染拡大時には、受診抑制
等により医薬品の販売額が減少する時期はあっても、感染拡大が長期化しなければ、全体としては大きな影響はなく、
大型新薬の上市効果などもあって、年間では微増収になるものと想定しております。また、営業利益につきましては、
上述の微増収の効果はあるものの、新型コロナウイルスの感染拡大時においても医薬品の安定供給を確保するための
対策費用増もあり若干の減益になるものと考えております。経常利益につきましては、営業利益の減益に加え、前期
の政策保有株式の一部売却に伴う受取配当金の減少等により減益を見込んでおります。また、親会社株主に帰属する
当期純利益については、前期に計上しました固定資産の減損等を当期は見込んでいないため増益の見通しです。
(5)継続企業の前提に関する重要事象等
該当事項はありません。
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株式会社バイタルケーエスケー・ホールディングス(3151) 2020年3月期 決算短信
(6)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当
当社グループは、株主の皆様への利益還元を経営の重要課題と位置づけ、継続的かつ安定的な配当を行なうととも
に、長期的な視点による企業価値の最大化のため内部留保の充実にも努めてまいります。また、内部留保金は企業競
争力強化による利益拡大を目指して最も効果的な投資に充当してまいります。
当期の配当金は、既に実施いたしました中間配当金の1株につき11円、期末配当金につきましては1株につき13円
とし、年間で1株につき24円とすることに決定いたしました。
次期の配当におきましては、中間配当金は1株につき12円、期末配当金は1株につき13円とし、年間で1株につき
25円とする予定であります。
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株式会社バイタルケーエスケー・ホールディングス(3151) 2020年3月期 決算短信
2.企業集団の状況
当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社、子会社22社及び関連会社4社により構成され、医薬品卸売事
業及びその他事業の2部門に関係する事業を主として行っており、その他事業では調剤薬局事業、医薬品等の小売業、
動物用医薬品の卸売業、農薬等の卸売業、運送業、介護サービス業、医療機関に対するコンサルティング業、損害保
険代理業、不動産斡旋業、駐車場業等の事業活動を行っております。
事業の種類の名称 関係会社
医薬品卸売事業 当社、㈱バイタルネット、㈱ケーエスケー、㈱ファイネス
㈱医療経営研究所、㈱アグロジャパン、㈱バイタルグリーン、㈱オオノ、
その他事業 ㈱ヘルスマート、㈱バイタルケア、㈱たんぽぽ、㈱バイタルエクスプレス、
大伸通商㈱、㈱プレアーク 他13社
以上述べた事項を事業系統図によって示すと、次のとおりであります。
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3.経営方針
(1)会社の経営の基本方針
当社グループは、2009年4月1日、㈱バイタルネットと㈱ケーエスケーの株式移転により共同持株会社「㈱バイタ
ルケーエスケー・ホールディングス」を設立し、バイタルケーエスケー・グループとして新たなスタートを切り11年
が経ちました。
バイタルケーエスケー・グループは、「私たちは、健康で豊かな社会の実現に貢献します」を企業理念として掲げ、
長期ビジョンである「業界内プレゼンスの向上と先進的な医薬品流通の追求」を実現すべく「経営のスピードアップ
と市場開拓の強化」「IT技術の駆使と長年培った医薬品流通技術の融合・進化」「シナジーの発揮による収益力の
向上」に取り組んでおります。
(2)目標とする経営指標
当社グループは2020年3月期から2022年3月期までの3か年の第4次中期経営計画を展開しております。
最終年度となる2022年3月期には、売上高578,000百万円、営業利益6,300百万円、経常利益9,400百万円、親会社株
主に帰属する当期純利益7,400百万円を目標としております。
(3)中長期的な会社の経営戦略
前述のとおり、2019年4月から第4次中期経営計画を展開しております。第3次中期経営計画に引き続き、2025年
に目指す姿の長期ビジョンとして「医療・介護を支える商品やサービスを戦略的に提供することにより、地域・コミ
ュニティのヘルスケアになくてはならない存在となる」ことを目指してまいります。また、第4次中期経営計画では
「選ばれる企業集団になる」の中期ビジョン実現のため、4つの基本方針「効果的・効率的グループ経営によるグル
ープ総合力の発揮」「提供機能の拡充・整備と成長領域へのフォーカス」「地域のヘルスケアのコーディネートとサ
ポートやソリューションの提供」「強み・リソースを活用した新たな収益策や事業の展開」に取り組んでおります。
【主な実践課題】
○グループ経営戦略
・資本コストを意識した資本活用と事業展開
・基幹システムのオープン化
・女性活躍推進および人材育成
・コーポレートコミュニケーション体制の整備
・CSR、コンプライアンスの徹底
○医療用医薬品卸売ビジネス戦略
・スペシャリティ薬への対応
・ワクチンシェアの向上
・ヘルスケアコーディネート機能の深化と地域のヘルスケアの課題解決をサポート
○エマージングビジネス戦略
・新商品・サービスを含めた注力分野の選定と推進体制の整備
・福祉用具等のレンタル事業の強化
・ロボケアセンターの設立
・3PL(※)事業等、新たな収益の獲得
※3PLは、サード・パーティー・ロジスティックスの略
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株式会社バイタルケーエスケー・ホールディングス(3151) 2020年3月期 決算短信
(4)会社の対処すべき課題
医療用医薬品は2019年10月の薬価改定で平均2.40%の薬価基準の引下げ(消費税対応分1.95%の引上げ含む)が行
われました。また、2020年4月の薬価改定では平均4.38%の薬価基準の引下げが行われました。今後も毎年の薬価改
定が予定されており薬剤費の抑制政策は継続されることが予想されます。
このような状況の中、当社グループでは2019年4月から第4次中期経営計画を展開しております。医療用医薬品の
低成長下においても利益を創出し続ける医療用医薬品卸売事業体制を確立するだけでなく、医療用医薬品卸売事業で
培った医療機関へのネットワークに加え、自治体・介護業者など地域のヘルスケアの提供者とのネットワークで地域
のヘルスケアに深耕しているという当社グループの強みを基盤に、様々な商品・サービスを通して、サポート及びソ
リューションを提供するとともに成長分野を着実に取り込み、選ばれる企業集団になることを目指してまいります。
(5)その他、会社の経営上重要な事項
該当事項はありません。
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株式会社バイタルケーエスケー・ホールディングス(3151) 2020年3月期 決算短信
3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 43,248 33,074
受取手形及び売掛金 122,148 115,065
たな卸資産 30,746 30,911
未収入金 15,267 15,124
その他 739 840
貸倒引当金 △66 △78
流動資産合計 212,083 194,937
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 45,537 45,338
減価償却累計額 △26,115 △26,362
建物及び構築物(純額) 19,422 18,975
機械装置及び運搬具 1,923 1,927
減価償却累計額 △964 △1,098
機械装置及び運搬具(純額) 958 829
土地 20,521 20,134
リース資産 5,583 5,687
減価償却累計額 △2,672 △3,133
リース資産(純額) 2,910 2,554
建設仮勘定 356 415
その他 3,141 3,328
減価償却累計額 △2,456 △2,552
その他(純額) 684 775
有形固定資産合計 44,852 43,684
無形固定資産
のれん 3,602 3,374
リース資産 191 149
その他 1,997 1,511
無形固定資産合計 5,791 5,036
投資その他の資産
投資有価証券 52,676 49,048
長期貸付金 1,560 1,693
退職給付に係る資産 5,878 6,369
繰延税金資産 342 381
その他 7,261 7,216
貸倒引当金 △699 △661
投資その他の資産合計 67,019 64,046
固定資産合計 117,663 112,768
資産合計 329,747 307,705
-9-
株式会社バイタルケーエスケー・ホールディングス(3151) 2020年3月期 決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 189,554 168,274
短期借入金 1,370 1,200
1年内返済予定の長期借入金 - 400
未払法人税等 1,473 1,517
返品調整引当金 198 174
賞与引当金 1,582 1,741
その他 4,714 4,862
流動負債合計 198,893 178,171
固定負債
転換社債型新株予約権付社債 10,012 10,004
長期借入金 4,800 4,400
リース債務 1,963 1,613
繰延税金負債 9,881 9,312
役員退職慰労引当金 190 191
役員株式給付引当金 29 43
退職給付に係る負債 6,800 6,379
その他 387 391
固定負債合計 34,065 32,336
負債合計 232,959 210,507
純資産の部
株主資本
資本金 5,000 5,000
資本剰余金 12,739 12,739
利益剰余金 57,019 60,368
自己株式 △3,759 △5,256
株主資本合計 71,000 72,851
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 23,134 21,816
退職給付に係る調整累計額 1,900 1,676
その他の包括利益累計額合計 25,035 23,492
非支配株主持分 752 854
純資産合計 96,788 97,198
負債純資産合計 329,747 307,705
-10-
株式会社バイタルケーエスケー・ホールディングス(3151) 2020年3月期 決算短信
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
連結損益計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
売上高 559,712 562,505
売上原価 515,226 517,282
売上総利益 44,486 45,222
返品調整引当金戻入額 204 198
返品調整引当金繰入額 198 174
差引売上総利益 44,492 45,246
販売費及び一般管理費 41,670 41,689
営業利益 2,821 3,556
営業外収益
受取利息 149 150
受取配当金 888 901
持分法による投資利益 139 130
受取賃貸料 192 210
受取事務手数料 1,486 1,496
負ののれん償却額 736 -
その他 668 367
営業外収益合計 4,261 3,258
営業外費用
支払利息 73 66
賃貸費用 80 88
投資事業組合運用損 1 246
その他 16 8
営業外費用合計 173 409
経常利益 6,909 6,404
特別利益
固定資産売却益 104 83
投資有価証券売却益 825 1,894
その他 49 61
特別利益合計 980 2,039
特別損失
固定資産売却損 0 6
減損損失 107 307
投資有価証券売却損 0 -
投資有価証券評価損 0 715
解体費用 - 120
その他 92 50
特別損失合計 201 1,199
税金等調整前当期純利益 7,688 7,244
法人税、住民税及び事業税 2,160 2,491
法人税等調整額 355 7
法人税等合計 2,516 2,499
当期純利益 5,172 4,745
非支配株主に帰属する当期純利益 87 103
親会社株主に帰属する当期純利益 5,084 4,642
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株式会社バイタルケーエスケー・ホールディングス(3151) 2020年3月期 決算短信
連結包括利益計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
当期純利益 5,172 4,745
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △4,809 △1,306
退職給付に係る調整額 △506 △219
持分法適用会社に対する持分相当額 △383 △17
その他の包括利益合計 △5,700 △1,542
包括利益 △527 3,202
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 △615 3,099
非支配株主に係る包括利益 87 103
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株式会社バイタルケーエスケー・ホールディングス(3151) 2020年3月期 決算短信
(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自2018年4月1日至2019年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 5,000 12,739 53,064 △3,759 67,044
当期変動額
剰余金の配当 △1,129 △1,129
親会社株主に帰属す
5,084 5,084
る当期純利益
自己株式の取得 △0 △0
株式給付信託による
0 0
自己株式の処分
株主資本以外の項目
の当期変動額(純
額)
当期変動額合計 - - 3,955 0 3,955
当期末残高 5,000 12,739 57,019 △3,759 71,000
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差 退職給付に係る調整累 その他の包括利益累計 非支配株主持分 純資産合計
額金 計額 額合計
当期首残高 28,326 2,409 30,735 667 98,447
当期変動額
剰余金の配当 △1,129
親会社株主に帰属す
5,084
る当期純利益
自己株式の取得 △0
株式給付信託による
0
自己株式の処分
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 △5,191 △508 △5,700 85 △5,614
額)
当期変動額合計 △5,191 △508 △5,700 85 △1,658
当期末残高 23,134 1,900 25,035 752 96,788
-13-
株式会社バイタルケーエスケー・ホールディングス(3151) 2020年3月期 決算短信
当連結会計年度(自2019年4月1日至2020年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 5,000 12,739 57,019 △3,759 71,000
当期変動額
剰余金の配当 △1,292 △1,292
親会社株主に帰属す
4,642 4,642
る当期純利益
自己株式の取得 △1,498 △1,498
株式給付信託による
0 0
自己株式の処分
株主資本以外の項目
の当期変動額(純
額)
当期変動額合計 - - 3,349 △1,497 1,851
当期末残高 5,000 12,739 60,368 △5,256 72,851
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差 退職給付に係る調整累 その他の包括利益累計 非支配株主持分 純資産合計
額金 計額 額合計
当期首残高 23,134 1,900 25,035 752 96,788
当期変動額
剰余金の配当 △1,292
親会社株主に帰属す
4,642
る当期純利益
自己株式の取得 △1,498
株式給付信託による
0
自己株式の処分
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 △1,318 △224 △1,542 101 △1,441
額)
当期変動額合計 △1,318 △224 △1,542 101 410
当期末残高 21,816 1,676 23,492 854 97,198
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株式会社バイタルケーエスケー・ホールディングス(3151) 2020年3月期 決算短信
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 7,688 7,244
減価償却費 3,469 3,353
減損損失 107 307
のれん償却額 309 305
負ののれん償却額 △736 -
貸倒引当金の増減額(△は減少) △216 △25
賞与引当金の増減額(△は減少) △160 159
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) △371 △911
受取利息及び受取配当金 △1,038 △1,052
受取賃貸料 △192 △210
受取事務手数料 △1,486 △1,496
支払利息 73 66
持分法による投資損益(△は益) △139 △130
投資有価証券売却及び評価損益(△は益) △825 △1,248
有形固定資産除売却損益(△は益) △48 △42
売上債権の増減額(△は増加) △76 7,082
たな卸資産の増減額(△は増加) △1,208 △165
未収入金の増減額(△は増加) 153 135
差入保証金の増減額(△は増加) △37 △104
仕入債務の増減額(△は減少) 11,694 △21,279
その他 814 △181
小計 17,774 △8,195
利息及び配当金の受取額 1,036 1,050
受取事務手数料の受取額 1,485 1,505
利息の支払額 △73 △66
法人税等の支払額 △2,228 △2,838
法人税等の還付額 247 250
その他 △11 △30
営業活動によるキャッシュ・フロー 18,229 △8,323
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の純増減額(△は増加) △530 424
有形固定資産の取得による支出 △1,607 △1,150
有形固定資産の売却による収入 263 309
無形固定資産の取得による支出 △533 △361
投資有価証券の取得による支出 △3,393 △140
投資有価証券の売却による収入 1,928 2,913
投資有価証券の払戻による収入 10 92
投資有価証券の償還による収入 300 50
貸付けによる支出 △47 △180
貸付金の回収による収入 40 42
その他 209 208
投資活動によるキャッシュ・フロー △3,359 2,208
-15-
株式会社バイタルケーエスケー・ホールディングス(3151) 2020年3月期 決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) 20 △170
長期借入金の返済による支出 △12 -
リース債務の返済による支出 △831 △723
自己株式の取得による支出 △0 △1,498
配当金の支払額 △1,127 △1,291
セール・アンド・リースバックによる収入 1,544 -
その他 △2 △2
財務活動によるキャッシュ・フロー △408 △3,685
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 14,460 △9,800
現金及び現金同等物の期首残高 24,781 39,242
現金及び現金同等物の期末残高 39,242 29,442
-16-
株式会社バイタルケーエスケー・ホールディングス(3151) 2020年3月期 決算短信
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
(セグメント情報)
1 報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締
役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものでありま
す。
当社グループは、事業会社を基礎とした業種別のセグメントから構成されており、その主たるセグメントである
「医薬品卸売事業」を報告セグメントとしております。
「医薬品卸売事業」は、病院、開業医、薬局等の医療機関に、医薬品・診断薬・医療機器・材料等の販売等をし
ております。
2 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」におけ
る記載と概ね同一であります。
3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント 連結財務諸表
その他 調整額
医薬品 合計 計上額
計 (注1) (注2)
卸売事業 (注3)
売上高
外部顧客への売上高 531,400 531,400 28,312 559,712 ― 559,712
セグメント間の内部
5,656 5,656 2,269 7,925 △7,925 ―
売上高又は振替高
計 537,056 537,056 30,581 567,638 △7,925 559,712
セグメント利益 2,639 2,639 118 2,758 63 2,821
セグメント資産 311,813 311,813 20,753 332,567 △2,819 329,747
その他の項目
減価償却費 3,108 3,108 360 3,469 ― 3,469
のれんの償却 ― ― 309 309 ― 309
有形固定資産及び
772 772 900 1,672 ― 1,672
無形固定資産の増加額
(注) 1.「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、調剤薬局事業、医薬品等の小売
業、動物用医薬品の卸売業、農薬等の卸売業、運送業、介護サービス業、医療機関に対するコンサルティン
グ業等を含んでおります。
2.セグメント利益の調整額63百万円、セグメント資産の調整額△2,819百万円はセグメント間取引消去等によ
るものであります。
3.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
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株式会社バイタルケーエスケー・ホールディングス(3151) 2020年3月期 決算短信
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント 連結財務諸表
その他 調整額
医薬品 合計 計上額
計 (注1) (注2)
卸売事業 (注3)
売上高
外部顧客への売上高 533,412 533,412 29,093 562,505 ― 562,505
セグメント間の内部
6,314 6,314 2,391 8,705 △8,705 ―
売上高又は振替高
計 539,726 539,726 31,484 571,211 △8,705 562,505
セグメント利益 3,164 3,164 334 3,498 57 3,556
セグメント資産 290,116 290,116 21,053 311,170 △3,466 307,703
その他の項目
減価償却費 3,003 3,003 349 3,353 ― 3,353
のれんの償却 11 11 294 305 ― 305
有形固定資産及び
1,496 1,496 554 2,050 ― 2,050
無形固定資産の増加額
(注) 1.「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、調剤薬局事業、医薬品等の小売
業、動物用医薬品の卸売業、農薬等の卸売業、運送業、介護サービス業、医療機関に対するコンサルティン
グ業等を含んでおります。
2.セグメント利益の調整額57百万円、セグメント資産の調整額△3,466百万円はセグメント間取引消去等によ
るものであります。
3.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
【関連情報】
1 製品及びサービスごとの情報
単一の製品・サービスの区分の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省
略しております。
2 地域ごとの情報
(1) 売上高
本邦以外の外部顧客への売上高がないため、該当事項はありません。
(2) 有形固定資産
本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。
3 主要な顧客ごとの情報
外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載はありませ
ん。
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株式会社バイタルケーエスケー・ホールディングス(3151) 2020年3月期 決算短信
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
連結財務諸表
医薬品 その他 合計 調整額
計 計上額
卸売事業
減損損失 69 69 38 107 ― 107
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
連結財務諸表
医薬品 その他 合計 調整額
計 計上額
卸売事業
減損損失 183 183 124 307 ― 307
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
連結財務諸表
医薬品 その他 合計 調整額
計 計上額
卸売事業
(のれん)
当期償却高 ― ― 309 309 ― 309
当期末残高 ― ― 3,602 3,602 ― 3,602
(負ののれん)
当期償却高 736 736 ― 736 ― 736
当期末残高 ― ― ― ― ― ―
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
連結財務諸表
医薬品 その他 合計 調整額
計 計上額
卸売事業
(のれん)
当期償却高 11 11 294 305 ― 305
当期末残高 66 66 3,308 3,374 ― 3,374
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
該当事項はありません。
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株式会社バイタルケーエスケー・ホールディングス(3151) 2020年3月期 決算短信
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
1株当たり純資産額 1,704円07銭 1,753円07銭
1株当たり当期純利益金額 90円22銭 83円33銭
潜在株式調整後1株当たり当期純利
77円63銭 71円54銭
益金額
(注)1.1株当たり当期純利益金額及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおり
であります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
1株当たり当期純利益金額
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) 5,084 4,642
普通株主に帰属しない金額(百万円) ― ―
普通株式に係る親会社株主に帰属する
5,084 4,642
当期純利益(百万円)
普通株式の期中平均株式数(千株) 56,356 55,703
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額
親会社株主に帰属する当期純利益調整額(百万円) 5 5
(うち支払利息(税額相当額控除後)(百万円)) (5) (5)
普通株式増加数(千株) 9,064 9,099
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり
― ―
当期純利益金額の算定に含めなかった潜在株式の概要
2.1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
純資産の部の合計額(百万円) 96,788 97,198
純資産の部の合計額から控除する金額(百万円) 752 854
(うち非支配株主持分(百万円)) (752) (854)
普通株式に係る期末の純資産額(百万円) 96,035 96,343
1株当たり純資産額の算定に用いられた
56,356 54,957
期末の普通株式の数(千株)
(注)「株式給付信託(BBT)」の信託財産として資産管理サービス信託銀行株式会社(信託E口)が保有する当社株式
を、1株あたり当期純利益金額の算定上、期中平均株式数の計算において控除する自己株式に含めております
(前連結会計年度127千株、当連結会計年度126千株)。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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