3121 マーチャント 2021-05-14 19:10:00
2021年3月期連結業績予想と実績値との差異及び特別損失の計上に関するお知らせ [pdf]

                                                         http://www.mbkworld.co.jp


                                                             2021 年 5 月 14 日
各   位
                                   会社名    マーチャント・バンカーズ株式会社
                                            代表取締役社長兼 CEO          一 木         茂
                                                     (コード 3121 東証 2 部)
                                   問合せ先     取締役 CFO 兼財務経理部長 髙 﨑 正 年
                                                        (TEL 03-5224-4900)



 2021 年3月期連結業績予想と実績値との差異及び特別損失の計上に関するお知らせ


 当社は、2021 年 5 月 19 日に公表しました 2021 年 3 月期の通期連結業績予想数値と、本日公表の実績値
に差異が生じましたので、下記のとおりご報告申し上げます。

                                    記

1. 2021 年 3 月期連結業績予想数値と実績値との差異 (2020 年 4 月 1 日~2021 年 3 月 31 日)
(1) 差異の内容
                                              親会社株主に帰属        1 株当たり
                  売上高     営業利益    経常利益
                                               する当期純利益        当期純利益
                  百万円     百万円      百万円           百万円            円銭
 前回発表予想(A)          2,500     600         500           300     10 円 77 銭
今回実績(B)               1,635        219         132       △44        △1 円 58 銭
増減額(B-A)             △865        △381        △368        △344
増減率                △34.6%      △63.5%      △73.6%          -
(ご参考)前期実績
                      2,448        215         108         83          3 円 00 銭
(2020 年3月期)

(2) 差異の理由
  当期におきましては、当社オペレーション事業全般、新型コロナウィルスの影響を受け、主力事業とし
て取り組んでいたホテル事業からも撤退いたしましたが、非常に厳しい経営環境のなか、ホテル事業から
の撤退に伴う費用を吸収したうえで、営業利益におきましては 2.0%、経常利益におきましては 22.9%、
ぞれぞれ前期に対し、増益を確保いたしました。
  2021 年 3 月期連結業績予想数値と実績値の差異につきましては、以下のとおりであります。

① 新型コロナウィルスによるオペレーション事業に対する影響
 オペレーション事業におきまして、売上高 850 百万円、営業損失△80 百万円を見込んでおりましたが、
新型コロナウィルスの影響の長期化に伴い、ホテル事業からの撤退も行った結果、売上高 649 百万円、営
業損失△92 百万円となり、売上高△201 百万円、営業利益△12 百万円の差異となりました。

② マーチャント・バンキング事業における収益確保の取組み
 マーチャント・バンキング事業におきまして、売上高 1,650 百万円、営業利益 830 百万円を見込んでお
りましたが、売上高 986 百万円、営業利益 487 百万円にとどまり、売上高△664 百万円、営業利益△343 百
万円の差異となりました。
 (a) ステーブルコインの売上計上
     2019 年 7 月に手数料として受領した米ドル連動型ステーブルコイン 200 万枚(ステーブルコイン1
   枚=1米ドル)につきまして、現金化や流動性向上により、売上高 210 百万円、営業利益 105 百万円
   の計上を見込んでおりましたが、当期におきましては、84,133 枚の現金化により、10 百万円の売上計
   上に止まりました。残り 1,916,877 枚分につきましては、当該ステーブルコインを取扱う暗号資産交
  換所での売買状況が活発であるといえないことから、今期における売上計上を見合わせることといた
  しました。
   ステーブルコインにつきましては、2022 年3月期におきましては、業績予想には見込まず、現金化
  のつど売上計上することといたします。

 (b) 業務提携並びに新規事業
     マーチャント・バンキング事業におきまして、提携業務による売上・利益の期待できるパートナー
   との業務提携や、新規事業といたしまして、ブロックチェーン技術を活用したNFTプラットフォー
   ム事業や不動産プラットフォーム事業を手掛け、安定的に確保できる不動産賃貸収入以外の収益確保
   をはかってまいりました。
     これらの、不動産賃貸収入以外の新たな収益を確保する取組みとして、売上高 720 百万円、営業利
   益 480 百万円を見込み、所有不動産の売却も行いましたが、  見込みどおりの成果に至らなかったため、
   売上高 290 百万円、営業利益 240 百万円にとどまり、売上高△430 百万円、営業利益△240 万円の差異
   となりました。
     業務提携やM&A、プラットフォーム事業につきましては、2022 年 3 月期の業績に反映すべく、引
   き続き積極的に取組んでまいります。

2. 特別損失の計上
   新型コロナウィルスの影響の長期化を鑑み、大型商業施設を中心にアパレルの販売プロモーション事
 業を行う株式会社ケンテンの超過収益力を保守的に見積り、減損損失として、27 百万円を特別損失に計
 上いたします。なお、株式会社ケンテンは、株式会社ラファンと取り組むネット販売事業を強化してま
 いります。

                                                       以 上




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