3121 マーチャント 2019-08-20 18:00:00
中国大手医療機関との医療ツーリズム並びにネットカフェ展開に関する業務提携(基本合意)について [pdf]

                                                    http://www.mbkworld.co.jp


                                                     2019 年 8 月 20 日
各     位
                                会 社 名   マーチャント・バンカーズ株式会社
                                        代表取締役社長兼 CEO      一 木          茂
                                              (コード 3121 東証 2 部)
                                問合せ先    取締役 CFO 兼財務経理部長 髙 﨑 正 年
                                                 (TEL 03-5224-4900)



          中国大手医療機関との医療ツーリズム並びにネットカフェ展開に
                関する業務提携(基本合意)について


 当社は、2019 年 6 月 17 日付「中国大手医療機関との当社病院給食事業についての業務提携(基本合意)につい
て」で報告させて頂きました、業務提携先である中国大手医療機関・大承医疗投资股份有限公司(以下、大承医
療投資といいます)と、このたび、医療ツーリズム並びにネットカフェ展開につきましても、業務提携の基本合
意を締結したことをご報告させて頂きます。なお、2019 年 6 月 17 日にご報告させて頂きました、病院給食事業
につきまして、7 月下旬に予定しておりました業務提携契約締結、提携業務開始は、現在、協議を進めている
ところであります。


 1.提携の理由
     日本への医療ツーリズムは、中国の富裕層を中心に既に常態化しており、日本の医療が世界最高レベルと
    いう認識は既に浸透しております。近年、日本以上に高齢化が進む中国において、日本の医療サービスは注
    目されており、治療以外での、看護師の患者に対する対応、管理衛生の徹底など医療全体を含めた日本のモ
    デルが特に中国で注目されております。
     大承医療投資は、杭州市の 730 床を持つ中国武林病院をはじめ、杭州市に 4 病院、上海に 1 病院、南京市
    に 1 病院を運営しております。毎日、外来を受診する患者は 5,000 人以上あり、これらのニーズに対し、当
    社で、日本での病院やホテルなどを紹介するにつき、今般、基本合意にいたったものであります。
     また、あわせまして、中国大都市圏の病院事情は深刻で、病院に入院する患者の介護をする親族のための
    宿泊場所、休憩施設は、中国では大変不足しており、大承医療投資は、深刻な問題だと捉えており、その解
    決方法として、インターネットカフェを当該施設として、介護者に提供できないか、着目しました。そのた
    め、大承医療投資は、当社が運営するインターネットカフェ2店舗(自遊空間津田沼北口店、大塚店)に対
    して非常に興味を示し、病院内での展開に加え、事業としての関心も持たれたことから、中国でのインター
    ネットカフェの展開について、業務提携の基本合意を同時に締結したものであります。


 2.提携の内容
     医療ツーリズムにつきましては、愛媛大学医学部付属病院での病院給食事業など、当社の病院やホテルと
    のネットワークをベースとし、東京や京都、大阪の名門病院や研究センターでの、健康診断、人間ドック
    や、癌治療、免疫力治療、幹細胞治療の受診、また、観光や温泉地へのご案内など、受入体制を構築のうえ、
    大承医療投資が紹介した中国人の患者様に、当社が病院やホテルなどを紹介する形で、医療ツーリズム事業
    に取り組んでまいります。
     また、インターネットカフェの展開につきましては、当社でコンサルティング並びにアドバイスのうえ、


                              -1-
大承医療投資が展開する浙江省、上海を中心に、インターネットカフェの展開を行い、将来的には中国全土
での運営を視野に入れて、中国でのニーズに応えて行きたい所存であります。


3.相手方の概要
 (1)名           称   大承医疗投资股份有限公司
 (2)所    在      地   杭州市上城区庆春路 225 号西湖时代广场 3 楼
 (3)代    表      者   董事长・总经理 杨罕闻
 (4)事  業   内    容   病院、漢方医院、老人ホーム、美容外科医院等の経営
 (5)資    本      金   53,000 千元
 (6)設 立 年 月     日   2008 年 3 月 7 日
 (7)当 社 と の 関   係   人的、資本的又は取引関係はありません。また、関連当事者に該当いたし
                    ません。
 (8)財政状態及び経営成績
             決算期     2016 年 12 月期      2017 年 12 月期      2018 年 12 月期
   純     資     産          225,755 千元        263,742 千元        285,076 千元
   総     資     産          298,603 千元        304,345 千元        326,609 千元
   売     上     高          211,874 千元        261,999 千元        199,278 千元
   営   業   利   益           48,190 千元         50,276 千元         31,706 千元
   当  期  純  利  益           38,134 千元         37,222 千元         21,334 千元


4.日程
 2019 年 8 月 19 日付で、医療ツーリズム並びにインタ-ネットカフェ展開に関する業務提携の基本合意を行
い、本年 10 月中旬の契約締結並びに業務開始を目指し、協議を進めてまいります。また、2019 年 6 月 17 日
にご報告させて頂きました、病院給食事業につきましては、業務提携契約締結に向けての協議に想定より時
間を要しておりますが、月内に業務提携契約を締結できるよう、現在、最終段階の調整を行っております。


5.今後の見通し
 今回の業務提携により、中長期的な当社の業績に寄与するものと考えておりますが、現段階におきまして
は、当面の業績に与える影響は軽微であると考えており、業績に重要な影響を与える事象が生じましたら、
改めて開示させて頂きます。


                                                                   以 上




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