3140 J-BRUNO 2021-08-10 12:30:00
通期業績予想値と実績値との差異及び特別損失の発生に関するお知らせ [pdf]

                                                      2021年8月10日
各     位
                          会 社 名      株式会社イデアインターナショナル
                          代 表 者      代表取締役社長            森     正人
                                        (コード番号 3140 JASDAQ)
                          問合せ先       取締役経営情報部長          松原    元成
                                        (電話番号     03-5446-9505)


                通期業績予想値と実績値との差異及び
                 特別損失の発生に関するお知らせ

    2021 年5月 14 日公表の「通期連結業績予想の修正に関するお知らせ」の業績予想値と本日発
表の実績値との差異及び特別損失の発生について、下記のとおりお知らせいたします。


                              記


1.2021 年6月期通期業績予想値と実績値の差異について
 (1)差異の内容
                                                  (単位:百万円)
                                              親会社株主
                                                            1 株あたり
                売上高       営業利益      経常利益      に帰属する
                                                            当期純利益
                                              当期純利益
前回発表予想(A)        16,660     1,000       767      366        25 円 52 銭
今回発表実績(B)        16,787     1,217     1,045      482        33 円 63 銭
増減額(B-A)           127        217       278      116               ―
増減率(%)             0.7       21.8      36.2      31.8              ―
(参考)前期実績
                 15,268       746       517      189        13 円 22 銭
(2020 年 6 月期)


(2)差異の理由
    今期は、新型コロナウイルス感染症拡大により多くの企業が業績に苦しむ中、当社グループは
卸販売、直営店販売、Eコマース販売の3つの販路を展開するリスク分散戦略および商品戦略が
功を奏し、前回発表予想を上回る増収増益となり、過去最高の売上高、利益を達成いたしました。
    主な要因は次のとおりです。
    キッチン家電を中心としたインテリア商品ブランド「BRUNO」がウィズコロナのライフス
タイルにマッチしたことで売上を前期比134%と大きく伸ばしました。特にデザイン性に優位性
のあるコンパクトホットプレートや、スチーム&ベイクトースター、マルチスティックブレンダ
ー等コロナ禍で自炊需要が高まるなか人気の調理家電として前年を上回る販売台数を売り上げ
ました。また加湿器やヒーター等の季節家電、また除菌や花粉症対策としてスタイリングハンデ
ィスチーマーやふとんドライヤー等の生活家電も売上に大きく貢献いたしました。国内だけでな
く、海外販売にも力を入れた結果、中国ではコンパクトホットプレート関連の商品を中心に売上
を大きく伸ばし、香港・台湾でも広告の効果もあり、ホットプレートやスチーム&ベイクトース
ターの販売が好調に推移しました。さらに2020年9月から販売を開始した北米市場でもコンパク
トホットプレート等売上を拡大しております。
 Eコマース販売におきまして、コロナ禍における「巣ごもり需要」が引き続き追い風となり、
コンパクトホットプレートを始めとするキッチン家電が好調に推移しました。また、「BRUN
O」のファンサイト開設やメディアでの露出効果によりブランド認知度が高まったこと、物流体
制の強化によりAmazon、楽天等のモールサイトでの売上が大きく伸長したこと、さらに実店舗で
の商品の店頭受け取りサービスや電子決済方法の追加など利便性の向上を図ったこと等により、
Eコマースの売上高は前期比170%となりました。
 また徹底的なコストの見直しや本社テレワーク勤務率を早期に70%達成などにより、コスト削
減をいたしました。
 以上のことから、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益はともに過
去最高、大幅な増収増益の達成をいたしました。


2.特別損失の発生について
 店舗減損損失 139 百万円、休業関連費用 66 百万円等が発生したことから、2021 年6月期に
おいて、特別損失として 206 百万円を計上いたします。
                                                以上