3140 J-BRUNO 2021-05-14 12:30:00
2021年6月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年6月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年5月14日
上場会社名 株式会社イデアインターナショナル 上場取引所 東
コード番号 3140 URL http://www.idea-in.com
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 森 正人
問合せ先責任者 (役職名) 取締役経営情報部長 (氏名) 松原 元成 TEL 03-5446-9505
四半期報告書提出予定日 2021年5月14日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2021年6月期第3四半期の連結業績(2020年7月1日∼2021年3月31日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する四
売上高 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年6月期第3四半期 12,946 15.1 857 294.2 651 ― 348 ―
2020年6月期第3四半期 11,241 △0.8 217 △43.9 10 △95.1 △76 ―
(注)包括利益 2021年6月期第3四半期 354百万円 (―%) 2020年6月期第3四半期 △55百万円 (―%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2021年6月期第3四半期 24.28 ―
2020年6月期第3四半期 △5.30 ―
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年6月期第3四半期 8,971 4,600 51.2
2020年6月期 9,907 4,302 43.4
(参考)自己資本 2021年6月期第3四半期 4,600百万円 2020年6月期 4,302百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2020年6月期 ― 0.00 ― 4.00 4.00
2021年6月期 ― 0.00 ―
2021年6月期(予想) 4.00 4.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2021年 6月期の連結業績予想(2020年 7月 1日∼2021年 6月30日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 16,660 9.1 1,000 34.0 767 48.2 366 92.9 25.51
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年6月期3Q 14,717,350 株 2020年6月期 14,717,350 株
② 期末自己株式数 2021年6月期3Q 374,715 株 2020年6月期 374,715 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年6月期3Q 14,342,635 株 2020年6月期3Q 14,342,635 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に
基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
(四半期決算補足説明資料及び四半期決算説明会内容の入手方法)
四半期決算補足説明資料は、2021年5月14日に当社ホームページに掲載する予定です。
株式会社イデアインターナショナル(3140) 令和3年6月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………4
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………8
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………8
1
株式会社イデアインターナショナル(3140) 令和3年6月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
2021年6月期第3四半期連結累計期間(2020年7月1日~2021年3月31日)におけるわが国経済は、新型コロナウ
イルス感染症の拡大傾向が今年に入っても止まらず、製造業など立ち直りを見せている業種はあるものの、飲食業な
ど対面型の業種は依然として打撃が大きく、先行き不透明な状況が続いております。
このような状況のなか、当社グループにおきましては、卸販売、直営店販売、Eコマース販売の3つの販路を展開
するリスク分散戦略、およびインテリア商品ブランド「ブルーノ」を中心とした自社ブランド商品戦略やSNS等を
積極的に利用した効果的なプロモーション戦略が功を奏し、コロナ禍においても売上、利益を大きく拡大することが
できました。
インテリア商品ブランド「ブルーノ」は、主力商品のコンパクトホットプレートが引き続き好調に推移し、限定カ
ラーの発売やバレンタイン企画での動画配信の広告効果もあり、前年同期の売上を大きく上回りました。スチーム&
ベイクトースターやマルチスティックブレンダーも、コロナ禍で自炊需要が高まるなか人気の調理家電として好調に
販売台数を伸ばし、キッチン家電全体の売上を拡大いたしました。またインテリア家電では、加湿器やヒーター等の
季節家電や除菌や花粉症対策としてスタイリングハンディスチーマーやふとんドライヤー等の生活家電が売上に大き
く貢献いたしました。海外においては、旧正月を迎えた中国の売上が大きく伸びたほか、香港・台湾でも「ブルー
ノ」広告の効果もありコンパクトホットプレートやスチーム&ベイクトースターの販売が好調に推移しました。さら
に2020年9月から販売を開始した北米市場でもコンパクトホットプレートを中心に売上を拡大しております。これら
の結果、「ブルーノ」の売上高は前年同期比158%と大きく伸長いたしました。
トラベル商品ブランド「ミレスト」は、ウィズコロナという新しい生活様式におけるバッグ等の使用シーンの変化
にあわせて、通勤用の小型バッグやPC収納ケース等を新しく販売し、旅行需要以外での商品展開で売上回復を図り
ましたが、新型コロナ感染拡大の影響が続いており、売上高は前年同期比48%となりました。
これらの結果、当グループの第3四半期連結累計期間の売上高は12,946百万円(前年同期は11,241百万円)とな
り、第3四半期連結累計期間において過去最高となりました。
利益につきましては、粗利率の高い自社商品ブランド「ブルーノ」の売上高は前述の通り前年同期比158%と拡大
し、また粗利率の高い販路Eコマース販売の売上高も前年同期比203%と拡大したことが利益に大きく貢献いたしまし
た。またいち早く本社テレワーク勤務を推進し、本社機能の縮小化を実現する等コストダウンを徹底的に行ったこと
で、固定費が大幅に削減されました。これらの結果として、営業利益は857百万円(前年同期は217百万円)と大きく
増加しました。また経常利益は株主優待関連費用等が発生したものの651百万円(前年同期は10百万円)、親会社株主
に帰属する四半期純利益につきましては、348百万円(前年同期は76百万円の損失)となり、営業利益、経常利益、親
会社株主に帰属する四半期純利益はいずれも第3四半期連結累計期間において過去最高となりました。
セグメントの業績は以下の通りであります。
住関連ライフスタイル商品製造卸売事業は、当社卸販売におきましては、新型コロナウイルス感染拡大の影響によ
り店舗を有する得意先への売上が減少いたしましたが、Eコマース販売を主とする得意先への売上が拡大したことか
ら、卸販売の売上高は前年同期比128%と増加いたしました。また子会社のシカタ社におきましては、ウィズコロナの
ライフスタイル向けの新商品として投入した抗菌仕様バックが売上を伸ばしましたが、長引く新型コロナウイルス感
染症拡大の影響が大きく、シカタ社の売上高は前年同期比89%となりました。結果として住関連ライフスタイル商品
製造卸売事業の売上高は7,623百万円(前年同期は6,736百万円)、営業利益は1,327百万円(前年同期は916百万円)
となりました。
住関連ライフスタイル商品小売事業は、Eコマース販売におきまして、コロナ禍における「巣籠り需要」が引き続
き追い風となり、コンパクトホットプレートを始めとするキッチン家電が好調に推移しました。また、「ブルーノ」
のファンサイト開設やメディアでの露出効果によりブランド認知度が高まったこと、物流体制の強化によりAmaz
on、楽天等のモールサイトでの売上が大きく伸長したこと、さらに実店舗での商品の店頭受け取りサービスや電子
決済方法の追加など利便性の向上を図ったこと等により、Eコマースの売上高は前年同期比203%となりました。直営
店舗におきましては、トラベル店舗が長引く旅行需要の回復遅れにより苦戦が続いたものの、自社キッチン家電商品
を中心とする「ブルーノ」店舗においては、「ブルーノ」商品のCM等の広告効果もあり、売上は回復基調にありま
す。これらの結果として、住関連ライフスタイル商品小売事業の売上高は5,296百万円(前年同期は4,485百万円)、
営業利益は543百万円(前年同期は127百万円)となりました。
デザイン事業においては、売上高は26百万円(前年同期は19百万円)、営業利益は26百万円(前年同期は19百万
2
株式会社イデアインターナショナル(3140) 令和3年6月期 第3四半期決算短信
円)となりました。
(2)財政状態に関する説明
当第3四半期連結会計期間末における総資産の残高は、8,971百万円(前連結会計年度末は9,907百万円)となり、
936百万円減少しました。
流動資産は、7,162百万円(前連結会計年度末は7,947百万円)となり、784百万円減少しました。これは借入金の返
済等による現預金の減少(229百万円)と、売掛債権の減少(141百万円)、商品及び製品の減少(412百万円)等があ
ったことによるものであります。
固定資産は、1,808百万円(前連結会計年度末は1,959百万円)となり、150百万円減少しました。これは有形固定資
産の減少(81百万円)と、無形固定資産の減少(56百万円)、投資その他の資産の減少(12百万円)があったことに
よるものです。
流動負債は、3,065百万円(前連結会計年度末は4,461百万円)となり、1,395百万円減少しました。これは支払手形
及び買掛金の減少(422百万円)、短期借入金の減少(1,287百万円)、未払法人税等の増加(110百万円)等があった
ことによるものであります。
固定負債は、1,305百万円(前連結会計年度末は1,143百万円)となり、162百万円増加しました。これは長期借入金
の増加(149百万円)等があったことによるものであります。
純資産は、4,600百万円(前連結会計年度末は4,302百万円)となり、297百万円増加しました。これは利益剰余金の
増加(290百万円)等があったことによるものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
業績予想につきましては、2020年8月11日に公表いたしました通期業績予想を修正しております。詳しくは、本日
(2021年5月14日)公表いたしました「通期業績予想の修正に関するお知らせ」をご参照ください。なお、下記の予想
は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因によっ
て予想数値と異なる場合があります。
2021年6月期(通期)連結業績予想(2020年7月1日~2021年6月30日)
親会社株式に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前回発表予想(A) 15,700 500 255 105 7.32
今回修正予想(B) 16,660 1,000 767 366 25.51
増減額(B-A) 960 500 512 261 ―
増減率(%) 6.1 100.0 200.7 248.5 ―
(ご参考)前期実績
15,268 746 517 189 13.22
(2020年6月期)
3
株式会社イデアインターナショナル(3140) 令和3年6月期 第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年6月30日) (2021年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 2,637 2,407
受取手形及び売掛金 2,051 1,909
商品及び製品 2,216 1,804
その他 1,052 1,050
貸倒引当金 △10 △9
流動資産合計 7,947 7,162
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 322 292
土地 290 290
その他(純額) 162 110
有形固定資産合計 774 693
無形固定資産
のれん 556 503
その他 92 88
無形固定資産合計 649 592
投資その他の資産
投資その他の資産 553 540
貸倒引当金 △17 △17
投資その他の資産合計 535 523
固定資産合計 1,959 1,808
繰延資産 0 ―
資産合計 9,907 8,971
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 999 576
短期借入金 2,102 814
1年内返済予定の長期借入金 545 423
未払法人税等 107 218
引当金 77 93
その他 629 939
流動負債合計 4,461 3,065
固定負債
長期借入金 919 1,069
退職給付に係る負債 160 174
その他 62 61
固定負債合計 1,143 1,305
負債合計 5,604 4,370
4
株式会社イデアインターナショナル(3140) 令和3年6月期 第3四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年6月30日) (2021年3月31日)
純資産の部
株主資本
資本金 1,509 1,509
資本剰余金 1,818 1,818
利益剰余金 1,049 1,340
自己株式 △82 △82
株主資本合計 4,295 4,586
その他の包括利益累計額
繰延ヘッジ損益 9 14
為替換算調整勘定 △1 △0
その他の包括利益累計額合計 7 14
純資産合計 4,302 4,600
負債純資産合計 9,907 8,971
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株式会社イデアインターナショナル(3140) 令和3年6月期 第3四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年7月1日 (自 2020年7月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
売上高 11,241 12,946
売上原価 6,708 7,295
売上総利益 4,533 5,650
返品調整引当金戻入額 13 8
返品調整引当金繰入額 8 8
差引売上総利益 4,538 5,650
販売費及び一般管理費 4,320 4,793
営業利益 217 857
営業外収益
為替差益 0 ―
その他 6 5
営業外収益合計 7 5
営業外費用
株主関連費用 153 114
為替差損 ― 1
その他 60 95
営業外費用合計 214 211
経常利益 10 651
特別損失
減損損失 4 46
固定資産除却損 6 0
工場閉鎖損失 14 -
その他 0 0
特別損失合計 24 46
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期
△13 604
純損失(△)
法人税、住民税及び事業税 28 267
法人税等調整額 33 △10
法人税等合計 62 256
四半期純利益又は四半期純損失(△) △76 348
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主
△76 348
に帰属する四半期純損失(△)
6
株式会社イデアインターナショナル(3140) 令和3年6月期 第3四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年7月1日 (自 2020年7月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
四半期純利益又は四半期純損失(△) △76 348
その他の包括利益
繰延ヘッジ損益 19 5
為替換算調整勘定 1 1
その他の包括利益合計 20 6
四半期包括利益 △55 354
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △55 354
7
株式会社イデアインターナショナル(3140) 令和3年6月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
当第3四半期連結累計期間(自 2020年7月1日 至 2021年3月31日)
該当事項はありません。
8