3133 M-海帆 2020-07-09 16:25:00
債務超過の猶予期間入りに関するお知らせ [pdf]

                                                2020 年7月9日
各 位
                                 会 社 名 株   式   会   社   海   帆
                                 代表者名 代表取締役社長 久田 敏貴
                                  (コード番号:3133 東証マザーズ)
                                  問合せ先 常務取締役 木曽 憲次郎
                                           (TEL.052-586-2666)



           債務超過の猶予期間入りに関するお知らせ


  当社は、本日、有価証券報告書を提出し、2020年3月期決算において債務超過となったこと
 から、株式会社東京証券取引所が本日発表したとおり、有価証券上場規程第603条第1項第3
 号の規定に基づき、上場廃止に係る猶予期間入り銘柄となりましたので、下記のとおりお知ら
 せいたします。


                           記
1.対象となる法定開示書類
  有価証券報告書(自 2019年4月1日     至 2020年3月31日)


2.債務超過に至った経緯
   当社は、新型コロナウイルス感染症の拡大に起因した全般的な消費の減退により、2020年
  2月中旬頃より徐々に来客数が減少しはじめ、以降感染拡大リスクの深刻化が進み、来客者
  数は大きく減少いたしました。3月度におきましては、法人関連を中心とした歓送迎会、卒
  業・入学や春の行楽等の例年見込まれるイベントも中止となり、また、行政からの外出自粛
  要請による個人の外食機会の減少も著しく、一部店舗の臨時休業及び営業時間短縮も実施い
  たしました。その結果、売上高が前期を大幅に下回る結果となりました。
   さらに、損益面については、減収による影響に加え、固定資産に係る減損処理を行ったこ
  と等により、2020年3月期において、営業損失465百万円、経常損失470百万円、当期純損失
  695百万円を計上し、314百万円の債務超過となりました。


3.猶予期間
  2020年4月1日から2022年3月31日
  (注)2020年4月21日付けの株式会社東京証券取引所の有価証券上場規程等の一部改正によ
      り、新型コロナウイルス感染症の影響により債務超過の状態となった場合、上場廃止
      までの猶予期間を1年から2年に延長されています。

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4.今後の見通し
   当社は、役員報酬や給与の減額、緊急経済対策に基づく税金及び社会保険料の納税猶予制
 度の利用、その他の費用削減等の施策を行い、財務状況の改善を図ってまいります。
   また、営業面では不採算店舗の退店及びテイクアウト導入店舗の拡大等も進めてまいりま
 す。
   さらに、当該財務体質の改善をより確実なものとするために、積極的なエクイティファイ
 ナンスを検討しております。また、将来の事業拡大に備えた機動的な資金調達を図り、早期
 の債務超過の解消を目指してまいります。

                                          以   上




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