3121 マーチャント 2021-08-12 15:30:00
2022年3月期 第1四半期決算・補足説明資料 [pdf]
マーチャント・バンカーズ(株)
2022年3月期 第1四半期決算・補足説明資料
August 13, 2021
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東証2部(コード:3121)
2022年3月期1Q: 中間・通期業績予想上方修正
■ マーチャント・バンキング事業の企業投資有価証券の売却、不動産投資物件の売却が1Q業績に大きく貢献。
■ オペレーション事業は、前期ホテルオペレーション撤退により縮小したものの、マーチャント・バンキング事業が収益・利
益に大きく貢献。手元キャッシュも潤沢となり、今後の不動産投資、M&A投資を促進。
(百万円) 2020/3期 2021/3期 2022/3期 前期比 2022/3期 2023/3期 対通期
1Q実績 1Q実績 1Q実績 % 倍 2Q(6/28日)予 通期(6/28日)予 進捗率
%
売上高 459 303 1,228 +304.4% 1,950 2,650 46.3%
マーチャント・バンキング 166 183 1,058 +475.9% - - -
オペレーション 293 119 170 ▲41.7% - - -
営業利益 30 ▲39 301 9.9倍 350 450 67.0%
経常利益 3 ▲57 287 83.5倍 300 350 82.1%
1Q当期純利益 2 ▲64 217 97.7倍 190 230 94.5%
2
2022/3期 第1四半期損益サマリー
• セグメント別利益は、マーチャント・バンキング事業が381百万円(前期比+547.2%)、
オペレーション事業が▲16百万円(前期▲53百万円)
• 増収に加え、販売管理費を抑え営業利益は301百万円、経常利益287百万円、当期純利益217百万円
(百万円) 2021/3期 1Q 構成比% 2022/3期 1Q 構成比% 前期比 前期比
増減額 %
売上高 303 100% 1,228 100% +924 +304.4%
マーチャント・バンキング 183 60.4% 1,058 86.2% +874 +475.9%
オペレーション 119 39.3% 170 13.8% +50 +41.7%
売上総利益 122 40.3% 466 38.0% +282.5%
販売管理費 161 53.1% 165 13.5% +2.2%
営業利益 ▲39 - 301 24.5% +341 -
営業外損益 ▲17 - ▲14 - +3 -
経常利益 ▲57 - 287 23.4% +344 -
1Q当期純利益 ▲64 - 217 17.7% +281 -
3
2022年3期 第1四半期決算総括
■ 業績面:
①マーチャント・バンキング事業: 好調に推移!
営業投資有価証券として保有する CN Innovations Holdings Limited の売却に加え、函館市の福祉施設の売却が進み、売上・利益貢献となった。
第2四半期には、大阪市天王寺区収益用マンションを売却。
これらによる資金回収により、収益不動産、連結貢献できる企業M&Aを積極推進。ブロックチェーン事業は、NFT売買プラットフォームの正式オープンを2Qに実
施。
②オペレーション事業:収益性改善し、上期黒字化を目標!
既存旧称事業等のオペレーションは堅調に推移、新型コロナ禍の影響を受け、唯一自社でオペレーション中のRホテルイン北九州は黒字。引き続き収益改善を継続。
子会社の催事販売のケンテンは堅調。
■ 新中期経営計画を推進中! 2024/3期目標:売上高27億円、営業利益10億円
1)マーチャント・バンキング事業 (売上高計画 21/3 期 9.3 億円 → 24/3 期 20 億円)
・不動産投資事業:安定的な居住用の賃貸収益物件の積み上げと在庫入れ替え
・企業投資事業:安定的事業基盤のある中小企業の事業継承に伴うM&Aと Value-up によるエグジット
・ブロックチェーン・テック事業:成長ドライバーとして、不動産テック・メディカルテックプラットフォーム、NFT売買プラットフォームによる手数料収益の拡大
2)オペレーション事業 (売上高計画 21/3 期 6.5 億円 → 24/3 期 7 億円)
・給食事業を中心に各商業店舗のオペレーション事業による利益貢献
4
中期経営計画に対する今期進捗予想
■マーチャント・バンキング事業(不動産投資、企業投資、フロックチェーン・テック)の成長による利益成長
売上高(左軸)/ 営業利益(右軸) (百万円)
(百万円)
3,000
2,700 1,200
2,650 1,000
2,500 2,250 1,000
700
1,850
2,000 800
1,635 700
[値]
1,500 700 [値]
500 300 600
649 450 200
50
1,000 10 100 400
50 300
219
1,150 1,300
500 926 1,000 200
0 0
2021/3期実績 2022/3期予 2023/3期予 2024/3期予
不動産投資 企業投資 ブロックチェーン・テック オペレーション事業 営業利益
5
四半期毎の売上推移
(百万円)
20/11末ホテル事業撤退
2019年度 2020年度2 2021年度 四半期売上
1,500
1,228
1,000 867
722 685
590
459 437 379 450
500 303 363
200
0
1Q 2Q 3Q 4Q
四半期累計売上
2019年度 2020年度 2021年度
3,000 2,650
2,448
2,500 2,200
1,950
2,000 1,635
1,581
1,500 1,228
1,045
896
1,000 666
459
500 303
0
1Q 2Q 3Q 4Q
6
四半期毎の営業利益の推移
(百万円)
2019年度 2020年度 2021年度
四半期営業利益
400 345
301
300
200
114
100 49 50 65 50
30 32
6 4
0
1Q 2Q 3Q 4Q
-100 -39
四半期累計営業利益
2019年度 2020年度 2021年度
800
600
600
450
400
400 350
301
215
200 150
30 36 3
0
1Q
-39 2Q
-35 3Q 4Q
-200
7
マーチャント・バンキング事業
(当社安定収益源の賃貸マンション)
■収益不動産1物件を売却
■営業投資有価証券の売却
→ 合計8.9億円
■全国に25棟の不動産賃貸ビル保有
(約100億円)
■年間家賃収入(約7億円、5~6%利回り)
■賃貸マンションが中心でコロナ禍の影響無し
■今後、優良物件あれば積極購入
(百万円) 売上高 セグメント利益
1200 1057
1000
800
600
381
400
183
200 58
0
2021/1Q 2022/1Q 8
オペレーション事業(赤字額の縮小)
北九州空港近く
福岡県京都郡苅田町苅田3787-61
■新型コロナ禍の影響を受け、 ■愛媛大学医学部附属病院
ホテルオペレーション事業より撤退
給食事業
自社物件の「Rホテルイン北九州エア
ポート」は自社オペレーションに切り替え、売
却予定
(百万円) 売上高 セグメント利益
200 170
150 119
■子会社(株)ケンテンは東急、JR東日本、イオンモール等
100
50 -53 -17 の商業施設内の店舗、催事場での期間限定店舗の企画・販売を実
0 施。コロナ禍でのニーズ拡大。インターネット販売を強化。
2021/1Q 2022/1Q
-50
-100
9
1Q:トッピクス(1)
株式会社 StudioMakyu とのブロックチェーンセ トークン「MBK COIN」の「ANGOO Fintech」での取
キュリティに関する業務提携のお知らせ 扱い開始のお知らせ
10
1Q:トッピクス(2)
株式会社ケンテン 「KENTEN×lafan」におけるN 「K&L#NFT」並びに「NFTバンカーズ」、
FT取扱い開始のお知らせ MBKコインとのシナジーサービス決定のお知らせ
11
貸借対照表 & キャッシュフロー
2022年3月期
●自己資本比率32.8%
単位:百万円 2021年3月末
→ 33.2%
1Q
流動資産 1,021 1,481
現預金 523 1,296
●長短借入金6,491百万円
受取手形及び売掛金 67 74
投資有価証券・販売用不動産
(賃貸収益物件9,179百万円)
303 0
その他 128 111
固定資産 9,504 9,455
有形固定資産 9,262 9,183
無形固定資産 43 43
投資その他の資産 190 228 (単位:百万円)
総資産 10,517 10,936
流動負債 486 723
買掛金 31 32
短期借入金 307 305
その他 148 385
固定負債 6,558 6,560
長期借入金 6,486 6,491
その他 72 69
純資産 3,473 3,653
株主資本合計 3,468 3,629
その他包括利益累計等 ▲18 23
負債純資産合計 10,517 10,936
12
株主還元&配当方針
• 今期自己株取得を実施:36百万円(発行済株式の0.43%、1.3円分/一株)
• 安定配当を前提に、成長への内部留保と株主還元の継続性を基本方針
(円)
配当金の推移 (%)
12 10.7 0.4
36.4% 10.1
10 33.3%
0.3
8
5.5 19.8% 18.7% 0.2
6
4 3 0.1
自己株取得
2 2 2
2 1 1 0
0
-0.1
2017/3期 2018/3期 2019/3期 2020/3期 2021/3期予
-2
-20.4% -0.2
-4
-6 -4.9 -0.3
EPS(円) 配当(円) 配当性向%
13
新中期経営計画 (2022/3期~2024/3期)
「Development the New Market」
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May 24, 2021 東証2部(コード:3121)
新中期経営計画:事業方針
■日本の抱える問題解決に向けたソリューション提供による、企業価値の拡大を目指す。
環境認識とビジネス機会 当社事業方針
マーチャント・バンキング事業 ・国内需要不足による不動産低迷 安定収益をベースに②企業投資事
・デジタル化の進展 業と③ブロックチェーン・テック事業拡大
①不動産投資事業 ・地方不動産への需要不足、空き家 ・レジデンス中心の安定収益不動
問題、中古流通市場への需要喚起 産の取得と、テック事業との協業
②企業投資事業 ・経営者高齢化による事業継承問題 ・M&Aによる企業投資とValue-up
③ブロックチェーン・テック事業 ・デジタル(DX)化へのニーズ ・ブロックチェーンによる不動産テック、
・グローバル市場へのアクセス メディテック、NFT展開
オペレーション事業 ・アフターコロナに向けた効率運営 ・既存事業の安定的成長を目指す
・人手不足
15
過去からの業績推移
■前期(2021/3期)は、新型コロナ禍の影響を受け、ホテルオペレーション事業から完全撤退したため、売上は減収
となったが、経常利益ベースでは増益を確保
■財務基盤も強化できてきており、自己資本比率は33.0%まで改善。
売上高 経常利益
(百万円) (百万円) 総資産 純資産 自己資本比率%
4,000 200
12,000 11,115 100
3,423 10,858 10,517
132 9,935
10,000
3,000 108
2,555 2,448
8,000
37
1,935 52.4% 49.0% 32.5% 31.4% 32.4% 33.0%
2,000 1,794 ▲4 0 6,398
▲ 23 1,635 6,000
5,339
4,000 3,240 3,508 3,529 3,473
2,797 3,137
1,000
▲ 156 2,000
0 ▲ 200
0 -100
2016/3. 2017/3. 2018/3. 2019/3. 2020/3. 2021/3.
2016/3. 2017/3. 2018/3. 2019/3. 2020/3. 2021/3E
16
マーチャント・バンキング事業(不動産投資)
■全国に25棟の不動産賃貸ビル保有
(約100億円)
■年間家賃収入(約7億円、5~6%利回り)
■賃貸マンションが中心でコロナ禍の影響無し
■今後、優良物件あれば積極購入
■不動産テック事業との連携
17
マーチャント・バンキング事業(企業投資)
社長年齢別に見た、後継者決定状況 ■当社は企業投資においては、国内外において実績を上げている
る。
M&Aの実績例として、旭工業(株)を
連結子会社化しValue-upしエグジット。
事業継承M&Aの推移 ■令和3年3月1日から改正会社法による株式交付制度が創設。
事業継承問題に悩む中小企業のM&Aを
積極的に株式交付等も活用し推進。
18
マーチャント・バンキング事業(ブロックチェーン・テック事業)
■世界のブロックチェーンテクノロジーの市場規模は2020年 ■2020年のNFT市場規模は3.4億米ドル(約
に36.7億米ドル。2021年から2028年にかけて82.4%の 370億円)市場で、前年比2.4倍の伸び。NFT は
複合年間成長率(CAGR)で拡大予想。(出所: 暗号通貨とは異なります。具体的には、非ファンガル
Grand View Research社 トークンは、ビデオゲーム資産、芸術作品、収集可能
https://www.grandviewresearch.com/) なカードや画像、またはブロックチェーン上に保存および
管理されるその他の「ユニークな」オブジェクトです。
19
デジタル化による新流通市場の構築
マーチャントバンキング事業
新たな成長ドライバー
不動産投資
● ブロックチェーン技術(安心・安全、本物担保)
企業投資(M&A) ● 暗号通貨を含む決済手段(ゼキュア・利便性)
ブロックチェーン・テック ANGOO FINTECH / MBKコイン
● MBKプラットフォーマー(上場企業)
・暗号資産交換所
・不動産テック (不動産・メディカル・NFTプラットフォーム)
・メディテック
・NFTプラットフォーム ● グローバルな流通市場の拡大
オペレーション事業
20
ブロックチェーン・テックビジネスモデル
• 2021/3期は、新型コロナ禍の影響を考慮し、ホテルオペレーション事業から完全撤退
• 次期成長に向けたブロックチェーン技術による「不動産プラットフォーム」、「NFTプラットフォーム」を構築
海外 日本国内
50%
Estonian Japan Trading Company AS
(Nasadaq Balic上場会社)
50% 筆頭株主
暗号資産交換所運営
100%
MBK MBK ASIA Hong Kong
COIN
Wallet BTC,法定通貨 100%
作成 ⇒USDT MBK ASIA Hong Kong
MBK REALTY
(海外投資家専用)
API連携
MBK REALTY DIGITAL NFT
ブロックチェーンデジタル
(国内専用)
MBK COIN購入 MBK 資産取引プラットフォーム
(USDTペッグ) COIN NFT ECサイト
MBK 不動産 医療テック
COIN
BTC
(国内専用) お宝もの
投資家 NFT
ネット画像・音楽
決済手段
ETH SMARTCON BTC ETH
ゲーム・IP
その他
車・家具等実物
21
ブロックチェーン・テック:不動産テック
■ 子会社MBKブロックチェーンによる、海外向け日本不動産のプラットフォームの構築
■ 今期不動産プラットフォームのバージョンアップを推進
MBKトークンによる安心・安全・透明な取引
不動産テック
不動産オーナー 「海外向け日本不動産プラットフォーム」
(MBKブロックチェーンが開発)
ペーパーレス
ブロックチェーンでの透明性ある不動産取引サイト
海外投資家・ファンド
ワンストップ取引
不動産会社
不動産ファンド エストニア暗号資産交換所 キャッシュレス決済
暗号資産/法定通貨
22
不動産テックのポータルサイトへの発展を目指す
■ ①中古不動産へのリノベによる付加価値 ②物件品質・ロケーション・環境等の付加価値動画
③暗号資産でも決済可能なグローバル投資家への投資促進によるポータル機能強化
■ 日本全国の付加価値物件掲載とグロール投資家との決算可能なポータルサイトへ育成
■ 成約時の暗号資産交換手数料、掲載料、物件管理・収益化業務委託料による収益モデルを育成
①デザイン・機能性、②環境・ロケーション、③決済機能、④管理・メンテ
MKグループの付加価値不動産
直販物件
全国業者からの物件
情報発進
グローバル配信 23
日本の不動産の抱える問題を解決
■国内の少子高齢化による、空き家問題、地方不動産の疲弊、リゾート・観光地の疲
弊化をMBKは不動産テックで再生を図ります。
空き家
・リノベーション
・滞在型セカンドハウ
ス
不動産テック
旅館・ホテ
賃貸収益物件
ル・別荘
・安定利回り投資
・シェアリング投資
・資産分散投資
・利用券の小口
出所:経済産業省データ
24
お宝グッズ「NFT売買プラットフォーム」
●NFT(Non-Fungible-Token)とはブロックチェーン上の識別子を保有した非代替性のトークン。
●MBKではお宝グッズ、映画・ゲーム等のNFTからスタートし、アライアンスによりマーケットプレースを拡大
NFT売買プラットフォーム
NFTの発行 NFT
スタート時
NFT NFT
所有者 購入者
暗号資産
クレジットカード
アライアンス先 GAME
画像 映画
動画 書籍
アート キャラクター
芸術 書籍 手数料収益
25
配当方針
• 安定配当を前提に、成長への内部留保と株主還元の継続性を基本方針
(円)
配当金の推移 (%)
25 0.5
20.8 0.45
20 42.9% 42.9%
0.4
0.35
15 33.7%
0.3
9.32
10 0.25
7
0.2
4.66 4
5 自己株取得
2 2 0.15
0.1
0
2021/3期 2022/3期予 2023/3期予 2024/3期予 0.05
-1.58
-5 0
EPS(円) 配当(円) 配当性向%
26
【お問い合わせ先】
マーチャント・バンカーズ株式会社
取締役CFO兼財務経理部長
髙﨑 正年
TEL:03-5224-4900
■本資料の注意点
本資料は当社をご理解いただくために作成されたもので、当社への投資勧誘を目的としておりません。投資に関する決定は、ご自身のご判断において
行われるようお願いいたします。本資料に掲載されている業績見通し、中期計画、その他今後の予測・戦略等に関わる情報は、現時点で入手可能
な情報と合理的であると判断する一定の前提に基づき当社が予測したものです。実際の業績は、様々なリスク要因や不確実な要素により、業績見
通しと大きく異なる可能性があります。本資料中の情報によって生じた影響や損害について、当社は一切責任を負いません。なお、いかなる目的であ
れ、本資料を無断で複写複製、または転送等を行わないようにお願いいたします。