3135 マーケットエンター 2021-11-12 15:30:00
2022年6月期第1四半期 決算説明資料 [pdf]
2022年6月期
第1四半期決算説明資料
2021年11月12日
株式会社マーケットエンタープライズ
証券コード:3135
①2022年6月期 第1四半期決算概況
②各事業の中期経営計画進捗について
③2022年6月期見通し
1
①2022年6月期 第1四半期決算概況
②各事業の中期経営計画進捗について
③2022年6月期見通し
2
エグゼクティブサマリー
1Q実績は計画通りの着地 中期経営計画の進捗は順調
ネット型リユース:買取は堅調も販売タイミングの影響で減収
個人向けリユース :買取依頼数も増加に転じ中計進捗は順調
マシナリー(農機具):買取は堅調 新拠点開設により買取能力が大幅増加
おいくら :加盟店数は底打ち反転基調
メディア :前四半期比でPV及び売上とも回復
モバイル通信 :5G回線獲得は好調に推移 将来収益も予算通り積み上げ
業績予想に変更なし
3
連結損益計算書サマリ(前年同期比)
1Q実績は計画通りの着地
前期比
2021年6月期 2022年6月期
(単位:百万円)
第1四半期 第1四半期
増減額 増減率
売上高 2,870 2,607 ▲262 ▲9.2%
営業利益 163 ▲165 ▲329 ―
経常利益 160 ▲161 ▲321 ―
親会社株主に帰属する
84 ▲121 ▲206 ―
四半期純利益
4
四半期別売上高、営業利益推移
1Qは前四半期比で減収 損益悪化
(単位:百万円) (単位:百万円)
3,500
売上高 営業利益
200
3,000 2,870 2,758 163
2,756
2,607 150
2,490
2,500
100
2,000 50 42
0
1,500
▲ 50
1,000 ▲44
▲ 100
▲107
500 ▲ 150
▲165
0 ▲ 200
2021.6 2021.6 2021.6 2021.6 2022.6 2021.6 2021.6 2021.6 2021.6 2022.6
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
5
第一四半期営業損益に対する当社の認識
在庫増加による収益インパクト、モバイル通信事業における将来収益の増加額を
考慮すると実質黒字転化
(単位:百万円)
121 11
0
55
▲165
※1 ネット型リユース事業の自社買取販売(個人向けリユース、マシナリー)部門における在庫増加額に各部門原価率を除し、粗利率を乗じて算出
※2 モバイル通信事業において既存の回線契約により発生が見込まれる将来の通信料収入などの収益 6
2021.6期4Q時点:318百万円 2022.6期1Q時点:439百万円(+121百万円)
連結損益計算書内訳(前四半期比)
ネット型リユース事業、モバイル通信事業でマーケティング投資を積極化
2021年6月期実績 2022年6月期実績
(単位:百万円) 第4四半期 第1四半期 増減率
(A) (B)
売上高 2,756 2,607 ▲5.4%
売上総利益 956 878 ▲8.2%
販管費合計 1,001 1,043 +4.2%
広告宣伝費 148 205 +38.2%
人件費 373 367 ▲1.6%
その他 479 470 ▲1.9%
営業利益 ▲44 ▲165 -
7
①2022年6月期 第1四半期決算概況
②各事業の中期経営計画進捗について
③2022年6月期見通し
8
ネット型リユース事業
9
ネット型リユース事業 四半期別業績推移
個人向けリユースの季節性 マシナリーの新拠点開設に伴う販売遅延により減収
マーケティング投資などの先行投資の増加により営業減益
(単位:百万円)
売上高 (単位:百万円)
セグメント損益
2,000
1,665 1,690 1,747
37
47 41 1,476 1,472
39 325 32 250 228
257 249
245 210
200
1,000 150
123 121
1,360 1,399 1,384 100
1,191 1,229
61
50
0 0
2021.6 2021.6 2021.6 2021.6 2022.6 ▲4
▲ 50
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
2021.6 2021.6 2021.6 2021.6 2022.6
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
おいくら マシナリー(農機具) 個人向けリユース
10
ネット型リユース事業
①個人向けリユース
②マシナリー(農機具)
③おいくら
11
個人向けリユース 四半期別売上高及び在庫状況
売上高は通常の季節性により前四半期比で減少
買取は堅調に推移し在庫金額は前四半期比で増加
売上高 在庫金額
(単位:百万円) (単位:百万円)
1,600 300
1,360 1,399 1,384
1,400 245
1,191 1,229 250
1,200
200 185
1,000 169 176
800 150
129
600
100
400
50
200
0 0
2021.6 2021.6 2021.6 2021.6 2022.6 2021.6 2021.6 2021.6 2021.6 2022.6
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
12
個人向けリユース成長戦略(中期経営計画説明資料より)
買取依頼数増加方針へシフト また買取率改善のための体制整備を進める
買取依頼数増加 買取能力の増強
13
個人向けリユース進捗:買取依頼数推移
買取依頼数
増加
買取依頼数は増加に転じる
(単位:件)
前四半期比
90,000 89,000 +9.6%
82,000 82,000
80,000 81,000
77,000
70,000
0
2021.6 2021.6 2021.6 2021.6 2022.6
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
14
個人向けリユース進捗:シニア層向け買取を開始
買取依頼数
増加
2021年9月に専用ページを開設 シニア向け買取を本格化
15
個人向けリユース進捗:買取金額推移
買取能力
増強
買取依頼数の増加に合わせて買取金額は堅調に推移
(単位:百万円)
750 前四半期比
727 +5.9%
700 691
686
650 644 646
600
0
2021.6 2021.6 2021.6 2021.6 2022.6
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
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ネット型リユース事業
①個人向けリユース
②マシナリー(農機具)
③おいくら
17
マシナリー(農機具) 四半期別販売及び在庫状況
北関東リユースセンター開設準備に伴う一時的な販売遅延により減収
買取は堅調に推移したことで在庫金額は前四半期比で増加
(単位:百万円) 売上高 (単位:百万円)
在庫金額
350 200
325 180
180 169
300 160
160
257 249
250 245 140
185 210 113 118
120
200 112 97
121 100
150 117 80
100 60
144 127 147 139 40
50 92 20
0 0
2021.6 2021.6 2021.6 2021.6 2022.6 2021.6 2021.6 2021.6 2021.6 2022.6
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
越境EC 国内
18
マシナリー(農機具)成長戦略(中期経営計画説明資料より)
買取 販売
買取 販売
・北関東リユースセンター設置 東日本のコ
ア拠点化 ・従来のヤフオクでの販売に加えて自社マー
・Web経由集客は引き続き実施 ケットプレイス(UMM)への出品も強化
・全国の農機具買取販売店へのパートナー開 ・パートナーによる越境EC用コンテナの代理
拓を強化 バンニング※拠点を拡充
・現在2拠点の買取拠点を3か年中に4拠点ま
で拡充
※バンニング:手作業やフォークリフトによって輸出貨物をコンテナに詰め込む作業のこと
19
マシナリー(農機具)進捗:北関東リユースセンター開設
買取
茨城県結城市に開設 東日本の農機具買取・越境EC向け出荷機能を強化
開所式の様子(2021年10月1日) 北関東リユースセンターの内観
20
マシナリー(農機具)進捗:買取金額推移
買取
買取は堅調に推移 2Q以降は買取能力の増強に伴って本格拡大する見通し
(単位:百万円)
250
225
200
180 前四半期比
171 +11.0%
154
150 135
100
50
0
2021.6 2021.6 2021.6 2021.6 2022.6
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
21
ネット型リユース事業
①個人向けリユース
②マシナリー(農機具)
③おいくら
22
おいくら中期3大方針(中期経営計画説明資料より)
顧客基盤強化のための加盟店開拓の積極化及びUI/UXを始めシステム開発を推進する
UI/UX
顧客接点の向上 顧客基盤の強化
バックエンド改善
23
おいくら進捗:地方公共団体との連携①
顧客接点
の向上
持続可能な循環型社会の実現に向けて連携を加速
2021年6月:北海道恵庭市 2021年7月:三重県いなべ市
おいくらと持続可能な循環型社会に 持続可能な循環型社会形成を目的とした
関する連携協定を締結 包括協定締結
24
おいくら進捗:地方公共団体との連携②
顧客接点
顧客接点
の向上
の向上
2021年10月より人口数日本6位の政令指定都市である川崎市と
粗大ごみ収集量削減に向けた実証実験を開始
25
おいくら進捗:加盟店舗数推移
顧客基盤の
強化
前期は当社加盟店規約改定に伴う基準強化により加盟店数が一時的に減少
今期は加盟店営業強化により8月を底に反転基調へ
(単位:店)
2021.6 2022.6
1,100
1,050
1,000
950
900
850
800
750
7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2021.6 2022.6
26
メディア事業
27
メディア事業:四半期別月平均メディアPV数推移
1QのメディアPV数は過去最高水準まで増加
(単位:万PV)
1,400
1,284
1,237
1,188
1,200
1,081
1,021
963
1,000
874 900
856
800
600
400
200
0
2020.6 2020.6 2020.6 2020.6 2021.6 2021.6 2021.6 2021.6 2022.6
28
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
メディア事業:業績概況
売上高、セグメント利益とも前四半期比で増収
(単位:百万円) 売上高 (単位:百万円) セグメント損益
180 169
160 100 95
140 134 90
126
120 115 80
70 67
99 61
100
60
80 50 44
60 40
29
30
40
20
20
10
0 0
2021.6 2021.6 2021.6 2021.6 2022.6 2021.6 2021.6 2021.6 2021.6 2022.6
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
29
モバイル通信事業
30
モバイル通信事業戦略:収益構造の変化(中期経営計画説明資料より)
ショット型からストック型にシフト 将来収益※の積み上げに注力
WiMAX2+ WiMAX 5G
販売奨励金(ショット):小
販売奨励金(ショット):大
回線料収入(ストック):大
回線料収入(ストック):小
2021年4月よりサービス提供開始
※将来収益:既存の回線契約により発生が見込まれる将来の通信料収入等の収益
31
モバイル通信事業進捗:新規回線獲得数推移
WiMAX 5Gを中心に新規回線獲得は順調に推移
(単位:回線)
8,000
7,000
6,000
5,000
2,600
4,000
7,200 500
3,000
2,000 3,900 3,500 3,400 3,400
1,000
0
2021.6 2021.6 2021.6 2021.6 2022.6
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
5G 2+
32
モバイル通信事業 業績概況
売上高は前四半期比で増収 新規回線獲得に伴う広告費の増加により減益
売上高 セグメント損益
(単位:百万円) (単位:百万円)
1,086
1,025
1000 953 909 917
325 233 120
186 138 149
100
80 75
500
60
761 767 771 767 792
40 38
22
20
0
0 0
2021.6 2021.6 2021.6 2021.6 2022.6
▲ 20 ▲7
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
2021.6 2021.6 2021.6 2021.6 2022.6
販売奨励金収入 通信料収入 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
33
モバイル通信事業進捗:将来収益推移
ストック型の5G回線獲得数の増加により、将来収益は計画通り順調に伸長
(単位:百万円)
500
439
450
400
350 318
300
250
200
150
100
50
0
2021.6 2022.6
4Q 1Q 34
①2022年6月期 第1四半期決算概況
②各事業の中期経営計画進捗について
③2022年6月期見通し
35
2022年6月期連結業績予想
業績予想は変更せず
2021年6月期 2022年6月期
(単位:百万円) 前期比
実績 予想
売上高 10,875 12,000 +10.3%
営業利益 54 ▲400 ―
経常利益 32 ▲405 ―
親会社株主に帰属する当期純利益 ▲40 ▲440 ―
36
2022年6月期 セグメント別事業戦略方針
中期経営計画で掲げた戦略を推進する
セグメント 戦略
個人向けリユース:
・依頼獲得手法の多様化及び分野の拡大により集客増加を図る
・出張買取リソースの拡充等により 買取能力を増強させる
マシナリー(農機具):
ネット型リユース
・買取拠点拡充などを通じて買取ボリュームの拡大に注力
おいくら:
・顧客接点の向上及び顧客基盤の強化として有料加盟店数の増加に注力
・UI/UXを始めシステム開発を強化する
事業内の収益の柱を複数確立して市場成長率並みの年平均15%の売上成長
メディア を目指す
ストック型収益モデルであるWiMAX5Gの獲得を強化し、将来収益の積み
モバイル通信 上げに注力
37
中期経営計画目標値(中期経営計画説明資料より)
ネット型リユース事業を中心として売上成長により利益計画の達成を目指す
モバイル通信事業での将来収益の獲得による収益基盤の安定化も併せて推進
2021年6月期 2022年6月期 2023年6月期 2024年6月期 CAGR
(単位:百万円) (実績) (計画) (計画) (計画) (年平均成長率)
売上高 10,875 12,000 15,000 20,000 122.5%
ネット型リユース事業 6,580 38
7,659 9,804 13,744 127.8%
個人向けリユース 5,350 6,000 7,500 10,000 123.2%
マシナリー(農機具) 1,061 1,500 2,000 3,000 141.4%
おいくら 169 159 304 744 163.9%
メディア事業 519 600 700 800 115.5%
モバイル通信事業 3,866 4,300 5,000 5,500 112.5%
営業利益 54 ▲ 400 300 1,200 280.7%
営業利益率 0.5% -3.3% 2.0% 6.0% -
営業利益+将来収益※ 373 203 997 1,950 173.6%
※将来収益:既存の回線契約により発生が見込まれる将来の通信料収入等の収益 38
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記載は、
将来の見通し、計画のもととなる前提、予測を含んで記載しております。
実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
【本資料及び当社IRに関するお問合せ先】
マーケットエンタープライズ・IR
ir@marketenterprise.co.jp
39
持続可能な社会を実現する最適化商社