3125 新内外綿 2021-04-01 16:00:00
当社株式の時価総額に係る猶予期間の解除についてのお知らせ [pdf]
2021 年 4 月 1 日
各 位
会 社 名 新 内 外 綿 株 式 会 社
代表者名 代表取締役 社長執行役員 長門 秀高
(コード番号 3125 東証第2部)
問合せ先 取締役 執行役員 業務部長 石田 仁紀
(TEL 06-4705-3781)
当社株式の時価総額に係る猶予期間の解除についてのお知らせ
当社株式は、2021 年 3 月における月間平均時価総額および月末時価総額が 10 億円以上となり、
東京証券取引所の上場廃止基準に該当しないことになりましたので、お知らせいたします。
1.当社株式の時価総額について
当社株式は、2021 年 1 月の月末時価総額が 10 億円未満となり、東京証券取引所の有価証券上場
規程第 601 条第1項第4号a本文(時価総額)に定める上場廃止基準に係る猶予期間に入りましたが、
2021 年 3 月における月間平均時価総額および月末時価総額が 10 億円以上となりましたことから、東京
証券取引所の上場廃止基準に該当せず、猶予期間入りの指定が解除されることとなりました。
(ご参考)
① 2021 年 3 月の月間平均時価総額 1,038,012,330 円
② 2021 年 3 月の月末時価総額 1,017,136,200 円
(3 月 31 日終値 519 円×3 月 31 日上場株式数 1,959,800 株)
2.今後の見通しについて
当社は 2021 年 3 月期通期連結業績予想数値の修正(2020 年 3 月 26 日~2021 年 3 月 25 日)を
開示し通期の業績予想を、売上高 2,920 百万円、営業損失 238 百万円、経常損失 222 百万円、四半
期純損失 860 百万円といたしました。これは、以下に記載のとおり新型コロナウイルス感染症の影響等
により業績が低迷していることに加え、当社グループが保有する土地、工場等の固定資産のうち一部に
収 益 性 の低 下 により「固 定 資 産 の減 損 に係 る会 計 基 準 」に基 づく減 損 の兆 候 が認 められたことから、
2021 年 3 月期連結決算において、帳簿価額を回収可能価額まで減損し、特別損失として約 8.4 億円
を計上する見込みとなったことが大きな要因です。
当社グループの紡績部門においては、原糸販売の 6 割強を主力製品である杢糸が占めています。
ここ数年、その杢糸の売上高に陰りが見え始めており、その原因は、合繊を始めとする機能性素材への
移 行が大 きく、消 費 者の動 向が変 化 していることによるものです。また、海 外からの輸 入 品も増 え、当 社
を含む日本製品より価格面でのメリットを強みに出した商品が市場を占めている状況です。
また、昨 年 から今 年にかけての新 型コロナウイルス感 染 症の影 響は非 常に大 きく、二 度 に亘 る緊 急 事
態宣言の発 出に伴う経 済 活動の停滞 や、百貨店 等の時短営 業、店舗の閉 店等による売 上不振が、当
社 売 上に多 大な影 響 を及ぼしています。テキスタイル・製 品 部 門においても、紡 績 部 門 と同 様に、新 型
コロナウイルス感染症の影響を強く受け、当社の顧客である繊維商社や SPA を中心に店頭販売の不振
が続き、次シーズンの商品受注が低調な状態が続いています。
当 社 は、こういった流 れを打 開 するため、紡 績 部 門 においては、世 界 的 な潮 流 であるサスティナビリテ
ィを軸 とした戦 略 を打ち出 していきます。持 続 可 能な綿 花 栽 培の普 及 を目 指 している国 際 的 なプログラ
ムである「BCI(ベター・コットン・イニシアティブ)」に加盟し、また、米国の綿花業界が導入している米綿の
サスティナビリティ検 証 システムにも参 加 しています。「SDGs」に沿 った形 で当 社 グループが貢 献 できる
体制を作り上げ、世界のアパレル業界で「エコロジー」「環境保全」「サスティナブル」が要求されつつある
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中、環境負荷軽減に配慮した商品を打ち出しています。
再 生 糸 を作 るプロジェクト「彩 生 」は、裁 断 後 の余 った生 地 や回 収 製 品 などを反 毛 することで、もう一
度 糸 として甦 らせる新 しい仕 組み作りです。徐々にではありますがお取 引 先 様 にも好 評を得 て広がって
きています。また、テキスタイル・製 品 部 門 においては、主 力 商 品 の杢 糸 を使 用 した自 社 製 品 ブランド
「mocT」や、自 然 の植 物 から抽 出 した染 料 を使 って糸 を染 める製 法 である「ボタニカルダイ」で作 った抗
ウイルス布製品マスクの EC サイトでの販売など新たな取り組みにも挑戦しています。今後は、新型コロナ
ウイルス感染症の影響で、実店舗への来客数減少 が深刻な問題となっている中、在宅時間が増える状
況を見越し、今まで以上にネット通販を強化していくなどの対応を積極的に推進してまいります。
コロナウイルス感 染 症 により、業 績 に対 する影 響 は不 透 明 な部 分 もありますが、上 記 に掲 げました施
策を迅速に実施することにより業績改善に努めることとし、今後も引き続き東京証券取引所第二部上場
を維 持 するよう努 めてまいる所 存 であります。株 主 の皆 様 をはじめ、関 係 者 の皆 様 に多 大 なご迷 惑 とご
心配をお掛けいたしましたが、引き続き格別のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
以 上
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