3121 マーチャント 2019-06-17 15:30:00
中国大手医療機関との当社病院給食事業についての業務提携(基本合意)について [pdf]
http://www.mbkworld.co.jp
令和元年6月 17 日
各 位
会 社 名 マーチャント・バンカーズ株式会社
代表取締役社長兼 CEO 一 木 茂
(コード 3121 東証 2 部)
問合せ先 取締役 CFO 兼財務経理部長 髙 﨑 正 年
(TEL 03-5224-4900)
中国大手医療機関との当社病院給食事業についての業務提携(基本合意)について
当社は、愛媛大学医学部附属病院で病院給食を提供しておりますが、中国の大手医療機関・大承医
疗投资股份有限公司(以下、大承医療投資という。
)との間で、病院給食に関する事業を、大承医療
投資が経営する病院で展開することについて、業務提携の基本合意をいたしましたことをご報告させ
ていただきます。
当社は、大承医療投資との協力関係のもと、日本の優れた医療サービスを中国に紹介すべく、例え
ば、中国から日本への医療ツーリズムなども視野に入れ、この業務提携関係を発展させてまいります。
a.提携の理由
中国の富裕層を中心に進んでいる日本への医療ツーリズム等を通じ、中国においては日本の医療が
世界的にも高いレベルにあるとう認識が浸透してきております。近年、日本以上に高齢化が進む中国
において、日本の医療サービスは注目されており、治療以外での、看護師の患者に対する対応、管理
衛生の徹底など医療全体を含めた日本のモデルが特に中国で注目されております。当社は、愛媛大学
医学部附属病院におきまして、公益社団法人愛媛県栄養士会事務局長を兼ねる当社スタッフの管理のも
と、ホテル運営のノウハウをも生かし、患者様にとって楽しみで、かつ栄養管理の行き届いた病院食を、
平成 23 年 4 月より 8 年間にわたり、 名強の入院患者様に、
500 毎日 3 食の病院食を毎日提供しており
ます。
今回の業務提携先の大承医療投資は、中国で病院、漢方医院、老人ホーム、美容外科医院等を経営
しております。杭州市に 4 病院、上海に1病院、南京市に1病院があり、杭州市の中国武林病院につ
ては、 床を持つ大型の総合病院で、
730 特に漢方を使った治療で有名で、腎臓患者の透視は 60 床以上、
3年前から、がん治療として蓮見ワクチンと癌免疫力治療も取り入れており、日本の医療サービスの
導入に非常に積極的で、日々、中国本土においての医療向上のため邁進しております。今般、大承医
療投資が、経営する病院での病院食の提供に関し、当社の取組みに関心を持って頂き、今回の基本合
意に至ったものであります。
b.提携の内容
大承医療投資が、経営する病院において、日本式の、より付加価値の高い病院食を提供するにあた
り、当社からノウハウやアドバイスの提供を考えておりますが、今回は基本合意であり、提携の内容
に関しては、大承医療投資と協議の上、今後確定する予定です。
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また、大承医療投資は、積極的に日本の医療サービスを取り入れておりますが、当社といたしまし
ては、この提携関係を足掛かりに、大承医療投資の患者様のニーズに応じた日本の医療施設のブッキ
ングなど、医療ツーリズムへの展開も視野に、大承医療投資と協業していく予定です。
c.相手方の概要
(1)名 称 大承医疗投资股份有限公司
(2)所 在 地 杭州市上城区庆春路 225 号西湖时代广场 3 楼
(3)代 表 者 董事长・总经理 杨罕闻
(4)事 業 内 容 病院、漢方医院、老人ホーム、美容外科医院等の経営
(5)資 本 金 53,000 千元
(6)設 立 年 月 日 2008 年 3 月 7 日
(7)当 社 と の 関 係 人的、資本的又は取引関係はありません。また、関連当事者に該当いたし
ません。
(8)財政状態及び経営成績
決算期 2016 年 12 月期 2017 年 12 月期 2018 年 12 月期
純 資 産 225,755 千元 263,742 千元 285,076 千元
総 資 産 298,603 千元 304,345 千元 326,609 千元
売 上 高 211,874 千元 261,999 千元 199,278 千元
営 業 利 益 48,190 千元 50,276 千元 31,706 千元
当 期 純 利 益 38,134 千元 37,222 千元 21,334 千元
d.日程
令和元年 6 月 17 日 業務提携の基本合意、業務提携に向けての協議開始
令和元年 7 月下旬(予定) 業務提携契約締結、提携業務開始
e.今後の見通し
今回の業務提携により、中長期的な当社の業績に寄与するものと考えておりますが、現段階におき
ましては、当面の業績に与える影響は軽微であると考えており、業績に重要な影響を与える事象が生
じましたら、改めて開示させて頂きます。
以 上
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